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2026年2月16日月曜日

差異の大きさよりも割合の方がいじめに影響する?


 そんなアピールするものでもないですが一応掲載してもらっているので軽く紹介。何気にロボット業界は専門誌がこれまでなく、また世界ロボット協会のレポートすら誰も日本語に翻訳しないので、中国の記事を見て内容をまとめるだけで記事出来あがるためめっちゃ楽してアクセス稼げます。
 あと連休2日目の今日は一応上のロボステップ向け記事の作成準備を進めましたが、それ以外の時間はほぼ全てかったばかりのダンジョンRPGゲームに費やしました。連休とダンジョンRPGは本当に相性がいい。

 そんな話は置いといて本題に入りますが、学校でのいじめの発生原因というかメカニズムを追うとしたら、最終的には結局「差異」に行きつくと思います。子供集団の中で肌の色が違う、言語が違う、家庭環境が違う(片親など)、宗教が違うなどはどれも、非常にごくありふれたいじめ発生の原因となる要素です。これらはどれも集団の多数派とは異なる要素となっており、こうした同質化できない差異というものが集団においていじめ発生のきっかけや原因になると言って間違いないでしょう。

 面倒くさいので言いたいことを先に書いてしまうと、子供同士の差異がいじめの原因となるのなら、それは差異の大きさ以上に割合の方が要素としてでかいと思います。例えば40人学級の中で髪の色が黒じゃない子供が1人いるクラスと、10人いるクラスのどっちでいじめがおきやすいかと言ったら、圧倒的に前者でしょう。要するに多数派と少数派の力関係の大きさがいじめの発生成否を分けるのではないかと言いたいのですが、こうした差異に着目する場合、同質化率についても考えるべきじゃないかと思います。

 具体的には、地元の子供が9割を占める学校と、出身地が非常に多様な学校では、出身地の差が原因となっていじめが起こる確率で見たら、こちらも前者の方が高くなると思います。敢えて言うなら集団における分散度や純血率というものもいじめ発生に直結する要素じゃないかと考えており、価値観や環境がばらばらであればあるほど、細かい差異が際立たなくなっていじめも起きづらくなるのではないかと言いたいわけです。
 ではその子供の属性の分散度を高めるにはどうすればいいかですが、1クラス当たりの人数を大きくするのも手じゃないかと思います。10人のクラスより40人のクラスの方が子供も多様になるのは当たり前で、多様であることによって通常ならいじめ発生原因になりうる差異も目立たなくなるという筋書きです。

 その上でいじめが増加しているという背景に関して、以前から学級の少人数化が影響しているのではと個人的に見ていました。40人学級なら目立たない差異も25人学級なら目立つわけで、かえって昔見たく1クラスの人数を大きくした方がいじめも少なくなるのではと思っているものの、誰もこの着眼点に根差した比較統計をやっていないため、検証はできません。まぁいじめ自体、誰も統計を取らないから誰も実態を把握てきておらず、自殺が起きるたびに大変だと大騒ぎしつつ何もしないというのを何十年も繰り返しているわけですが。

2026年2月15日日曜日

中国漁船拿捕に対する中国の意外な反応

EEZで逃走した中国漁船の船長釈放…担保金支払いを保証する書面提出(読売新聞)

 3日前に長崎県沖で日本側に拿捕された中国漁船ですが、船長は上記ニュースの通り担保金を支払って釈放されたそうです。この事件が起きた時、ただでさえ日本への批判を強めている中国政府がまたこれを出しに日本へ殊更な批判を展開するのではと少し懸念していましたが、結果から言うとさにあらず、中国側も報道こそするものの煽り立てるようなことはなく、3日過ぎた現在に至っては誰も話題にすらしなくなっています。

 実際に中国の報道を見ましたが、船長が拿捕された事実について報じてはいたものの敵愾心を煽るような書き方はしておらず、記者会見で触れられた外交部の報道官のコメントも通り一辺倒な内容でした。ただ高市政権への敵愾心が選挙前と比べてなくなったわけではなく、欧州でまた告げ口外交をしているあたりは今後も何か材料があれば対日批判を激しくしてくる可能性は高いでしょう。

