2026年7月18日土曜日

ヒカルの碁の原画展


 今日は朝早くから池袋に行って、現在開催中のヒカルの碁の原画展に行ってきました。
 このヒカルの碁の原画展は昨年に全国各地で開かれておりその存在を知ってはいたのですが、開催期間中に日本に滞在しておらず行くことはありませんでした。そしたら今回自分が滞在しているこのタイミングでリバイバル開催といってまた池袋で開いていることを知り、それをヒカルの碁が大好きな友人の中国人に話したら「グッズのお使いお願いね(´・ω・)」と言ってきたので、こうして足を運ぶこととなりました。

 なお新松戸出身の友人にも「一緒に行こうぜ!(・∀・)」と誘っていたのですが、「俺はいい」と断られてしまったので、一人で行く羽目となりました(´;ω;`)ウッ…


 各原画はフラッシュなしなら撮影可ということでバンバン撮影してきたのですが、見ての通り写植を貼った後がそのまま残っているのが見ていてかなり新鮮でした。今だと漫画原稿はほとんどデジタル化されているので、こうした写植を貼る作業ももうほとんど行われていないのかもと思うとまた珍しく思えてきます。


 登場シーンは少ないのに一部で熱烈なファンの多かった三谷の姉ちゃんのシーンがあったので気づいたら撮影していました。今こうしてみても人気出そうなデザインと性格しています。


 会場には前の写真のシーンで出てくるインターネット碁で使われた端末の現物モデルが展示されていました。


 掲載版ではわからない絵の特殊効果の処理とかも原画だとこうして見られました。っていうかこの漫画、本当にキャラクターの描き方がどんどん変わっていくのも改めて見て取れます。


 上のベタのシーンも掲載版だと真っ黒ですが、原画だと上の写真のように濃淡が少し出ています。これも未だとPC上で一括処理だろうから、もう見られないのかも。


 改めて上の写真のコマを見ると、一本一本の線が本当にキレイに描かれていて思わず見入りました。なおこのキャラこと伊角さんは連載中の人気投票で1位も飾っただけあって、自作のデスノートの主役である夜神月と造形がかなり近いと指摘されています。それ知ってからは伊角さんが闇落ちして月になったように思えてきました。


 見開きのカラー画ですが、中央部は色が塗られていません。これは恐らく漫画で綴込みされる個所を考慮した処理なのではないかと思うのですが、こういうのも初めて見たので結構新鮮でした。

多分この作品で一番の名シーン

連載終了以降に描かれたと思われるカラー画もたくさんありました

 最初は30分くらいでさっと見終わるかなと思いましたが、出てきたときには1時間経っていました。元々作画力では現役作家の中でもトップクラスといわれる小畑健氏なだけにやはり見ていてその一つ一つの線に見入ったほか、連載開始から終わりまでの原画がダイジェストで並べられていて当時の思い出も色々浮かんできたことから、意外なほど時間かけてみていました。

 なおグッズ販売コーナーは撮影禁止なため写真は一切ないのですが、よくあるアクリルスタンドとかならともかく、それ以外にもこの原画展のためだけに作られたと思うグッズが大量に用意されていて、どれも値段がかなりえぐかったです。公式サイトにそれらグッズと値段が描かれていますが、友人に頼まれた日めくりカレンダーも2200円と入場料と同じ分だけ取ってきます。
 ちなみに会場で中国語を話す女の子二人組がいたので話しかけたら、やっぱり中国からわざわざ見に来たと言っていました。その二人組に自分は無駄に「俺も、天津の友人にお使い頼まれてきたんだよσ(゚∀゚ )我」とよくわからない自己紹介しました。

会場のある池袋サンシャインシティ

 たまたまでしたがこの日同じ展示会場で漫画雑誌アフタヌーンの展示会も今日からスタートしていました。原画展を出てきた直後が開場直前だったのですがそこそこ行列出来てて、さっきのグッズストアを見ていても思ったのですが、この手の作品ファンというのはかなり根強いし金払いも凄いなという気がします。

