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2019年5月6日月曜日

巴マミな物件

ティロフィナーレ松戸(SUUMO)

 不動産業界研究の一環、もとい現実逃避の一環として無駄に仕事中に松戸の物件を探したところ、円環の理な物件を発見しました。分かる人には早いでしょうが、ティロ・フィナーレとは「魔法少女まどか☆マギカ」に出てくる非常に有名なセリフ、もとい一瞬でこのアニメがグロテスクで救いのない話であることを示した伝説なセリフです。

 本来は必殺技の名前として使われるのですが、アニメで実際に使われた、というか最後に使われたあとの結果から「使うと敗北」、「首がもげる」など因縁深い言葉として伝わるようになりました。

 そんなティロ・フィナーレなこの物件、恐らくというか間違いなくオーナーは「貴様、見ているな!」といっても問題なさそうな人です。にしてもこの物件を始めてみたときはマジでビクッとしました。

2019年5月5日日曜日

厄到来

 このところあまりそういう系のイベントなかったけど、自分は割と厄をためてついていないときはとことんついていなくなる事が多いと思うので、この前鎌倉行ったときは厄払い系の神社仏閣を中心に攻めました。ですが、なんか来ちゃったみたいです。

 昨日、自宅に帰って背嚢を片そうとしたところ、たまたまチャックが空いてた上に中からタブレットがズサーって飛び出して、落ちてしまいました。昨日の時点では気づきませんでしたが今日になって端っこの方に小さい傷がついていることに気がついてしまいました。
 機能的には問題もなく目立たない程度なのですが、ハードカバー着いているから保護膜はらなくてもいいかなと放っておいたらこれで、今度保護膜貼りに行こうかと反省しています。

 そしたら今朝会社に行ったら、使用するPCが朝一では問題なくWIFIに繋がったのに、何故か十分くらいしたら突然断絶して、システム部に持っていったら、「なんか中枢のシステムがやばい」とのことで交換になりました。交換には丸一日程度かかると言われやることもないから家に帰宅したらシステム部から、「交換完了(´・ω・`)」との連絡が来て、やることもないからまた会社へ行くこととしました。
 そしたら交換されたPCがやけに癖のある内容になってて、設定面で苦労したかと思えば、仕事で必須となるソフトウェアのインストールを何故か受付けなくなっていました。同じ部署のメンバーを含めこれまでそんなことは一度もなく、内心イライラしながらシステムにどうにかしろと行って無理やりインストールさせてこちらはうまく行ったものの、実際に動かしたらエラーばかりで全く使い物になりませんでした。

 っていうかネットに繋がらなくなったり、ソフトウェアが使えなくなったりと、何故か自分だけに集中して起きてて、一体何でこんな集中攻撃食らうのか、わけがわかりません。上記のソフトウェアはフリーのソフトウェアですがガチで業務に必須というかこれなしだと苦労が十倍にもなりかねないソフトなだけに、下手したらまたPC交換になるのではとすでに予期しています。

 でもって最後、昨夜に電気ケトルが壊れました。使えないことはないのですが蓋の開閉レバーが壊れ、レバーを引いても蓋が開かず、お湯を注いでいる最中に蓋が少し空いてお湯が漏れ出したりと危険なので、買い換えるつもりです。
 マジで自分でもびっくりですが、これら全部昨日から今日にかけて一気に起こりました。やはり自分は不幸の似合う男だなと皮肉めいた言葉すら言いたくなる状況ですが、どれも生きてりゃよくある不運とはいえ、まとめて一気にきすぎだろうとうんざりした気持ちにさせられます。

 さて明日はちゃんと業務できるのだろうか。あと電気ケトル忘れずに買い換えないと。

2019年5月4日土曜日

漫画レビュー「正直不動産」

 昨日取り上げた「ハコヅメ」は、「実写化が向いていそうな作品」というレビューで知りましたが、今日取り上げる「正直不動産」はもっと複雑な経緯から知りました。

 サンデーで以前、「LOST+BRAIN」という誰がどう見ても「デスノート」のモロパクリ作品が連載されたことが有り、実際に読んでみると死神のリュークに当たるものが出てこないだけでそれ以外の構成はほぼほぼデスノートというひどい作品でした。そのためか連載当時からも評価は悪く、さっきAmazonでみたら古い作品でもないのに未だに電子書籍化されていない、っていうかハードコピー版も正規販売されておらず、闇が深いです。
 ただ、この作品でひどいのはストーリー構成で、作画に関してはそこそこ良くまとまっていた印象がありました。この漫画は原作と作画の人が別々で、それだけにとんでもない作品の作画任された大谷アキラ氏は災難だったなと半ば同情していたのですが、その後の大谷氏の活動については比較的評判がよく、今連載されている「正直不動産」も評価が高いと聞くに及びました。

