上のニュース、現場が松戸じゃなかったらニュースにならなかったんだろうなぁって気が少しします。でもって松戸出身の友人にリンク送ったら「もう見てる」とのことで、やっぱみんな見るし。
・ゲームの攻略本って最高だから座談会をするぜ(オモコロ)
話は本題ですが、上の対談記事でかつて出版業界において一カテゴリーをなしたゲームの攻略本についていろいろ語られています。ネットの発達した現代においてはかつての勢いはほとんどないですが、時期にして大体1990年から2000年代前半まで、ゲームの攻略本というのはやばいくらい売れていました。どの本屋に行っても攻略本専用コーナーが設けられており、一つのゲームに複数の出版社が攻略本を出すのも当たり前で、NTTとかソフトバンクなども何故かスパロボの攻略本出してました。
またスクウェアに至っては、やはり儲かると思ったのか自社制作ゲームの攻略本を自社で編集、出版するに至りました。いわゆるアルティマニアシリーズですが、元となるゲームが大量に売られるだけに攻略本購入者も桁外れに多かったと推察されるだけに、全盛期の発行部数とか内心教えてほしい気がします。
このネタに乗っかると、自分にとって思い出深い攻略本と言ったらPSの「パラサイトイブ」の攻略本です。サスペンス色の強いストーリーなだけに各キャラの背景や、FF7に続いてキャラデザを行ったノムリッシュこと野村哲也氏の秘蔵イラストも収録されていて、購入満足度が非常に高い一冊でした。
ただ仮に一番読み込んだ攻略本というかゲーム関連書籍となると、恐らく「三国志Ⅲ 武将FILE」だと思います。この本は文字通り、三国志Ⅲに出てくる全武将を概説している本で、自分はこの本で三国志のマイナー武将をとかく覚えました。
ネットのなかった当時、言うまでもなく現代のWikipediaみたいなものもなく、特定分野の人物集となるとこうした書籍に頼る必要がありました。その点で言えばこうした光栄が出していた武将ファイルなどの本や三国志や戦国カテゴリーにおいては格好ともいうべき本で、自分以外にもかなり多くの歴史マニアを育成していたのではないかと思います。
もっとも逆に言えば、今時分にこの手の本を出してもネットに勝てないでしょう。設定資料集的な秘蔵イラストとかパラメータを公開するゲーム攻略本ならまだ需要あるでしょうが、それ以外の単純なゲームの攻略法の解説だけだと、もはや商売にならないでしょう。
アクションゲームなどの攻略法を教えるような内容もネット動画の方が優れてるし、昔みたいな攻略本はもはや出てこないでしょう。まぁ昔の時点で、設定資料的な価値が高かったのですが。
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