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2020年5月27日水曜日

加賀ミリオネア

 勝手な憶測かもしれませんが、「百万」って単語に一番反応する日本人は石川県人だと思ってます。理由はもちろん加賀百万石からですが、数年前に金沢市を訪れた時にどのお土産にも「百万~」という名前が付けられてて、とにもかくにも石川県人は百万が好きなんだなと思いました。

 その金沢ですがなんで行ったのかというと、北陸に行く機会がそれまで多くなかったので日本帰国時に「北陸行きたい」当地の名古屋に左遷された親父に行ったら、なんか自分以上に親父の方が張り切って予定とか作ってました。それもそのはずというか、関西出身のうちの親父は入社して初めての赴任地が金沢だったとのことで、今でもたまに当時のメンバーで集まるくらい金沢が縁深い土地だったりします。
 とはいえ、最初いきなり金沢だったときは嫌で仕方なかったそうで、行ったら行ったで現地の人に関西弁を「訛ってますね」とか言われ、「お前らに言われたくない」と石川県人に対し腹の底で思ってたそうです。なおこの時の金沢訪問時、福井当たりの鉄道博物館にも言って、「この特急で連休に関西に帰省したんや」と古い車両を見ながらやたらはしゃいでました。

 いい加減親父の話はやめるとして、金沢自体は今のところ二回訪れましたが、二回とも悪い気分はせず、街中も整っててそこそこ気に入っています。割と寒い気候に強いし、冬は家に閉じこもってジーっと考えるのが好きだから将来北陸に住んでもいいかなとか思ってましたが、親父によると北陸は冬の湿気がやばいそうで、上海で湿気の多い冬を経験してからは確かに不快度数半端ないと気づいたので、現在はこの計画は立ち消えとなっています。やはり住むなら奈良がいいか。

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