 もともと日本の不動産業界の慣習について興味があり、「不動産屋にだまされるな」という本も読んでいたことからこの作品にも興味があると、中二病時代に風水師目指していた友人に話したところ、友人もすでに「正直不動産」を読んでいて面白いと太鼓判を押したことから先日、大人買いして一気に読んでみました。
 それにしても友人は風水師目指しただけあって、不動産にもやはり興味が強いようです。

 この作品の概要を簡単に説明すると、口八丁で不動産会社のトップ営業マンとして活躍していた主人公はある日、取引用地に置かれてあった石碑を蹴り壊したところ、その石碑の祟りを受けて一切の嘘がつけない、っていうか本音が口を出てしまう呪いを受けることとなってしまいました。そのため、嘘ついてなんぼの不動産営業において致命的なハンデを背負うこととなり、トップだった営業成績も途端に急降下していきます。
 うだつの上がらない成績に退職すら考えていたところ、主人公にとって明かすことで不利となるような不動産取引におけるデメリットもスラスラ話す主人公に対し、好感を持つ顧客も現れはじめ、主人公自身もこれまでの虚飾にまみれた営業とは違う、顧客に感謝されるような正直な営業でやっていこうと決意する、というのが大まかなあらすじです。

 分かる人に早いですが、不動産屋が顧客に対して口にする内容は嘘ばかりで、顧客をいかにダシにして不動産屋が儲けるかというセールストーク、言い方を変えると口からのでまかせで契約にこじつけられることが多いです。先程挙げた「不動産屋にだまされるな」は不動産業界専門の会計士が書いた本で、まさにこの分野の不動産屋の手口について警鐘を促す内容となっています。
 「正直不動産」の場合、主人公が嘘をつけないという特徴、つまり本音を言ったらまずい部分が強調されて描かれています。これは読んでいて非常にうまいと思ったのですが、不動産屋がどのような言い回しで顧客を騙すかというセールストークと、「本当のところはこうなっている」というからくりとでしっかりと対比されるように描かれ、読んでる側としても非常にわかりやすいです。ただ私の場合は「不動産屋にだまされるな」で予習していたこともあり、「レインズ」などの単語も注を読まずに読み進められるという背景がありますが。

 やはりほうぼうから話を聞くと、真面目な不動産業者は確かに存在するものの、圧倒的多数の不誠実な不動産屋に覆い尽くされているのが現状のようです。それだけに利用者の側もしっかりと知識を身に着けて対抗していく必要があるということが作中でも何度も強調されており、業界全体の異常さを知るにつけ、実に適切な指摘だと思えます。
 それだけにこの作品も「ハコヅメ」同様に是非読んでもらいたい作品で、これを気に不動産業界のモラルが良くなることを切に願っています。

 なお五巻にて描かれている、封印されし過去が暴露されたときのヒロインの表情は見物です。

  

2019年5月3日金曜日

漫画レビュー「ハコヅメ~交番女子の逆襲」

 ひょうなことから知った作品でしたが、一読して将来映像化されるだろうと感じたのが「ハコヅメ~交番女子の逆襲」という漫画です。

 この作品は実際に某県警の警察官だった作者による、交番勤務の婦人警官を主人公とした作品です。何が凄いかってこの作者の奏三子氏、それまで漫画の執筆経験が一切ないまま漫画の投稿をし始め、連載が決まりかけると編集に制止されるだろうからと黙っていきなり警察官辞めて連載を開始したという点です。しかもその点について尋ねられると、「大丈夫です。うちの一族はどこ行ってもパートリーダーになるので食いっぱぐれることありません」と、なんか作中の新任婦警のようにどこかピントのズレた回答をしています。

 っていうか何故かカー雑誌のベストカーでインタビューに答えているのが意味不明すぎる。

 話は作品内容に触れますが上記の作者経歴からわかる通り、この作品は交番勤務の婦警を主軸に置いた警察漫画です。ただ警察漫画と言っても犯人逮捕とかのシーンより、警察内部のいろいろと一般社会とかけ離れた超体育会系の世界をメインに描いており、具体的には婦警のことを「制服を着たゴリラ」と何度も呼ぶなど、男女関係なしに力ある者しか行き残れないという壮絶な世界を描いています。
 なお前述の通り作者はこれが初連載ということもあって、連載が進むにつれ画力が向上して絵柄が現在進行形で変わっていっているのですが、人物の造形よりもゴリラの造形の方が段々深くなっている気がしてなりません。それだけゴリラが何度も登場する作品です。

