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2026年3月7日土曜日

何故インド人スパイ映画がない(´・ω・)

 今日また映画館行ってチャン・イーモウ監督の最新作である「驚蟄無声(スケア・アウト)」という映画を見てきました。あらすじは中国の公安内部にスパイがいるということで監察を繰り広げるという内容で、ストーリーも訳者の演技もカメラもよくとても満足する作品でした。まぁスパイは開始早々すぐわかっちゃうんだけど。
 ただこの映画で少し気になったこととして、登場する白人全員が敵方のスパイという点でした。日本人スパイとかは出てこないもんかと思ってみていましたがそんなことはなく、逆に白人を敵役スパイとして仕立てるあたりは無意識に相手国スパイは白人だと中国人が思っているのかもしれません。

 ここまで考えが至ったところでふと、「何故インド人スパイって映画に出てこないんだろう」と思うに至りました。日本のスパイ映画でも東洋人や白人は出てきてもインド人がスパイとして出てくることはありません。まぁインド人キャラ自体が珍しかったりするのですが。
 なんというかこれはインド人差別に当たるのではないかと思い、仮にインド人が主役級のスパイとして出てくるならどんな映画になるのかと思いを巡らせてみました。考え出した主な要素としては以下の通りです。

・エージェントのコードネームがキーマ、マサラ、マトンなどカレーの名前
・司令官のコードネームはタンドール
・スパイスの配合が暗号を解くカギになっている
・戦闘中、目つぶしとしてカレーを投げかける
・自白を強要するため捕虜に激辛カレーを食べさせる
・カーチェイスシーンに象が登場する
・敵の親玉との決着はダンスバトルでつける

 うん、これスパイ映画じゃなくてただのインド人映画ですね。これはこれで見たいというか、カレー=インド人という図式が日本では当てはまるのでインド人とカレーが大活躍する映画を誰か作ってほしいです。

2026年3月6日金曜日

防犯意識が下がってきた中国人

 中国では携帯キャリアを通して自治体や国が色々注意喚起メールを送ってきます。主に「オレオレ詐欺に気をつけろ」とか「防災サイレンを明日鳴らすからビビんなよ」などといったものですが、かつて春節前には必ずと言っていいほど「この時期泥棒多いから戸締りしっかりしろよ」といったメールが来てたものの、ここ数年は来なくなりました。

 この注意メールに限らず、なんか最近中国人の防犯意識がかつてと比べて劇的に落ちている気がします。例えば団地のアパート一つとっても、昔は各棟の1回階段入口には鍵付きの鉄扉が必ずついていました。そのため住民はまずこの鉄扉を開けてアパート内に入り、そこからさらに自分ちのドアの鍵を開けて入る鉄壁のディフェンスを敷いてました。
 しかし最近はというとこの各棟入口の鉄扉を廃して、誰でもアパート内に出入りできるようにするところが増えています。自分の住んでいる団地はほぼ全てこうなっており、鉄扉を開け放しにするか、完全に取っ払ったりしています。

 一体何故こうしているのかというと一番の目的は宅配対策です。基本的に中国は置き配ですが、各住宅のドア前まで配達人に運んでもらうため、アパート内に自由に出入りできるようにさせています。かつては鉄扉前とかに置き配するパターンも見られたものの、やはりドアの前まで持ってきてもらう方が便利だと考えるようになったのか、配達人が入れるように取っ払ってきているように見えます。
 こうした例を見るにつけ、何となく昔と比べて泥棒に対する防犯意識が中国でかなり下がってきている気がしてなりません。昔は本当に泥棒も多かったのかこの手の防犯意識が非常に高く、窓にも二重に鍵つけたり、ドアも二重鍵にする家も見られましたが、最近は見なくなっています。冒頭の注意喚起メールでも戸締り関連はほとんどなくなり、社会全体であまり泥棒を気にしなくなってきています。