 以上の通り政府間では特に大過なく処理されたこの事件であるものの、ウェブ記事に対するコメント欄を見ていると日本の対応を批判する個人コメントは散見されました。具体的には日本の横暴的な行為だとか、何の権限があってこんなことするなどという質の低い内容ばかりだったものの、その中に一つ想定外というかちょっと反応に困るコメントがありました。

「(船長の釈放を受けて)日本はお金を払えば釈放してもらえるのか……(´・ω・)」

 一見して、「え、そっち?(;・∀・)」と思ったのがこのコメントです。中国の刑法とかどうなっているのかあまり把握していませんが、今回の件のように担保金(保釈金)を支払えばすぐ保釈してもらえるという事実に驚く中国人がいることが、自分にとって一番サプライズでした。実際なんか見ている限りだと、経済犯とか中国だと逮捕された一切拘置所から出してもらってないように見えるだけに、中国だと保釈制度がないのかもしれません。
 実際に昔違法賭博で捕まった日本人に聞きましたが、軽犯罪であるものの10日間くらい拘留されたそうです。何かした外部の関係者が手続きを取れば7日くらいで済んだそうですが、拘留中は座ることを許されずただ立っているだけで非常に辛かったと話しており、日本と比べると保釈のハードルは高そうです。

2026年2月14日土曜日

落選した議員の中で惜しいと感じた人

 明日から春節の長期休暇に入りますが(旧正月の元旦自体は3日後の2/17)、連休前だし同僚数人とすき焼き食べに行きました。3~4人のすき焼きセット頼んだたらすき焼きよりもうな丼などのご飯ものが多くて「あれご飯セットだろ(´・ω・)」と言いながら帰ってきましたが、食事ちゅは中国人の同僚とも先の日本の選挙について話をしました。
 今回の選挙は開票前の予測が非常に難しく、私自身も「自民単独過半数はまずないのでは」と書きましたがこれがまた大外れで、予防線として「このところ自分の予想は外れるから(´・ω・)」と言っておいて正解でした。もっともも中には「中道改革の突然の合流で自民は大きく議席を減らす」、「公明票がなくなり落選する自民候補は多数」などと、かなりシャレにならない予想外れをやらかした連中も少なくなく、まだ与党勝利を述べていただけ自分のがマシでしょう。

 話を戻すと同僚たちに私から話しましたが、上記の予想が難しかった要因にもなりましたが、これまでと違った投票行動を有権者が明らかにとるようになったと自分は分析しています。インターネットの影響などという人がいますが私はそれはあんま大きくないように見え、まずこれまであまり投票しなかった若者層も積極的に投票するようになったこと、政策議論こそ少なかったものの国家としての方向性を具体的に示していた政党ほど集票したこと、メディア外の私人間の政治議論が盛んになったことなどがある気がします。
 最初の若者層の投票率についてもう少し掘り下げると、これまでやはり日本は団塊の世代以上の高齢者の人口比率が高く、各政党もこの層の票を取ろうとこの層向けの発信や訴えが多くありましたが、既に団塊の世代も80歳近くの年齢にある上に人口比率も小さくなっていて、やはりこれまでと比べるとこれより下の層の投票行動が議席に反映されやすくなってきた気がします。この点を読み誤り、相変わらず高齢者層にしか響かない主張を繰り返して自滅したのが中道改革のミスだとも考えています。

 そんな中道改革についてはやはり選挙直前の合流が最大の敗退要因でしょう。私自身、野田氏についてはそこまで嫌ってはいないもののあのタイミングでの合流は正直気が狂っているとしか思えず、わざと党をズタズタにするつもりでやったのでなければ正気ではないという気がします。過去も野田氏は自身が党を率いる立場で大敗していますが、こと選挙戦略と政局勘に関しては完全にヤバい水準にあるとしか言えず、後出しながら彼に選挙を任せてはならなかったというのが最大の教訓でしょう。

