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2019年3月21日木曜日

賛成の多い意見よりも反対の少ない意見

 今日戦友と久しぶりに会って、戦友がこの前書いた記事について少し話してきました。単刀直入に言うと、「日本人は賛成の多い意見よりも反対の少ない意見を取ろうとする」ということを言ってきました。
 具体的に述べると、例えば100人で採決を取る場合、50人が賛成するけど40人が反対する意見よりも、30人が賛成するけど10人が反対する意見のほうを最終的には選びやすいのではと話しました。理由は何故かと言うと、反対者もそこそこいる前者の意見を採用した場合は採用後に対立が起きることが恐れるためで、それならばと賛成数は少ないけど反対者も少ない意見を取るんじゃないかと思ったからです。

 あくまで私の印象ですが、日本人は全体として自分がいいと思う意見よりも、波風の立たない意見の方を優先する気がします。またこれは意見表明しない段階においてより顕著ですが、意見のぶつからない議論や意見の方に傾くように見えます。良い意見を採用するよりも、意見によって分裂するのを避けようとすると言うべきか。
 なお、私についてはこういうことは余り気にしないと言うか、自分が少数派に回ろうとも、意見がこじれようとも反対意見があればはっきり言って、採決で別意見が取られたら素直に従うようにしています。というのも議論においては自分の意見を採用させるよりも、意見を比較しあうことが大事だと思うからですが、まぁこんな行動取ってれば目をつけられるのも自然の成り行きでしょう。

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