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2018年5月13日日曜日

先天的能力と後天的能力

 ストライクフランカーことSu-34を今日は朝から作っていましたが、これめちゃくちゃでかいです。フランカーシリーズはくびれたノーズがエロいと評判だし実際見栄えいいから作ってみようと思いましたが、このあり得ないでかさはかえって興醒めで、やっぱりMig-29が一番だと思いなおしました。

 話は本題に入りますがこのところ一人でいて思うこととして、自分は普段の生業においてやや先天的能力に頼りすぎて生きて来たなと思うと同時に、後天的能力をあまり使わない、もとい育てるためにあんま努力してこなかったなと反省し始めてます。

 また大分昔の話ですがある日友人に、「どうして花園君は他の人がまずしないであろう話題を突然取り上げるなど、発想力がいいの?何かやってきた?」と聞かれ、「正直なところ先天的な部分が大きいと思う」と答えたら「言うねぇ」と返されました。
 気取って言ってるつもりはなく、このブログで取り上げる話題や披露する考え方などに至る発想に関して私自身はやはり先天的な能力に由来すると思います。こう考えるのも割と子供の頃から突飛な発想をしていたり、自分で考えを組み立てる癖が教えられるわけでもなく持っていたからです。同様に集団の違いや時系列での変化等に気付く観察力も、これもまた鍛えたつもりはなく、始めからかなり高い水準で持ってて現在も活用していることから、先天的なものでしょう。

 逆と言っては少し違うかもしれませんが、学生時代までこれは自分が鍛えた代物だと思っていたのは知識量でした。大体小学校中学年の頃から「どんな些細なことでも自分と無関係だとは考えず、できる限り覚えよう」という志しを持ってから幅広いジャンルに対して知識量を蓄え、現時点で自分が目指していた水準より遥かに高いレベルまで至りましたが、この知識量に関して子供の頃からの積み重ねだと信じていました。
 しかし、結果から言うとこの知識量もとい記憶力に関しても先天的なものだったと今は判断しています。というのも以前書いたように自分はてんかんを持っており、てんかんキャリアの中には実際このように何年前の内容でも昨日のようにすぐ詳細に思い出して話し出す人間は結構いるそうで、私の場合も記憶力がいいというよりかは関連するキーワードは記憶を呼び起こすのに長けており、恐らくこれはてんかん、神経伝達の電圧が極端に高いという症状がなせる技だと思っています。鍛えたからこうなったというものではないでしょう。

 このように、普段の活動において私が武器として長所として活用する能力のほとんどが先天的なものに由来し、いったい自分は何に努力してきたんだと我ながら呆れてきたのですが、そこではっと思い出したというか一応これは後天的獲得能力だなと言えるものとして文章力を思いつきました。
 本格的に文章を書くようになったのは中学生くらいからで、もうそのころには200ページ超の小説とか普通に書いていました。ただその後、段々と文字数を如何に少なくして内容を抉り出すべきではないかと思い始めてからこうした論評、コラム、記事などを得意とするようになってきて、多分現在なら数百枚の小説とかかえって書けないかもしれません。

 その後高校時代は一環として何かしら文章を書き綴っており、大学時代はいろいろ考えがあって敢えて書かなくなり、卒業間際になってこのブログを書き始め、上海で新聞社入って現在に至ります。各段階でそれなりにレベルアップがあって時系列ごとに自分の文章はきれいになりつつ癖を持つようになり、一応今でも素人よりは立派に見える文章を書けると自負しています。
 ちなみに一番得意とするのは、難しい内容をわかりやすく説明するような文章です。この方面だったらそこそこ自慢出来るような気がします。

 以上まで長々と自分語りをしてきましたがここで何を言いたいのかというと、能力の種類によってその上昇カーブは先天的か後天的か決まるのではと私は思います。具体的には、「勘の良さ」に分類されるようなものはほぼ先天的素質で決まり、練習したところで得られる修正は限られてくるでしょう。
 その逆の後天的努力による影響が強い能力に関しては、私の場合は文章力ですが、これ以外あんまり浮かばないのでどういう類がこれに属すかは正直ピンときません。そりゃ体力関連であれば、間違いなくこっちでしょうが。

 オチがまた弱いですが、自分の何が先天的な能力なのかを見定めるのは意外と重要な気がします。多かれ少なかれ誰もがそういった先天的素質に頼る面があり、何故頼るのか、ほかに後天的努力で補っているところはないのかを自己分析すると意外と見えてくるものがあります。

2 件のコメント:

  1. どういうものに興味を持ちやすいとか、どういうことに高いモチベーションを持てるかというのは割と幼少から、両親の教育方針を無視して発現しやすいので、先天的な気質なんだろうなと思ってます。
    そういう意味では、先天的な気質に従って能力を伸ばした方がより大きく伸びると言えますし、大学生になっても「何を目指したらいいかわからない」という人が多い日本人は没個性教育の被害者なのかなぁとも思ったりします。

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    1.  三つ子の魂百迄もと言いますが、そうした傾向はありますね。なんか日本の教育は本人の志望よりも周囲の期待に従うことを良しとするきらいがあるように思え、大学生とかも道を失うのかなという気がします。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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