 そんな野田氏の自滅ムーブもあってもはや解党した方が早いくらいな中道改革ですが、落選した議員にはあのオザーなどこれまで野党の中心にあった人物も少なくありません。野田氏を含め落選した元大物議員についてはかねてより、人間性は別としてその知見や価値観に疑問を持つ者が多かったので落選自体はそれほど思うことはなく、むしろこれまでよく生き残ってきたなという事実の方に驚くくらいでした。そんな中で唯一、落選したことを残念に感じたのが枝野氏です。

 枝野氏の政策に対する主張や考え方は私と異なることが多いものの、この人自身は過去の発言や行動などから自分に対して非常に厳しいというか、自立意識の高い人だと前から思っていました。そして今回の敗戦を受けても一切言い訳はせず自らの無力さを支持者に対して謝罪するだけで、こと人格に関しては密かに敬意を覚えていました。
 これと対照的なのは高市総理の存律危機発言を引き出した岡田氏で、まるで自分の落選は無能な有権者によるものなどと自分の非を一切認めない態度には反吐を感じました。基本的に立憲民主の政治家は他責思考の人が多く、それが今回の選挙で有権者にそっぽ向かれた最大の原因であるのに、落選後もその敗因を無駄にアピールする当たりは救いようがないでしょう。

 そんな中と言っては何ですが、そうした他責思考が感じられずむしろ自分に厳しかった枝野氏は逆に目立つわけで、そういう人物だからこそ与党に対して文句を言う資格があるのではと思っていただけに、今回の彼の落選は非常に残念に思いました。次の選挙とかまだ出るのだろうか。

2026年2月12日木曜日

想定外にうまかったびわゼリー(;゚Д゚)

 先月の日本滞在中は房総半島を回っていました。なんで房総半島に行ったのかというと、一応千葉県民ではあるものの千葉北西部は埼玉南部の県民と同じく基本的に東京通勤族で、県庁所在地の千葉より東京行く回数が多いくらい房総半島とは縁がなかったためです。よく北海道も札幌などの道西部の住民は釧路などの道東部に行くことが全くないとも聞きますが、千葉北西部県民も似たようなものだと思い、敢えて同じ県だけどフロンティアを開拓するつもりで回ってみようと思いました。
 まぁこれまで縁がないとは言ったけど、めちゃくちゃ記憶に残る苦闘は一回しています。

 話を戻すと内房、外房をなぞるような感じで回り、この間に色々お土産屋も眺めていきました。一見した感想を述べると、九州や東北などのほかの地域と比べてやはりおみやげ品の開発力が弱いなと思いました。
 やはり千葉県は首都圏に近いことからそこまで観光に依存せずとも暮らしやすい地域なためか、ほかの観光への産業依存度の高い地域と比べるとお土産にもそこまで力が入っていないように見えました。キャラクターグッズもほとんどなければお菓子や食品も通り一辺倒なパッケージデザインで、これはと思う工夫の凝らした商品を見ることはありませんでした。キャラクターグッズもチーバくんを使ったものはいくつかみられたものの、このキャラ自体がそんなエモくない気がします。っていうか「千葉犬」って名乗った方がむしろいい気がする。ふなっしーも1店だけ見かけたが

 なおほかの地域だと地元の歴史や文化をネタにしたお土産もよく見られますが、千葉県にはその手の物は皆無でした。そもそも千葉県自体が戦国時代は里見氏が支配していたものの、江戸時代は幕府のたくさんの旗本たちの領土にあてがわれ、しかも頻繁に転封も行われていたことから、どうも安定した統治が続かず地元史の編纂とかも行われていなかったようです。
 実際、里見氏の活動史は北条家は別格として、近隣の佐竹氏と比べてもほとんどよくわかっておらず、合戦地なども未だあいまいなままです。文学作品の南総里見八犬伝で知名度こそあるものの、里見の歴史はそれ自体若干ミステリーだという気がします。

びわゼリー【12個入り】~鴨川館オリジナル~(鴨川館おみやげ処・うれしな)