サンシャインシティ前

 あと普段自分は東京を出歩かない、っていうか日本にいないので今まで知りませんでしたが、このサンシャインシティ周辺は上の写真のようにちいかわ専門店やアニメイトの大型店などサブ関連ショップがやたら多く立ち並んでいて、この手の中心地なんだなという印象を覚えました。
 また1月に渋谷を歩いていますが、やっぱ渋谷と比べると池袋は歩きやすいというか街が整備されているように思え、駅前にヨドバシ出来てそこそこ客は言っている点からも、池袋の方が将来性も高いのではないかという気がしてきました。っていうか渋谷が再開発でいろいろこけてると聞くし、自分自身もあんま寄り付きたくない街です。

 そんなわけで今日この日はヒカルの碁原画展、新松戸まつり、イオンスタイル新松戸店と三つも一気に回る忙しい日でした。普段在宅ワークで家から一歩も出ない生活してたので、今日家帰った後は疲れて昼寝してました。まぁ上海でも土曜は毎週昼寝してるけど( ˘ω˘)スヤァ

新松戸ダイエーのリニューアルオープン(イオンスタイル新松戸)


 もう十年以上前にダイエー新松戸店について書きましたが、この店舗はその後イオンフードスタイルという名前に変わってしまいました。しかし松戸のDマート同様に頑なに新松戸の方もダイエーと呼び続けていたのですが、つい先日の7/15にリニューアルオープンし、名称は「イオンスタイル新松戸」に再び改称されました。
 今日7/18は新松戸まつりがあってこのすぐ近くまで取材に来ていたので、折角だからとこっちのリニューアルしたダイエーも一緒に見に行ってきました。

 なお新松戸出身の友人にも「一緒に行こうぜ!(・∀・)」と誘っていたのですが、「俺はいい」と断られてしまったので、一人で行く羽目となりました(´;ω;`)ウッ…

南流山駅改札前 

 こちらは自分の家から最寄りの南流山駅なのですが、見ての通りリニューアルを伝える垂れ幕が下がっていました。なおこの写真を撮った後は反対方向の府中本町行きに乗り、別の目的のとある場所へと向かいました。

カラオケうた王

 イオンと関係ないけどすぐ近くのけやき通りにやたら廃墟っぽいうた王あったので激写。類焼する可能性もあるし、さすがに蔦くらいは取れよと思います。

トレファクがすぐ近くに

 こっちもイオンと直接関係ないけど、店内の空気の暗さに定評のあるトレファクがイオンのすぐ向かいにありました。ぶっちゃけトレファクはあまり近くにあってほしくない。

イオンの真向かいの小ビル

 こちらはイオン入口の真正面にある建物で、知る人ぞ知る三菱UFJ銀行新松戸支店があった敷地です。何気に現在も続く自分のメイン口座はそこでよく給料日の後にここまで来てATMで金下ろしてました。最後に行ったのは海外在住のため更新されたクレジットカードを直接この店舗まで取りに来た時で、確か2017年くらいだった気がする。

1階ドラッグストア
 
 ようやく本題のイオンの話になりますが、結論から書くとリニューアルと言っていた割にはあまり変わり映えしないというのが正直な感想でした。相変わらず1階のドラッグストアがやたら広くて通路は狭く、入居しているテナントや内装も以前とあまり違いを感じられませんでした。せっかくリニューアルと銘打つのだからもっと一目で違いを感じるような意匠とかを期待していたのですが、あまりの変化のなさに逆に見ていて不安に感じました。
 しかも奥のエスカレーターなんか恐らく見落としじゃないかと思いますが、壁がやたら汚いまんまだったのが気になりました。建物自体が古いのは仕方ないにしろ、せっかくリニューアルするのだったらもう少し拭けば落ちるような汚れは落としておけばいいのにと思わざるを得ません。ちょっとひどい言い方となりますが、あんまりやる気ないのだろうか。


 3階の書店コーナーも特に変わりはありませんでした。まぁ書店の場合は今どんどん減る中、まだ続いているだけ立派なものです。
 なおここの書店で買った本の中で覚えているものは、「ガンドランダー」の1巻と「あずまんが大王」の1巻です。家の近くにも別の本屋があったのに、たまたまこの二冊はここの本屋で買うことになったのをよく覚えています。


