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2021年2月22日月曜日

ミャンマーの対中感情について

 昨日プラモ買った帰りに自転車パンクして長々歩いたことを同僚に話したら、「またプラモ買ったの( ˘•ω•˘ )」と、第一声がこれでした。

親中にあらず 本音は中国「大嫌い」のミャンマー(JBpress)

 それで本題ですが、先日クーデターが起きたミャンマーについて川島博之氏が上記の記事を挙げていました。クーデター以降、日系メディアは背景には中国の差し金があるなどとミャンマー軍部と中国を結び付けた報道が非常に多かったですが、私自身としては上記記事で川島氏が書いているように、実際のミャンマー関係者と中国の関係は決して良好ではないと思います。

 普通に考えたって、国境が近い国同士が仲良くなることはほぼなく、またミャンマー自体が民族間抗争が激しい国であることを考慮すると、中国が関わってこないわけがありません。まぁそれ以前に、親中国な国がこの世にあるのかって議論した方が早いですが。

 ではなんで日系メディアはやたらとミャンマーと中国を結びつけたがったのか、一言で言えば「そのような構造だとわかりやすい」ということと、「中国だったら適当なこと言って悪者にしても何も問題ないから」という安直な理由からだと思います。後者については私も以前にこのブログで書いていますが、他の国だったらいろいろと問題になるような適当な主張でも、中国に関しては何言ったってOKな風土があります。
 確かに今の中国に関しては露骨に領土線の変更意欲を見せるなどツッコミどころは満載ですが、かといってちゃんとした事実については報じず、逆に憶測でしか内容を他が報じているからとばかりに報じる今の日系メディアに関しては先日も親父と話しましたが、いくらなんでもどうかという気になります。そういう意味ではJBpressが最近質のある国際報道記事増えてきていて、意外といいところで自分も記事書いてるなとも思えてきます。

4 件のコメント:

  1. 川島博之先生はビングループの顧問されてる人ですよね。個人的にはビングループがサムスンやヒュンダイ並みに発展するかどうか気になります。

    ミャンマー軍部、というかフライン将軍が何したいのか未だにわからないです。

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    1.  ミャンマーに関する情報は日本だと専門家の不足からやはり乏しいですよね。その点ではJBpressはこのところ良質なミャンマー関連記事を出してて自分も参考にすることが多いです。
       何気に実は身近にかなりガチなミャンマー専門家がいるので、機会あれば今後の展開などについてちょっと聞いてみようと思います。ちなみにその人曰く、「ミャンマーの僧侶は楽器もってはならないという戒律があるから、ビルマの竪琴は現実じゃあり得ない」そうです。

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  2. ちょうど気になっていた話でしたので、
    そちら側からの記事が拝読できて、
    本当にタイムリーでした。
    こちら側で聞いていた情報と、
    一致したところで、
    納得することができました。
    非常に書きにくい点も、
    なにかとあるかと思いますが、
    その辺は、
    こちら側が読み取れるように、
    したいと思います。
    今後とも既存のマスメディアとは、
    一線を画した花園さんの記事を、
    bjExpressの記事と一緒に楽しみに、
    拝読させていただきますので、
    コロナウィルスにはくれぐれも、
    ご注意いただき、
    地べた目線の記事公開を、
    お願い申し上げます。

    PS,おにぎりの話、
    大変興味深かったです(^^)





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    1.  いつもコメントありがとうございます。
       何気に同タイミングというべきか、先日そちらで公開された記事については自分も同じ印象を持っており、ブログに書こうとしていた矢先でした。同じ懸念を持っている人がいて心強いとともに、こうして懸念を持つ人が少なからずいるのに、メディアが全く触れようとしない点について変な心配感を感じています。
       おにぎり記事は企画段階から「ランキングトップいただき(^ω^)」とはっきり感じられる記事でした。やっぱああいう系の記事は書く側も読む側も楽しくやれます。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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