2026年5月16日土曜日

「オタク」という単語を見聞きしなくなった( ゚Д゚)マジ

 ただ単に自分が日本に住んでいないからかもしれませんが、ふと気が付いてみたらこの数年か、「オタク」という単語をマジで見聞きすることが亡くなった気がします。かつてはそれこそ毎日どこかで聞きしていたのになんか気がづくと死語になっているかのように使われる機会が減っているように思います。

 そもそもこの「オタク」という言葉ですが、90年代までは完全に侮蔑語でした。アニメや漫画ファンを指して陰気な人たちといったようなネガティブな意味で使われており、漫画家の山田怜司氏の番組に出演したオタクの帝王こと岡田斗司夫氏もはっきりと「受難の時代」といったように表現していました。
 なお岡田氏は新作アニメ映画が公開されるたび、当時のオタク界隈で伝統となっていたのでコスプレして映画館に繰り出していたそうです。ある時は大魔神のコスプレで顔にもしっかりペイントしていったところ、「お前らのような奴が来るからまともな客が来なくなるんじゃねーか!」と映画館の人にマジ怒られそうです。これは映画館の人が確かに正しいでしょう。

 話を戻すとオタクという言葉の価値が明確に変わってきたのは00年代に入ってきた辺りです。段々と日本産アニメが海外でも高い評価を得ているということが伝わり始めたことと、オタク男性を主役においた「電車男」がヒットしたことで徐々に市民権を得るようになり、それまではやや日陰者でアピールの少なかったアニメファンなどが「オタクで何が悪い」という大上段を切れるようになっていきました。
 10年代に入るともはやオタクという言葉でアニメ、漫画ファンを馬鹿にすることは逆批判されるようにもなっていき、この辺りで侮蔑語としてのオタクという言葉は完全になくなり、率先していう言葉とまではなってなかった気がしますが普通にアニメ、漫画ファンを指すようになったほか、その他の趣味にも「〇〇オタク」みたいな具合に気軽に使いやすくなっていったように感じます。まぁ本来の使い方がそのはずなんですが。

 ところがこの3、4年間を振り返ると、マジでこのオタクという言葉を全く目にも耳にもしなくなったように思います。そもそもこの事実に気が付いたのは先ほど挙げた山田氏の番組の岡田氏出演回をみたためで、この時を除くとマジで全くオタクという単語を見聞きしていません。実際のところはどうかははっきり言えませんが、少なくとも使用頻度はかつてと比べると劇的に落ちていると言ってもいいでしょう。

 ではなぜオタクという単語は使われなくなったのか。一番の理由はアニメ、漫画を趣味とすることに周囲の目を気にしなくなったことが大きいでしょう。子供だけでなく大人もアニメ好きと言ってもそんなキモがられることもなくなり、さらには侮蔑的な意味も消え去って侮蔑語としての価値も失いました。そのため使用者、使用場面自体がなくなり、死語化しつつあるのではないかと思います。
 次に、代替語ができたことも大きいと思います。具体的には「陰キャ」、「チー牛」の二つで、あまり積極的にコミュニケーションとりたがらず風采の上がらないナイーブな人物に対するこの二つの侮蔑語がそっくりそのままオタクに取って代わり、オタクという単語を使わなくなりました。このポイントはかなり自信があるというか非常に大きな要素だと考えています。

 このほか深読みすると、オタクという言葉を侮蔑語として使ってきた層、またはオタクとは対照的な人物像とされていた、欧米風に言うなら「ジョック」こと体育会系の権威低下も要素として挙げられる気がします。かつてのスポ根的な風土は現代ではとうに昔となり、それどころか日大の体育会をはじめ、かつては握りつぶされていたであるものの、世間にも大きく注目される事件が報じられるようになり、以前ほど体育会の人間が偉そうにする空気が今の日本にはない気がします。
 そもそもオタク自体が若干文化部とかに所属する男子を揶揄するような意味合いもあったように思え、体育系との比較として使われることが多かった気がします。しかし対抗馬たる体育系が弱まったことでこの比較もあまり意味をなさなくなり、結果的にオタクという単語自体も埋もれていったのではないかと思うわけです。

