あんま今日は記事書く気が起きないのでトリビア的なことを書いておしまいにします。
既に逝去していますが私の親戚に依然兵庫県警の関係者がいたのですが、もし今も存命だったら、「山口組の組長が一日署長したのってマジ?」って聞いてみたかったなぁとこの頃よく思います。件の山口組組長ですが、これは実質的に現在の山口組を一代で作り上げた三代目の田岡一雄のことで、以前に日本のヤクザ関連について調べていた時にこ今回のトリビアを知りました。
次期は定かではありませんが田岡が一日署長をしたのは消防局ですが神戸市水上署とのことで、港湾関連の役務を取り仕切っていて結構関係がずぶずぶだったこともあってやったそうです。ただ当時にあっても田岡は前科者であっただけにいろいろと言われたことから、この一件以降はお役所も人選には気を払うようになったと聞きます。
なお田岡について少し触れておくと、彼はヤクザ組織として山口組を大きくしたというよりは山口組を一大興行組織にしたという人物で、吉本興業なんかは創業時からこの山口組の力をバックに大きくのし上がったと一部の記事にはっきりと書かれていますし、これは実際に事実だと私も考えています。美空ひばりに至っては現代において完全に山口組がタニマチだったということが伝えられるようになり、やっぱりというか取り上げるメディアも前と比べて減ったなぁという印象を覚えます。
ここは日々のニュースや事件に対して、解説なり私の意見を紹介するブログです。主に扱うのは政治ニュースや社会問題などで、私の意見に対して思うことがあれば、コメント欄にそれを残していただければ幸いです。
2015年9月29日火曜日
2015年9月28日月曜日
ジャパニーズホラー映画の時代
この前書いた「サイコスリラー映画の時代」でも少し触れたので、折角だから今日は一時期はやったジャパニーズホラー映画について思うところを書いていきます。
ここで語っていくジャパニーズホラー映画というのは90年代に日本で製作され、2000年前後にアメリカでリメイクされ人気を博した作品を指しています。これらの映画は主にアメリカでジャパニーズホラーというジャンル名で定着して一時代を築きましたが、ほとんどの原作が1993年に創刊された「角川ホラー文庫」であったことから「角川ホラー」というジャンル名で呼んでもありでしょう。
90年代の日本映画を語る上でこの角川ホラー文庫は外せないほど影響力は強く、私の記憶する限りだと「パラサイト・イヴ」の映画化を嚆矢に続々とメディアミックスがなされ、もはや日本の代表的な妖怪に仲間入りしている貞子で有名な「リングシリーズ」が映画でもドラマでも大ヒットしたことからこの文庫からはその後も人気作が続々と生まれました。個人的な主観で述べるなら一番のヒット作は間違いなく先程挙げた「リングシリーズ」でしょうが、このジャンルの最盛期となると「呪怨」の映画化がなされた頃くらいじゃないかという気がします。
一体何故90年代の日本で角川ホラー系が流行ったのかというと、勝手な理屈を述べていけば一つには日本では元々怪談話などホラージャンルを好む下地があったということ、二つには新進の作家を上手く取り込み良質な作品を多数世に出したこと、三つに90年代は音楽にしろヒットがヒットを生むというほど世の中流行りものに弱かったこともあって一度売れると続々売れるという好循環がきれいに働いたためではないかと考えています。特にリングシリーズは通っていた学校でも大いに流行って周りの級友らも普段は本を読まないくせに「リング」と「らせん」をよく読んでました。
こうした日本初のホラー映画はアメリカでも受け入れられ、もう何度も挙がっているリングシリーズはハリウッドでリメイクされた作品が大ヒットしたためホラー映画のパロディ作品として有名な「最終絶叫計画」の確か4辺りでもパロディ元として使われています。ちなみに使われ方としてはブラウン管テレビに貞子が映った所、モニターにハエが止まったのでスリッパで画面叩いたら貞子が痛がって、仕返しに向こうもスリッパでこっちを叩き返してくるという風でした。
そのリングシリーズと共に日本でも米国でもヒットしたのが「呪怨」のシリーズで、こちらは日本版もアメリカ版も清水崇氏が映画監督を務め、日本人監督としては初めて全米興行収入ナンバーワンを獲得するなど見事な実績をあげられました。この二本のシリーズによってアメリカ国内においてもジャパニーズホラーというジャンルが定着したといっても過言じゃない気がします。
しかしそんなジャパニーズホラーですが、大体2000年を過ぎた当たりから日本国内でのブームに陰りが見えてきます。角川ホラー文庫が原作である作品でも映画化したらパッとせず、前は映画化→テレビドラマ化のコンボもしょっちゅう炸裂しましたがほとんど当たらないのでリングをまた焼き直すとかいう繰り返しが始まります。
一体何故ブームが盛り下がったのかというと、単純に良質な作品が減った上に粗製乱造がされてしまったせいだと考えています。そこまで胸張れるほど作品見ているわけじゃないですが映画版の脚本を原作から大きく改変する作品が当時多く、それも大体が女性キャラをむやみやたらに増やすというキャスティングありきな改変ばっかで、そこらへんが原作の再現を期待するファンを遠のかせてしまったんじゃないかと思います。
また単純にホラー映画というのは案外撮影が難しい作品だったりします。先程挙げた清水崇監督が漫画家の押切蓮介氏との対談で話していますが、観客を怖がらせるために役者はややオーバーに驚いたり怖がったりする演技を要求されますが、これの撮り方がやたらハイテンションに驚いてるように見えギャグっぽく映ってしまうとのことで、「ギャグとホラーは紙一重」という押切氏の主張にその通りだと清水監督も頷いています。
ここら辺のさじ加減が粗製乱造の作品では上手くできておらず、実際私が見た作品でもしょうもないCGに下手な役者が変な格好で慌てたりして見ているこっちは逆の意味でハラハラさせられることもありました。
結局こうしたことが続いたせいか、現代においてはまだ頑張っている貞子シリーズとかを除いてホラー作品の製作はぐぐっと減ってきた気がします。原作の角川ホラー文庫自体も以前と比べて世間で話題になる作品も減ってるように感じるだけに、ブームはもう終わってしまったといっても過言じゃないでしょう。
ちなみにブーム最盛期に「リング」が面白いと言っていた近所のおばさんに、「あの作家はもう後は続かない気がします」と不敵にも高校生の私は言ってのけていました。まぁリング三部作の「ループ」を読んでしまったらそう判断するしかないのですが。