 話を戻しますがこうした背景もあってよさげなおみやげ品はなかなか見つからなかったのですが、会社の同僚にも配るため個別包装されたお土産を探していたところ、うえの鴨川館が販売するびわゼリーが目に入りました。正直、千葉でびわと言われてもピンとこなかったのですが、一応野菜や果樹栽培自体は千葉は比較的全国でも上位なのと、びわを使ったお菓子自体がよそであまり見られないというレアさがまず気になりました。
 次に、この商品はゼリーなのですがプラスチックの容器ではなく和紙のような包みにようかんっぽく包装されていて、これはすごくいいと感じました。ほかの人のお土産と一切被らないし、また趣もあっていい感じに思えたので、少し考えこれを選んで上海に持ち帰りました。

 それでこのびわゼリーを早速先週職場で配り、自分も中から1個取って食べてみたのですが、見出しにも掲げている通りかなり想定外なくらいおいしかったです。ゼリーそのものがちょうどいいすっぱさで味付けされており、それでいて中のびわも非常に食感よく、且つその味もゼリーと対立せずのどを通るような感じで、非常に上品なつくりであるように思えました。京都でもこうした和菓子はなかなか見つけられないと思うくらいの味で、なんでこんなにおいしいのに同じ千葉県でその存在を知らなかったんだろうと不思議に思ったほどでした。

 などとその味の良さに密かにビビっていたところ、昨日たまたまエレベーターで乗り合わせた職場の中国人女性社員がわざわざ話しかけてきて、「この前持ってきてくれたあのびわゼリー、すごいうまかったんだけど(´・ω・)」と感想を伝えてきました。今までお菓子類を配ってこうした「うまい(・∀・)」的な感想はもらったことがなかっただけに驚くとともに、自分以外もあのびわゼリーの上手さにビビる人間、それも中国人でいたという事実に合わせてびっくりしました。

 マジでこの鴨川館のびわゼリーに関しては自信をもってお勧めできるし、千葉県ももっとこのびわパワーをアピールすべきだと思います。っていうか自分ももっかい買って、4個くらいまとめてまた食べたいです(´・ω・)

忘れ去られた候補者

 先週末に行われた総選挙ですが、その自民党の大勝ぶりとあって現在に至るまで各メディアで戦評報道が行われています。実際、かつてないほどの大勝なのでこうした議論はあってしかるべきですが、何となく見ていて以前よりも日本社会全体で政治に対する関心も強まっているように見えます。特に今回の選挙は若者票が大きく影響したという分析もあり、以前よりは選挙が身近になっている気がします。

千葉7区(選挙ドットコム)

 そんなこの選挙で実家が入っている千葉7区では自民党のさいとう健氏が無事に当選回数を重ねました。なおこの人については密かに、マツケンサンバに負けじとサトケンサンバをいつかリリースしてくれると心の中で固く信じています。マジで出したら永久表彰ものでしょう。
 ほかの候補者は国民新党の林田あきひろ氏、そして減ゆ連合から川田龍平氏が立候補していたのですが、この投票結果を友人に見せたところ、「あの薬害エイズの人も今はこうか……」と言って来て、ここでようやく私も「あの川田龍平か!(;゚Д゚)」と気が付きました。

川田龍平(Wikipedia)

 川田氏は元参議院銀(三選)という経歴もさることながら、薬害エイズの被害者でもあり、かつて国を相手取った裁判の原告というか最も中心にいたメンバーでした。この薬害エイズ問題は私もリアルタイムで見ており川田氏についてはその後漫画の「ゴーマニズム宣言」でも見ていました。ただこの薬害エイズ問題が終わった後、先の「ゴーマニズム宣言」の作者の小林よしのり氏が「目標を達成したのだから日常に帰れ」と唱えたのに対し、川田氏は薬害エイズ問題で立ち上げた団体をそのまま残し、徐々に家族と自身の政治活動へと用いるようになりました。

 結果的にはその後見事に参議院議員となったのですが、最初に選挙に出た時なんかはメディアも薬害エイズ問題の寵児などと大きく取り扱っていたのを覚えています。ただ昨年の参議院選挙で落選し、今回の選挙でも続けて落選となったのですが、彼がこうしていまだに選挙に出ているということを私は一切知らずというか気づかず、多少おこがましいですが私ですらこうなのだからほかの多くの人もそうだったのではないかと思います。
 そもそも薬害エイズ問題自体が約30年前の出来事であり、今の30代以下はこの事件のことすら知らないのだから川田氏についてもその経歴というか一番輝いた活動も知っているはずはないでしょう。

