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2013年7月22日月曜日

参院選の結果について

 書く前からなんですが、全くやる気が起きません。というのも参院選の結果があまりにも予想通りというか予定調和というか、これほど結果の見えた選挙というのも私が見た限り今までありません。こういってはなんだけど、どう転ぶかわからない選挙の方が見ていて楽しいです。郵政選挙とかさ。

 この見方は市場も同じだったようで、選挙の後は普通、ご祝儀で株価が上がるのに今日の日経平均は68円高でしょぼい結果に留まりました。朝一で180円高になったと報じるメディアもありましたが、もうチョイ落着けば良かったのに。あと「株価全然上がんない」と泣き言を言ってくる先輩もいました。朝9時半にメールだよ。

 それで今後の展開ですが前にも少し書いていたのに補足すると、安倍政権はすぐに憲法改正に着手することはまず有り得ないと思います。というのも当面の課題はアベノミクスこと経済政策だし、改憲に着手しようったって自民党内ですらまだ一枚岩ではありません。そして何より国民の間に議論が起こっておらず、そういう空気にはなれないでしょう。そういう意味では中国や韓国のメディアが改憲が行われるのではないかと報じているのは見当違いも甚だしく、こういってはなんですが向こうの記者は日本の政界を読み切れていないとも言えるのでなんだか安心します。

 ちなみにこういう政治がらみの海外メディアの報道ですが、私自身もそうだったという経験から言わせてもらうと、やはりその国の主要紙の意見をほぼなぞってしまう傾向にあります。やはり政治というのは長年見ていないとわかり辛くぽっと出の外信記者が的確に分析しようったって自分でやりながら無理だってとか思う作業です。となるとどうなるかですが、「日本の朝日新聞は~」という感じでその国の主要新聞の意見をそのまま取り入れて発信してしまうことが多いです。
 私が見る限りやはり外国メディアは「なんか知識層が読んでそう」という具合で朝日新聞の意見をやたらなぞるというか朝日のスタンスで政治記事を書くことが多いように見えます。まぁその朝日ですが、このところの原発関連のスクープ記事は見事としか言いようがなく社会部は大したものだと心底思うのですが、政治部はもうちょっと勉強したらというか、安倍首相がそんなに嫌いならはっきり嫌いと書けよと言いたくなるほど見下げてます。

2 件のコメント:

  1. 残念ですが、自民党は再び勝ちましたね。
    安倍氏の右傾向化は益々深刻となってくると思われます。
    福田前首相は懐かしいですね。

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    1.  安倍首相はいうほど右傾な行動はとってないと思うんだよね。にもかかわらず極端なタカ派だって思われるのはこの記事にも書いた通り朝日の影響が強いと思う。福田元首相はもう引退したよ。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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