 実際、この手の空き巣泥棒は減ってきているんじゃないかという気がします。というのも街中歩いていても露骨に「あ、こいつアウトローだな(´・ω・)」と思う人が減ってきているからです。
 冗談みたく聞こえるかもしれませんが、かつては本当に街中のそこら中でまともそうに見えない、っていうか明らかにカタギじゃなさそうな人間が当たり前のように歩いていました。このほか「パン買うお金ないからちょうだい( ゚д゚)クレ!」などと、堂々と嘘ついて物乞いする人も溢れていて、日本と比べるとカオスな環境でした。

 それがこの数年、特にコロナ以降はそうした如何にも犯罪者っぽい人は街中で見なくなり、それに合わせるかのように中国人全体の防犯意識も下がってきているように思うわけです。もっとも犯罪自体が減っているというわけではなく、冒頭でも触れたように今度はオレオレ詐欺こと通信詐欺が非常に増えていて、この手の被害や注意喚起は逆にどこかしらでほぼ毎日見るくらいになっています。
 ただ全体としてみるならば、空き巣や強盗などやや荒っぽい手段の犯罪は体感で減ってきているように思います。これはこれでいいことっちゃいいことですが、日本でもオレオレ詐欺が一巡してから闇バイト強盗が増えていったので、中国もそうならないことを密かに願います。

2026年3月5日木曜日

イラン情勢は今後どうなる?

 先週は気温上がって夜もぐっすり寝られるようになるなど体調が劇的に改善してましたが、今週に入りまた夜中に目覚めがちとなるなど元通りとなってしまいました。なんだろう、やっぱ休暇明けて仕事に復帰して知らぬうちにストレス感じてんだろうかσ(゚Д゚;)オレ

 話は本題に入りますが今も先が読めないイラン情勢。本当に去年まで、ベネズエラを含めこうも世界各地で戦争行為が行われるなどみんな夢にも思っていなかったでしょうが、既にこうして現実に起きており、世界中で影響が波及しています。それもこれも、ロシアがウクライナに攻め込んだのがすべてのきっかけだと思えるだけにロシアに対しては憎しみしか抱きません。

 そんなイランへの公的についてトランプ大統領は、当初は4日で終わると言っていましたがそのすぐ後にはもっとかかると言いなおしており、どれだけ時間がかかるかについて明確な情報を出していません。この発言の変遷からみて、それほど明確なスケジュールを設定してこの攻撃が始められたものではないと十分判断できるのですが、一部情報で国防省が情報部要員を100日分よこせと言っていると報じられており、最低でも数ヶ月はイランとの戦闘が続くとみて確実でしょう。
 ただその後の処理を考えると、今回のイランの攻撃は泥沼化する可能性が高いような気がします。ベネズエラの時と比べても戦後処理をどうするか全く計画されていないように見え、行き当たりばったりな計画で攻撃に踏み切っていることからどうやってイラン国内の秩序を落ち着かせ、米国との停戦協議もどうするかに関しては完全に手探りな気がします。いくら旧ハメネイ政権が国民から嫌われていたとしてもイラン国民が米国の言うことを聞くとは限らず、むしろ抵抗を強める気がします。

 また周辺国も、イランの勢力が弱まるのはともかくとしてイスラエルの勢力が強まることはどこも望んでいないでしょう。っていうかイスラエルが今後どうするのかが読めず、イランで地上部隊を派遣して一部領土を占領とかするのではないかとも疑っています。真面目に近年のイスラエルというかネタニヤフ政権は、世界にとってロシア並みに悪影響をばらまき続けている気がしてなりません。

 さらに言えば仮にイランの停戦が実現したとしても、恐らく今後米国国内でイスラム過激派によるテロ行為が続出するのではないかとも懸念しています。ただでさえ移民排除を進めていてヘイトを買っているだけに、過激なテロ行為がまた増えてくる可能背は高い気がします。

 最後に蛇足ですが、もし自分が中国の意思決定権者ならこのタイミングで台湾に攻め込みます。今こそ米国が台湾なんかにかまってられないタイミングで最高のチャンスだと思うのですが、恐らく中国は実際には動かないでしょう。単純に準備が足らず軍関係者もスターリン並みに粛清しまくって人材居ないってのもありますが、ここぞというところで割と習近平は決断をためらうところがあると思え、チャンスであればあるほど躊躇します。
 そもそも今全人代開いているけど相変わらず不良債権については無関心だし、銀行への公的資金注入はしていますが経済もボロボロで外のことかまってられないってのもありますが。ちなみに今日同僚とも街中歩いててしまっているテナント多くて、「不景気だよね(´・ω・)(・ω・`)ネー」みたいな会話してました。

2026年3月3日火曜日

松戸の最終決戦地はどこか?