最後に私が見た強烈なジャパニーズホラーを挙げると、「ナインプラスワン」という作品があります。どういう映画かはレビューを書かれている方のサイトを下記リンクにつなげておきますが、この型のレビュー通りというか本当に救いようのないほどひどい作品で、後半なんか見ていて息切れしそうな位辛くなった作品でした。この感想を友人に述べたら、「そういわれると逆になんか見たくなってくる」と言われましたが。
・9+1 ナインプラスワン(ホラーと共に・・・・)
ここで語っていくジャパニーズホラー映画というのは90年代に日本で製作され、2000年前後にアメリカでリメイクされ人気を博した作品を指しています。これらの映画は主にアメリカでジャパニーズホラーというジャンル名で定着して一時代を築きましたが、ほとんどの原作が1993年に創刊された「角川ホラー文庫」であったことから「角川ホラー」というジャンル名で呼んでもありでしょう。
90年代の日本映画を語る上でこの角川ホラー文庫は外せないほど影響力は強く、私の記憶する限りだと「パラサイト・イヴ」の映画化を嚆矢に続々とメディアミックスがなされ、もはや日本の代表的な妖怪に仲間入りしている貞子で有名な「リングシリーズ」が映画でもドラマでも大ヒットしたことからこの文庫からはその後も人気作が続々と生まれました。個人的な主観で述べるなら一番のヒット作は間違いなく先程挙げた「リングシリーズ」でしょうが、このジャンルの最盛期となると「呪怨」の映画化がなされた頃くらいじゃないかという気がします。
一体何故90年代の日本で角川ホラー系が流行ったのかというと、勝手な理屈を述べていけば一つには日本では元々怪談話などホラージャンルを好む下地があったということ、二つには新進の作家を上手く取り込み良質な作品を多数世に出したこと、三つに90年代は音楽にしろヒットがヒットを生むというほど世の中流行りものに弱かったこともあって一度売れると続々売れるという好循環がきれいに働いたためではないかと考えています。特にリングシリーズは通っていた学校でも大いに流行って周りの級友らも普段は本を読まないくせに「リング」と「らせん」をよく読んでました。
こうした日本初のホラー映画はアメリカでも受け入れられ、もう何度も挙がっているリングシリーズはハリウッドでリメイクされた作品が大ヒットしたためホラー映画のパロディ作品として有名な「最終絶叫計画」の確か4辺りでもパロディ元として使われています。ちなみに使われ方としてはブラウン管テレビに貞子が映った所、モニターにハエが止まったのでスリッパで画面叩いたら貞子が痛がって、仕返しに向こうもスリッパでこっちを叩き返してくるという風でした。
そのリングシリーズと共に日本でも米国でもヒットしたのが「呪怨」のシリーズで、こちらは日本版もアメリカ版も清水崇氏が映画監督を務め、日本人監督としては初めて全米興行収入ナンバーワンを獲得するなど見事な実績をあげられました。この二本のシリーズによってアメリカ国内においてもジャパニーズホラーというジャンルが定着したといっても過言じゃない気がします。
しかしそんなジャパニーズホラーですが、大体2000年を過ぎた当たりから日本国内でのブームに陰りが見えてきます。角川ホラー文庫が原作である作品でも映画化したらパッとせず、前は映画化→テレビドラマ化のコンボもしょっちゅう炸裂しましたがほとんど当たらないのでリングをまた焼き直すとかいう繰り返しが始まります。
一体何故ブームが盛り下がったのかというと、単純に良質な作品が減った上に粗製乱造がされてしまったせいだと考えています。そこまで胸張れるほど作品見ているわけじゃないですが映画版の脚本を原作から大きく改変する作品が当時多く、それも大体が女性キャラをむやみやたらに増やすというキャスティングありきな改変ばっかで、そこらへんが原作の再現を期待するファンを遠のかせてしまったんじゃないかと思います。
また単純にホラー映画というのは案外撮影が難しい作品だったりします。先程挙げた清水崇監督が漫画家の押切蓮介氏との対談で話していますが、観客を怖がらせるために役者はややオーバーに驚いたり怖がったりする演技を要求されますが、これの撮り方がやたらハイテンションに驚いてるように見えギャグっぽく映ってしまうとのことで、「ギャグとホラーは紙一重」という押切氏の主張にその通りだと清水監督も頷いています。
ここら辺のさじ加減が粗製乱造の作品では上手くできておらず、実際私が見た作品でもしょうもないCGに下手な役者が変な格好で慌てたりして見ているこっちは逆の意味でハラハラさせられることもありました。
結局こうしたことが続いたせいか、現代においてはまだ頑張っている貞子シリーズとかを除いてホラー作品の製作はぐぐっと減ってきた気がします。原作の角川ホラー文庫自体も以前と比べて世間で話題になる作品も減ってるように感じるだけに、ブームはもう終わってしまったといっても過言じゃないでしょう。
ちなみにブーム最盛期に「リング」が面白いと言っていた近所のおばさんに、「あの作家はもう後は続かない気がします」と不敵にも高校生の私は言ってのけていました。まぁリング三部作の「ループ」を読んでしまったらそう判断するしかないのですが。
最後に私が見た強烈なジャパニーズホラーを挙げると、「ナインプラスワン」という作品があります。どういう映画かはレビューを書かれている方のサイトを下記リンクにつなげておきますが、この型のレビュー通りというか本当に救いようのないほどひどい作品で、後半なんか見ていて息切れしそうな位辛くなった作品でした。この感想を友人に述べたら、「そういわれると逆になんか見たくなってくる」と言われましたが。
・9+1 ナインプラスワン(ホラーと共に・・・・)
2015年9月27日日曜日
安倍首相の携帯電話料金高過ぎ発言について
今日昼過ぎに喫茶店いってはちみつカフェモカとチキンサンド頼んだら何故かハムサンドが出てきたので店員に、「これハムサンドちゃう?ってか少なくともチキン入ってないよね?」と聞いたら、「( ゚Д゚)<うちではこういう風に作るんだ」と妙な主張され、まぁ似たようなもんだし別にいいかと思って仕方なくそれ食ってたら後からマネージャーが私の席にやってきました。マネージャーが言うにはやっぱり出す料理を間違えたとのことで、改めてチキンサンドを無料で提供すると言われましたがもうハムサンドを半分食べてたので別にいいよと断ったものの、そういうわけにはいかないと押し切られて結局チキンサンドも作ってもらいました。結果、かなりボリュームのあるハムサンドとチキンサンドを一度に食べることとなり、血中糖分が急上昇したのか帰り道はやたら頭がボーっとしてふらふら自転車をこいでたので自分でも危ないと思いました。
それにしても、なんか最近こういうトラブルに巻き込まれることが多いような?
