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2012年7月30日月曜日

カーナビのカスタマイズの可能性

さあ、宇宙へドライブだ 「スターウォーズ」がカーナビに(Jキャストニュース)

 またスターウォーズグッズの宣伝となってしまいますが、ちょっと気になる商品があったので取り上げます。今回はなんとカーナビで、あのスターウォーズのBGMと共に道案内をしてくれる代物で、お値段なんと39800円。安いと思ってしまったのはフォースに染まりすぎだからでしょうか。
 ただこうしたカーナビ商品ですが先日にソニーが市場から撤退すると発表するなど、近年は同様のアプリを持つスマートフォンに押されてなかなか厳しいようです。私個人としても友人のスマートフォンが持つGPSシステムを見てこれで十分じゃないかと思った節があり、恐らく今後はどんどんとスマートフォンで代用する人が増えて専用機を使い人は減っていくでしょう。あくまで私個人の予想ですが、スマートフォンであれば規格がある程度統一されていることもあり、それこそ音声や機能といった面で差別化が測ったカーナビゲーションシステムアプリがよりバリエーションが多く出てくるのかと思います。

 具体的にどんなバリエーションが出てくるかというと、まず一番多く出てくるのは先程のスターウォーズ仕様のように音声やBGMで凝っているものでしょう。既に有名声優を使った音声でナビしてくれるカーナビなどもありますが、私個人としては7年前にカーナビを使っていた段階で今頃にはもっと多くのバリエーションが出ると踏んでいましたが、市場を見る限りだとどうやら頑張ってるのはクラリオンくらいでまだ種類としてはそれほど多く出ているわけではなさそうです。
 一番有り得そうだなと思っていたのは既にクラリオンが出しておりますが、関西弁でナビするというカーナビです。それこそ方向指示を間違えたりしたら、「右ゆうとるやないけ」と突込みが入ったり、しばらく直線が続くようであれば「ほな次の交差点着いたら起こしてや」と職場放棄するようなものが市場に溢れるのを期待していたのですが、需要がないのかまだお目にかかっておりません。

 ただ先程もいった通りにこれからスマートフォンで代用する人が増えれば、それこそ中の一部ソフトを買えるだけで発音する音声が変えられるアプリも出てくるかもしれませんし、もしかしたらもう出ているかもしれません。またまた登場のクラリオンさんは専用機でこの機能を既に実現させておりますが、「右方向です」と発声するところを敢えて「左方向です」と天邪鬼なシステムに変えたり、突然「ここでインド人を右に」を言わせたりできそうで、なんか見ていて気になります。
 ちなみにこれはカーナビではなくパソコンのキーボードの話ですが、会社で仕事している際に暇だった時に自動変換システムを弄って、「そば→うどん」、「うどん→そば」と変換するように何故か登録したことがありました。そんな登録をしたことをすっかり忘れた一年後、確か英文マニュアルの翻訳をしていた際に、「スイッチのそばにあるレバーを」と打ったつもりで変換したら「スイッチのうどんにあるレバーを」と変換されて真面目に「うどん!?」と目を見張ってビビったことがあります。余計な小細工はするべきものじゃないとこの時に痛感しました。

2012年7月29日日曜日

日本に影響を残した外国人~ダグラス・マッカーサー

 かなり久々となる「日本に影響を残した外国人」の連載ですが、今日は近代日本に最も大きな影響を残したと言ってもいいダグラス・マッカーサーを取り上げようと思います。

ダグラス・マッカーサー(Wikipedia)

 この連載を始めた段階でマッカーサーは取り上げる予定でしたが、書くことが非常に多く実際に書くとなるとなかなか決断に至れませんでした。それが何で今日になって取り上げるのかというと、昨日一昨日は日中は全く家から出ずに夕食も豪華(焼肉と焼き鳥)だったこともあって体力に余裕があるからです。先週までは暑さと取材の多さから疲労でいっぱいでしたが。

 まずマッカーサーの来歴について触れますが、彼の父親のアーサー・マッカーサー・ジュニアも軍人であったことからかなり早いうちから軍人になることを意識していたと言われております。家庭内についてもう一つ付け加えておくと、母親のメアリー・ピンクニー・ハーディ・マッカーサーはかなりの教育ママだったらしくマッカーサーに英才教育を施し、彼が士官学校に入学すると近くのホテルに移り住んでちゃんと勉強しているか見張っていたという逸話もあるくらいです。
 そうした父母の薫陶を受けてか在学中のマッカーサーは抜群の成績を残して卒業してます。そして卒業後に、在日アメリカ大使館に駐在することとなった父の副官として東京に滞在していますが、まさか本人も数十年後にまた日本に来ることになるとはこの時は思わなかったでしょう。