 今回の落選について友人も、「あの薬害エイズ問題の後、何となく周りに弄ばされた感がある」と述べていましたが、私もこれに同感です。何故か左翼的な政治思想を持って活動するようになり、確かに議員に見事当選したあたりは大したものですが、これが本当にやりたかったことなのかとかつての彼を比較するに疑問に思うところがあります。むしろあの事件の当事者であったことから、一般市民として事件を語り継ぐような活動の方があっていたのではという気がします。
 どちらにしろ、「薬害エイズの川田龍平」はもはや現代では通らず、かといって議員時代もこれと言った活動功績は見当たらず、それどころか反ワクチン運動みたいな私の目から見てどうかと思う活動もしており、正直に言えばもうあんまり世の中に出てきてほしくない人物だったりします。なんでこうなったんだろうなと思うと同時に、時代を経ての色あせというかフェードアウトに物悲しさを感じます。

2026年2月10日火曜日

自由と繁栄のカレー粉

 先の選挙で野党は高市政権の外交、とかく対中関係の悪化を批判していましたが、野党は批判しながらも具体的な高市政権に代わる外交方針を提起することはついぞしませんでした。仮に彼らが政権を取ったところで中国関係が良くなるわけでもなく、やはりあの批判は非常に無責任だと私には見えました。
 とはいえ米国のトランプ政権の誕生に伴い、日本もこれまでの対米追従外交一辺倒でいいのかと言えば疑問です。トランプ政権は派手だからわかりやすいものの、その自国優先の孤立主義はなにもトランプ大統領本人だけでなく、少なからぬ米国人が共有する価値観であり、トランプ大統領が下りたところで根底にはこの方針が根強く残ると思います。となると日本も状況次第によっては米国に切り捨てられる可能性もあり、この転換からこれまでとは違う外交が日本にも求められてきています。

 具体的には、米国に日本を切れなくさせる、または米国に切られても経済や安全を保障できる外交関係を事前に築いておくこととなります。言うなれば同盟相手を作り、関係を強固にするということに尽きるのですが、この同盟相手と言っても利害関係だけで結ぶと後々厄介なことになる恐れがあります。
 例えば二次大戦直前の独ソの同盟なんか完全な利害関係だけの関係で、ポーランド分割を終えた後は互いに最大の敵対国同士となりました。利害関係で結びついていると、利益よりも損が大きくなると途端に破綻することとなるだけに、短期的ならともかく長期的な同盟関係を築くにはやはり価値観の共有を最優先とすべきでしょう。

 そういう意味では、日本は中国、というより中国共産党とは同盟関係を築くことはあきらめた方がいいでしょう。基本的に中国の価値観は水平な関係はなくすべてにおいて上下関係を持とうとするため、外交では基本相手を見下し、対等なパートナーとして尊重する態度は望めません。それでいて安全保障すら行うわけでもなく、どう考えても同盟関係を持とうとしても日本側は損するだけで、むしろ対立関係を維持した方が有利なくらいです。

 では日本は今後、どのような国と同盟関係を強化すべきなのか。以前にも書きましたがまずは親日国であり今後中東で影響力がマシそうなトルコ、次に相撲や騎射という文化が共通していて中ソの牽制にもなるモンゴルを私は重視していますが、残念ながら価値観の共有でこの二ヶ国は弱いです。
 日本の価値観と言えば自由と民主主義、そして天皇制(王制、ロイヤル)であり、この価値観が最も共通するのはやはり英国において他ならないでしょう。日本の天皇家と向こうの王室も関係が深く、過去にも同盟関係にあり、また米国との距離を模索し始めている点でも共通しており、英国とは今後も積極的に関係を深めるべきだと思います。