話は本題に入りますが、このところ経済ニュースでは安倍首相の携帯電話料金が高すぎるという発言が大きくな話題となっております。あまり長々書く必要もないので言いたいことだけ書くと、この安倍首相の発言に絡めて多くのメディアが現在の携帯電話料金についていろいろ書いておりますが、どの記事も「そんなことはない」というような通信キャリア側の発言や携帯電話料金の妙な国際比較ばかり報じていて、どちらかと言えば通信キャリア側を擁護するような記事が多い気がします。もちろんこういう報道姿勢が悪いわけではないのですが折角だから街頭インタビューとかでもいいから消費者の反応や意見を載せたりした方が体感的な感想がわかるのだしいいような気がするものの、その手の記事はほとんど見受けられませんでした。まぁ通信キャリアはどの媒体にとっても有力な広告主だしね。
日本にいないで言うのもなんですが、まぁぶっちゃけ日本の携帯電話通信料金は高過ぎる気が私もします。どのキャリアもMVNOがこのところ出てくるまでかなり高額な通信料金設定にしてましたし、またその料金プランも半端なく複雑で、スマホを無理やり持たせようとするためか通話とメールだけ出来ればいいようなシンプルプランが案外高い設定(端末代の割引などがなくなるようなのが多い)になってたりとユーザビリティが全く以って無視されています。
特に一番不思議なのは携帯電話とWIFIの無線契約を一緒に契約すると安くなるとよく謳われていますが、なんかいろいろと検証するとそれほど割引が大きいわけでもなく、本気でこれキャンペーンのつもりなのかと疑問に感じることが多いです。ってかこの手の契約は複雑すぎて解読に時間かかるのが一番マイナス。
またそうした通信料金の高さもさることながら、前にも「NTTドコモへの批判」という2013年に書いた記事でも触れていますが、例の「2年縛り」とも絡みますが2年ごとにキャリアを乗り換える人たちに比べ契約を切り替えない長期ユーザーの方が相対的に負担が大きいというのはどう考えてもおかしいでしょう。2年ごとに切り替えるユーザーは新規ユーザーとして様々なキャンペーンの恩恵を受けますが長期ユーザーにはそんなものは一切なく、私も過去に何度も大損していますが、浮気をせずにずっと支払い続けてきた自分の通信料金が「ドコモ田家」みたいなクソみたいなプロモーションに使われたかと思うと腹立って仕方ありません。
総じて言えば、通信料金の高さもさることながらユーザーの側に立ったプラン設定や長期使用ユーザーに対する配慮が全くなされてないと現在のキャリアに対しては言えます。こんなことばっかやってるだけに今回安倍首相に釘さされて株価が大幅に下落しても同情の念はほとんど覚えませんし、まだ反論している辺りもっと痛めつけられた方がいいような気すらします。
それにしても意外と安倍首相は市民の消費生活にドンピシャな価格を突いてきたもんだとこの件に関してはなかなか感心します。それと同時に、野党の連中がこの件についてほとんどコメントしないのが何でだろうと不思議に思えてきます。まぁ大体わかるけどね。
それにしても、なんか最近こういうトラブルに巻き込まれることが多いような?
話は本題に入りますが、このところ経済ニュースでは安倍首相の携帯電話料金が高すぎるという発言が大きくな話題となっております。あまり長々書く必要もないので言いたいことだけ書くと、この安倍首相の発言に絡めて多くのメディアが現在の携帯電話料金についていろいろ書いておりますが、どの記事も「そんなことはない」というような通信キャリア側の発言や携帯電話料金の妙な国際比較ばかり報じていて、どちらかと言えば通信キャリア側を擁護するような記事が多い気がします。もちろんこういう報道姿勢が悪いわけではないのですが折角だから街頭インタビューとかでもいいから消費者の反応や意見を載せたりした方が体感的な感想がわかるのだしいいような気がするものの、その手の記事はほとんど見受けられませんでした。まぁ通信キャリアはどの媒体にとっても有力な広告主だしね。
日本にいないで言うのもなんですが、まぁぶっちゃけ日本の携帯電話通信料金は高過ぎる気が私もします。どのキャリアもMVNOがこのところ出てくるまでかなり高額な通信料金設定にしてましたし、またその料金プランも半端なく複雑で、スマホを無理やり持たせようとするためか通話とメールだけ出来ればいいようなシンプルプランが案外高い設定(端末代の割引などがなくなるようなのが多い)になってたりとユーザビリティが全く以って無視されています。
特に一番不思議なのは携帯電話とWIFIの無線契約を一緒に契約すると安くなるとよく謳われていますが、なんかいろいろと検証するとそれほど割引が大きいわけでもなく、本気でこれキャンペーンのつもりなのかと疑問に感じることが多いです。ってかこの手の契約は複雑すぎて解読に時間かかるのが一番マイナス。
またそうした通信料金の高さもさることながら、前にも「NTTドコモへの批判」という2013年に書いた記事でも触れていますが、例の「2年縛り」とも絡みますが2年ごとにキャリアを乗り換える人たちに比べ契約を切り替えない長期ユーザーの方が相対的に負担が大きいというのはどう考えてもおかしいでしょう。2年ごとに切り替えるユーザーは新規ユーザーとして様々なキャンペーンの恩恵を受けますが長期ユーザーにはそんなものは一切なく、私も過去に何度も大損していますが、浮気をせずにずっと支払い続けてきた自分の通信料金が「ドコモ田家」みたいなクソみたいなプロモーションに使われたかと思うと腹立って仕方ありません。
総じて言えば、通信料金の高さもさることながらユーザーの側に立ったプラン設定や長期使用ユーザーに対する配慮が全くなされてないと現在のキャリアに対しては言えます。こんなことばっかやってるだけに今回安倍首相に釘さされて株価が大幅に下落しても同情の念はほとんど覚えませんし、まだ反論している辺りもっと痛めつけられた方がいいような気すらします。
それにしても意外と安倍首相は市民の消費生活にドンピシャな価格を突いてきたもんだとこの件に関してはなかなか感心します。それと同時に、野党の連中がこの件についてほとんどコメントしないのが何でだろうと不思議に思えてきます。まぁ大体わかるけどね。
2015年9月26日土曜日
サイコスリラー映画の時代
最近趣味の話を書いてないのでこの前友人に話した映画の話をします。