 この漫画を最初一読して感じたこととしては、率直に言って「銀魂」の作者、空知英秋氏を連想しました。というのもこの漫画は銀魂同様にセリフ回しがとにもかくにも秀逸で、1コマで1人のキャラクターに2つ3つの吹き出しがつくなどセリフや掛け合いが非常に多いにもかかわらず、ごちゃごちゃした書き方はされずすっと読み進められる点で驚きました。
 銀魂でも1コマの中で「ボケ→ツッコミ→ボケ」というように通常「ボケ→ツッコミ」の2回で終わる掛け合いが3回続くことが多いですが、この「ハコヅメ」でも同じように掛け合いが3回くらい続くのが普通です。こうした描き方は空知英秋氏くらいしかできないと思っていただけに、他にもできる人がいたのかという点で強く驚きました。

 またそのセリフ掛け合い内容も非常に面白く、

「こういうときは一番下っ端が真ん中でしょ。社会人としての常識だよ」
「常識ある社会人は先輩と3人でシングルベッドに寝ないです」

 というように、ディープな警察あるある内輪ネタと絡めて展開されます。なおこの後のセリフは、(あっさり寝られた。どんどんこの組織に染まってく…)、となっています。

 その警察ネタもこれまでの警察漫画に見られないものが多く、やはり女性の視点から描かれていることもあって、警察犬のことを「お犬様」と呼んだり、先輩婦警のことを「チンピラ大奥」、「ジャックナイフ」と言ってのけたりと、どれも非常に新鮮です。大半の内容は警察のことを「体育会系ヤクザめ」、「日本一ヤバイ組織」と呼ぶなど自嘲めいたものが多いですが、警察内部では実際過労死する人間が多く、そうした激しい勤務の現状を少しでも伝えようとして描き始めたという作者の話を聞くにつけ考えさせられるところは多いです。

 また基本は「窃盗被害品の成人向けDVDタイトルを弁慶の勧進帳の如く読み上げる婦警」を描くなどギャグテイストで進みますが、中には検死現場、交通事故現場など深刻な仕事現場も紹介するなど、内容には相当なメリハリがつけられています。それだけに自分も1巻を購入した後、続けざまに残りの既刊分をまとめ買いさせられました。
 改めて思うこととしては、モーニングの編集部はよくこんな新人を発掘して来たなということです。もっともモーニングの担当によると、アドバイスした点の咀嚼が異常に早かった上に、社会人経験からかレスポンスが非常に早く、指摘した翌日には新しいネームが送られてきたこともあったなどと述べており、他の漫画家志望者とは一線を画す点が多かったそうです。

 どちらにしろこの漫画は非常におすすめなので、なんか面白いギャグマンガないかなと思う人は自分としてもぜひ手に取ってもらいたい作品です。

ロードバイクは体に悪い

 今日は午前九時から午後四時まで、途中で作り置きしていたカレー喰う以外はガチでずっとパソコンの前で次回記事書いていました。自分にとってもシャレにならない集中力でしたが、昨夜恐らく軽い癲癇発作で頭痛起こして夜十時にダウンしてずっと寝ていたことが背景にあると思います。
 そう考えると、自分は癲癇発作がなければいつもこれだけの集中力を発揮できるのかもと思う一方、癲癇発作があるからこそたまにこういう集中力を発揮するのが恐らく真実でしょう。癲癇発作が収まった後って大抵いつも調子よくなるし。


 それで本題ですが、今まで調子悪くて書けませんでしたが先々週末に日本旅行した際に、今までゆっくり見ることのなかった鎌倉へ行ってきました。


 写真は有名な鎌倉大仏ですが、鼻の下の切れ目を見て一瞬、「バキ」って漫画に出てくる花山薫というキャラクターを連想しました。

お寺の竹林


 こちらの像は鎌倉宮にある村上義光の像です。この武将は鎌倉時代末期、後醍醐天皇の皇子である護良親王が襲われた際に彼を落ち延びさせるため、護良親王を装って身代わりとなった武将です。その経緯からこの像は「身代わり像」として、撫でた箇所の厄を引き受けてくれるというご利益があるそうです。
 なお同僚にこの写真見せたら、「女の子がキャーって、恥ずかしがっている素振りに見える」という感想を洩らしました。

海岸沿い

お寺のワンシーン

政子石

 上の鶴岡八幡宮にある政子石は北条政子にあやかって良縁を結びつけると書かれてありましたが、不謹慎ながら良縁を結ぶ一方で、夫や子供に先立たれそうな感じがします。

 このほか話せるエピソードとしては、鎌倉大仏のある高徳院の入場チケットを買おうと並んでいたところ、外国人の子供が何故か親が止めるのも聞かず、ひたすら玉砂利を口に入れ続けていました。親には何度も吐かせられるのですがすぐにまた口に入れており、女の子でしたがもし自分が名付け親になるなら「漱石」と名付けようと思わせる子供でした。