 比較的初期のキャリアとして有名なのは第一次大戦時のレインボー軍団創設が挙がってきます。これは一次大戦開戦直後のマッカーサー自らが時のウィルソン大統領に提案して実現したもので、各州から兵士を集めて一つの師団を作り、全米一丸となって戦うというプロパガンダを含んだ部隊ですが、これが創設されるやマッカーサー自らが率いて欧州で戦闘を行っております。この例だけでなく日本のGHQ時代の施政といい、なにかと世の中に「見せる」というやり方に長けているような気がしてなりません。ただこの一次大戦後時は華々しい活躍を遂げて最年少で少将にもなりましたが、大戦後はキャリアが伸び悩み、参謀総長を辞してからは旧知のフィリピンへ軍事顧問として赴き、そこでコネクションを利用して私財作りに明けていたようです。

 そんなマッカーサーに転機が訪れたのは太平洋における緊張化こと、対日戦が現実味を帯びてきた1941年7月でした。当時のフランクリン・ルーズベルト大統領ははっきり言ってマッカーサーが嫌いだったようですが(むしろ彼と仲のいい大統領は聞いたことないくらいいつも衝突してるけど)、アジア事情に詳しく実績のある人物はマッカーサーしかいなかったことから現場復帰を要請し、開戦後は大将に昇進しています。
 ただ現場復帰を果たしたマッカーサーですが、太平洋戦争初期は日本軍が一気に攻勢をかけてきたことから各地で敗北。しかもその敗因は「たかが日本人」となめてかかった彼自身の戦略ミスも大きいとされ、結局拠点としていたフィリピンも陥落しかけたことからあの有名な「I shall return」と言って逃げ帰る羽目となりました。ただその後の反攻作戦は素人の自分の目から見て状況に適したもので、拠点をつぶしながら北上するのではなく要所要所を落として補給線を壊滅させるという戦略で確実に日本を追い詰めて勝利を得ております。そして日本の降伏後にGHQ総司令官として日本にやってくることとなりました。

 日本統治時代初期は当時のアメリカがやや左傾化していたこともあってか農地改革を筆頭に憲法作成など社会主義色の強い政策を次々と打ち出し、五一五事件や二二六事件で反乱を起こした将兵が最も望んでいた地主制農業を崩壊させることに成功し、生産効率などを飛躍的に高めています。ただGHQ内部の権力抗争の結果、いわゆる「右旋回」が起こってからは自衛隊の創設に道筋をつけるなどタカ派的な政策へとシフトしていきます。
 ただこの右旋回についてはマッカーサー自身の個人的事情も影響していたとも考えられます。というのも彼は1948年のアメリカ大統領選への出馬する気まんまんだったらしく、本音としては早く日本の非武装化にケリを付けて本国に帰りたかったそうです。ただ予備選でどの州でも1位になれなかったことから結局あきらめてしまい、それからというもの日本の再軍備化を推し進めたり労働争議を叩き潰したり下○事件を起こしたり……と、○山事件はまだ解明されてないですが、ともかく気兼ねなく強攻策を採るようになったと言われております。

 そんなマッカーサーにとって再びの転機となったのは1950年の朝鮮戦争です。この時もマッカーサーは諜報から北朝鮮が南進してくる可能性が伝えられていたにもかかわらず一切黙殺するなど、初期対応を誤るというミスを犯しております。ただ例によって反攻作戦を立てるのはうまく、マッカーサー以外が全員反対していた中で強行した仁川上陸作戦を成功させると一気に形成を逆転させております。
 しかしこれまた諜報から「人民解放軍が警戒している」と報告されていたにも関わらず調子に乗って朝鮮半島でやたら進軍を続けたせいで、中国の参戦をわざわざ招いて38度線に押し返されるなど、どうも要所要所で状況判断を誤ることが多いです。さらに原爆の使用許可を申請したことが引き金となり、最終的にトルーマン大統領によって解任されることとなりました。

