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2020年12月9日水曜日

菅政権は早くも弾切れか?

 通常、新しい政権が発足した際はそれまでに温められていた政策が一気に出てくることが多いです。現在の菅政権も一応これまでに、携帯電話料金プランの引き下げ、あと河野太郎大臣の起用による官公庁のハンコ廃止など新しい政策出てきましたが、逆を言えばこれだけです
 政権発足からわずか数ヶ月で、真新しい政策がこれだけ出てこなくなるのはちょっと少なすぎる気がします。そりゃ確かにコロナとか大統領選とかありますが、それにしたっても少なすぎる気がします。そもそも、大統領選が決まるまでは外交方針もなかなか立てられないのは理解できますが、菅総理自体があまり外交に興味ないように見えるし、バイデンで決まってからもうどれだけ立ってんだと考えると、やっぱり少なすぎる気がします。

 はっきり言えば、ピンチはチャンスというわけじゃないですがコロナがこれだけ流行している最中に政権取ったのはかなり有利であったと私は考えます。コロナのせいにすることで経済不振は大目に見られ、逆にコロナ対策をしっかりやれば他のすべてを犠牲にしても評価されるからです。
 しかし、はっきり言ってコロナ対策も菅政権はちょっとやる気が見えません。具体的にはGoToキャンペーンを継続し続けているのと、折角のアタックチャンスになりうる年末年始の長めの休業要請も不徹底です。恐らくこのままいくと「初詣自粛」とか「初詣クラスター」みたいな単語が今後出てくるんじゃないかと思います。

 っていうかほかに何か仕事してんのかよと正直疑うくらい、新しい動きを何も見せていません。農水大臣の献金疑惑が今一番ホットな政治話題ですが、農水系の疑惑なんてこれまでどれだけあったんだと言いたくなるし、この程度で揺らぐっていうのはそれだけ危機に弱いという風にも見ることができ、支持率が下がるのも正直無理ありません。
 あと恩義なのか密約があるのかまではわかりませんが、桜の会は庇えば庇うほど今後どんどん問題が大きくなってくると断言できます。私の予想ですが、桜の会以外でも安倍元総理の事務所は主催イベントの補填を日常的にやっていたように見えるし、もうしばらくしたらそろそろ裏切る人間とか出て来るようにも見えます。早いとここの辺で区切りをつけられるか、若しくは割り切って短命政権で終えるのか、その辺を聞く機会があったら菅総理にいつか聞いてみたいです。

2 件のコメント:

  1. 菅総理はなんかイメージ的に「総務の人」って感じがしますね、関心のある政策を見ても。
    企業でも、総務人事を極めた人は社内政治に精通していて出世しやすいんですが、いざ社長になると現場知らなすぎて全くダメだったりするので、そういう人はせいぜいナンバー2にいた方がいいんだろうなと思ったりもします。
    衆議院解散までのつなぎ政権なんて見方もありますが、どうなんでしょうね〜。

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    1.  自民党幹部らがどういう風に決めているかまではわかりませんが、なんとなく短期政権で終わろうね的な同意が見え隠れするんですよね。おっしゃる通りに菅総理は石破氏同様にどちらかというとテクノクラート的な人で、シンボリックな政治家じゃないから長くやればやるほど損で、ある程度成果出したらすぐ辞める方が自分もいいと思います。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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