各所でも報じられている通り、トルコ・シリア方面の地域でマグニチュード7.8という大規模な地震が発生しました。既に死者数は千人を超えているとされますがまだ混乱から実態がはっきりしないとみられ、今後被害者数はさらに増加していくと思われます。もともとトルコも地震の多い地域ですが、同じ地震大国の日本出身者としては他人事ではないだけに、深い同情感を覚えます。
その地震に関してですが少なくともこの直近3ヶ月間程度の間、「大地震が起こるのでは?」という観測を何度か見ていました。一体その根拠は何なのかというと、端的に言えば海洋生物絡みです。
大阪をはじめこのところ日本でクジラが湾内に迷い込み、そのまま衰弱死する事件が相次ぎました。自分が知らないだけでこういうことは何度も起きているのかもしれませんが、あまりにも時期が連続していたことから私も「何かの災害の前触れなのでは?」と思っていた矢先でした。
もっとも日本近海とトルコでは全然場所も異なっており、その関係性を疑うのは果たしてどうかという気持ちも覚えますが、地球上で地中に最も近いと言えるのは海、それも深海であり、地底に変動があればリュウグウノツカイが浮上すると言われるなど深海魚は地震の影響を受けるという人もいます。この辺も実際どうなのかと思いますが、少なくとも東大の地震学の連中は見ている限りだと若干オカルト入っているようなことしていて、私はあんま彼らを信用していません。
東海地震も2003年に自分が調べたときは2005年までに起こると断言しておきながらまだ何も起こらず、その間に東日本大震災も発生しています。むしろ現代の知見では予想は無理とはっきり言えばまだ信用できますが、未だに南海トラフはいついつまでになどと予想しているあたり、やっぱ信用置けないなと感じます。
そういうことで何が言いたいのかというと、地震予知を目指す研究に価値がないとは思わないものの、少なくとも現在のアプローチはあまり資するように思えないので、判断を鈍らせるような余計な予想は避けて天才の登場をただ待った方がいいのではないかと前から思っています。
でもって自分としては前に遊んだ「デイグラシアの羅針盤」以降、深海生物と珪素生物に妙な憧れを持っているので、前述の通り地震と関与していると思われる余地があるので、深海をこの際もっと必死になって研究してもらいたかったりします。ついでに珪素生物を屠れる重力子放射線射出装置も開発すれば中国や米国だってイチコロだ(・∀・)
外国の大地震で倒壊した建物を見ると、この国の建物の耐震基準はどうなっているのだと心配になります。もっとも日本の耐震基準にも褒められない点はあります。日本耐震診断協会によれば阪神淡路大震災の時、昭和初期の戦前に建てられた建物が倒壊せず、高度経済成長時に建てられた建物が倒壊した例があります。これは太平洋戦争中、戦後の資材不足により耐震基準は緩和された。そしてその耐震基準の緩和は1981年の建築基準法の改正(新耐震基準の制定)まで続いた。だから1981年以前の建物(いわゆる旧耐震基準)は危ないものが多いそうです
返信削除なんだかんだ言いつつ、日本の建物の耐震設計対応は比較的よくできているとは思います。中国なんかたまに重力を無視しているのではないかと思う作りも見られるし(;´・ω・)
削除とはいえ、絶対に倒れることない建物なんてないだけに、大きな地震が起きたときは速やかに建物から逃げるというのを心掛けなければなと、今回のトルコの自信を見て感じましたね。