 ただ日本と英国は距離があり、経済交流や安全保障という点ではやや連携が取りづらい関係にあります。英国との同盟は価値があるものの、英国以外にも取り込まなければ米国と距離を置くには物足りません。
 では上記の三つの価値観以外に何か、日本が他国と共有できる価値観はないものか。先週自転車に乗りながら必死で考えていた矢先に思い浮かんだのは、「そうや、カレーがあるやんけ(・∀・)」という結論でした。

 かつて「花園さんは何を信じてますか?」と聞かれ、真顔で「カレー(´・ω・)」と一言で答えたことのある私ですが、カレーはうまいというのはこの世の真理だと信じています。このカレーという食文化を共有する相手国なら、きっと日本は無条件で仲良くなれるし、向こうだってカレー仲間ならきっと信じてくれるだろうという妙な確信があります。
 具体的にはカレー発祥の国のインド、そして現在日本でインネパ料理を普及させているネパールなんか格好の相手国です。このほかにも中央アジアにはパキスタンをはじめカレーを主食とする国が多いだけにこうしたカレー国を取り込み、カレーを中心とした新たな国際秩序を日本は作るべきでしょう。

 ちなみに日本のカレー伝来はインド→英国→日本という経路なため、カレー同盟には英国も加わる資格を十二分に備えています。

 このこじつけでしかないカレー同盟ですが、具体的にはこの世からカレーが嫌いな人間を根絶することを目標に、カレーの世界普及とさらなる発展を目指した連携から始めることが大事です。カレー消費量が世界で増えればカレー粉を輸出する国々も経済的恩恵が得られるし、日本もカレーの消費量が増えれば米の消費量も増えて農政的にも農家的にも大助かりです。
 「ノーモアヒロマ、ナガサキ、カレーライスはワンスモア」を合言葉にすべての日本人が1年で食べるカレーを1杯増やせば、毎年1億数千万杯のカレー消費が増え、お米やカレー粉の消費量もどんどん増えていくという夢のような計算も成り立ちます。カレー粉を輸出するインドとかだって、絶対大喜びで協力してくれるって。

 でもって毎年世界カレーサミットと称して、各国最高峰のカレー料理人を集めて会議や会食すれば、インドとパキスタンの首脳だってきっとすぐ仲良くなれるし、ともにカレーのため、世界のために頑張ろうって気になるでしょう。この連携を麻生がかつて主張して一帯一路よりもずっと早く言われなくなったスローガンにもじって、「自由と繁栄のカレー粉」と名付けたいと思います。

 ただマジな話、外交というのはこうしたこじつけてきな価値観の共有から始めるのはありだと思いますし、実際有効な気がします。また食文化が軸であれば争い合うことはほぼなく、せいぜいインドカレーとネパールカレーのどっちが本場だという自己主張くらいでしか争えず、非常に平和的です。
 またさっきのカレーの世界普及ですが、冗談半分ではあるもののマジで広がれば中央アジアのスパイス業者には大きな恩恵がもたらされるのは事実で、提唱すれば乗っからないというか無視することもないのではと思います。おまけにカレーフレンズなら裏切ることもないでしょうし。

 さらに言えば、中央アジア諸国は日本にとって「遠交近攻」関係が成り立つ相手だと思います。領土がちょうどいいくらいに離れてて衝突が少ないのに対し、中国を囲む上では格好のパートナーになり、外交を結ぶ上ではメリットは少なくないでしょう。先のモンゴルみたく、後方から中国を互いに脅かす関係になることは日本にとって絶対プラスです。

 この構想を実現するに当たってはまず何といってもカレー大使を任命することでしょう。パッと思い浮かぶのはSB食品の人だけど、それ以外にも適任な人がいたらどんどん立候補してもらいたいし、また日本国内で増えている在日ネパール人からも代表を出してもらうことも、内政的にもプラスな気がします。っていうかデメリットが全く浮かばないだけに、日本政府は今すぐこの構想を実現に移すべきでしょう。

2026年2月8日日曜日

選挙速報を見て


 また楽プラで人生初のジムニーを作ってました。車高高い車はプラモだといい感じです。

 話は本題ですが今選挙、直前の各メディアの予測通りに自民が大勝で2/3すらうかがう勢いとのことです。正直私もここまで与党が大勝するとは思っていなかったのですが、これだけの対象となると維新は逆に立場が弱くなる気がします。