 上の漫画はたまたま置いてあった本ですが、最近「ヤニねこ」のせいでケモミミ獣人キャラを見るとヤニねこを連想してしまい、この「生きづらいぼくら」というタイトル見てもヤニねこたち「ほんと生きづらいにゃー」などとぶつくさ文句言っている情景しか浮かびませんでした。

ノジマが来る

 同じく3階ですが改装中でパーテーション置かれたフロアにこんな標識が貼られていました。割と絶好調のノジマが来るというのでこれは悪くないかもと思えるのですが、今日初めてノジマは自前で店舗をこさえるより、こうしてショッピングモールや大型スーパーにテナント出店する戦略やっていることに気が付きました。誰か早く教えてくれよ。



 上二つの写真も改装中のフロアなのですが、二枚目の写真撮ったあたりはなんか3DダンジョンRPGっぽさを感じ、あの曲がり角を曲がったあたりで敵が待ち受けているのだろうと思い身構えたりしました。割とこの手の3DダンジョンRPG好きだから、こういう迷路みたいなフロアをどっかのモールとかで作ってほしい。

4階ゲームコーナー
 
 ここも子供時代を過ごした近隣の住民には思い出に残っているであろうゲームコーナーです。なんかクレーンゲームなどのプライズゲーが多く、昔のように格闘ゲームはあんま見なくなりました。


 こちらは1階の道路に面したフロアで、見ての通りバーガーキング、ケンタッキー、サイゼリヤという集客力の高いチェーン店で固められています。実際にリニューアル前の先月来た時もこの辺はやたら混んでてちょっとお茶飲んで休憩しようと思ったら満席だったためそのまま飲まず食わずで流山のヨーカドーまでチャリで走る羽目となりました。
 この日は近くで新松戸祭りがあり、リニューアル直後というのもあって見ての通りたくさん人が来ていました。大体10年くらい前はマジでこのダイエーには人がおらず、石を投げても誰にも当たらないくらいだったのですが、こうして人がまた戻ってきたことは個人的にうれしく思います。もうちょい通路広けりゃもっといいんだけど。

千葉のマッドシティ~新松戸まつり2026

 今日7/18と明日7/19では松戸市北部にある新松戸で、新松戸まつりが開かれていました。この新松戸祭りは結構大規模で、流山に住んでいた自分も子供の頃は毎年行っては流山のイベントとのスケールの違いに慄きつつ、祭りを楽しんでいました。
 ただ中学生になったあたりからこのお祭りにはいかなくなり、成人後も全くいかなくなったのですが、ふと懐かしさに囚われ、もとい、マッドシティネタのアクセスいいので記事書いたら読む人来るだろうという目算が立ったので、数十年ぶりにこの新松戸祭りに行ってきました。

 なお新松戸出身の友人にも「一緒に行こうぜ!(・∀・)」と誘っていたのですが、「俺はいい」と断られてしまったので、一人で行く羽目となりました(´;ω;`)ウッ…

会場の新松戸中央公園入口付近

 まず行って驚いたのが、開催場所がけやき通りではなかったことです。子供の頃はずっとけやき通りを歩行者天国にして行っていたのでてっきり同じ場所かと思っていたのですが、けやき通りを一つわき道にそれた新松戸中央公園で今年は開催していました。去年まで行っていないので詳細は分かりかねますが、祭り公式サイトに「※本年はけやき通り歩行者天国は有りません」と書いてあるので、もしかしたら今年からこういう形式になったのかもしれません。


 ぶっちゃけ普段のけやき通り周辺は人通りが全くないほど静けさに満ちた通りですが、さすがにこの新松戸祭りではたくさん人が来ていて、公園という限られた敷地で行われていたので結構混雑してました。ちょっとだけ文句つけると、ゴミ捨て場が一か所しかなかったため、祭りで買って食った焼きそばの空き箱を持ってかなりうろうろする羽目になっただけに、もう少しわかりやすい場所にもう一個用意してくれていたらありがたかったです。


