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2021年9月27日月曜日

白鵬の引退

 今日は自分の記事の配信日ですが、白鵬の引退を前にしてそんなのクソどうでもいいです。白鵬に関しては彼がちょうど三役に出入りする頃から見ていますが、文字通り日本相撲史上において無類の安定感と強さを兼ね備えた偉大な力士であり、その引退の報を受けてただただ悲しく思います。

 ただ、相撲という競技で彼ほどの年齢まで続けることはただそれだけでも苦難であります。実際に同郷の横綱である日馬富士や鶴竜も既に引退しており、白鵬自身も膝のけがが引退理由だと語っており、近年は休場も多くなっていました。
 休場が多いと言っても、稀勢の里ほどではありませんでした。でも横審は稀勢の里には言わなかったことを白鵬には言うし、この期に及んでも引退時の態度が悪いなどと白鵬にケチ付けるの見て正直殴り込みをかけたいと感じました。もうチョイついでに書くと、多分白鵬の引退を受けてまた相撲人気はガクッと下がるでしょう。それもこれも、横審が悪い(# ゚Д゚)

 話を戻して白鵬の歴史について書いてくと、関脇くらいの頃は左手で前みつを掴み引っ張り回すという明確な特徴がありましたが、相手側に研究されてからはこの手をやめ、それから技の広さが一気に幅広くなり、大関、横綱へと駆け上がるきっかけになったと思います。横綱となってからは、近年は立ち合いのかちあげエルボーばかり取り上げられますが、以前は相手の攻めを一身に受け、しっかりと相手の回しを掴んで寄り切ったり投げたりする相撲巧者でした。対戦した力士によると、ぶつかった瞬間に非常に柔らかく感じるとのことで、相手の勢いを殺すというか吸収するのが桁違いに上手かったと言われています。
 その後年を重ねてからはかつての朝青龍のように張り差しや前述のかちあげなどまず相手の出鼻をくじくスタイルに変えて例によってヘイト団体の横審が文句言ってましたが、ルール上問題ないし、こっちはこっちで対策作れるのだから何が悪いんだって自分は思ってみてました。変化するよりすっといいだろ。

 そのように外野の声がうるさいにもかかわらず、休場することもあったとはいえ、出場した場所ではほぼ必ず優勝争いに関わり、実際に数多く優勝してきたことから、文字通り不世出の力士だったと思います。自分は野球に関して大谷選手と同時代でリアルタイムに彼を見られて幸せだと感じますが、相撲に関しては白鵬と同時代にあって、こちらもまた本当に幸せだった気がします。
 まぁ安馬のが取組み見てて楽しかったけど。

 たまたまですが、先々週は書類取りに上海領事館行って、待ち時間にテレビで相撲中継みていました。みていてやっぱ相撲楽しい、国技館行きてぇと思ってましたが、今回の白鵬の引退により、国技館での楽しみが確実に一つ失われたことが本当に悲しいです。既に日本国籍も取得されていることから、今後は是非とも見るからを超える力士を育ててもらいたいものです(´;ω;`)ウッ…

2 件のコメント:

  1. 片倉(焼くとタイプ)2021年9月27日 22:11

    私の住んでいる町には元力士の経営するちゃんこ屋があります。 そのちゃんこ屋は
    地元出身の力士が買った日の翌日は一杯目のちゃんこ鍋が半額になります。ですが
    その力士は私がちゃんこ鍋を食べに行ったときに負ける事が多いので、まだ半額
    のちゃんこ鍋を食べたことがありません

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    1.  その地元出身の力士は空気読まないんですね(´Д⊂ヽ
       ちなみに上海でもちゃんこ鍋屋は結構多いです。中国人は夏でも食べるくらい鍋好きだから来るんだろうな。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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