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2020年9月6日日曜日

関西弁で紹介するノルウェー人ども

 「能ある鷹は爪を隠す」と言いますが、現代風に言い換えるとしたら「能あるOLはネイルを隠す」とでもいうのかなという疑問が、ここ二、三日もたげています。あとマイクロソフトIMEは「(数字)」の後に追加で「まんにん」と打つと、「満任」と変換するのマジやめろ殺すぞとか本気で思っています。

Vivaldy Brouse

 話は本題ですが、このブログを始めた頃、私が使っていたブラウザは「Opera」でした。このブラウザは現在ほぼすべてのブラウザに搭載されているタブブラウジング機能を初めて搭載した上、マウスジェスチャーを始めブラジングの画期的機能が盛りだくさんなマジで歴史を変えたブラウザであって、私もご多分に漏れず「Opera最強伝説」の信者でした。
 しかし知ってる人には早いですが、Operaの当初の開発者は経営陣と揉めたことから会社から離脱し、それに伴いOperaはどんどん悪くなっていきました。特に「Opera10.0」になった際は過去のバージョンから大きく一新されるに伴い、一ブラウザとしてもまともに機能しないというとんでもない欠陥品となりました。

 具体的にどれだけひどかったのかというと、このBloggerでGoogleアカウントを認証せず、編集が一切できないというくらいでした。恐らく認証関連でもトラブってたと思います。この時私もマジギレして、確かマウスぶん投げて壊して、「クソみたいなブラウザのせいでマウスが壊れた」とか妙な責任転嫁をしてました。
 ただ当時としてOperaに勝るブラウザはないともはっきりわかっており、次善策として「Opera9.xx」
など古いバージョンを使って一時は対応していました。しかしそれでもバージョンアップが滞ることから次第に対応できないサイトが増えたことにより、2014年くらいに泣く泣くFireFoxに切り替えた覚えがあります。その後、Operaは一切使っていません。

 話を戻すと、当初Operaを開発していた人たちはその後自分たちで独立して、彼らが現在リリースしているブラウザソフトが上記のVivaldyです。私は自宅のパソコンはVPNを使う関係でChromeしか使えないのですが、かねてからOperaを評価していたことから会社のPCにはVivaldyを入れることにしました。感想を述べると、「また、会えたね」的な感じで、かつてのOperaを彷彿させる使いやすさと必要十分かつ最低限な設定項目と、もうパーフェクトなできでした。真面目に自宅PCでも取り入れたくて仕方ないくらいです。

 上記過程を昨夜友人に紹介するとともに「ヴィヴァルディ最高やで」とおすすめしたところ、「おい、紹介ページおかしいぞ!」と言われて出されたのが上記リンクです。見てもらえばわかりますが、末尾メニューの「ヘルプ」一覧は下記の通りとなっています。

・Vivaldiヘルプページ
・フォーラム(日本語あり)
・Vivaldi使うたことのない人
・芸人じゃない方のチュートリアル
・バグ教えとく
・しゃべりかける

 何故こうなっているのかというと、表示言語が「関西弁」になっているからです。通常の「日本語」も用意されている中、何故関西弁バージョンを用意したのか、いろいろと疑問です。ただ見た目にはかなり面白く、

うちらの信念
Vivaldiは社員所有やねん。ほんでその方針のままで行く予定やねん。

外部の投資家入れたらな、ユーザーの声聞きながら開発するの難しなるねん。ユーザーが手にすべきブラウザーをユーザーと一緒に作ってく自由が必要やねん。ユーザーのトラッキングはせえへんし、データも売らへんで。

 こんな感じでいろいろ説明してる他、「うちらについて」を見てみると、

ノルウェー、オスロ
うちの本社は、オスロの真ん中らへんにある綺麗な滝の横にあんねん。ほんまもんの滝やで。川でノルウェーサーモン捕りたかったらやってみ。

 などとかなり挑戦的な文章を乗っけています。っていうかいちいち「せやろ」っていってくるのもなぁ。

 末尾には「© Vivaldi Technologies™ — 無断複写・転載はアカンで!」とか書いていますが、関西弁で書かれるとネタ振りにしか見えません。恐らく自動変換ソフト使ってやったのだと思いますが、何故日本語にこうバリエーション付けたのか、よくはわからないですが私個人としてはヴィヴァルディ大好きだし、マジおすすめです。

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