 アメリカに帰国後、1952年に再び大統領選出馬を画策していたそうですあ高齢からこれを断念し、その後は特に大きな事件に関わることなく自然死しております。なお息子のダグラス・マッカーサー2世は独立後の日本で駐日大使となり、安保改定に尽力したと伝えられております。

 マッカーサーについて寸評を加えるとするなら、どうもこの人はナポレオンと一緒で、自分が将来歴史書に乗る時を意識したような行動や発言が多いです。いわゆる英雄思想が強かったのかもしれませんが、この点について歴史家の半藤一利氏などは、「しょっちゅう嘘をつく奴だ」と評価しており、私個人としても実際には知ってたことをさも知らなかったかのように、またその逆に知らなかった内容をさも知ってたかのように振る舞っていたように見えます。
 ただ日本一国に限れば当時の時局と地理の恩恵を受けていたとしても、非常に多くの改革をドラスティックに成し遂げ立派な基盤を作ってくれたと言ってもいいでしょう。そういうことをたまに自虐的に、「戦後最高の日本政治家はマッカーサーだよ」という時もあります。

2012年7月28日土曜日

神奈川県警、愛媛県警の不祥事について

 以前に私は「問題があると感じられる県警」という記事で言い訳のしようがないような不祥事を出している県警をいくつか紹介しましたが、不祥事界のキングこと神奈川県警がまたもやってくれたようです。

警官集団セクハラ、立件視野に捜査へ…判断撤回(読売新聞)

 内容に関してはあまりにも下品なので詳述しませんが、どう考えても犯罪としか思えない行為を実行していながら当初、「立件はしない」とこれまた規格外の発表をしてのけた神奈川県警ですが、さすがに世間はそうは問屋をおろさなくて身内びいきと批判が起こったことから、「最終的な判断ではなかった」とこれまた苦し言い訳をして捜査に着手したそうです。でも神奈川県警のことだから捜査をした上で、「やはり違法性はなかった」とか言ってまた立件見送りに舞い戻るだけかもしれませんが。
 それにしてもこの事件のコメントでもしこれで立件されないというのであれば、「カラオケ屋で服を脱いでも公然わいせつには当たらない」というある意味すごい前例を作ることになりかねません。全く関係ない話ですが、上司からこの前に自分が行かなかった二次会について、「お前はいかなくて正解だった」と言われたのでわけを聞くと、参加した一人が途中でパンツ一枚になった上に女装するなど破天荒ぶりを見せたそうです。そもそも女装用衣装が置いてある店があるっていうことが驚きだけど。

警視ら2人を書類送検=虚偽公文書作成容疑―愛知県警(時事通信)

 神奈川県警の不祥事にやや隠れ気味ですが、こちらの愛知県警の不祥事も非常にきな臭さを感じる事件です。
 こちらについては内容を簡単に説明すると、昨年1月にオウム真理教の事件に関して情報提供があったとして県内で勤める医師に感謝状を贈った件について、管轄と異なる蟹江署から送られていたことから調べてみると、提供された情報の確認に行ったとする署員の運転日誌が改ざんされていたとのことです。これははっきり書いていない記事のせいでわかりづらいのですが、言い換えるなら「情報提供を受けたという事実はなかった」ことなのかもしれません。つまりありもしない情報提供に対して感謝状を贈ったという意味です。

 北海道新聞が北海道警が捜査協力者への報奨金で裏金を作っていたという事実が明るみになってから久しいですが、もしかしたらこの事件はまた同じことを愛知県警がやっていたのかもしれません。こちらは既に関わった人間が書類送検されておりますが、普通に考えたら怪しいところ満載です。
 オウム真理教絡みで情報提供ときたら昨年から今年にかけて一気に捕まった指名手配犯3人に関するものしかはっきり言って有りえないですが、この3人は結果的に関東都市圏に潜伏しており、なんで遠く離れた愛知県で情報提供があったのか容易には理解しがたいです。何も愛知県警に限らず、オウム絡みの情報提供を調べたらほかの都道府県でも同じようなケースが見つかるかもしれません。