 上の写真は見ての通りなんですが、なかなかうまい使い方だと感心しました。公園内にはこんな感じでやや背の高い切株が数本残されており、ちょうど立食用のテーブルみたいな感じでみんな使ってました。この再利用はかなりアリでセンスある気がします。


 上の写真は的当てゲームの屋台ですが、こんな具合に子供向けのくじとかの屋台はどこもかなり長蛇の列ができていました。普段は見ない新松戸の子供もこの日はたくさん外に出ており、正直「こんなにいたのか(´・ω・)」とか思いました。

自衛隊の屋台

 あとなんか市川の自衛隊もこんな感じで屋台出してて、子供の迷彩服体験などというちょっと不思議な活動をやってました。ぶっちゃけこういうのは子供にではなく、おっさん向けにやった方がさばげー好きとかもいるだろうし盛り上がるんじゃないかって気がします(´・ω・)

ミニSL乗車体験


 前述の通り、これまでのけやき通りと比べると敷地に割とぎっちり屋台出していたためかなり混雑していました。とはいえそれなりに盛り上がっていたことは確かで、新松戸祭りの盛り上がりは自分の子供時代から連綿と受け継がれてきたのだということを感じます。

 なお新松戸祭りの思い出を挙げるとすれば、ゲーム屋の「わんぱくこぞう」が中古ソフトをたくさん持ってきて出張販売した年があり、そこで前から欲しがってた「さんまの名探偵」を見つけたうちの姉が買おうとしたもののお金が足りず、自分の小遣いも使って買おうとしたところ自分は既に小遣いを使い切っていたので買うことができず、その後しばらくぶつくさ文句言ってました。ただ他人の金で買おうとして買えなかったのに文句言うなんて、何様のつもりなんだよと今でも思います(´・ω・)

2026年7月17日金曜日

これから中国経済はどうなるか?

邦人安全確保「訴えていく」 襲撃事件受け―在中日系企業団体トップ(時事通信)

 上記のニュースですが、先日知り合いも先のレアアース禁輸措置で富士電機の日本人社員二名が逮捕された一件を受け、中国にある日系企業の間で一気に事業の拡大や継続意欲が萎んだと話していました。もっとも日系企業に限らず中国は日系メディアが報じている以上に深刻な不景気に入っているので、中国市場への投資をためらうのは中国企業も一緒です。
 なんか今日はやる気湧かないので、思ったことをそのまま好きな風に書ける中国経済の今後について触れていきます。多分清少納言とかもこんな気分で枕草子とか書いてたんだろうな。

 まず一番言いたいこととしては、エレキ系の中国企業はかなりヤバくなるのではと前から思っています。日本も00年代に三洋をはじめ家電メーカーがどんどん萎んでいきましたが、これが今後中国でも起こると思います。既に中国の家電市場はほぼ飽和状態となっており、エアコンなら今欧州でバカ売れしてはいるものの、冷蔵庫や電子レンジなどはもう普及しつくして交換需要しかありません。その交換需要も中国人は割と粘り強く使ってくるので、今後一気に中国国内の出荷台数は減っていくでしょう。
 しばらくは東南アジア市場への輸出で中国系エレキ企業は持つでしょうが、東南アジアの中で実力ある家電メーカーが台頭してきた場合、一気に世界シェア奪われる可能性もあると思います。自動車系はまだ10年は持つと思いますが、エレキはこの10年で一気に消えていくのではないかというのが自分の予想です。

 次に、やはり個人破産の増加が大きな社会問題になってくると思います。中国はちょっと前まで個人破産の制度はなかったのですが、なんかうろ覚えだけど一部で個人破産の試行が始まっているそうです。破産原因はやはり住宅ローンが主でしょうが、地味に消費者ローンことサラ金もコロナ前辺りから急激に広がっており、学生をはじめえらい金額のローンを年利30%以上とかで借りる人も少なくないそうです。この個人破産も今後広がり、信用収縮も起きると思います。

