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2021年3月2日火曜日

山田広報官の辞任について

 既にあちこちで報じられているので今更詳細を語りませんが、例の山田広報官の辞任については非常に残念がっています。というのも、別に質問する機会なんてあるわけでもないのに想定問答集を作ってどんな風な切替えしをおびき寄せてどうやってさらに叩くかを日夜研究していたからです。
 具体的には、

<初期質問>
・7万円あったら何に使いますか?
・7万円で食べるものといったらなんでしょうか?
・7万円おごってもらったらどんなお礼をお返しするのでしょうか?
・普段の外食には1回当たりどれくらい払ってるのでしょうか?
・国会答弁で事実と異なる回答してましたが記憶力等に執務上問題ないのでしょうか?
・飲み会を断らないというけどこの後空いてる?7万円おごってあげますが

<想定回答>
・プライベートなご質問にはお答えできません
・国会や政治と関わりのない内容にはお答えできません
・担当部門の広報にお聞きください

<反回答>
・利害関係者との会合詳細に関する質問が政治と無関係とお思いなのでしょうか?
・あんたにとってはプライベートでも、国民全体にとってはこれはポリティカルな問題だ
・利害関係者との会合がプライベートだと思うほどこれまで頻繁にやってきたのか?
・広報官という立場を自覚してないのか?

 大体こんな感じですが、ぶっちゃけ「このまま生きてても人の足しか引っ張ることしかできないのでは?」とストレートに言いたいものの、さすがに言い過ぎかなと思ってこれは想定問答集には入れませんでした。まぁ想定問答集自体、実際には作ってないけど。

 まぁ呆れたというか下手すりゃ小学生でもわかるくらい受けちゃいけない接待を平気で受けて、尚且つその後に撮影した動画で「自分は飲み会を断らない女だ」と豪語するなど、馬鹿のオンパレードを一人で絶賛開催するような頭しているなという気がします。真面目に初期質問の最後にあやふやな回答でもしようものなら、「てめぇ菅の息子はいいってのに、俺の酒は飲めねぇってのか!」と怒っていいでしょう。

 なんでも内閣広報官はこの人が女性初だということですが、こういう馬鹿な女性が自分の能力の限界や立場の自覚もなく出てくるから、しっかりしたまともな女性の社会進出が遅れるのだと私は思います。まぁ引き上げる人間にも問題があるとは思いますが、山田広報官に関しては男性か女性か以前にまともに使える人材ではなかったということでしょう。
 確証こそないものの、前後の発言や当初留任を発表してからの突然の辞任ぶりから推察すると、反回答に書いた「あんたにとってはプライベートでも~」の質問が一番クリティカルだと思われます。どういうことかというと、他にもこうした利害関係者との会合や接待行為を受けている可能性が高いのではと思えてなりません。そういう意味で「他にもこうしたことは?」という質問をしてみて、「絶対にない」と答えるか、曖昧に答えるかは一つの見極めになったのでしょうが、その機会が失われて残念この上なく、日本の記者には天下り先にも「これからはバンバン接待受けられますね!」と声を変えてほしいものです。

2 件のコメント:

  1. 単に誰か女性を抜擢しようとなると、今の男性中心のお友達人事の世界だと「我々とよく飲んでくれる女性」が優先されるということなんだろうなと思います。
    日本の男性社会の一番の問題は「何のために」仕事をするかじゃなくて「誰のために」仕事をするかになりがちなところで、誰の指示かで真面目に対応するかしないかが大きく変わるために大きなプロジェクトが効率よく機能しないところが課題だなと思っています。
    だから森喜朗みたいな人がいないと機能しないってことなんだろうなと。

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    1.  真面目に日本人全体の大きな特徴としては、目的を持たずに行動し始め、いつしか手段が目的に切り替わってしまう人が多いことだとよく思っています。おっしゃられている「誰かのための」仕事なんかまさにその典型で、意外と方針や目的が組織内で統一されてないことが非常にいいです。
       言われてみると確かに、森みたいな調整役がここまで幅利かせるというのもあんま他の国では聞かないですね。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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