2012年7月27日金曜日

刹那的に生きること、将来を見越して生きること

 決して誇張ではなく言い切ると、恐らく同年代でも自分はトップクラスなまでに他人からの評価や印象が両極端に分かれる人間だと思います。一つ例にとると大抵の人は私のことを「大人しそう」、「温和」という表現を使って説明しますが、一部の人間に限れば「何かあればすぐ激高する」、「思想が過激」と言われており、私個人としては後者の方が実像に近いかなと感じています。
 このほかよく言われてたこととして学生時代に、「花園君は公務員になって安泰を図るような安定志向でしょ」とよく言われてましたが、実態としては「公務員のことを公僕って言ってのける人を初めて見た」と言われるまでに公務員になる気などさらさらなく、むしろなろうとしていた友人に対して「公僕に身を落とす気か( ゚д゚)」と、前時代の左翼じゃないんだし余計なおせっかいもいいところと思うくらいの発言までする側でした。

 一体なんでこれほどまでに評価が真逆、私個人の意見としては実態とかけ離れたイメージが持たれやすいのかというと、私自身が親しくない人間にはあまり関わりたくないことから大人しそう、下手すれば卑屈で陰険に見られるように敢えて振る舞っていることが大きいですが、最近になって着眼点が周囲と異なることからギャップが大きくなるのではないかというように考え始めてきました。この着眼点について今日は一つ、自分のこれまでの選択経験を拾って持論を展開しようと思います。

 まず話の前提として私は20代の身空で既に2回転職、いうなれば3回も新入社員を経験しております。このうち2回目はいつか借りを返すような特殊な例で無視してもいいのですが、日本でそれほど忙しい仕事でなく、そこそこ安定した正社員の職を放り投げて中国に転職に来たというのは最近増えてはいるもののやはりまだレアな存在です。
 傍から見ればこんな選択、行き当たりばったりで刹那的な生き方に見えるかと思います。そうまでして中国に行きたかったのか、海外で働いてみたかったのかと実際によく質問を受けますが、私個人の考え方としては逆で、可能ならば避けたかったものの今のうちに行かざるを得なかったというのが本音です。

 私は一部の人間のように極端に日本の未来を悲観はしていませんが、今後の日本社会はこれまでの「どこに属しているのか」より「あなたは誰なのか」という具合に、評価対象が集団からより個人へ重量配分が移っていくと考えております。私としても同じ会社でのんびり安定できるというのならそりゃ同じ会社に留まっていたかったというのが本音ですが、高度経済成長期でもないこの時代でそうした意識を持つこと自体がリスキーな価値観だとみており、むしろ自分にとってプラスになる可能性があるのならどんどん動く方が長期的に見れば安定する可能性が高いと思って中国に来ることにしました。一見すれば安定を放棄しているように見えても、私としては消極的により安定を求めた故の決断だと今でも信じております。

 ここで話を着眼点に戻しますが、まずそもそも何を以って安定ととるかです。変化のないことが安定なのか、満足度を得ることが安定なのか、落ち着いた生活をすることが安定なのか人それぞれでしょう。恐らく日本人の大多数としては一番最初の「変化のない」ことが安定でしょうが、私としては「いつでもどこでも状況を切り開けるだけの力量を身に着ける」ことが安定の定義です。たとえ自分の職業や住所が変わるとしても、力量的にそうした変化に追いつくことが出来るのであれば安定で、それを常に求め続けております。言い換えれば、どこでもやっていけるだけの知識や経験さえあれば追い詰められることはないというように考えてるわけです。こんな具合に周囲と着眼点が異なっているため、私をよく知る人間とそうでない人間との間で印象に対するギャップが生まれるのだと思います。

 ここでまたいつも通りに話が急旋回しますが、上記のような価値観から私は自分は長期的な視野に立って将来を見据えながら生きてるつもりで、どちらかと言えば刹那的な生き方をする人に対して否定的に見ておりました。ただこのところは逆、というか少し考え方が変わって、今この一瞬々々を悔いなく過ごそうとする、精一杯生きようとすることの方が、十年後に楽したいとか、どの程度の収入を得たいから今はこういう風に過ごそうと考えることよりも有意義なのではないかと思うようになってきました。
 もう少しわかりやすく言い換えるとすると、これまでは目標とする未来に対して今どう動くべきかと決めてきたつもりでしたが、そうした生き方よりも、今現在を必死にというか手を抜かずに攻め続けることで少なくとも後悔しないというか満足する未来がついてくるのではと思うようになってきたわけです。一言で言い表すなら、未来のために現在が存在するのではなく、現在の積み重ねが結果的に未来になるといったところです。

