・まるでRPG?「中国のタクシーでスマホを落とした話」が読み応え抜群のおもしろさ(togetter)
上のリンクには、実際に中国でスマホを落とした日本人の方がその体験をまとめています。面白いのは見出しの通り、ほんとRPGみたく一つずつ手がかりを追って行って、その先々で次のヒントが出されていくという経過です。教えてくれた友人は監視カメラの映像を警察が出してくれたという点で、自分は警察に厄介になったことはないけど、実際この手の捜査で監視カメラ映像の確認を警察がやってくれるというのは聞きます。
真面目に日本も警察の手が足りないというのなら、こういうところでIT化による効率化を進めるべきなんじゃないかと思います。監視カメラで事件解決案件も日本国内で増えてるのだし、顔認証システムくらいは早く入れろよと本気で思います。中国なら安くで売ってくれそうだけど、そもそも日本は自前じゃ作れないかもなもはや。
話は脱線しましたが、真面目に自分も今の中国でスマホなくしたとしたら生きた心地がしないです。以前にシムカードが壊れてWIFIは使えるもののモバイル通信が出来なくなったことがありましたが、あの時もお店で決済できなくなり、めちゃくちゃ焦りまくりました。2日くらいして通信キャリアのアンテナショップですぐシムカード交換してもらえましたが、それまで不安だったからお店の人の手を取って「感谢您!( ;∀;)」とお礼言ったほどでした。
一応言っておくと、私は配車アプリも出前アプリも一切使わないほどローテクで、スマホ依存度は現代中国においてはかなり低い部類だと自分では考えています。それでも今の中国は成人の誰もがスマホを持つこと前提で社会が成り立っており、スマホがないと身分証がないくらいの厳しい生活が要求されます。
その上で地味に気になるのが、これから電子マネーがさらに普及した場合、子供のお小遣いとかどうなるのかとなんか気になりました。小遣い渡して自由に買い物できず、密かにお金貯めて漫画とかゲーム買うとかもできなくなるのかもと考えたら少しさびしさを覚えます。
しかしこのまま電子決済が流行ったら、スマホなしでは一切決済ができなくなります。敢えて妥協点作るならプリペイドカード使うってのもありますが、私個人の想定では今後は子供一人ひとりにも機能を制限したスマホを持つ時代が来るような気がします。
さらにその上で、そうした時代においては本人認証が今以上にまた重要になってくると思え、手軽で且つ安心、それこそ紐づけたらその本人しかスマホが使えなくなるような本人認証手法が出来たらかなり使われるのではないかと思え、金になる気がします。一時期出てた静脈認証はなんか最近見なくなったけどどうしたのかなあれ。