サイコスリラー映画と見出しに書きましたがそもそもサイコスリラーという言葉は定義がはっきりしておらず、巷間でもサイコホラーとかサスペンスなど別の言葉とほぼ同意義に使われてるようにみえますが、敢えて私の方から定義づけするならば、「金目当てや怨恨ではなく殺人そのものを快楽目的に実行する殺人犯がテーマ」というのがジャンルとしての位置づけだと考えます。この手の犯人の特徴として欲求的に殺人を犯すことから何かしらマイルールめいたものがあり、特定の特徴を持った人間をターゲットにしたり、バラバラにしたりとか同じ凶器を使うとか殺害の仕方に共通点があったりして、犯人を追う側はこうした犯人のマイルールを読み解いて実行犯の特定や追跡を行っていくというのがこのジャンルの醍醐味と言えるでしょう。
そんなサイコスリラー映画ですが、私見な意見を述べると1990年代において非常に流行って大量に生産されていたなと思えます。このブームの嚆矢となりかつ恐らく最高傑作となったのはハンニバルシリーズの映画第一作である「羊たちの沈黙」であるように思え、アンソニー・ホプキンス氏の怪演もさることながら見えない犯人の姿形特徴性格を殺害の手口などから徐々に類推していくプロファイリングの過程が大いに評価され、日本でも一時期やたらとこの「プロファイリング」という単語を使った書籍や作品が出されました。
この「羊たちの沈黙」の何がすごいかっていうと、ある事件の異常殺人者の性格分析を、その犯人以上に明らかにぶっ飛んでるというか規格外な「人食いハンニバル」ことレクター博士が冷静に行っていくという過程だと思います。この「異常者をもっとおかしな異常者(しかも普段はめっちゃ知的で紳士的)が分析する」という手法は現代でも多くの作品に使われますが、この作品以上にぶっ飛んだ構図は多分ないでしょう。
この「羊たちの沈黙」のヒットを受けてかそれまでのサスペンスの枠を越えた、異常殺人者をテーマにした作品はハリウッドを中心にたくさん作られ、私が小学校高学年から中学生時代までなんかしょっちゅうこういう映画を見ていた気がします。ただどれもがヒットしたかとなるとやや微妙で、ブーム以前のスプラッターホラーから脱却しきれず映像のグロテスクさだけしか能のない作品だったり、異常殺人者というよりただのびっくり犯人にしかなってない作品であったりするなど、特に日本製作の映画やドラマ、漫画でこういう傾向がありました。一例を挙げると漫画の「多重人格探偵サイコ」は私の目からして、ヒットはしたけれどもさっきも言ったびっくり犯人大集合だけだったような気がします。
なんでそういう駄作が量産されたかというと犯人の異常性だけを際立たせようとして、その異常性をどう読み解くか、犯人の経歴や社会背景、現場の手掛かりなど頭を使って推理する部分がおざなりになってたからじゃないかと考えます。また推理する部分にスポットを当てるにしても、そもそもなんで犯人が異常者なのかというと、常人の認識を越えた狂気を孕んでいるから異常なのであってその異常性を常識的に分析しようとすること自体がやや無理があり、分析する側にも現実離れした一定の狂気が要求されるのにその辺が上手く描き切れてなかったからじゃないかと思います。
そうした大量生産時代にあって一目置いた作品を上げるなら、こちらもヒットしたアメリカの映画の「セブン」を挙げます。あのブラッド・ピット氏もこの作品で一躍名を挙げましたが、俳優らの演技はさることながらキリスト教の七つの大罪に沿って殺人(何人かは殺されなかったが)が続けられ、最終的に犯人の目的が結局わからないまま終わってしまうとい衝撃的な結末は当時においてなかなかに新鮮で、でもってやっぱり公開した後から七つの大罪をやたら引用する日本の漫画作品が増えた気がします。
監督のデヴィッド・フィンチャー氏の好みでしょうがこの「セブン」は割と淡々にストーリーが進んでいき、視聴者に「どや!」って言わんばかりに画面を注目させる演出が少なく、そうした撮り方がこのジャンルにうまく適合していたんではないかと個人的に思います。ちなみに映画の「アイアンマン」を見ていて、「なんかこのヒロインどっかで見たことあるような……」と思ってたらこの「セブン」でブラッド・ピット氏の妻役を演じてたグウィネス・パルトローでした。
この「セブン」以降もサイコスリラー映画はしばらく続きましたが、2000年に近くなってくると流行のホラージャンルがまた変わり、いわゆる日本初の「ジャパニーズホラー」がハリウッドを席巻することとなります。ジャパニーズホラーの特徴を少しだけ述べると、被害者が何の落ち度も理由なく理不尽に殺されたり祟られたりするというのが何よりの特徴で、むしろ品行方正で幸せそうな家族が無慈悲に殺されることが多いという風に私は見ています。友人曰く、「日本人からしたらそういう理不尽は日常茶飯事だが、向こうの連中からしたら新鮮に見えるんじゃないのか?」とのことです。
またハリウッドの中でもシリーズ化して長期間続いた「SAW」など、以前のサイコスリラーと比べてミステリー色を強めたホラー映画が段々と中心になっていきます。もっとも「SAW」は第三作目から、ミステリーというか「今週のびっくりドッキリメカ」を楽しむスプラッター作品になっていきましたが。
最後に私が気に入っているサイコスリラー映画(だと思う)の作品を挙げるならば、「セブン」と同じ監督による2007年公開の「ゾディアック」になります。これは実際にアメリカで起きて、未解決のまま終わった劇場型犯罪の走りともいえる「ゾディアック事件」を元にしたほぼノンフィクションの作品で、主演のジェイク・ジレンホール氏やロバート・ダウニー・Jr氏らなど俳優がやたら豪華なのと、犯人候補がストーリの進行とともに次々と浮かんでは消えていく過程が見ていてとてもハラハラさせられます。特に犯人候補の自宅を主人公が訪問した際、地下室に案内されたところで一切の音がなくなるシーンはマジでドキドキした。
簡単に「ゾディアック事件」についても少しだけ触れると、この事件では連続殺人の犯人が自ら新聞社に暗号文を書いた手紙を送りつけたりラジオの電話に登場したり、次の殺人を予告したしたりと大胆な行動がとられたものの結局犯人は捕まらず、現代においても迷宮入りし続けている事件です。聞くところによるとこのところ話題の酒鬼薔薇もこの事件を参考にして暗号文を送りつけたとのことです。