 我ながらまどろっこしい言い方が続きますが、その日暮らしで快楽だけ求めることを刹那的な生き方とする人がいますが、私に言わせればこれは破滅的な生き方で刹那的というべきではないと思います。私の中の「刹那的な生き方」の定義はスパンが短く、最長で一年下手すりゃ一日スパンで物事を考え、その場その場でやりたいと思うこと、すべきと思うことを手を抜かずに生きるという意味になり、十年先は知らないからとりあえず来年にはこういうことを成し遂げたい、こうなりたい、ああしておこうという生き方になります。少なくとも怠けさえせずにやろうとすることに真剣でいられれば、多分いい方向に物事が向かうのではと信じるようになりました。

 だからどうしたというのがここまで読んでくれた方の感想かもしれませんが、私個人の見方として、今の日本の若者はやけに老後や親の介護、会社の将来なぞ遠い未来ばかりを考え過ぎなのではないかと思うところがあります。その一方で突然行き当たりばったりに物事を決めたりして遠い先の方向ばかり見ていて近い距離の方向を間違えてしまっているのではと感じることが多々あります。
 恐らく日本社会では「将来のことをしっかり考えた方がいい」という思想が強いかもしれませんが、不確実性の高い未来を見越すというのはかえって危険な行為に思え、それであればもっと足元を見つめて、近距離に絞って方向性を決める方が、刹那的に生きる方がかえって将来に安定をもたらすのではないかというのが今日の私の意見です。適当に思い付くままに書いたからすごい妙な内容になりました。

今の上海の食費

 この前故あって陽月秘話時代に公開した北京にいた頃の留学体験記を読み返しました。ざらっとしか読み返してはいませんが学生時代の意気盛んな頃に書いたこともあって文章はやや粗いものの突破力のある内容だと改めて感じたとともに、地味に当時の物価を事細かに記載してあって将来資料価値として高まるのではという妙な期待感を覚えました。
 さて物価とくれば、恐らく日本にいる方は中国の物価が今どれくらいなのかが気になるかと思います。はっきり言って上海は中国で最も物価が高い地域で中国を代表するかとなるとあまり当てにならない場所ではありますが、「一番高い地域」という前提であれば何かの参考になるかと思うので、一つの目安として私の食費に関わる物価を教派紹介しようと思います。早速片っ端から書いていくと、以下の通りとなります。なおレートは1元=12円で計算します。

・さっきの同僚との晩御飯(麻婆豆腐、野菜炒め物、白米3杯):37元(404円)
・マクドナルドのダブルチーズバーガーセット(昼割引):16元(192円)
・ファミリーマートのカツカレー弁当:12元(144円)
・コーラ(350ml):2.5元(27円)
・蘭州ラーメン:7元(84円)
・卵サンド(2個入り):6元(72円)
・香港料理屋のおかゆ:16元(192円)
・洋食屋のミートスパゲッティ:21元(252円)
・日系ラーメン屋のラーメン:32元(384円)
・日系洋食屋のおろしハンバーグセット(ごはん+スープ):70元(840円)
・食べ飲み放題の焼肉屋:144元(1464円)
・日系焼肉屋の焼肉ランチセット:50元(600円)
・スタバのコーヒー:18元(206円)
・ベーカリーのケーキ:15元(180円)
・吉野家の牛丼(並盛):16元(192円)
・レトルトカレー:10元(120円)

 パッと思いつくのを上げると以上のようになります。これを見ればわかるでしょうが、どうも食生活が偏り気味です。多分ほかの日本人はもっとマシなところに通っているでしょうが、自分はどうもけち臭くてやたら安いところに、しかも同じ場所へ何度も行く傾向があります。友人からも体には気をつけろと言われているのですが、ここ一週間でまともと思えるものは「日系洋食屋のおろしハンバーグセット」くらいでしょうか。ちなみにここに食べに行った時は口に口内炎が出来てて、ポン酢を付けたハンバーグを口に入れる度に泣きそうな顔して食べてて、口内炎の人に口に醤油を含ませるのは立派な拷問になり得るとか考えてました。