 ネガティブなことばかり書くのも何なのでポジティブなことも書くと、AIやロボット産業は今度5年間は確実に中国が世界をリードしていくと思います。AIに関しては情報流出の懸念が双方にあることからあまり国外に輸出されず、外貨を稼ぐこともないでしょうが、それでも日本みたいに米国のテック大手にむやみに金を流さずに済む辺りは中国のがマシでしょう。
 ロボット産業については自分もコラム連載して大分詳しくなりましたが、もはや中国が優位にあるとかじゃなく実質的に覇権を握っています。この前記事書いて出しましたがロボットの輸出額が今年上半期で昨年通年の倍になるという急成長ぶりを見せており、今後人型ロボットがより応用が進む場合、ますますこの額は増えるでしょう。なので中国のロボット企業は安心して投資され、売り上げも拡大し続けると思います。

 このほか自分の好きなゲーム産業も伸びていくと思います。理由はひきこもりというか無職者が増え、その人たち向けの娯楽が必要になるからです。日本も97年が確か国内市場のピークだった気がしますが、こんな具合に不況になるとパチンコとかと並んでゲームって伸びるものです。

 そんなわけで自分も中国からの撤退、奈良への進出を真剣に考え始めていますが、単純に暮らすだけなら上海の方がやっぱりいいなという気はあります。実際やりませんが上半身裸で街中歩いても中国なら誰も通報しませんが日本だと不審者情報が一斉に飛び交うなど、やはり社会の寛容さで言えば中国の方がダントツ上で、周りを気にせずのびのび暮らすなら中国の方がいいです。
 ちなみにこの前飲み会で何気なく「北京ビキニを見ないと夏が来たって感じがしないんだけど、日本じゃまず見られないしそんな人いたら不審者扱いされるだろうね」ということを口にしたら、たまたま中国育ちの人が横にいて、めっちゃ爆笑していて我が意を得たりとか勝手に思いました。ちなみに自分はやろうと思っても腹が出ていないので、たくし上げたシャツがすぐ落ちるので無理です。

2026年7月16日木曜日

漫画レビュー:ミライライフライ(未来来不来)


 何かと話題のヤニ猫ですが、場面場面で見ていると切羽詰まったヤニ中とかヤク中の声優の演技がやたらうまいように思えて不思議と何度も同じ場面を見ています。でもってなんか中国でも流行ってるみたいな噂きいたので中国人の友人に周りで見ている人いるかと聞いたら、

「ヤニ猫は聞かないけど、スーパーの裏でヤニ吸う二人は流行ってるって聞くな(´・ω・)」

 と、何故か煙草つながりな別作品を上げてきたのでちょっと驚きました。まぁでもどっちの作品も中国で流行りそうな感じは自分も思います。

ミライライフライ(アフタヌーン公式)

 それで本題ですが、先日セールをしていたのとちょっと気になる絵柄していたので上記「ミライライフライ」という漫画を買って読んでみました。あらすじを簡単に説明すると、中国最高学府の北京大と清華大が合体したような北清大の学生たちの、不況でまともなところに就職できない事情を描いた漫画です。作者も中国人ということなので、かなりディープな中国ネタが多いです。

 最初に言っておくと漫画としては非常に拙いです。コマの動きでうまく説明できないためかセリフ量が非常に多く、単純に漫画的表現力が足りていません。自分も最初は単純に読みづらいと思ったほどでした。
 ただ作画は非常に精密というか、推薦している「無限の住人」の沙村広明氏のような細い線をいくつも重ねたような独特な絵柄を持っています。作画時間とかめちゃかかりそうだけど、この画風で連載続けてるようです。

 この漫画で描かれているように、マジで今の中国は就職難もひどい所で、漫画にも描かれていますが一時期はウーパーのような食品宅配サービスを行うバイク配達人に有名大学の学生がこぞって集まったほどです。ただこれまた漫画でも描かれているように、そのバイク配達人の給与もこのところ下がってきており、これまで以上に大卒の若者は追い詰められていると聞きます。
 こうした内容は中国ではほとんど報じられません。全くないわけじゃないですがやはり中国政府もあまり報じてもらいたくないようで、どちらかというと個人同士の伝聞で漏れ聞こえる程度です。それだけに報道をすっ飛ばしてこうした中国の若者事情を漫画化する試みには驚くとともに、中国人ならどう描くのかという点で興味を持っています。