 ちなみに自分は漫画はともかくそんな言うほどアニメとか見ていないのですが、メガネかけた見た目からなんかやたらと周りからオタク扱い(侮蔑語としての意味)されていた気がします。周囲の評価をあまり気にしないためか否定したりすることもなかったですが、当時自分をオタク扱いしていた連中の誰よりも積極性、行動力、ポジティブさで当時も今も上回っていると信じて疑いません。
 ぶっちゃけ自分を構成する要素の中で最も目立つのは圧倒的な記憶力(知識量)と暴力性だと思え、もし当時自分を見てこの二つの要素を見いだせなかったとしたら、その時点で人を見る目がないとしか言いようがないと勝手に思っています。

2026年5月14日木曜日

ガンダムに出てくる一部機体の中国語表記について

 相変わらず「崩壊スターレイル」やっていますが、なんかプレイしていてやたら目が痛くなります。俺だけ?σ(゚Д゚;)
 それで本題ですがコメント欄に問い合わせ来たので、ガンダムに出てくる一部機体の中国語表記について今日は紹介、解説します。

 まずガンダムの中国語は「高達(ガオタァ)」に統一されており「〇〇ガンダム」ときたら間違いなく「〇〇高達」と表記されます。ただその詳細な機体名に関しては大まかに意訳と音訳に分かれており、前者は文字通り元々の日本語表記の意味に近い漢字が発音を無視して当てはめられます。後者については日本国内の「武者頑駄無」のように、意味よりも発音に合わせて漢字を当てはめる訳し方で、この意訳と音訳が入り混じって各機体名が中国語表記されています。
 そもそも論でいうと、同じ機体でも中国語表記が異なるというか複数あることも珍しくなく、これは海賊版ごとに字幕の表記が異なっていることが原因です。かつては非公式に中国語表記が勝手に決められており、先ほどの意訳と音訳の二種類あることもあってややこしい時期がかつてありました。最近はバンダイとかが公式声明を出すようになって大分統一されてきていますが。

 それではさっそくコメント欄で質問が来たガンダムWに登場する機体の中国語表記を引っ張ってきます。今回参照したのはビリビリゲーム内の「高達WIKI」というページです。

・ウィングガンダム:飛翼高達
・ガンダムデスサイズ:死神高達
・ガンダムヘビーアームズ:重装高達
・ガンダムサンドロック:砂漠高達
・シェンロンガンダム:神龍高達
・ガンダムデスサイズヘル:地獄死神高達
・アルトロンガンダム:双頭龍高達
・ウイングガンダムゼロ:飛翼零式高達

 上記表記を見てやはり気になるのはサンドロックでしょう、「砂漠ガンダム」ってなんやねんとか思います。あと字面的にはデスサイズヘルの「地獄死神ガンダム」はかなりインパクトあるのですが、死神じゃなくて死鎌じゃねという気もしないでもないです。

 続いてSEEDに出てくる機体をまとめるとこんなんになります。

・ストライクガンダム:強襲高達
・フリーダムガンダム:自由高達
・デュエルガンダム:決闘高達
・バスターガンダム:暴風高達
・ブリッツガンダム:迅雷高達
・イージスガンダム:聖盾高達
・プロヴィデンスガンダム:神意高達
・モビル・ジン:金
・インパルスガンダム:脈衝高達
・セイバーガンダム:救世主高達
・デスティニーガンダム:命運高達
・レジェンドガンダム:伝説高達
・アカツキガンダム:払暁高達

 こうしてみるとガンダムの表記は基本的に意訳で統一されているんだなと思います。個人的にツボったのはジンが発音から取られて「金」になってるのと、質問されてたアカツキガンダムが「払暁ガンダム」になってて、なんか仏教系キャラに見えてくることです。

