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2025年9月18日木曜日

警察、検察の無罪証拠隠避には罰則を

「園児を虐待」身に覚えのない逮捕…無罪判決に 「有罪のストーリーに都合の悪い証拠は出てこない」(withnews)

 詳細はリンク先の記事を見てもらいたいのですが、簡単に話すとある保育士が元同僚二人にはめられたことで園児を虐待したという冤罪をかけられ、約300日も拘留されました。裁判では無罪判決が下りたものの、その裁判過程で実は検察はこの保育士が無罪であることを示す、元同僚二人が彼をはめた証拠となるLINEのデータを捜査過程で取得、把握していたことがわかりました。
 にもかかわらず検察はその証拠について当初「ない」と嘘をつき、裁判過程で証拠の存在が明らかとなって裁判所から提出を要求されるまで出そうともしなかったそうです。言い換えれば、冤罪と分かっているにもかかわらず被疑者を起訴し、有罪へ持ち込もうとしてたわけです。

 こうした例は何もこの事件に限らず、かつての足利事件、そして比較的新しい大川原化工機事件でも、被疑者の無罪に有利となる証拠を警察や検察は把握していたにもかかわらず、敢えてそれらについて触れないどころか隠蔽しようとして、有罪へ持ち込もうとし、冤罪を起こしています。
 普通に考えれば無罪と分かる証拠があるのだから起訴自体しなくてもいいのに、わざわざ余計な手間かけて有罪に持ち込もうとする辺りはもはや「人を憎んで罪を憎まず」と言わんばかりの態度です。っていうか明らかに思考がヤバいとしか思えず、大川原加工機事件の警察、検察関係者などは一切捜査に係わらせるべきじゃないでしょう。

 そうした無罪の人間を敢えて有罪に持ち込もうとする捜査機関の人間を排除するため、前から思っていましたがこのような被疑者の無罪に有利な証拠を意図的に隠蔽しようとした警察、検察関係者に対しては、明確な罰則規則なり刑法を定めるべきじゃないかと思います。具体的には被疑者が無罪であることを示すような証拠を把握しながら隠蔽、廃棄した場合は懲戒免職、次第によっては懲役刑に課すくらいやるべきでしょう。
 恐らくこんなこと言ったら警察や検察は「現場の捜査員が委縮する」とか言いそうですが、こんなごく当たり前の行為をやれと言ってるのに委縮する時点でもう発想がヤバいとしか私には思えず、今後の冤罪を防ぐためにも、彼らの捜査の暴走を防ぐ罰則制度を設けるべきでしょう。

 冒頭の事件に関しても、警察は無罪と分かっていながら捕まえた男性を300日近くも拘留しています。約1年にもわたり自由が奪われるなんて、しかもそれが冤罪と分かっていながらやっていたと言え、これほど邪悪な人間を野放しにしていていいのかとすら私は思います。はっきり言えばそんな人間は死んでくれた方がマシで、さすがにいちいち殺すわけにもいかないだろうから、最低でも二度と捜査に係われないようにすべきというのが今日の意見です。

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