 前にも書きましたが春節の間はメガテン風のダンジョンRPGゲームに勤しんでいました。3Dマッピングされたダンジョンを全部踏破するのが昔から好きでよく遊ぶジャンルなのですが、そのゲームでは異界化した札幌市を舞台にしており、ラスボスがいる最終決戦地は日ハムに去られて赤字運営が続く札幌ドームとなっていました。
 これを見て私は、「松戸ならどこが最終決戦地になるのだろうか?(; ・`д・´)」と思ったわけです。

 かねてから私は「魔の集う街、松戸」というキャッチフレーズを広げるためにも、松戸を舞台にしたRPGゲームをどこか作るべきだと主張してきました。松戸だったら市内で日常的にヤクザや魔物とエンカウントしてバトルするような展開でもごく自然だし、どれだけ松戸が狂った街なのかをアピールする上でも市内の各地をダンジョンなどに取り込み、RPG風にゲームに仕立てれば絶対喜ぶ(主に私が)はずだと信じ切っています。
 ただ改めてさっきのゲームやった後で考えると、松戸にはランドマークと言えるような施設や場所が少なく、最終決戦地はおろかダンジョンも数をそろえられないような気がしたわけです。そんなわけで敢えて松戸でRPGにするならどんなとこが使えそうなのか考えてみました。

1、ダイエー松戸駅前跡地
 ぶっちゃけこのブログで今一番アクセス稼いでるネタですが、松戸駅前にあって現在解体工事が進められているダイエー跡地ならダンジョンとして確実に機能するでしょう。とはいえマンション出来た後だと思い出も薄れそうなので、早くゲーム化する必要があります。

2、21世紀の森と広場
 そこそこの敷地面積と間を武蔵野線が走って分断している立地から、中盤のイベントがあるダンジョンとしてここはうってつけです。ただほんと何もない原っぱなので、ギミックに乏しい点が惜しいです。

3、松戸市役所
 一応松戸の行政中心部だけど、非常に影が薄いというか自分も今まで一度も入ったことがないです。一応正面入り口前はカーブに坂となっていて籠城戦とかやりやすい地形にありますが、ほんとそれだけです。

4、松戸競輪場
 この前私も初めて行ってきたところですが、敷地面積は広く且つ大きなトラックもあって、札幌ドームにはかないませんが最終決戦地としてはそこそこ成立しそうな建物です。でもなんか松戸市民もあんまり足を運んだことがなさそうで馴染みが薄く、実際ゲームの話題にはあまり反応しないくせに松戸ネタ振ったら秒でレスしてくる松戸フレンズな友人も、一度もここには訪れたことないそうです。

5、イオンフードスタイル新松戸店
 松戸駅前の旧Dマートは滅んだのに、いまだ現役で営業続けているこちらの元ダイエーこと新松戸のイオンフードスタイルなら、序盤のダンジョンにうってつけでしょう。ちなみにここの思い出を語るとすれば、90年くらいは2階のおもちゃ屋が繁盛しててファミコンゲーム大会とか開かれていたのをよく覚えています。

6、ホテルルートイン東松戸店
 地味に柏市などと比べてもビジネスホテルが極端に少ない松戸の中で、個人的に最高だと思うのがここのルートインです。主人公たちの拠点地みたいにするのがベターか。

7、陸軍工兵学校跡地
 現在は松戸中央公園になっているそうですが、旧陸軍が鉄道敷設などを行う工兵学校跡地があったりします。ここなら歴史に絡めたイベントも組めるし、松戸中心部に近く、且つ聖徳大学という広くてダンジョンになりそうな場所もあるので、最終決戦地としても相応しい気がします。

8、梨園
 東松戸方面には地味に松戸の名産である梨を生産する梨園がたくさんあり、これら梨園も何かしらイベントに組み込んで戦う場所としたら盛り上がる気がします。出てくる敵はやっぱりふなっしーになるのだろうか?