サイコスリラー映画と見出しに書きましたがそもそもサイコスリラーという言葉は定義がはっきりしておらず、巷間でもサイコホラーとかサスペンスなど別の言葉とほぼ同意義に使われてるようにみえますが、敢えて私の方から定義づけするならば、「金目当てや怨恨ではなく殺人そのものを快楽目的に実行する殺人犯がテーマ」というのがジャンルとしての位置づけだと考えます。この手の犯人の特徴として欲求的に殺人を犯すことから何かしらマイルールめいたものがあり、特定の特徴を持った人間をターゲットにしたり、バラバラにしたりとか同じ凶器を使うとか殺害の仕方に共通点があったりして、犯人を追う側はこうした犯人のマイルールを読み解いて実行犯の特定や追跡を行っていくというのがこのジャンルの醍醐味と言えるでしょう。
そんなサイコスリラー映画ですが、私見な意見を述べると1990年代において非常に流行って大量に生産されていたなと思えます。このブームの嚆矢となりかつ恐らく最高傑作となったのはハンニバルシリーズの映画第一作である「羊たちの沈黙」であるように思え、アンソニー・ホプキンス氏の怪演もさることながら見えない犯人の姿形特徴性格を殺害の手口などから徐々に類推していくプロファイリングの過程が大いに評価され、日本でも一時期やたらとこの「プロファイリング」という単語を使った書籍や作品が出されました。
この「羊たちの沈黙」の何がすごいかっていうと、ある事件の異常殺人者の性格分析を、その犯人以上に明らかにぶっ飛んでるというか規格外な「人食いハンニバル」ことレクター博士が冷静に行っていくという過程だと思います。この「異常者をもっとおかしな異常者(しかも普段はめっちゃ知的で紳士的)が分析する」という手法は現代でも多くの作品に使われますが、この作品以上にぶっ飛んだ構図は多分ないでしょう。
この「羊たちの沈黙」のヒットを受けてかそれまでのサスペンスの枠を越えた、異常殺人者をテーマにした作品はハリウッドを中心にたくさん作られ、私が小学校高学年から中学生時代までなんかしょっちゅうこういう映画を見ていた気がします。ただどれもがヒットしたかとなるとやや微妙で、ブーム以前のスプラッターホラーから脱却しきれず映像のグロテスクさだけしか能のない作品だったり、異常殺人者というよりただのびっくり犯人にしかなってない作品であったりするなど、特に日本製作の映画やドラマ、漫画でこういう傾向がありました。一例を挙げると漫画の「多重人格探偵サイコ」は私の目からして、ヒットはしたけれどもさっきも言ったびっくり犯人大集合だけだったような気がします。
なんでそういう駄作が量産されたかというと犯人の異常性だけを際立たせようとして、その異常性をどう読み解くか、犯人の経歴や社会背景、現場の手掛かりなど頭を使って推理する部分がおざなりになってたからじゃないかと考えます。また推理する部分にスポットを当てるにしても、そもそもなんで犯人が異常者なのかというと、常人の認識を越えた狂気を孕んでいるから異常なのであってその異常性を常識的に分析しようとすること自体がやや無理があり、分析する側にも現実離れした一定の狂気が要求されるのにその辺が上手く描き切れてなかったからじゃないかと思います。
そうした大量生産時代にあって一目置いた作品を上げるなら、こちらもヒットしたアメリカの映画の「セブン」を挙げます。あのブラッド・ピット氏もこの作品で一躍名を挙げましたが、俳優らの演技はさることながらキリスト教の七つの大罪に沿って殺人(何人かは殺されなかったが)が続けられ、最終的に犯人の目的が結局わからないまま終わってしまうとい衝撃的な結末は当時においてなかなかに新鮮で、でもってやっぱり公開した後から七つの大罪をやたら引用する日本の漫画作品が増えた気がします。
監督のデヴィッド・フィンチャー氏の好みでしょうがこの「セブン」は割と淡々にストーリーが進んでいき、視聴者に「どや!」って言わんばかりに画面を注目させる演出が少なく、そうした撮り方がこのジャンルにうまく適合していたんではないかと個人的に思います。ちなみに映画の「アイアンマン」を見ていて、「なんかこのヒロインどっかで見たことあるような……」と思ってたらこの「セブン」でブラッド・ピット氏の妻役を演じてたグウィネス・パルトローでした。
この「セブン」以降もサイコスリラー映画はしばらく続きましたが、2000年に近くなってくると流行のホラージャンルがまた変わり、いわゆる日本初の「ジャパニーズホラー」がハリウッドを席巻することとなります。ジャパニーズホラーの特徴を少しだけ述べると、被害者が何の落ち度も理由なく理不尽に殺されたり祟られたりするというのが何よりの特徴で、むしろ品行方正で幸せそうな家族が無慈悲に殺されることが多いという風に私は見ています。友人曰く、「日本人からしたらそういう理不尽は日常茶飯事だが、向こうの連中からしたら新鮮に見えるんじゃないのか?」とのことです。
またハリウッドの中でもシリーズ化して長期間続いた「SAW」など、以前のサイコスリラーと比べてミステリー色を強めたホラー映画が段々と中心になっていきます。もっとも「SAW」は第三作目から、ミステリーというか「今週のびっくりドッキリメカ」を楽しむスプラッター作品になっていきましたが。
最後に私が気に入っているサイコスリラー映画(だと思う)の作品を挙げるならば、「セブン」と同じ監督による2007年公開の「ゾディアック」になります。これは実際にアメリカで起きて、未解決のまま終わった劇場型犯罪の走りともいえる「ゾディアック事件」を元にしたほぼノンフィクションの作品で、主演のジェイク・ジレンホール氏やロバート・ダウニー・Jr氏らなど俳優がやたら豪華なのと、犯人候補がストーリの進行とともに次々と浮かんでは消えていく過程が見ていてとてもハラハラさせられます。特に犯人候補の自宅を主人公が訪問した際、地下室に案内されたところで一切の音がなくなるシーンはマジでドキドキした。
簡単に「ゾディアック事件」についても少しだけ触れると、この事件では連続殺人の犯人が自ら新聞社に暗号文を書いた手紙を送りつけたりラジオの電話に登場したり、次の殺人を予告したしたりと大胆な行動がとられたものの結局犯人は捕まらず、現代においても迷宮入りし続けている事件です。聞くところによるとこのところ話題の酒鬼薔薇もこの事件を参考にして暗号文を送りつけたとのことです。
2015年9月25日金曜日
中国でGoogle解禁か?