 このほかで個人的に好きなのはサイコガンダムで、表記は「精神感応高達」となっています。意味的にあってはいるけどなんか違う気がします。またガンダム以外はやはり音訳されることが多く、アッシマーも「亜希瑪」、ジ・オも「鉄奥」など日本人からしたらぱっと見分からない表記が多いです。まぁ百式はそのまんま「百式」で、発音も「パイシィ」なので意味的にも音的にも近いというかそのままです。
 あとターンエーガンダムは「逆A高達」と「倒A高達」と二種類用意されてます。どっちもなんか弱そう。さらにGガンダム系は「曼荼羅高達」など割とそのまんまなキャラが多い中、マスターガンダムは「尊者高達」と分かりやすい表記になっています。部隊も香港がメインだし、やっぱ親和性高いんだろうな(´・ω・)

2026年5月13日水曜日

外より内に敵を求める中国

 先週末、中国のゲーム会社であるmiHoYoがリリースする「崩壊 スターレイル」をプレイ開始しました。このゲーム、というより会社は前から興味があり、崩壊シリーズのデザインの高さに注目していた矢先、先日ふとスターレイルに出てくる阮・梅のデザインが日本人には絶対に出来ないデザインだと思うようになってから俄然興味が湧いてきました。
 また昨今のスマホゲー業界ではもはや中国勢に支配され日本勢がウマ娘やブルアカなどを除けばほぼ撤退状態になっていることからも、中国製ゲームやらないとこの業界もうわかんないなという懸念もあり、プレイ開始を決意しました。

 そんなかんだで早速遊んでみたところ、前評判通りにデザインや音楽などの作りこみがすごく、またテキスト量も豊富で世界観にもかなり力を入れているという印象を受けました。ただまだプレイ開始から間もないこともあるかもしれませんが、明確に気にある点がありました。それは何かというと、戦闘目的です。
 このゲームは何もわからぬまま宇宙ステーションに主人公が放り出されてそこに現れる反物質と呼ばれる敵と戦うのですが、具体的に戦う理由が明確でないように感じました。一応、ステーションがこの反物質によって壊され研究者たちも逃げ出すのですが、何故襲われるのかも分からないし、また逃げ出す人たちも機材が壊れて大変だとは抜かすものの、なんかあまり切迫感がないというか、具体的に思想の対立や戦う理由がないのに主人公は戦わされているような感じがしました。でもってこれは何もスターレイルに限らず、中国製コンテンツにおいてほぼ共通の問題点であるように感じました。


 上の以前の記事にも書いていますが中国のアニメ作品のおいてはほぼ全て、最初は仲良くしてたりした味方っぽい奴が実は黒幕だたっというストーリーがワンパターンなくらいに共通しています。またスターレイルをはじめ、ほかの戦闘を伴う中国製ゲームでもなんかよくわからないまま敵と戦わせられて、結末を迎えてもなんで戦っていたのかはっきりしないで終わることが非常に多かったです。
 今回改めてスターレイルを初めて見て、この「よくわからないまま戦う」というのはつまり、単に魅力的な敵キャラを作ることができないのではと思うようになってきました。

 この魅力的な敵キャラですが、はっきり言えば作るのは難しいです。成功しているのだとスターウォーズのダースベイダー(実は主人この父親)、ガンダムのシャア(敵勢力にいるが実は敵勢力への復讐をたくらむプリンス)、ラピュタのムスカ(三分待ってやろう)などがいますが、セリフなどの性格異常に主人公らと敵対する動機なり背景、思想信条が人気を左右すると思います。ただそうした魅力ある敵キャラがいてこそ主人公らの立ち位置もはっきりするわけで、いい作品こそこういう魅力的な敵役がいるものです。

 それが前述の通り中国系コンテンツにはこれが全くおらず、味方の振りした黒幕がワンパターンなくらいに量産され続けています。なんで味方の振りした黒幕ばかり作られるのかというと、起承転結の転こと視聴者に意外性を与えられる展開パターンがこれしか持っていないからだと思います。
 その上で更に深読みすると、敵キャラというより敵との対立軸を作れないのかなというところまで至ったところで、なんか中国は外よりも内に敵を見出そうとする傾向があるような気がしてきました。