 大分前にも記事書いていますがマジで意味不明なオブジェですが、意味不明過ぎるのでゲームには取り込みやすいです。中盤であそこをくぐると異世界にワープするような仕組みとしては使える気がしますが、松戸の異世界ってなんやねんと自分でも思います。

 上でいくつか最終決戦地というか最終ダンジョン候補を挙げていますが、やっぱ一番ふさわしい所を選ぶとしたらやはりここの八柱霊園でしょう。結構敷地が広くマジで遭難しそうになるくらいの場所なうえ、松戸市にあるのに所有権は東京都にあるという曰く付きの土地であり、霊園に続く仏具屋ストリートといい、ゲームに使ったら絶対映える場所です。もし自分が製作するなら絶対ここをラストダンジョンにします。

 以上、思いつくままにゲームに使えそうな松戸スポットを挙げていきましたが、ぶっちゃけ本当にランドマーク少ないなと書いてて思いました。ほかにもテラスモール松戸、国府台とかもありますが、ゲームネタにこじつけるのも一苦労で、書いててゲーム化に向いてない街なんじゃないかという気がしてきました。RPGよりアドベンチャー向きかもしんない、それも八柱霊園とかを考えるとホラー系の。

2026年3月1日日曜日

イラン攻撃を見て

 昨日は小学館のニュースを優先しましたが、こっちのイランの方とどっち書くかで悩んでました。攻撃から一夜明け、イラン最高指導者ハメネイの死が確実だと報じられ混乱会続いていますが、ほんとこの後どうなるのか予想ができません。少なくともいえることは明日から市場は荒れそうで、ドルがどう動くのかが気になります。

 日本国内に関しては石油消費量の半年分が常に備蓄されていることから、さすがに半年もすればある程度情勢が落ち着くという期待もあるため、短期的な石油高騰こそあれどオイルショックみたいな事態は起きないのではという風に楽観視しています。
 一方、国際的影響としてはイランの大きな支援を受けていたロシアにとってはかつてないほどの打撃になると思います。ウクライナ戦争でウクライナ有利となる要素なだけに私としてもこの点は歓迎しており、またイランに武器輸出を直前まで予定していた中国にとっても打撃となるでしょう。っていうか中国はここでも外交判断をミスっているなと思います。

 このイラン攻撃に関して正当性はあるかと言えばありませんが、政権はイラン国内で圧政を敷き女性を含め多くの自由を制限していたことを考えると、今後イラン国内の自由が広がるというのであれば自由主義者として自分は喜ばしく思います。経緯には明らかに問題があるものの、起きたことを受け入れ今後どういう風にいい方向へ進ませるかを考えるしかありません。
 ただ一連の流れで気になる点もあり、具体的にはイスラエルの増長です。パレスチナ攻撃を含め近年のイスラエルの横暴ぶりは目に余り、今後さらに増長してイラン以外の国にも戦争を仕掛けるのではないかと警戒しています。

 そもそも米国のトランプ大統領はアメリカ大陸以外の事案にはかかわらないと主張していたにもかかわらず、イスラエルが係る戦争には率先して関与してきます。あるコメンテーターがこの点を「イスラエルファースト」と呼びましたが実際その通りで、この点について米国人がどう思っているのかが気になります。私の勘だと、米国人も支持しているように見えますが。
 この米国の後ろ盾を頼りに、イスラエルがこれ以上増長することは望ましくなく、タレイランの勢力均衡戦略のように、イスラエルを抑える勢力を中東に登場させる必要がある気がします。同時に米国のイスラエル関与を引き離すことも必要になると思え、欧州諸国の反応を見つつ日本も外交を考慮していくべきでしょう。