昨夜は何故か途中からネットが断線したため更新できず、今日もなんかおかしいので明日にでも業者読んできてもらおうと思ったら何故かさっき繋がったので、大学の先輩と「養豚って儲からねぇ?」って他愛のない話しで盛り上がっていました。
その際、自分のメールアドレスにGoogleから「通常使われる端末とは別の端末からアクセスがありました」という警告メールが来ていることに気が付きました。不正アクセスか、でもそれにしてはなんか妙だと感じて子細を眺めていると、午後一時ごろにFirefoxでログインアクセスがあったとされ、その時間帯となれば私が会社にいる時間帯で、あるとしたら会社で使っている私物のパソコンかなと思えました。しかし中国ではGoogleへのアクセスが遮断されており、ログインはおろかアクセスはできないってのになんでと思い、先ほどいつも使うVPNではなく通常回線でGoogleやGmailにアクセスを試みました。
そしたらつながっちゃいました。
びっくりして大学の先輩に、「やばいっすよ」って後輩丸だしな口調で報告していろいろ試しましたが、速度は遅いですがこれまで遮断されて使えなかったGmailがきちんと開くことが出来ました。この前コメント欄にも書きましたが一度は中国大陸から撤退したGoogleがまた再上陸するという噂は聞いていたものの、まさかこんなに早く、しかも予告なしに繋がったので正直面喰いました。ってか昨日中国人に殴られてメガネフレーム曲がってるためちょいちょい目が痛むのが難点ですが。
もしかしたら一時的なものでまた明日から遮断される可能性もありますが、一応日記的な記録として書き残すことにしました。つってもこの速度じゃほとんどまともに使えないから、結局はVPNがメインとなるのに変わりはないでしょうけど。実際このブログも通常回線で開きましたが、この執筆はVPNからです。
追記
Gmailなどへの接続が確認できて約2時間後に再び試してみたところ今度は接続が叶わず、どうやら一時的な現象だったもようです。ただ今までこう言った事例は全く無かったので、今回は非常にびっくりした出来事でした。
その際、自分のメールアドレスにGoogleから「通常使われる端末とは別の端末からアクセスがありました」という警告メールが来ていることに気が付きました。不正アクセスか、でもそれにしてはなんか妙だと感じて子細を眺めていると、午後一時ごろにFirefoxでログインアクセスがあったとされ、その時間帯となれば私が会社にいる時間帯で、あるとしたら会社で使っている私物のパソコンかなと思えました。しかし中国ではGoogleへのアクセスが遮断されており、ログインはおろかアクセスはできないってのになんでと思い、先ほどいつも使うVPNではなく通常回線でGoogleやGmailにアクセスを試みました。
そしたらつながっちゃいました。
びっくりして大学の先輩に、「やばいっすよ」って後輩丸だしな口調で報告していろいろ試しましたが、速度は遅いですがこれまで遮断されて使えなかったGmailがきちんと開くことが出来ました。この前コメント欄にも書きましたが一度は中国大陸から撤退したGoogleがまた再上陸するという噂は聞いていたものの、まさかこんなに早く、しかも予告なしに繋がったので正直面喰いました。ってか昨日中国人に殴られてメガネフレーム曲がってるためちょいちょい目が痛むのが難点ですが。
もしかしたら一時的なものでまた明日から遮断される可能性もありますが、一応日記的な記録として書き残すことにしました。つってもこの速度じゃほとんどまともに使えないから、結局はVPNがメインとなるのに変わりはないでしょうけど。実際このブログも通常回線で開きましたが、この執筆はVPNからです。
追記
Gmailなどへの接続が確認できて約2時間後に再び試してみたところ今度は接続が叶わず、どうやら一時的な現象だったもようです。ただ今までこう言った事例は全く無かったので、今回は非常にびっくりした出来事でした。
2015年9月24日木曜日
お買いものでの悩み( 一一)
再来週に日本へ一時帰国する予定なのですが、差し当たって買っておきたいものをAmazonで購入し、友人の家へ送っておこうと今日は先ほどからずっとAmazonのサイトを眺めておりました。
既に購入が決まっていたものは同僚から頼まれていたビタミン剤とムヒSで、前者は同僚の母親、後者は同僚の娘への買い物だそうで、その同僚にはガチでお世話になっているので「任せておけ!」と今からでも買う気満々です。
これ以外で購入を決めていたものはゲームの「三国志Ⅸ」で、三国志のゲームはⅤ以降はずっと遊んでなかったのですが、このⅨが傑作だということを聞いて廉価版も出ているのだしもうこの際だと購入を決めました。
それでここからが本題ですが、何を購入するか非常に悩んだ物が二種類あります。
一つ目はタブレットPCで、現在使っているものはいまいち自慢し辛いNexus7の2012年モデルなのですが、さすがに1GBメモリだとそろそろきつく、高いのでなくていいから2GBモデルを買おうとあらかじめ2万3千円くらいのASUSのMemo Padを購入リストに加えておりました。しかし今日調べてみたら々ASUSから先月、Zen Padという別モデルのタブレットPCが発売されており、上位グレードは値段が4万円弱するものの破格のスペックだったもんで先のMemo Padとどちらを購入しようかで大いに悩まされました。
最終的に、Zen Padは発売仕立てであるのとやはりそのスペックの高さからAmazonはおろかほかの店舗でも品切れとなっているケースが多く、確実に購入できるかやや微妙な状況であると共に、タブレットPCなんてそんな高くないのだから来年でも再来年でも買い換える可能性が高いことを考慮して初志貫徹でMemo Padにすることを決めました。
こうしてタブレットPCが決まった一方で、もう一つどれを買うかで悩んだものは腕時計です。先に申しておくとこういう腕時計などの装飾品に対して私はほとんどこだわりがなく、頑丈でなおかつ自転車乗りまわす際に邪魔にならなければどれでもいいという風に考えています。そんな考えなもんだから今つけている奴は3月に日本へ帰った際にヨーカドーで1500円で売っていたのを買ったものですが、時計としての機能に不満はないもののやはり値段が安いだけあってケースの金色した装飾がもう禿げ始め、またベルトが汗を吸ったせいかやけに臭く、どうせベルトを交換しても1000円はするんだからこの際新しいのを買おうと決めました。
それでどんな時計を買おうかいろいろ見たのですが、私は男性にしてはやけに骨が細く、手首に至っては下手すりゃ女性と同等かそれより細いくらいです。なお余談ですがウエストも激細でズボンを買う際は、「一番細いのを(^o^)丿」と言って持ってこられたのをいつも買います。その一方で血管はやたらごんぶっとくて、注射をする際に看護師さんからはいっつも、「刺しやすい(^^)」と褒められます。
話は戻りますが、とにもかくにも手首が細いのでケースは幅、厚さともに小さければ小さいほどいい、というか分厚かったりすると手首を曲げた際に手の甲に当たるため実質はめられません。なので小さい文字盤を中心に、色々と因縁のあるシチズン製を弾き、中国でのメンテ事情を考えソーラー電池使用もはぶいた結果、下記の二つの腕時計に絞りました。
・Dalas 腕時計 WAA452
・CHRISTIAN KENTH 腕時計
結論から言えば上のダラスの時計を選んだのですが、下のクリスチャンケンスのどちらにするか最後の最後まで悩みました。本音を言えばクリスチャンケンスの方を選びたい気持ちが強いのですが、写真を見ればわかりますがダラスはシンプルな大人の腕時計に対し、クリスチャンケンスのは文字盤がピンクっぽいオレンジで、つけていたらかなり目立つことでしょう。
