最近家の近くのラーメン屋に週一で通っていますが、そこのラーメンが気に入っている(めっちゃ薄味の鶏ガラ醤油がある)こともさることながら、昔通いたくとも通えなかったという過去が遭ったりします。
私はだいたい2011年から上海周辺に出没するようになり、2013年は日本にいたものの、2014年にはまた舞い戻っており、北京での留学を含めるとかれこれ10年近く中国での生活経験があります。2011年から2012年にかけても上海におり、当時済んでいたのは今住んでる家から大体200メートルくらいのサービスアパートメントで、何気に今住んでるエリアは累計で6年近くも住んでて昔あった八百屋とかそういうのとかもよく暗記しています。
で、その昔あった八百屋があったくらい昔に上記の通っているラーメン屋もありました。正確には今の経営地とは別で、建物が取り壊されることとなって今の場所に数年前移ってきたのですが、前に店があった時は職場からも近く、たまに会社の人と昼食食べに行くときに使っていました。でもって、プライベートではほぼ全く使うことはありませんでした。
というのも当時は会社設立資金を貯めるために非常に倹約した生活を送っており、食費は基本1日30元(約400円)と決め、外食には頼っていたものの当時一番食べていたのは5元の蘭州ラーメンでした。あとファミマの12元のカレー弁当。
一方、そのラーメン屋は一杯40元近くするので、行った時点でいろいろアウトと言うか予算オーバーするため、たまに行きたいと思っても必死で我慢して、付き合いで誰かと行く場合を除いて通うことは一切ありませんでした。
そして現在においては、そこそこ生活も安定して、別にまた会社作る気もないので会社設立資金も貯める必要がなく、また何より記者だった頃に比べると格段に賃金もマシになっているので、気兼ねなく件のラーメン屋に通って、ラーメン+ご飯で50元くらい行っても平気で支払えます。もっとも以前と比べると中国全体で物価がかなり上がっており、5元だった蘭州ラーメンもいまだと12元くらいするようになり、前とあまり値段の変わらない日本食は相対的にお得感が上がってるというか安くなってる気がしますが。
今にして思えばいくら金を貯める目的とはいえ、昔は相当無理をしていたなという気がします。昔からも今でもケチなのは変わりありませんが、それでも当時のケチっぷりは常軌を逸していたと言うか、よくあれでストレスでおかしくならなかったものだと思うくらい色々無理していたように思えます。それとともに、昔と比べて自分も豊かになるとともに軟弱になってきて、前は死にそうになるほどのたうち回ってから初めてつけていたエアコンも普通に帰宅とともにつけるようになっています。
もっとも、それでも電気代は年間で確か700元(10500円)くらいですが。冬には一切エアコンを使わずリモコンすらしまってしまうのが大きいのかな。
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