2026年2月28日土曜日

マンガワン事件に見る小学館と集英社で明暗分かれた危機対応

小学館マンガワン、完全に逝く……半日で漫画家50人が配信停止表明した模様(ガハろぐ)

 昨夜に初報が出た時点で「これはえらいことになるな」と、今話題のニデック以上の波乱を予想していましたが、実施にかなり荒れに荒れています。この事件に関するメディアの報道では問題の原作者がやったことは児童ポルノ所持などという言及にとどまっていますが、実際のところ被害者がPTSDで刑事捜査に耐えられない状態なため刑事告訴できないだけで、その受けた被害はこんなものにとどまりません。っていうか米国とかだったら終身刑食らってもおかしくない罪業を犯しており、マジでこんな人間を使用し続けた小学館編集部の人間の神経を疑います。

 そんな小学館ですがことが明るみに出てからようやく事実を一部公表し謝罪した振りをしていますが、その態度からみるに全く反省しておらず、早くほとぼり冷めないのかなとしか考えていないなと感じます。
 理由はいくつかあり、まず記者会見をしないと明言していることです。ただでさえ先の「セクシー田中さん」の事件の時もどこか他人事、というより日テレとの関係を崩したくないのか日テレをややかばうかのような態度も取っていただけに、続く今回の事件では最低限記者会見は必要になるだろうと思っていたらあっさり拒否してきました。

 もう一つの理由は、今回の事件で当事者となる担当編集者は自社の社員であるにもかかわらず、何の聞き取りも発表しないどころか処分も発表しない点です。こちらも少なくとも直ちに業務停止か謹慎くらいの処分が必要なレベルと思うのですが、実際にやっているかは別として何も発表しないのははっきり言えば頭おかしい水準です。また今回の事件に関して調査委員会を立てて報告を受けてから対策とか練ると言ってますが、当事者の編集者に電話かけてすぐ聞けば10分で終わる話だというのに、明らかに時間稼ぎのための調査委員会でしょう。
 まぁ問題の原作者を復帰させた編集長は独立済みらしいですが。もっとも独立済みと言えども、拉致って話聞きだせば、事件の背景くらい一瞬でわかると思うのですが

 この事件に関しては現状、漫画家であり議員でもある赤松健氏の見解が一番すんなりと受け入れられるのですが、恐らく今後もどんどん影響は広がり、場合によっては大物作家の移籍も起こってくるのではないかという気がします。それだけのヤバいことをやってしまったというのに、小学館の危機意識の低さには呆れ、フリーレンが当たるなど新人発掘に成功してきた最中だっただけに、この一件でカーブアウトしてくることになる気もします。

 そんな小学館と比べるに、改めて集英社のこの手の事件への危機対応は見事だったなと思い起こします。集英社でも作家が過去に何度か事件を起こしており、比較的記憶に新しい「アクタージュ」の原作者が強制わいせつで捕まるや直ちに連載を中止し、予定していた舞台演劇も全部中止にしたうえで発行済み単行本も廃刊、配信停止にするなど果断な措置を採りました。
 またこの時の発表された経緯を説明する謝罪公告も非常にしっかりした文章で、被害者への意識や社会的責任がしっかりと盛り込まれており、なんちゃってライターである自分の目から見てもしっかりした文章に見えました。記者会見こそ行いませんでしたが、集英社の事件は連載後に原作者が事件を起こしていることからもその必要はなく、事後的な対応としてはほぼ満点というか、他の日系企業全体と比べても模範とすべき事例だった気がします。

 反対にというか、今回の小学館の件は犯罪者と分かっていたうえ、しかも事件起こしてすぐにペンネーム変えて連載させるなんて理解のしようがありません。こういうことやっているあたり、ほかにも後ろめたい人間が中にいるんじゃないのと勘繰りたくなりますし、上記の会社としての対応を見ても非常に疑わしいです。
 実際、もっとヤバい事実が隠されていると言及する人がおり、及び腰で時間稼ぎしようとする態度から私もその確率は高いと考えています。逆を言えば他の出版社はこれを機に、小学館から作家を引き抜きチャンスでもあると思うので、これからリクルート活動が活発化するかもしれません。

