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2010年6月22日火曜日

天気予報と飲食店

 先週末の天気予報で、私の住んでいる関東地域では土日どちらも午後から雷雨になるとの予報が出ておりましたが、結果から言えば土曜の午前に小雨こそぱらついたものの曇り止まりで、午後には雨は降りませんでした。
 人間誰しも失敗があると昨日もデーモン小暮氏はいっておりましたが、それにしたってこの所の関東地方の天気予報は見ていて呆れるくらいに予報が外れる事が多いです。先月から何度も「午後には雷雨が」という予想がされているのですが、雷どころか雨すら降らないという日がもう何日もありました。

 一般人からすると、「逆ならともかく、雨が降らなかったのだからいいじゃん」で片付けられますが、これが飲食店ともなると話は大分違ってきます。飲食店などで働いた経験のある方なら分かると思いますが、同じ土日でも雨が降るのと降らないのとでは客の入りが明らかに違い、飲食店経営者にとってすれば雨はまさに商売敵以外の何者でもありません。
 私自身も喫茶店でバイトをしていた時期がありましたが、雨の日ともなると常連客を帰すと後は本当にやる事なく、バイト代をもらう事がなんだか申し訳なくなってくる日もよくありました。特に六月の梅雨時と「ニッパチ」こと出入りの少ない二月と八月は顕著で、天候というものがどれだけ経済に影響を与えるのかを身を以って知りました。

 そういうこともあって先日、雨が降っている日に後輩と会った際、昼食に入った和食屋さんで天気の話を振ってみました。

「雨の日は大変ですね。お客さんも少なくなるでしょう」
「ええまぁ。ただ天気のことは仕方がないので我慢するしかないのですが、天気予報でもお客さんって減っちゃうんですよね」
「天気予報で?」
「ええ。天気予報で雨と言われちゃうと、その日が晴れててもやっぱり減ってしまうんですよ。こればっかりは少し残念ですね」

 言われて見ると確かにそうで、次の休日が雨と予報でもされたりすると外出するより家にいようとしてしまいます。それで晴れたりしたら、飲食店としては確かにしょっぱい思いをするでしょう。
 そう考えるとこの所の天気予報なんて、大々的に雷雨だなんて言っておきながら雨粒一粒すら落ちない日もざらです。なにも百発百中にしろとまでは言うつもりはありませんが、飲食店で働いている皆さんのためにももう少し正確な予報を関東地方担当の気象予報士の方には頑張ってもらいたい所です。

2 件のコメント:

  1. ホントそうですよね〜ここで一句。

    止めてくれ雨雪雨雪ソラじろう

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    1.  イワセミツシゲ様、コメントありがとうございます。
       普通のサラリーマンとかならともかく、飲食・サービス業関連に従事している方にとってすれば天気の影響は非常に大きいですらね。天気予報氏の方々には100%的中させろとまでは言いませんが、やっぱり可能な限りの努力を期待したいところです。
       もっとも、石原良純氏の予想に関してはむしろ外れることをなぜだか期待してしまうのですが……。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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