目立つこと自体は悪くないし自分のガチなソウルカラーのオレンジってことで心が動いたのですが、この時計だとさすがに目立ち過ぎるというか、必要以上に自己主張してしまうのではと目立ち好きの私ですら懸念を催し、「時計はあくまで機能性重視の装飾品だ」と自分に言い聞かせて、一旦はクリスチャンケンスでカゴに入れましたがこれを取消し、ダラスの時計を選び直しました。二つ買っても別にいいけど、時計ってたくさんあってもそんなにしょっちゅう付け替えたりしないしなぁ。
既に購入が決まっていたものは同僚から頼まれていたビタミン剤とムヒSで、前者は同僚の母親、後者は同僚の娘への買い物だそうで、その同僚にはガチでお世話になっているので「任せておけ!」と今からでも買う気満々です。
これ以外で購入を決めていたものはゲームの「三国志Ⅸ」で、三国志のゲームはⅤ以降はずっと遊んでなかったのですが、このⅨが傑作だということを聞いて廉価版も出ているのだしもうこの際だと購入を決めました。
それでここからが本題ですが、何を購入するか非常に悩んだ物が二種類あります。
一つ目はタブレットPCで、現在使っているものはいまいち自慢し辛いNexus7の2012年モデルなのですが、さすがに1GBメモリだとそろそろきつく、高いのでなくていいから2GBモデルを買おうとあらかじめ2万3千円くらいのASUSのMemo Padを購入リストに加えておりました。しかし今日調べてみたら々ASUSから先月、Zen Padという別モデルのタブレットPCが発売されており、上位グレードは値段が4万円弱するものの破格のスペックだったもんで先のMemo Padとどちらを購入しようかで大いに悩まされました。
最終的に、Zen Padは発売仕立てであるのとやはりそのスペックの高さからAmazonはおろかほかの店舗でも品切れとなっているケースが多く、確実に購入できるかやや微妙な状況であると共に、タブレットPCなんてそんな高くないのだから来年でも再来年でも買い換える可能性が高いことを考慮して初志貫徹でMemo Padにすることを決めました。
こうしてタブレットPCが決まった一方で、もう一つどれを買うかで悩んだものは腕時計です。先に申しておくとこういう腕時計などの装飾品に対して私はほとんどこだわりがなく、頑丈でなおかつ自転車乗りまわす際に邪魔にならなければどれでもいいという風に考えています。そんな考えなもんだから今つけている奴は3月に日本へ帰った際にヨーカドーで1500円で売っていたのを買ったものですが、時計としての機能に不満はないもののやはり値段が安いだけあってケースの金色した装飾がもう禿げ始め、またベルトが汗を吸ったせいかやけに臭く、どうせベルトを交換しても1000円はするんだからこの際新しいのを買おうと決めました。
それでどんな時計を買おうかいろいろ見たのですが、私は男性にしてはやけに骨が細く、手首に至っては下手すりゃ女性と同等かそれより細いくらいです。なお余談ですがウエストも激細でズボンを買う際は、「一番細いのを(^o^)丿」と言って持ってこられたのをいつも買います。その一方で血管はやたらごんぶっとくて、注射をする際に看護師さんからはいっつも、「刺しやすい(^^)」と褒められます。
話は戻りますが、とにもかくにも手首が細いのでケースは幅、厚さともに小さければ小さいほどいい、というか分厚かったりすると手首を曲げた際に手の甲に当たるため実質はめられません。なので小さい文字盤を中心に、色々と因縁のあるシチズン製を弾き、中国でのメンテ事情を考えソーラー電池使用もはぶいた結果、下記の二つの腕時計に絞りました。
・Dalas 腕時計 WAA452
・CHRISTIAN KENTH 腕時計
結論から言えば上のダラスの時計を選んだのですが、下のクリスチャンケンスのどちらにするか最後の最後まで悩みました。本音を言えばクリスチャンケンスの方を選びたい気持ちが強いのですが、写真を見ればわかりますがダラスはシンプルな大人の腕時計に対し、クリスチャンケンスのは文字盤がピンクっぽいオレンジで、つけていたらかなり目立つことでしょう。
目立つこと自体は悪くないし自分のガチなソウルカラーのオレンジってことで心が動いたのですが、この時計だとさすがに目立ち過ぎるというか、必要以上に自己主張してしまうのではと目立ち好きの私ですら懸念を催し、「時計はあくまで機能性重視の装飾品だ」と自分に言い聞かせて、一旦はクリスチャンケンスでカゴに入れましたがこれを取消し、ダラスの時計を選び直しました。二つ買っても別にいいけど、時計ってたくさんあってもそんなにしょっちゅう付け替えたりしないしなぁ。
2015年9月22日火曜日
機能不全な日本の労働法
以前にあれこれ相談を受けていた知人から、「面接を受けに入った会社があるのですが」と、スカイプのチャットにて就職相談を受けたことがありました。その求人の待遇は悪くなく、というより仕事内容に比してやけに良すぎるように覚える内容だったため、残業代や勤務時間などがしっかり管理されているのか確認した方が良いと私からアドバイスをしたところ、
「残業に関してはサブロクで何とかするそうです」
という、答えが返ってきました。
一見して奇妙さを覚えた私はこの知人に、「お前、サブロクの意味知ってんのか?」と聞き返したところ、そいつはあろうことかウィキペディアの記述をそのまんまコピペして私に返信してきたので、「これ、お前の言葉じゃねぇだろう。なんで素直に知らない言えないばかりか、自分が理解してもいない内容を説明の根拠に使うんだ」と、ちょっとキレ気味に問い詰めたことがありました。
普段からそれほど温厚でもない私ですが、以前にもそいつは質問した内容に「知らない」と言わずどっかから引用した言葉をそのまま貼り付ける行為を繰り返していただけに、この時は猛烈に怒った上で二度とするなと最後に吐き捨てましたが、改善できるほどの人間じゃなかっただけに多分今も同じように「知らない」と素直に認めず、無駄にプライドだけ高いまんまでいる気がします。
今日、どうしてまたこんな妙な私の激怒エピソードを引用したのかというと、リンクを結んでいる「笑う蜘蛛の糸」の潮風大使さんの記事に、上記の「サブロク」こと「三六協定」が出てきたのを読んだのがきっかけです。この三六協定とはそもそも何なのかというと、簡単に言えば労使間で労働条件を協議して自由に決めていいとする法律です。具体的には会社側と全従業員から一定の支持を得ている労働組合の間で合意が出来た場合、労働法で規定している最大残業時間や残業代の算定方法を無視し、自分たちで自由な規定を作ることができます。
この三六協定は聞いてる限りだとほとんどの大手企業で実施されているとされ、昔に読んだ記事だとソニーとかでもこの協定によって月間の最大残業時間を超過してもよいことになってるそうです。まぁワタミにおいては「従業員は皆家族だから労働組合なんて必要ない」と言って、自由に法律ぶち破って労働条件を会社側が決めたりしてますが。
三六協定について話を戻すと、労働組合にいたりそこで活動をしていた人間なら大抵知っていますが、そうじゃない人なら労働法を勉強していたか人事関連の仕事をしてないとまず知る機会はないでしょう。冷凍たこ焼き好きの友人は後者で、彼自身は間違いなく物知りな人間でありますが、その方面の仕事に関わらない限りは永遠に知らずに終わっていたと述懐するほどです。
