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2024年5月4日土曜日

表具師マジリスペクト(ヽ''ω`)

 このところ中国が不景気ということからやや貯金のある自分は積極的に消費して少しでも助かる人を増やさなきゃと、この1ヶ月くらいやたら激しく消費しています。ちょうど長く使って劣化も激しかったので会社と自宅用のキーボードも新調しましたが、こちらは新たに買ってみたk-ボードが悪かったので、結局また従来と同じロジテックのキーボードを買いなおすなど、我ながら反省する消費も少なくないです。

 そんな感じで毎日タオパオを見る日々ですが、ちょうど一昨日「これええやん」と思って購入した商品が今日自宅に届きました。それは何かというと断熱材入りの壁紙で、シールで貼り付けられる代物でありながら値段は約30元(約630円)という、日本円換算していて「円安やべえじゃん(;´・ω・)」と思いつつもお手頃な価格の商品です。
 前回のキーボードの反省から購入後のレビューを見たところ、基本的に誰もが商品の質を誉めており、またダメな商品であってもそんな致命的な金額ではないことから思い切って4ロール、計120元払って注文し、今日届いたわけです

 そんなわけで今日さっそくDIYタイムに入り、これを自宅というか借家の壁に貼り付けました。借家なのにいいのという話になりそうですが、すでにこの部屋はリーフォーム後に自分が借りてから8年も経っており、大家とも関係いいしこれまでにもいろいろ家具とか自分で用意したり、大家と話して新調してたりします。カーテンはニトリの防音性の強いのに買えたし、ベッドも2年前に古くなったので自分が半額出して新調しています。
 そして今回の壁紙ですが、シールなので剥がすのに手間ですが原状復帰事態は可能であるし、今回貼り付けるところは窓枠下のコンクリがむき出しとなっている個所です。ここはタイル状の装飾が施されてはいますが完全にコンクリのままで、夏は熱気を放ち、冬は冷気を放ちで自分の部屋における最大のウィークポイントとなっており、部屋の温度管理において長年悩まされていた個所でした。

 この個所に行った過去の対策としては、余ったシーツをクリップでたらしたり、発泡スチロールのタイルマットを立てかけたりなどをしてきました。後者のタイルマットは今日まですっと使用してきており、それなりに効果も実感していました。しかし壁にピタッと貼り付けることはできずどうしても壁との間に少しの空間ができ、パソコン作業で壁の近くに座る際は直接冷気を浴びるのを防ぐ効果はあったものの、室温全体の改善にはつながっていないのではという風に思っていました。それなので今回、壁に直接貼り付けられる断熱材入りの壁紙ならさらなる効果も期待できると思ったわけです。

 そういうわけで商品が届いた6時あたりから、途中で晩飯休憩をはさんで約2時間、決して広くない窓下にある外に面したコンクリ壁に壁紙を貼り付ける作業をしましたが、最終的には一応想定していた面にすべて貼り付けられました。ただ上下の寸法は既存サイズにピタリとはまらず、変に細かく裁断して隙間できると嫌だったので、真ん中のところがやや重なる形で2枚上下に貼り付ける形としました。そんな分厚い壁紙でもないので目立つわけじゃないけど。

 ただ細かいところ、端っことか壁紙同士の接続箇所とかはさすがに完ぺきとはいかず、ちょこっと変な感じになってたりします。また一部個所では当然ながらしわも見られ、自分としては素人ながらうまく貼れたとは思いますが、それでももっとうまくやれたのでは、二人で作業出来たらどんだけ楽だったのかと思う結果となっています。
 こうした結果を受け、壁紙をきれいに貼り付ける表具師に対するリスペクトが自分の中で急激に膨らみました。でもって壁紙の小さいしわくらい、いちいちケチつけんなよ、こんなのできるのが当たり前なんだと、なんか壁紙の質について変に寛容になってきた気分がします。

 ただ真面目に話をすると、こうした作業や技術とかは実際にやってみないとその凄さや偉大さっていうのはわからないものだと思います。車の修理や菜園の管理など、普段人にやってもらっているとそのありがたさはわからないもので、自分がやってみて苦労してみて初めてこうれらの作業をする人がどれだけすごいのかってわかるもんです。
 そういう意味では今日やった2時間の壁紙作業も、長い人生において表具師の方にリスペクトするいい機会を得たものだと思えてきます。でも大変だったから、生まれ変わっても表具師はあまりやりたくないです( ´Д`)=3 フゥ

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