2012年7月26日木曜日

公聴会での電力会社社員発言問題について

 今日も帰宅は9時半!といっても、やることがあるだけあまり辛くはありませんが。
 ここだけの話、最初に勤めた会社では毎日定時に帰っておりましたが、業務時間中にあまりにもやることないのに椅子に座ってぼーっとパソコンの画面を見続けてなければいけないのが地味に辛かったです。あのころに比べたら帰宅時間遅くとも、今の方が楽に感じるほどです。
 話は変わって昨日に書いた「ここ数日の産経の気になる報道」の続報ですが、自衛隊への協力を都内11区が拒否したというのはやはり産経の誤報だったようです。

自衛隊訓練記事で産経が「おわび」(J-CASTニュース)

 どうやらこの訂正記事は紙面に載っているだけでネット上では公開されていないようです。きちんとJキャストが追いかけてくれているからいいものを、ほかの記事にも書かれてましたが誤報は大きく報じて訂正は小さく報じるというのは如何なものです。
 とはいえ、この記事に関しては同じメディアにいる人間から言わせてもらうと有り得ないと言っていい内容です。仮に11区のうち1区か2区が間違ってたのであれば、許されるものではないものの何かしら手違いなり誤解があったんだろうと見ることもできますが、今回は産経が名指しした11区すべてが事実無根と抗議していることから、間違いなく取材すらせずにこの記事を書いたんだと思います。通常、この手の内容だったら必ず各自治体に電話をかけて本当に自衛隊の要請を拒否したのか事実確認をしなければならない、というよりするのが当たり前で、それすらもしていなかったというのならもういろいろと人事を考え直した方がいいでしょう。起こってはならないというか、有りえないミスです。
 もう一件の丹羽大使更迭報道については今日もどこも後追い報道はありません。また9月に訂正記事が見られるのかな。

 そろそろ本題に入りますが、このところというかこの1ヶ月がやけに忙しくて触れることが出来ずにいましたが、各地で行われている原発絡みの意見公聴会で電力会社社員が次々と発言していることが問題となりました。

原発意見聴取会もヤラセ?電力会社社員「原発どんどん作れ。福島で死んだ人いない」(J-CASTニュース)

 狙っているわけじゃないですがJキャストの引用が増えてます。知り合いも一番ここのニュースが面白いと言っていますが、私からしてもいい内容を拾っているように思えます。

 話は戻ってこの問題ですが、こうした公聴会で発言した電力会社社員らはいわば会社におもねった意見というか、原発存続に賛成な立場を言ったそうです。ただ一般募集した人の中にこうした電力会社の人間、いわばダイレクトに利益に関わる人間が入り込むというのはどうかという批判が起こっており、政府もこうした声を汲んで今後は電力会社関係者はこうした場で発言してはならないという声明を出すに至りました。

「意見言えないには違和感」 公聴会での発言禁止に電事連会長(産経ビズ)

 Jキャストに続きこちらもまた産経からの引用です。くれぐれも言っておきますが別に産経を狙い撃ちしているつもりはないのですが、問題ある記事を引用してたらなんかやたらと産経の記事が引っかかります。なんか末期のコミックボンボンみたいな編集になってないかな。
 さっきから話の脱線が多いですが、引用したこの産経ビズの記事では電事連の八木会長が電力会社の発言を禁止した政府の措置について「会社として参加を強制したものではなく、本人の自由意思。所属も明らかにしており、問題はない」と批判しております。はっきり書いちゃうと産経は意図的にこの記事を載せて政府を批判したい、というより電事連の肩を持っているのでしょう。そもそもこんなくだらない発言なぞ取り上げる価値もないのですが。

 ピッチ上げて一気に書き上げますが、ああした公聴会で電力会社の関係者が発言するなぞ言語道断もいいところで、それを平然とやってのける電力会社社員の無神経さにはつくづく呆れます。しかも一部報道では中部電力は各営業所やらに家族などを使って公聴会の一般発言者に応募するようメールを出していたとも聞きます。恐らく彼らの魂胆としては自分たちの意見を言うことよりも、ああした場で反対意見が出てくるのを封殺するというのが主目的でしょう。
 そもそも電力会社であればああした市民を対象にした公聴会で発言しなくとも、関連する会議などでいくらでも発言する機会があり、それこそホームページ上で会社として意見を出すことだって可能でしょう。それに対して普通の一般市民はああした公聴会でなければ意見をくみ取りづらく、そうしたことを考えると貴重な意見収集の場を土足で荒らすような真似だと私は感じます。そういう意味では電力会社関係者の発言を禁止する政府の措置は当然、というよりいちいち言わないと駄目なのかと思うととてつもなく情けなく感じます。