 というのも、中国の実写映画というとそのほとんどがスパイ映画で、多分恋愛映画よりも確実にスパイ映画の方が多いです。そうしたスパイ映画で出てくる敵役も基本的に外国(米国など)の内通者が多いのですが、機密情報盗んだり破壊工作したりしますが、そもそも何故敵対するのかという思想や価値観の衝突はまず描かれません。なんせ手引きする外国勢力があんまり表に出てこないのだから、対立軸自体が実はなかったりします。
 ではなぜそんな状態でもバトルするのかというと、これまた深読みすると「中国政府の方針に逆らう」というのが根本的戦闘理由になっていきます。

 ここらへんで浮かんできたのが日本の極左を含む社会主義勢力です。古今東西国籍問わず、何故か社会主義勢力は内ゲバが激しく、思想の異なる外部勢力よりも内部で殺し合った人数の方がどこも多いです。かねてから社会主義勢力は内部抗争が激しくなりやすいという見解は持っていたのですが、以上の中国系コンテンツの「思想や価値観で対立する明確な敵が実は存在しない」という傾向を見て、なんか外よりも内に敵を求めようとする社会主義の影響がコンテンツにも出ているのではないかと思うようになってきました。

 なぜ社会主義勢力がこのように内向きに対立を起こそうとするのかと言えば端的に、綱領絶対主義こと異論や議論を許そうとしない体制が最大原因です。そのため資本主義をはじめとする外部勢力以上に内部勢力の異論を潰そうとする方に神経を尖らせ、外部よりも味方内の異分子を締め出そうとするなど強く敵視する傾向が強く、抗争も外部以上に内部で激しくなりがちです。いわば、「大きな違いよりも小さな違いにこだわる」といったところでしょうか。

 こうした中国の社会主義的価値観はコンテンツ作品にも明らかに影響しているように思え、前述の通りスパイ映画では内通者や、味方の振りした黒幕とばかり戦い、資本主義の権化的な敵役は見られません。まぁ中国も資本主義だから対立要素内だけかもしれませんが。
 映画だけならまだしもゲームやアニメでもこうした傾向が強いというのははっきり言ってウィークポイントでしょう。前述の通り、この思想に囚われ明らかに対立軸を作るのがうまくなく、魅力的な敵役を作るのを苦手そうに見えます。

 とはいえスターレイルの主要キャラの作りこみや世界観はかなりしっかりしており、主人公キャラに関しては自前でも魅力的なキャラを作れるようには至っています。この点もかつては中国系コンテンツの弱点と言われていたところですが見事克服してきているので、対立軸も将来的には克服してくる可能性があると思います。

 なお日本の敵役に関して最後に少し触れると、「思想信条は正しいが手段が暴力的で焦りがち」系なキャラがやや多い気がします。まぁ戦うんだから暴力性を持たせなきゃならないんでしょうが。
 個人的に評価している敵役を上げるとラングリッサー4に出てくるギザロフで、斎藤道三のように徹底して国を乗っ取ろうとする野心だけで主人公の家族を殺害し足り虐殺したり、他国と戦争起こしたり、自国の将軍を死に追いやったりというゲス行為を繰り返しますが、野心と実力は本物で実際に国の乗っ取りに成功するという首尾一貫ぶりがよかったと評価しています。

中国のよくわからないガンダムグッズ

 昨日までやや重めの案件にずっと取り掛かっていたのですが、無事決着した直後から急に体が重く感じたので今日は有休を取得して昼寝していたら、夢の中で北京留学中にルームメイトだったルーマニア人の前で姉貴に怒鳴り続ける妙な夢見ました。意識はなかったけどストレス抱えてたのだろうか。