 ただ上記の中国ではあまり報じられないという点ですが、これはあながち中国に限らないのかもと思うところがあります。というのも日本でも就職氷河期絶頂期だった00年前後、大卒の就職がないとは報じられていたものの、実際の衆力先のない若者の悲惨さに迫った報道はあまり多くなかったと思います。むしろ数十年経った現代の方が就職氷河期世代特集として、当時若者だった人があの時の苦労を語る場面を多く見るようになり、当時よりも今の方が報道が充実しているのではないかと思う節すらあります。
 そういった背景もあるためこの漫画(なお中国語名は「未来来不来」で「未来は来るの?」という意味)を読んでて、就職氷河期の日本の若者もこういう状況だったのかなどと言った気持ちが芽生えてきます。幸い自分は就職氷河期とリーマンショックの間の好況期に当たって無事に新卒で就職できましたが、やはり人生のスタートでつまづくとかなり精神に来ていたと思うだけに、改めて当時の若者だった人たちに強い同情を覚えます。そうした気持ちを芽生えさせただけでもこの漫画は読む価値がありました。

2026年7月14日火曜日

誰も口にしなくなった高市首相の中傷動画疑惑

 見出しにも掲げていますが時間にしてほんの一ヶ月前まであれほど騒がれ、国会では野党が秘書の証人喚問まで要求していた高市首相の中傷動画疑惑ですが、今現在でこの話題をする人間といったらこの私くらいかと思います。当時の大騒ぎがまるで嘘のような、それこそ疑惑自体がそもそも存在しなかったかのように誰も触れなくなっています。疑惑を追及していた野党はおろか、疑惑を発信して吠えていた文春ですらも、もうあまり触れてもらいたくないと言わんばかりにこの話題を避けているように見えます。

 こんな状況ですし、現時点においても中傷動画疑惑はデマであったとほぼほぼ確信してもいいかと思います。そもそも以前の記事にも書いた通り、この疑惑は最初の報道の時点で中傷動画そのものが出てきたのではなく、動画制作を依頼されたという証言から始まっている時点でおかしく、確たる証拠もなしに大騒ぎしたこと自体が大間違いだったわけでしょう。野党の連中はこの騒動で空転した時間分だけ、審議中の法案の審理短縮を受け入れてあげてもいいのではないかと私には思えます。

 ただこうした疑惑は、悲観的に言えば今後AIが発達するにつれてどんどん増えていくことでしょう。かつては証拠の決め手とされた写真も今やいくらでも偽造できるためポラロイドカメラのフィルムじゃないと信用されなくなっているように、音声とかもディープフェイクで作られるため誰それの声だという証明に使えなくなってくるかもしれません。ミステリー作家ならトリックの幅が狭められることにしかなりません。
 個人的にあまり好ましくないのは、今回のような騒動で黒海などが無駄に時間を浪費することになることです。そのためそれこそAI作成を見破るAIみたいな、デマを防ぐ手段や取り組み、方針が今後ますます重要になってくる気がします。記事報道に関しても、AIで作られるデマ情報に左右されずに事実情報をきちんと選別する編集者などがより価値を増してくるかもしれません。

 それにしても文春は今回の騒動で誤報を謝罪したりしないのでしょうか。デマ報道を刑罰で取り締まるということは情報統制になるため賛成しかねますが、そうならないようにするためにもデマを流したメディアは常日頃より率直に頭を垂れて謝罪すべきだと私は思うのですが、そうは思わないメディアの方が実際には多いと思っています。忘れてほしいと思っているのでしょうが、今後文春が何か怪しげな報道を報じたら「前にもこういうことあったな」と思い出して発信していく所存です。

2026年7月13日月曜日

千葉のマッドシティ~松戸粉もん三人衆

 昨日はヤマザキパン松戸工場について記事を書きましたが、こちらはコメント欄でリクエストもらって書いたのですが、リクエストをもらったときに「お、ちょうどええな(´・ω・)」とか実は思っていました。何故かというとそのすぐ前に、以下の記事を見ていたからです。

日本の食を支える松戸の粉もの企業を調査しました(松戸市)