 去年の震災以降、こうした電力会社の無神経というか常識はずれな発言や行動は相次いでます。はっきり言って一般感覚からねじが飛んでいるとしか言いようのない思考をしているようにも見え、至って真面目におかしなことを言っていることに本人らが全く意識してないというのが別な意味で怖いです。中国ですら……といってはあれですが、発送電分離しているんだから日本も早く市場開放して民営化した方がいいでしょう。

2012年7月25日水曜日

ここ数日の産経の気になる報道

 今日も帰宅は11時半!決して仕事がたまっているわけではないですがなんか飲み会の回数が先週から異常に多く、ブログを書く時間がなかなか取れません。おまけに明日は校正当番でまた帰宅が遅くなるし……。
 そんなわけで普通ならブログを休んでとっとと寝るのですが、ちょっと放っておくことのできない報道が連続して起こったので書き残すことにします。その方っておくことのできないニュースの一つは昨日の下記報道で、これが出た時は自分の職場である編集部は色めき立ちました。

丹羽大使9月交代 尖閣国有化に矛盾と判断
素人ぶりは突出…民間起用の限界露呈 丹羽大使9月交代(どっちも産経)

 ニュース内容はリンク先を見てくれればと言いたいところですが、下手したらリンクが早くに切られる恐れがあるので簡単に解説します。要するに尖閣問題で中国におもねる発言をしているから丹羽中国大使を更迭するという内容なのですが、ストレートに書いてしまうとこの報道は産経の飛ばし、言い換えるなら誤報の可能性が高く、「また産経がやらかした」と私の周りでは言っております。
 まさかこんな大々的な記事で誤報ってと当初私も考えましたが、グーグルか何かでニュース検索をしてもらえばわかりますがこの更迭を報じる記事というのは産経しかありません。最初に疑念を呈したのは自分の上司ですが、速報性を重んじる共同通信が全く後追い記事を出しておらず、中国側はどう報じているのか自分も新華社のサイトへ行ってみましたが、この更迭記事には触れつつも、「北京にある日本大使館は事実ではないと否定」と取材文が載せられておりました。

 仮に産経の言う通りに9月に本当に丹羽大使が更迭されたそりゃ立派なスクープでしょう。ただこの記事は内容から言っても怪しい点が多く、ズバリ言うなら後任の人事について何も触れられていません。この一点だけでも怪しい上に更迭時期の9月も中国共産党中央党大会を控えた非常に敏感な時期なだけに、いくら何でも冒険が過ぎやしないかという時期です。まぁ初めから誤報と決めつけず、予告時期の9月までゆっくり見てやろうじゃないかという気分ですが。

「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否(産経新聞)
産経「自衛隊訓練で立ち入り拒否」記事に9区が抗議・訂正要求文(J-CASTニュース)

 続いての産経の気になる記事というのは上記のニュースです。別に産経を狙い撃ちする気は全くないのですが、いくらなんでもこれはというニュースがここ数日に立て続けで起こるというのは明らかに以上です。
 ニュース内容を簡単に説明すると自衛隊が東京都の区役所庁舎の利用を申し出たところ11区が拒否したという報じていますが、続いてリンクを貼っているJキャストニュースによると名指しされた11区のうち9区が既に、「このような要請を受けたこともなければ拒否したこともない」と事実内容を否定しているそうです。

 この記事もこういってはなんですが、どことなく焦点を意図的にぼかした書き方をしていて妙な構成になっているように私には感じます。具体的にそれはどこかというと、自衛隊の協力要請を11区が拒否したという事実以上に、見出しにも入れている「迷彩服を区民に見せるな」ということを何かやたらとアピールしたがっているような、そんな印象を覚えます。なんでこんなことをアピールしたいのかっていうと、私が書くべきことではないような気もしますが何か一方向に読者を扇動したいような意図を感じます。
 産経は25日付の紙面でこの記事の続報を載せると言っているようですが、もう日付は変わっているので明日とはいえないものの、出たらこっちもじっくり見てやろうじゃないかという気で満々です。少なくとも、自治体側と事実認識が真っ向から食い違っていることと取材手法について書いてもらわなければ納得いかない内容なだけに、誠意ある対応を見せてもらいたいものです。

 余計なお節介かもしれませんが、真面目に産経のデスクは大丈夫なのかという気がしてなりません。