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2022年1月10日月曜日

コロナでブラック企業減ってない?

 扁桃腺が痛む前まで、つまり去年までは常に時間が足りてなかったのに、なんか扁桃腺で痛い思いしてからやたら時間余るようになり、仕方ないので買い置きしていたゲームの「オクトパストラベラー」しています。じゃあ時間なかったときは何に忙しかったのかというと別のゲームで忙しく、もしかして積みゲーが減ってきているだけなのかもしれません。
 時間余ってるし、今度計画している財閥の歴史記事を今のうちにもう書いちゃおうかなぁ。

 話は本題ですがコロナが流行してからなんかブラック企業の話題減ったなという気が今日しました。かねてから具体的な評価指標もなく報道数だけで大賞を決めていると批判してきたブラック企業大賞ものぞいてみたところ、なんか「労働問題で忙しいから今年は選出を中止した」というよくわからない理由が書かれてありました。そもそも報道数だけでしか見てないのに忙しいもクソもない気がするのですが、その肝心のブラック企業の報道が去年とかほとんどなかったのが真の原因でしょう。

 では何故ブラック企業関連報道が減っているのか。単純にコロナが原因でそれ以外ないでしょう。
 まずコロナで一部リモートワークが実施されるなど、労働者側で雇用形態に幅が広がり、単純にこの点は勤務負担の軽減という面でプラスになったと言えるでしょう。またブラック企業が発生しやすい飲食を含むサービス業界は、皮肉なことにコロナで営業そのものができない事態となっており、従業員をバカスカ働かせようにも営業できないという自体からこの手のブラック企業行為も激減しているのではないかと予想しています。

 無論、目に見えないだけでブラック企業は今もどこかでたくさん存在するでしょうが、それでも以前と比べるとかなり目立たなくなっているように見えます。ある意味ブラック企業というのは、経済がよく回っている環境だからこそ成立する面もあり、かえって不況期の方がその存在は小さくなるものなのかもしれません。
 また日本の場合だと雇用調整金が割ときちんと配られたこともあり、深刻な雇用不安問題はまだ起きていないように見えます。この点もブラック企業減少に一役買っているところがあるでしょう。

 ただ、エレキを中心に産業競争力をまるきり失っている業界とか出てきていることの方が、ある意味ブラック企業より恐ろしいのかもしれません。前にも記事書きましたが今の日本は自動車と素材産業くらいしかまともに外貨稼げるものはなく、サービス業なら一応コンビニ業は世界最強だと思うけど、それ以外の産業で海外と渡り合えるものって言ったらほんと何も浮かんでこない始末です。
 一応、医療機器なら一部セグメントでまだ有力なものがあり、この際だから家電業界への補助金すべてを医療医薬業界に全部回すのも手であるような気がします。といってもこの分野も中国が今かなり金かけてきているので、競合する恐れがあるから避けた方がいいのかもなぁ。

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