 上の記事は松戸市公式サイトがまとめたもので、松戸市内の代表的粉もん企業3社を取り上げています。この中にはもちろんヤマザキパン松戸工場も入っており、松戸市内の食品企業という観点で記事化するのも面白いし発見があるなとか思ってました。なのでそのうち記事化しようと思っていたところにリクエストが来たので、昨日ヤマザキパンの工場を撮影するついでに、残りの松戸粉もん三人衆の二つについても撮影してきました。

・川光物産(玉三白玉粉)

 松戸の粉もんといって、自分が真っ先に思い浮かべたのはこの玉三白玉粉でおなじみ(?)の川満物産です。というのもこの川光物産の社屋、松戸駅西側にある線路を跨ぐ陸橋につながる交差点にあり、いやでも目に付くからです。なんで目に付くのかというとその陸橋前交差点が松戸屈指の渋滞ゾーンで、時間帯によってはここで長く待たされ、めちゃイライラした状態でこの川光物産の看板を見続けなければならないからです。
 まぁ実際のところ私が松戸駅前に行くときは基本自転車であるため渋滞でイライラすることはないのですが、その際もほぼ必ず交差点を通ります。でもっていつも通るたびに「俺がこの前食べた白玉も、ここの粉からできていたのかな……」などと毎回考えては振り払い、いつか機会あったらここの白玉粉で白玉自作してみたいなと思いつつ既に何十年も経過しています。

 実際、松戸の住民でこの看板を見たことがないという人はまずいないでしょう。ある意味それだけ目立つ好立地にあり、認知度なら松戸屈指の企業じゃないかと密かに思っています。逆を言えばこの川光物産の看板がなかったら、もはやそこが松戸だと認識できなくなるくらいのランドマークになっているような気すらします。

・高橋製粉

 ヤマザキパン松戸工場、川光物産と並び松戸粉もん三人衆に加えられているのがこの高橋製粉なのですが、実は上の松戸市の記事を見て「あったっけこんな会社(。´・ω・)?」とか思いました。さっきの川満物産と対照的に自分は全く記憶がなく、折角だから今度直接見に行こうと前から思ってました。
 そんなわけで昨日になって地図を開いてみたのですが、その位置をみて記憶にない理由がはっきり分かれました。というのもこの高橋製粉の工場、松戸駅から東南の位置にあるからです。

 知ってる人には早いですが松戸駅の東側は丘があってアップダウンが激しく、ヨーカドー前の通りなんか道路が細長く続いていて車も歩行者も通りづらい道となっています。さらにそっから南方面に行くとなるとどんどんと道が細くなり、またこれという商業施設もないため、そのあたりに住む人じゃないと松戸市内の人間でもほとんど立ち寄らないのではないかと思います。
 実際に生粋の松戸戦士である私も(本当は流山市民)、松戸駅東側では戸定邸までしか南下したことがなく、この高橋製粉のあるあたりに足を踏み入れたのは恐らく昨日が人生で初めてのことでした。

 なお反対に松戸駅の西南側は、江戸川沿いの土手をサイクリングして柴又に行ったりするときによく通っています。それだけに今回行った松戸駅東南側は自分にとって完全なミステリーゾーンでした。実際、線路沿いの道路はめちゃ細くて自転車でもすれ違うのきついんじゃないかと思う程なうえ、例によって勾配が激しい曲がりくねってて道間違えるしで、初めて踏み入れるとめちゃくちゃキツイ場所だと感じました。この時点でぶっちゃけ、高橋製粉なんてどうでもよくなってました
 まぁフォローすると、高橋製粉の工場は比較的綺麗で周辺敷地も雑草が刈られててよく整備されてました。


 そんな高橋製粉工場のすぐ近くにあったのがこちらの浅間神社です。比較的神社仏閣はよく回る自分ですら、こんなところに神社があったことを初めて知りました。せっかくなのでお参りしてきましたが、この神社に限らず周辺は人気が無く、物音一つすらしない環境で一人でこっそり参拝してきました。まさか松戸にこんなミステリーゾーンがあったとは本当に知りませんでした。

浅間神社境内にある池