2026年2月27日金曜日

初めは興味なかった

 漫画の「花ざかりの君たちへ」というタイトルを見るたびに、自分の心の中で「ハゲざかりの君たちへ」という謎のタイトルが浮かんできます。なんか勢い感じるタイトルです。

 話は本題ですが、それまではあまり取り扱われていなかったのに今月に入ってから急に日本語記事を見るようになった米国のエプスタイン事件ですが、ぶっちゃけ自分は当初それほど興味を持ちませんでした。トランプ大統領の疑惑は何もこれだけにとどまらないのと、少女売春については米国はもとより日本でも報じられていないものの実際には数多く存在しているのではと感じ、いくら規模が大きくて関係者が大物だとはいえ、大河の一滴のようなこの事件だけなんか騒ぎ過ぎではという気がしていたからです。


 そんな自分の興味が一変したのが、エプスタインの共犯であり彼の恋人でもった上のギレーヌについて知ったことからでした。最近になって証言と引き換えに罪を軽減する司法取引を求めてきたので日本語ニュースにも出てくるようになったのですが、このギレーヌという変わった名前を見て、「あれ、偶然なの?」という感傷を覚えてニュース記事で顔写真を見たところ、

「まんまじゃん……(;´・ω・)」

 という言葉ともに、色々思うものが一気に出てきました。

 これはどういうことかというと、「へうげもの」の作者の山田芳裕氏が現在連載中の「望郷太郎」という漫画で、全く同じギレーヌという名前の女性キャラクターがいるからです。この漫画のギレーヌというキャラクターは奴隷商人の副首領みたいなキャラで主人公とも絡みがあるのですが、そのギレーヌの主人であり親玉であるのはエプターという、エプスタインをもじったような名前のキャラだったりします。
 なおギレーヌもエプターも、顔はそっくりに描かれています。

 この二人の奴隷商人ですが、漫画の中で自らが調達してきた奴隷を有力者に宛がって権力を得ているのですが、その際に麻薬で酩酊させわざと残虐な行為に及ばせます。具体的には女性奴隷の惨殺と食人で、その場面を写真にとっておいて後の脅迫に使用するというわけですが、この脅迫行為そのものはまんま実際のエプスタインがやっていたことと同じことです。
 ただ現在の報道だと、実際のエプスタインが有力者と未成年女性の性交場面を写真に撮って脅す行為は間違いなくやっていたようですが、惨殺までやっていたのかについては確たる証拠があるとはどこも報じていません。とはいえ、このようなこともやっていたという噂は存在しています。

 あまり噂レベルの憶測を語るべきではないと重々承知なのですが、冒頭でも書いたように未成年の性的搾取事件に関しては表沙汰になっていないだけでこの世にはいくらでもあるというのに、何故このエプスタイン事件だけみんなやたらと大きく取り扱うのか、それがかねてから疑問でした。また文書に出てくる関係者も「自分は無関係」、「未成年だと知らなかった」など釈明すればいいのに、何故かしつこく追及されるまで関与があったのかどうかも含め黙りこくっているのもかなり不思議でした。
 しかし上記のような残虐行為も含まれるとしたら、これらの疑問も、エプスタイン本人が謎の自殺を遂げたことも、世間の関心がこれほど高いこともある程度得心できます。同時に、だからこそどのメディアもなんか微妙な報道の仕方をしているのではという疑念も持っています。

 本当のところはどうなのか今後の報道や捜査で明らかになってくるかもしれませんが、まるで映画「ホステル」のような残虐性を帯びたこの噂で、自分もようやく興味を覚えてきました。っていうか山田氏もこうした噂があるからああした場面を漫画に描いていたのだとやっと理解できたのですが、割と実在人物に忠実に顔を似せて描いてくるあたり関心高かったんだと思います。
 なお漫画のキャラクターたちはその後制裁を受けています。