 話は本題ですが上の写真は淘宝の商品説明ページですが、たまたまこれ見て「ガンキャノン」は中国語で「鋼加濃」と書くことを知りました。なかなかうまいネーミングというかセンスに納得いくものでまた一つ発見したのですが、中国でもガンダムは人気で、こんな感じでよくプラモとかグッズが売られています。
 ただ中にはよくわからないグッズもあり、


 これなんか誰が買うんだよと本気で疑問に思います。わからない人向けに説明すると、これはZガンダムでコロニー住人を皆殺しにするために使われたG3ガスのガスタンクで、なか3Dプリンタで作ったとか書かれてあります。ジオラマ用だとは思うけど需要のわからないものに手を出す当たりはチャレンジ精神を存分に感じます。

2026年5月12日火曜日

高市政権の目立たぬ凄い閣僚たち

 発足当初と比べるとやや減った感じはするものの、それでも過去の政権と比べ現高市政権、というより高市総理へのメディアの批判の仕方は自分からみて異常なくらい激しく感じます。内容を伴っていれば話は別ですが、中傷動画の配信にしてもなんか聞いてて確とした根拠に欠けるように見えるし、その他の批判も政策内容ではなく高市総理の人間性批判に終始している感じがします。
 断わっておくと私自身もどちらかと言えば高市氏に対しそこまで応援していないというか、なるべくなら総理やらないでいてほしいと思う立場です。そんな自分ですら大手メディアの政権批判は目に余ると感じるほどで、この辺の見方が一般大衆がどんなのを持っているかが今後徐々に出てくる気がします。

 さらに付け加えると、今の日系メディアが完全に公平を欠いていると思うのは高市政権の閣僚たちについての評価です。はっきり言って現政権の閣僚たちはどれも優秀で、近年稀にみる布陣だと密かに評価しています。
 その筆頭は外務大臣をやっている茂木氏で、米国やイランとの交渉やフィリピン、オーストラリアなどとの中国を念頭に置いた外交展開など、功多くして失敗なしともいうべき成果を果たしています。正直言って、賢そうだけど頭でっかちな人なのではと思っていましたが、これほど実務に長けているとはいい意味で驚きでした。何より、イラン戦争でメディアの目が厳しい中でも失言一つしないのは大したものでしょう。

 同様に一目置くのは経済再生担当大臣をしている赤澤氏です。赤澤氏については石破政権での対米交渉の時点から評価していましたが、今ナフサ問題で騒がれていますが、それでも原油懸念が強まる中で日本国内をこれだけ落ち着かせた状態を維持しているのは彼の功績でしょう。原油備蓄放出のタイミングもブレがないというかしっかりした判断で行っているように見え、もし彼がいなければ今どれだけ混乱が広がっていたのだろうかとも思えます。

 その他の大臣もお約束の失言が一切見られず、これまたメディアの集中攻撃を受けやすい小泉防衛大臣も様々な批判をうまく返し、反対に政権の方針をメディアを通して上手く伝えているように見えます。総じて各大臣がそれぞれの分野でしっかりと仕事を果たしており、高市総理ばかり取り上げられがちですが、この政権で真に評価すべきは閣僚の布陣にある気がします。
 逆を言えば高市総理はそうした閣僚らに支えられているとも言え、誰かが抜けたら急に力をなくす可能性があります。この辺を意識しつつ、今の難局をこのまま持ちこたえていってもらいたいものです。

2026年5月10日日曜日

映画レビュー:モータルコンバット ネクストラウンド

モータルコンバット ネクストラウンド(公式サイト)

 なんも見る映画がなくとりあえずアクションだから時間潰しにはなるだろうと思って見に行ったのですが、意外や意外に結構面白かったのがこちらの「モータルコンバット ネクストラウンド」です。日本では6月公開のようですが、なんで中国だと前の「リターン・トゥ・サイレントヒル」のように日本よりも早く公開されるんだろう(。´・ω・)?