 今回なんで自民が大勝したかという背景について私見を挙げると、野党の高市総理個人に対するネガキャンが激しかった、というよりそれしかしなかったからに尽きる気がします。最大の要因はやはり理念なき中道の合流による立憲民主の支持離れでしょうが、選挙戦の最中においてはびっくりするくらい野党が政策議論をせず、高市総理への人格批判を繰り返したことで票を逃した気がします。
 一例を挙げるとテレビ番組の公開討論を高市総理が欠席した際も敵前逃亡などと批判し続けてましたが、もしあそこで「選挙戦はまだ続くし、お大事にね(・∀・)」という一言を出していれば、野党が救えた議席はまだあった気がします。

 また一部野党が唯一出してきた具体的政策というのも消費税の廃止など実現性もなければ、当人らも全く実行する気のない絵空事でした。はっきり言えば有権者を馬鹿にしているも同然で、そうした上から目線な態度を有権者も感じ取っていたことでしょう。

 高市総理へのネガキャンについてはメディアも同様でした。あまり政策について詳しく論じようとはせず、文春のように明確に敵視してどうだとばかりに統一教会絡みの記事を出してきたメディアもありました。ただこれも、もちろんないに越したことはないですが文春の記事はそこまで目の色変えて人格否定するようなものかと言われれば疑問な内容でしたし、多分あの批判の仕方見て逆に高市総理がかわいそうと思った有権者の方が多かったように見えます。
 こうした一連の個人ネガキャンに対し、高市総理がほとんど何も反論しなかったことも大きいでしょう。変に批判に反応せず無視したことで逆に批判者の方が立つ瀬なくなったし、途中でネタも尽きていったこともあってこの批判無視戦略が自民の賢い戦略だった気がします。「支持率下げてやる」発言した時事通信のカメラマンに、この辺の事情について聞いてみたいものです。

 なお政策については野党が一番批判していたのは外交で、特に中国などとの関係悪化だったと思います。ただ中国に長く住んでてマジでこの前勤続10年超えた自分に言わせると、中国って国は下手に出るとむしろどんどん無理難題言ってくる相手なだけに、日本が態度を優しくしても外交上、何のメリットもないと断言できます。むしろ米国のように、何かしらの条件を出して強く脅す方が関係としてはうまくいくように思え、そうした観点で言えば野党の「話せば分かる」という中国外交へのアプローチは根本から間違っていると思います。
 なお一部野党、特に公明党などは中共要人とのパイプを一時アピールしてましたが、私の見方では恐らくそうしたものは彼らにはないと思います。あるいは、パイプがあると一人で勘違いしているだけで、そこまで中国政府の要職との人脈を持つ人間は野党にはいないでしょう。

 その中国ですがちょっと気になる動きとして、一昨日辺りにレアアースの対日輸出案件を一部許可したとの報道が出ていました。あくまで一部であり全解禁ではなく今後も妨害してくる可能性も高いのですが、開票直前のこのタイミングで認可を出すというのは何かしらの考えがあってのことだと思います。
 私は以前の記事で、中国は高市政権が発足時点で少数与党なため短命政権に終わるとマジで信じ、だからこそ強気に嫌がらせして早く政権交代させようとしていたのではと指摘しました。もっともこうした中国の外交的嫌がらせは高市政権の支持率を後押しし、今回の選挙の大勝にも導いているのですが、この結果を見て中国も短命政権に終わるとの予測をようやく切り替えたのではないかという気がします。

 つまり高市政権は数年間は続く政権になると考えを改め、必要以上に仲良くするつもりはないものの経済関係を中心に、付き合える部分は今後は黙って付き合っていくという方針に変えたというシグナルが、先のレアアース輸出認可じゃないかと睨んでいます。まぁそんなことしなくたって、中国から最近マジで大量の日系企業が脱出してるんだけどね(´・ω・)

 にしても今日は朝から地球防衛軍6やり過ぎて頭痛い(ヽ''ω`)