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2018年10月26日金曜日

配信元で異なる電子書籍価格

 一昨日から二日連続飲み会で明日もちょっと食事の用事があり、尚且つ今週末中に次のJBpress原稿をあげなくてはならないという切羽詰まっているので、ぱっぱとかける話題にします。
 それにしても中日は待望のスター選手を獲得できたのに対し、阪神のドラフト戦略はまるで意味が分かりませんでした。あと次の日本シリーズは広島対ソフトバンクで、実質「西日本シリーズだな」と見ています。

ちおちゃんの通学路9巻(Amazon Kindle)
ちおちゃんの通学路9巻(DMM)

 上のリンク先はどちらも同じ漫画の電子書籍販売ページですが、見てもらえばわかるようになんと同じ電子書籍でありながらどちらも税込みでKindleは632円に対し、DMMは702円で売っています。大概の電子書籍は配信元が異なっていても基本的に同じ価格なのですが、たまにこういった値段の変わる本が出てきたりします。

 実体書籍の値段に関しては法律で、地域によって知識の取得が偏らないようにするため全国どこでも日本国内では同じ値段で販売するよう取り決められています。今回の槍玉は電子書籍なため厳密には「データ」の販売となることからこの法律は適用されないでしょうが、個人的には「えっ、なんで?(;´・ω・)」と思う案件なだけにわざわざブックマークして取っておきました。

 これまで見ていた限り。電子書籍のサービスベンダーは販売単価の数十パーセントを次回購入時の割引に使えるポイントを配信することで、ベンダー間で価格競争を行っていました。私はこれ自体は真っ当な競争だし、そもそも電子書籍は印刷、在庫、物流コストもかからず過去の書籍であっても一様に販売できるメリットがあるため、実体書籍より安く販売されてしかるべきだと考えており、こうしたポイント付与については一利用者として好ましく感じていました。
 しかし今回のケースはポイントではなく完全な販売単価がベンダー間で異なっています。出版社との契約内容がどうなっているのかはよくわかりませんが、仮に出版社側でベンダーによって価格を分けているとしたら、なんとなく腑に落ちないというか価格操作的にやややり過ぎではないかと思います。

 一方、もし今回のケースがベンダー側の価格設定による差だとしたら、それはそれで市場競争としてはありではあるものの、なんとなく高い配信元で購入したら損したような気分になるので、やはりなるべくならポイントで差をつけてほしいなというのが本音です。
 どっちにしろ、この「ちおちゃんの通学路9巻」は買うつもりないですが。

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