そんな感じで、昨日の土曜は風呂に行かずに近くの大型スーパーに昼食と買い物だけ出かけて帰宅したのですが、その後自宅で再び軽度ですが頭痛を発しました。幸い、頭痛薬を飲むだけですぐ解消しましたが、事ここに至って頭痛の原因は風呂ではなく単に日射病であることに気が付きました。そんなに長い間外で自転車こいでいるわけじゃないものの、やはり頭は直接日光にさらされているだけに、知らず知らずに熱がたまって後からヒートアップしてたんだと思います。
そこへきて、スーパー銭湯では全身の体温も上がるもんだからなおさらアツアツになり、極度な頭痛を起こしてたんだと思います。麦わら帽子とかあんま被るの好きじゃないけど、さすがに検討した方がいいかもしんない(;´・ω・)
そんな上海の夏の暑さですが、このところの最高気温は大体38度から39度の二択で、最低気温は30度まではいかないものの29度か28度で、一昨年とかに比べれば一段、っていうか1度低い程度です。東京では最高気温35度で大騒ぎしていて、たった数度とはいえ「涼しそうでいいなぁ(´・ω・)」とか本気で思います。マジで35度と39度では差がはっきりわかる。
あくまで個人的な主観ではありますが、日本と同じく、上海も前はこれほどまでには熱くなかった気がします。詳しい気温とかは覚えていないけど、10年くらい前はもっと涼しく、今のように十数分自転車こいだだけで日射病になるなんてことはありませんでした。気温以上に、日差しが10年前と比べて破壊力が増しています。
その10年前の上海ですが、今となっちゃもう死語となりつつあるもののPM2.5という言葉とともに大気汚染がもっぱらの話題でした。実際、2014年くらいまでは空は常に濁ってて青空が見えるなんて極端な見方ではなく年に数回くらいだったような気がします。でもって空気も味があるというか、排ガスを筆頭にいろんな匂いが常にしていて、成田に着くや「あれ、空気が味しない!?」なんて本気でびっくりした経験すらあります。
それがこの10年、具体的には自分も実際にJBpressで記事化しましたが2018年くらいになるとすっかり大気がきれいになって、青空も珍しくなくなり、空気も味しなくなりました。マジで。それとともに、気温は上がり、外出ると簡単に日射病になるなど、夏の厳しさが増してきているようにも感じます。
思えば自分が子供だった頃も、日本は今ほど空が青くなかったというか空気も汚かった気がします。でもって夏場に35度に到達することはあまりなく、朝方なんかはかなり涼しくラジオ体操している最中に軽く体が震える感覚もあった気がします。何が言いたいのかというと、日本も中国も環境対策越して空気がきれいになった一方、平均気温を高めているんじゃないのかってことです。だって、普通に考えて、スモッグで汚れた空気の方が太陽光が地表に差す前に疎外するわけだし。
そもそも、環境対策は地球温暖化を防ぐためにいろいろ手をこまねいているのですが、なんか逆に環境対策が進むにつれてどの地域も気温をアツアツにしているような気がします。もちろんさかのぼれば今以上に空気がきれいだった江戸時代なんかは今よりも平均気温が低くありましたが、現代の場合は空気がきれいになったのと、都市化によるヒートアイランドが相乗して気温が上がっている気がします。
そういう意味では少なくとも中国においては、マジであの濁った空の時代が懐かしいです。個人的にも中国に出入りしたころがまさにあんな感じだったからノスタルジーもあり、濁った空カムバック、ノーモアブルースカイとか叫びたいです。
「蒼天已死 黄天当立」 (青い空なんかいらねぇ、PM2.5まみれの黄色い空よやってこい) という勝手な解釈をしています。(もちろん、古代中国の反乱指導者が作ったスローガンが元ネタです
返信削除いやほんとそれ。張角とか復活しないかな(´・ω・)
削除ワシはあの汚い空気(PM2.5高濃度)が嫌いですが。
返信削除自分は中国の原風景があれだからむしろ恋焦がれる。
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