さすがに後者の依頼については「長期休暇前後は日程にもっと気をつかえ!(# ゚Д゚)」と、中国人の同僚相手になんか吠えてました。同僚からは「顧客がこの納期で譲らない」と言われましたが「あいつらの状況なんて知るか!(# ゚Д゚)」と、自分でもなんかわがままな中学生みたいだと感じる発言繰り返してました。
さて話は本題ですが、この前会社の後輩と食事している最中にまた奈良の魅力を挙げつつディスり始めたところ、「そういえば、奈良にはディズニーランドパクった施設があるそうですね」と後輩が言うので、「おいお前、俺の前でそんな発言していいと思ってんのか?奈良ドリームランドに触れようものなら3時間は語るぞおい」と言いつつ、奈良ドリームランドの歴史についてマジで語り始めました。さすがに3時間は続かなかったけど。
奈良ドリームランドについては過去にも記事を書いていますが、この話題に触れると奈良に住んでいる奈良大好きおじさんなら誇張ではなく本気で3時間くらい語り続けます。この人に限らず、関西圏出身の30代以上だったらほぼ確実に奈良ドリームランドに行ったことがあるので、「話題に困ったら奈良ドリームランドに触れろ」と後輩に無駄なアドバイスしてきました。
話を戻すと奈良ドリームランドはその閉園直後、上記の奈良大好きおじさんとその跡地について何故か当時いろいろと議論したことがあります。おじさんは「あの立地と面積からすると大学のキャンパスを誘致するのが人口アップ的にも一番なんやけど、実際誘致に応じる大学があるかどうかやな」と話しており、私もこの意見に当時同意しました。奈良市には奈良教育大とか奈良女子(ナラジョ)とかあるものの、やはり他の年同様に少子高齢化が進んでおり、若者人口を一気に増やせる大学があるとやっぱいいなと当時思っていました。
ただ私や奈良おじさんの期待通りとはいかず大学は来ず(そもそも誘致もしてなかったろうが)、その後も時が減るにつれ奈良ドリームランドについては話すこともなくなっていきました。うちのソ連人民の敵である親父とともに奈良おじさん(親父の従兄弟)のところを尋ねに行っても、「最近、柳生の里がマイブームやねん」など、忍者学園の存在とその活動ばかり話題にするだけでした。
そこで先日、ちょうど後輩の一言で自分のドリームランド熱が盛り上がったこともあり今どうなっているのかと調べてみました。
・奈良ドリームランド:廃墟遊園地(日本の秘境)
中でも目を引いたのが上の、日本在住フランス人写真家のjordymeow氏が公開している2010年の写真です。なんでフランス人がこんなところにというツッコミはさておき、この時はまだ残されたアトラクションも放置されてて「リアル廃墟テーマパーク」となっており、その方面の人たちを沸かせていた頃でした。
さすがに写真家だけあっていい写真が多く、特に光の角度とかに凄みを感じます。っていうか夕方ごろを映した写真はなんかその廃れたアトラクションと相まって、ゲームのサイレントヒルみたいな写真になっているとすら思います。実際、リアルにサイレントヒルが出たらこんな感じでしょう。
ただこれら残されたアトラクションについてはその後撤去されて、今はもう何もないそうです。税金の滞納や地権者の分散などでなかなか引き取り手が見つからなかったそうですが、2015年になってようやくある不動産会社が買収したそうです。しかしその後も具体的な再開発とかは始められず、今もまだこの場所は霧に包まれるとあるはずのないアトラクションが出てくるサイレントヒルみたいな場所になってたらいいなとか思います。
ただほんと奈良に関してはよく馬鹿にしてますが個人的にはもっと盛り上がっていい場所だと考えており、この奈良ドリームランド跡地を含め、もっと面白い施設が再開発してくれればと密かに考えています。マッドシティと揶揄する松戸市といい、ある意味街ってのはディスれるからこそ愛着が湧くもので、グンマーとかもその類だと思います。
逆にディスり辛かったり、ネタにするとマジギレする街とかだと、自分はあまり好きになれません。嫌いというわけじゃないですが横浜市なんかちょっとそういうところがあって、ディスり辛いためちょっと自分は住みにくいかもと考えています。足立区と尼崎市はみんなでディスれるけど実際には住みたくはないです。
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