何かとお騒がせな英国のヘンリー王子の本がやはりというか話題になっていますが、中でもアフガニスタンの戦闘で25人を殺害したというキルレコード自慢が取りざたされています。この件について自分の第一印象を述べると、見出しにも掲げた「匹夫の勇」です。
ヘンリー王子は現地で一戦闘員として戦闘に参加したそうですが、仮にも皇室の一族であれば、もっと戦争を大局的に見る目はないのかと個人的に思います。具体的には、米国に追従したこのアフガニスタン戦争で英国は何を得たのか、何を失ったのか、目標を達成できたのかという視点です。
結論から言えば持ち出しが多かっただけで何も得られておらず、米軍も含めアフガニスタンから何も成果を得ることもなく英国も撤退を余儀なくされています。そして現地政権もタリバンが支配するようになり、これほどの失敗を経た戦争で「25人殺したぜ。自慢するほどじゃないけどまぁまぁじゃん」という言い草は、上に立つべき人間のものではないとしか思えず、そうして出てきたのが「匹夫の勇」でした。
なお匹夫の勇とは書きますが、発音は「HipのYou」です。一体なんでそうなるのかというと、知ってる人には早いですがゲームの「ロマンシングサガ ミンストレルソング」でナイトハルト殿下がそういうからです。っていうかいまだに語られる当たり、伝説の棒読みだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。
注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。