最初にちょっと紹介ですが、このブログの相互リンク先である「『ピンハネ屋』と呼ばれて」を運営している人材会社リツアンSTCの野中社長がビジネスジャーナルの取材を受けて記事が公開されました。
・派遣業界の闇 派遣料の6割をピンハネ?他社より給料1500万も多い異端企業!(ビジネスジャーナル)
記事中で話されている内容は既にブログなどでも話されているものですがいい意味でぶれがない上、派遣する側の意見としては異端というか確実にマイノリティでしょう。だからこそ自分も相互リンクを結ばせてもらいましたが、興味がある方は是非閲覧してみてください。
それで本題ですが、今年のプロ野球は交流戦の惨敗を受けセリーグ全球団が借金を抱える(勝利数より敗北数が上回る状態)という異例の事態ばかりがニュースになっていますが、それ以上に私が今気になっているのは見出しにも掲げたトリプルスリーが今年生まれるか否かです。
・トリプルスリー(Wikipedia)
トリプルスリーとは打者成績が1シーズンで打率3割、本塁打数30本、盗塁数が30盗塁をそれぞれ同時に上回る成績を指しており、打者の能力として全分野に秀でている事を証明する一つの金字塔です。日本プロ野球の歴史でこのトリプルスリーをこれまで達成したのはわずか8人だけで、歴史に新しい人だと2000年の金本智憲元選手、2002年の松井稼頭央選手(現楽天)となり、2002年以降のこの12年間では誰一人も出ていません。
野球に詳しい方であればもう誰かは見当がついているでしょうが、このトリプルスリーに最も近い男と言えるのはソフトバンクの柳田悠岐選手です。柳田選手はいわゆるハンカチ世代の一人で、2014年のシーズンは全試合に出場して打率、盗塁ともに優秀な成績を収めました。
特に打撃に関してはその長打力はプロ関係者の間でも入団時から高く評価されており、身体能力においては日本プロ野球選手の中でもトップとさえ言われるオリックスの糸井選手ですら、「たぶん日本人で一番飛ばす。バケモン」とコメントしており、去年時点でトリプルスリーに一番近いと言われていました。
そして蓋を空けた今シーズン。前半戦もそろそろ終わる現時点での柳田選手の成績は以下の通りです。
打率:.3794(第1位)
本塁打:17本(第4位)
盗塁:15盗塁(第2位)
後半戦はどうなるかはまだまだ分かりませんが、現段階において達成出来る可能性は十分にあると言える堂々たる成績です。特に打率に関しては西武の秋山翔吾選手が.3790とこちらも非常に高い成績で肉薄しており、かつてないほどハイレベルな競争が続いております。
この秋山選手もハンカチ世代の一人で、柳田選手堂に大学卒業と共にプロ生活をスタートしています。聞くところによるとソフトバンクは2010年のドラフトの2位指名に当初は秋山選手を指名する方針だったものの、土壇場になって長打力を重視する王監督の意向を受けて柳田選手に指名を変えたそうです(秋山選手は西武から3位指名を受けた)。
今現在、このソフトバンクが見込んだ2選手が凄まじい成績を叩き上げていることを思うにつけ、この球団のスカウトは半端じゃないと強い畏怖を覚えます。その上で柳田選手には後半戦もぜひ弾みをつけて、十数年ぶりのトリプルスリーをぜひ達成してもらいたいと陰ながら応援致します。
花園さん野球好きなんですね。ご存知ないかもしれませんが実はヤクルトの山田哲人選手も今年トリプルスリーを狙える位置にいたりします。去年もそうですが成績の割にはあまり認知度がないようですが・・・・覚えてあげてください(笑)
返信削除秋山、柳田、両選手は皆さん注目しているだろうしこのままハイレベルな争いを期待したいですね。
ま、野球は人並みに見ますよ。
削除山田選手も確かにトリプルスリーが狙える位置におりますが、個人的にはこっちの方ではなく、彼には安打とホームランに集中してもらって三冠王を狙ってほしいです。ホームランの多いイチローとでもいうべきか凄まじいセンスの持ち主ですし、三冠王の方が彼の立ち位置としては合ってるのではと勝手に考えてます。
家畜にはなりたくないさんはヤクルトファンですかね。自分は昔、池山選手が好きでした。