 このモータルコンバットの映画ですが、知ってる人には早いですが格闘ゲームが原作です。「米国のスト2」というくらい米国でヒットしたゲームなのですが、ゴア表現が激しくてあまり日本では普及せず、スーパーファミコンなどに移植された2を除けばシリーズ作品はほとんど出回っていなかった気がします。
 自分は何故か姉がこのゲームをやりたがって買ってきたので遊びましたが、スト2と比べるとキャラの動きがごてごてしていたのであんま楽しめず、怪鳥の鳴き声のようなキャラ音声聞いて笑ってたくらいです。世界観的にもゲーム中でも今日からの雷電のミサイルアタックはなんかツボにはまってました。

 そんなわけで世界観にある程度理解をもってこの映画を見てきたのですが、主人公はアクション俳優という設定のジョニー・ケイジだったりします。このキャラはほかが竜の生まれ変わりとか絶対零度忍者とか化物揃いの中で普通のまっとうな人間として登場してくるので場違い感が強いキャラであり、実際そうした特徴からか2021年公開の前作では登場させられなかったそうです。
 それが今回は主役として登場してくるのですが、なんとその役柄は「売れなくなったアクション俳優」で、ゲーム内の設定以上に一般人要素が強められており、実際に俳優も若干年取ったおっさんっぽい外見で、無理やりモータルコンバットに参加させられめちゃ焦る様子を見せています。結果的にはこの演出は見事だったと思え、このキャラの素人っぽさがモータルコンバットの異常性を際立たせていた気がします。

 映画全体に話を戻すと、一応ハリウッド映画に属すでしょうが俳優のアジア人比率が異常に高く、中国系俳優のみならず浅野忠信氏、真田広之氏が前作からそのまま続投していて、彼らを含め格闘ゲーム原作なだけあってアクションは申し分ない出来でした。
 ちなみにここだけの話、また姉貴がビデオ借りてきたので1995年に作られた映画も見ているのですが、あっちの方はそんなアクションよくなかった気がします。

 俳優の中で一際抜きんでていたのは、クン・ラオ役の黄又亮(マックス・ホアン)氏です。明らかに彼だけ動きが違っており、刃の付いた帽子を投げつける特殊なアクションと相まって彼がリュウ・カンと戦うシーンは一見の価値があると断言できます。傍目にも強そうだと感じる動きぶりを見せており、こんないいアクション俳優がいたのかと仰天させられました。
 ちなみに特徴的な顎と演じたキャラの近さからか、何となく帝都物語で加藤保憲を演じた嶋田久作氏が浮かんできました。

 最近だと本当に見に行く映画が少なく、先日もともかく時間潰しタイから「我、許可!」という口コミがいい中国映画を見に行ったものの、ウーマンリブ的な話で男の自分からみてあんま楽しめませんでした。来週以降もこれという映画はないためしばらくお休みになりそうで、スパイダーマンの公開が待ち遠しいです。

Yahooこそ通信詐欺の加担者

Yahoo!メールさん、やっと最近届きまくる迷惑メールについての注意喚起を出す(ガハろぐ)

 いやこれほんと同感というか、なんで国や警察は福生市のハンマーおじさん逮捕してYahooの責任者逮捕しないのかと前から疑問に思っていました。

 複数のメールを使っていますが、詐欺メールの受信数で言えばYahooがぶっちぎりです。このブログにアドレスを公開しているGmailと比較したら1:1000くらいの割合でYahooの方が詐欺メールをどんどん受信し、騙されたことはないものの、ほかの正規メールと区別して処理するのが非常にめんどくさいです。っていうかYahooのアドレス公開してないのにな。
 しかもこのYahooメール、上のまとめ記事に書いていますが詐欺メールのフィルタリングサービスを有料しているのが見ていて腹立ちます。自分が知る限りフィルタリングで金とるのはYahooくらいなもので、こんな企業姿勢だから詐欺メールに騙される被害者が生まれているようにしか見えず、通信詐欺事件の流行と拡大の一翼をYahooが担っていると信じて疑っていません。