なのになんで私はこのサブロクを知ってるのかそれは置いといて、潮風大使さんの記事では過酷な勤務で有名な大手バス会社を例にとり、国はバス運転手の勤務に対してあれこれ規定を設けているものの、現行法では「二週間に一回の休日取得」が義務としてあるものの、「十三日連続勤務」は合法であって実際やっているところがあると指摘しています。これ以外にもあれこれ規定はあるもののどれも意味をなさない規定が労働法に多く、旅行バスで事故が起こるのも不思議なことではないとまとめられています。とりあえずW社のバスはもう乗らないことにしよう(゜-゜)
この潮風大使さんの指摘には私も深く同感しており、そもそも日本の労働法はそもそも存在する意味があるのかといつも疑問に感じております。先程の三六協定をひとつ取っても「合意があれば法律を無視していい」というジャーマンな投げっぷりですし、またそれ以外の規定も年金の取り立てはやたら細かくかつしつこい癖に、不法就労や違法な労働条件の摘発は本当にやってるのかと思うくらい何もせず、はっきり言えば労働関連の省庁にいる人間はお前らみんな給料泥棒だと罵りたい思いすらあります。
私が必死で取り上げた派遣会社のマージン率公開規定も、何も罰則がないためかネット上で正直に公開している企業の方がレアなため正直者がバカを見ている現状です。この状況に注意喚起はおろか、派遣労働者の方々にこういう規定があるということの広報すらしない辺り、厚生労働省も本音ではあまり公開されないでほしいと願っているのかもしれません。
この記事で言いたいことを一言にまとめると、日本の労働法は規定がいい加減である上に執行が徹底されていないことから実質的に機能不全な状態にあると断言します。ブラック企業の横行は言うに及ばず、新卒就職者から大量の離職者が出るという異常な状況について何にも対策せず、法律を守らない人間が一方的に得する状態が続いていることが当たり前とする、異常であることが正常に感じる事態にまでもう至っているでしょう。
どうしてこうなったのかといえば一番悪いのは厚生労働省で間違いなしですが、もう一つ挙げるとすれば労働について真剣に議論して考える政党がないということも大きいように思えます。社民党などは正社員にとっては味方ですが現在多数派となりつつある非正規雇用の人たちからすれば確実に敵と言える存在ですし、またほかの政党も全体経済を優先するあまり労働生活の向上などは二の次にしか考えてないように見えます。
まぁこの辺、本気で議論したらまた長くなるのでそろそろ締めますが、自分も大学時代から現在に至るまでよくもまぁこんなに長く労働問題に関わるもんだなとそろそろ呆れます。まぁそれだけ、いい恩師に会って影響を受けたということなのですが。
「残業に関してはサブロクで何とかするそうです」
という、答えが返ってきました。
一見して奇妙さを覚えた私はこの知人に、「お前、サブロクの意味知ってんのか?」と聞き返したところ、そいつはあろうことかウィキペディアの記述をそのまんまコピペして私に返信してきたので、「これ、お前の言葉じゃねぇだろう。なんで素直に知らない言えないばかりか、自分が理解してもいない内容を説明の根拠に使うんだ」と、ちょっとキレ気味に問い詰めたことがありました。
普段からそれほど温厚でもない私ですが、以前にもそいつは質問した内容に「知らない」と言わずどっかから引用した言葉をそのまま貼り付ける行為を繰り返していただけに、この時は猛烈に怒った上で二度とするなと最後に吐き捨てましたが、改善できるほどの人間じゃなかっただけに多分今も同じように「知らない」と素直に認めず、無駄にプライドだけ高いまんまでいる気がします。
今日、どうしてまたこんな妙な私の激怒エピソードを引用したのかというと、リンクを結んでいる「笑う蜘蛛の糸」の潮風大使さんの記事に、上記の「サブロク」こと「三六協定」が出てきたのを読んだのがきっかけです。この三六協定とはそもそも何なのかというと、簡単に言えば労使間で労働条件を協議して自由に決めていいとする法律です。具体的には会社側と全従業員から一定の支持を得ている労働組合の間で合意が出来た場合、労働法で規定している最大残業時間や残業代の算定方法を無視し、自分たちで自由な規定を作ることができます。
この三六協定は聞いてる限りだとほとんどの大手企業で実施されているとされ、昔に読んだ記事だとソニーとかでもこの協定によって月間の最大残業時間を超過してもよいことになってるそうです。まぁワタミにおいては「従業員は皆家族だから労働組合なんて必要ない」と言って、自由に法律ぶち破って労働条件を会社側が決めたりしてますが。
三六協定について話を戻すと、労働組合にいたりそこで活動をしていた人間なら大抵知っていますが、そうじゃない人なら労働法を勉強していたか人事関連の仕事をしてないとまず知る機会はないでしょう。冷凍たこ焼き好きの友人は後者で、彼自身は間違いなく物知りな人間でありますが、その方面の仕事に関わらない限りは永遠に知らずに終わっていたと述懐するほどです。
なのになんで私はこのサブロクを知ってるのかそれは置いといて、潮風大使さんの記事では過酷な勤務で有名な大手バス会社を例にとり、国はバス運転手の勤務に対してあれこれ規定を設けているものの、現行法では「二週間に一回の休日取得」が義務としてあるものの、「十三日連続勤務」は合法であって実際やっているところがあると指摘しています。これ以外にもあれこれ規定はあるもののどれも意味をなさない規定が労働法に多く、旅行バスで事故が起こるのも不思議なことではないとまとめられています。とりあえずW社のバスはもう乗らないことにしよう(゜-゜)
この潮風大使さんの指摘には私も深く同感しており、そもそも日本の労働法はそもそも存在する意味があるのかといつも疑問に感じております。先程の三六協定をひとつ取っても「合意があれば法律を無視していい」というジャーマンな投げっぷりですし、またそれ以外の規定も年金の取り立てはやたら細かくかつしつこい癖に、不法就労や違法な労働条件の摘発は本当にやってるのかと思うくらい何もせず、はっきり言えば労働関連の省庁にいる人間はお前らみんな給料泥棒だと罵りたい思いすらあります。
私が必死で取り上げた派遣会社のマージン率公開規定も、何も罰則がないためかネット上で正直に公開している企業の方がレアなため正直者がバカを見ている現状です。この状況に注意喚起はおろか、派遣労働者の方々にこういう規定があるということの広報すらしない辺り、厚生労働省も本音ではあまり公開されないでほしいと願っているのかもしれません。
この記事で言いたいことを一言にまとめると、日本の労働法は規定がいい加減である上に執行が徹底されていないことから実質的に機能不全な状態にあると断言します。ブラック企業の横行は言うに及ばず、新卒就職者から大量の離職者が出るという異常な状況について何にも対策せず、法律を守らない人間が一方的に得する状態が続いていることが当たり前とする、異常であることが正常に感じる事態にまでもう至っているでしょう。
どうしてこうなったのかといえば一番悪いのは厚生労働省で間違いなしですが、もう一つ挙げるとすれば労働について真剣に議論して考える政党がないということも大きいように思えます。社民党などは正社員にとっては味方ですが現在多数派となりつつある非正規雇用の人たちからすれば確実に敵と言える存在ですし、またほかの政党も全体経済を優先するあまり労働生活の向上などは二の次にしか考えてないように見えます。
まぁこの辺、本気で議論したらまた長くなるのでそろそろ締めますが、自分も大学時代から現在に至るまでよくもまぁこんなに長く労働問題に関わるもんだなとそろそろ呆れます。まぁそれだけ、いい恩師に会って影響を受けたということなのですが。
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