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2020年12月13日日曜日

不思議な活況



 上から午後2時、午後3時ごろの写真ですが、先週金曜からスモッグが出て久々にこんな感じの濁った空になってます。久々と書きましたがリアルにこんな天気みるの超久しぶりで、かつては毎日がこんな天気だったことを考えると、上海の空気は見違えるくらいきれいになっている気がします。

 話は本題ですが、どちらの写真も上海高島屋近くの写真で、今日は特にやることなかったので貴司山やでコーヒー飲んできました。その際にちょっと驚いたというか、以前と比べて明らかに人の入りが多く、傍目には繁盛しているように見えました。
 上海高島屋については去年八月に一時閉店を発表したものの、その後地元政府などの要請や支援発表を受けて営業を続けることとなりました。とはいえ一時は清算に向けて準備していたし、またその後の今年一月からはコロナの影響を受けて内心素直に閉店しておけばよかったのではと思っていたのですが、今日見た限りでは割と好調そうに見え、また店員の表情も心なしか明るそうに見えました。

 実は先週金曜の夜も因縁のとんかつ屋(かつ蔵)に行っているのですが、この時も金曜とは言え平日夜にもかかわらず割と客が来ており、地下スーパーも割と賑わっていました。年末だしそうしたものなのかなと思っていましたが、今日午後も相変わらず人が入ってて、なんていうか不思議さを感じる好調ぶりです。
 今日入った喫茶店(青山珈琲店)も、広くはない店内ですが客席は全部埋まっており、自分もカウンターに腰を下ろしました。その後も出る客がいると入る客がいるという好循環を維持し、比較的高めの値段設定(コーヒー一杯48元=約570円)であることを考慮すると、繁盛していると言っていい水準でしょう。

 背景理由について推測すると、単純に中国での消費熱が高まっているせいではないかと思います。やはり中国人から話聞いていると、「海外旅行に行けないのがつらい」と話す人がかなり多く、海外旅行で使えないお金が国内消費に回っている印象があります。上海高島屋みたいな比較的高級品を扱うお店からしたら、消費者の消費ゾーンが引き上がったことによって上手いこと取扱商品とマッチするようになってきているのかもしれません。

 なお今日はコーヒー飲んだ後にそのまま地下スーパーで買い物しましたが、自分も熱気にあてられてかなんか無駄に高いお茶とかカシューナッツ買ってしまいました。地下スーパーも割と活況で、特に生鮮品売場なんか店員がやる気満々でいちごとか売り込み、レジの人も前と比べるとなんかモチベーションが高いと感じました。あくまで印象論でJBpressの配信記事とかにはこういうこと書けませんが、そういうの書けるってのもある意味ブログの強みだと最近思います。

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