 あとこの鎌倉訪問では駅前にあるレンタサイクル屋で自転車を借りて回りました。自分の想像以上に鎌倉は小さい面積に観光地が集合しており、道が細いというデメリットこそあるものの、自転車で回るのにはいい街だと思いました。
 なお自転車を借りたレンタサイクル屋では「スポーツ用自転車」のメニューもあったので最初これを選ぼうとしたところ、二台しかなく既に借り去られていました。お店の人に聞くとしょっちゅう壊れるとのことで、「こういうのに乗る人ってみんな乗り方荒いもんね(´・ω・`)」と言ったら店の人も笑ってました。

 なので、その次にいい六段変速のギア付自転車を借りることとしました(1800円/1日)。それに乗って鎌倉を回ったのですが、正直に言ってめちゃくちゃきつかったです。というのも普段上海でロードバイクに乗っており、ギア付とはいえノーマルの自転車に乗るのは超久しぶりで、「あれ、風ってこんなにつらく苦しいものだったっけ?」と思うくらい風圧を感じた上、どんだけ頑張ってペダルを踏んでも速度が上がらず、っていうか常にペダルを漕がないと前に進まないという現実に驚愕しました。
 ロードバイクだったら割かし、ペダルをある程度漕いだらスピードが落ちずにそのまましばらくずっと前進し続けます。しかし普通の自転車だとそうもいかず、ペダルを止めたらその一瞬でスピードがなくなり、減速どころか停止してしまいます。当たり前の物理運動だろうけど、なんか自分にとっては衝撃的でした。

 その上で結論を述べると、ロードバイクはやっぱり体に悪いです。何故かっていうと楽過ぎるからで、私の感覚で述べるとロードバイクで50㎞走るより、ノーマルの自転車で20㎞走る方がずっと辛い気がします。体を鍛える上ではロードなんかに乗るよりノーマルの自転車の方がずっと効率的でしょう。そう考えると、日本にいた頃はよくあんなノーマルの自転車であちこち走り回っていたものだと思えてきます。

2019年4月30日火曜日

近況

 各ネタはいくらでもあるのですが平成最後の日ということも合ってあからさまに時期を外すのも何なので近況を書くことにします。

 日本はすでに10連休の真っ只中でしょうがこっちは明日からようやく四連休が始まります。ただ本来のお休みは5/1のメーデーだけで、残り3日の休みは1日は土曜、残り2日は前後の日曜を振替出勤とすることによって無理やり移動させたものであるため、前の日曜と次の日曜日は中国だと出勤日になっています。
 そんな連休前にもかかわらず先週から今週にかけては半端なく忙しい日々で、仕事中にSNSで何気ないメッセージを送ってきた友人に対し「静かにしろ」とだけ返信するくらいしんどかったです。今日ようやくめどが付いて少し楽になりましたが、連休明けも仕事が大量に来そうなので、今のうちにどれだけ休めるかがマジ勝負です。つってもこの四日間でまた中国自動車業界の記事書き上げないといけないんだけど。

 話は変わりますが、実は先週から部屋の浴室天井から水漏れが有り、結構難儀していました。今日になってようやく原因がはっきりしましたが、2階上の部屋につながっている水道管が犯人だったようで、すでに修理も施されました。漏れ出した際に1階上の部屋は調べていたのですがこのときは原因がわからず、昨日再び漏れ出したことをこれまでにも事態を報告していた大家に改めて伝えたところ、今日大家側でまた動いてもらった結果、解決へと至りました。
 恐らく日本国内の家屋で天井から水漏れでも起こったら結構大騒ぎすると思うのですが、中国だと水回りのトラブルは日常茶飯事で、私自身も慣れてしまっていることから全然慌てることなく、「一応大家の資産損失にもつながるから連絡しなきゃな」というくらいで対応していました。実際にトイレとか壊れても全く動じることがなく、どこかから異臭がしても多分3日位続かなければ気にしないでしょう。ここらへんは中国を経験しているか否かで神経の太さが変わってくるところで、日本の友人の住宅トラブル話とか聞いてもなんでその程度でと本気で思ったりします。

 そういう背景からあんまこのトラブルで申告に悩んだりすることはなかったのですが、発生タイミングから体力は取られました。というのも日本旅行から帰ってきた当日、しかも飛行機がディレイして深夜二時に帰宅したら浴室が漏水痕でベッタベタな状態で、それを拭き取ったり大家への報告用写真撮影とかして、翌日八時前にはまた出勤したりで、非常に疲れました。
 先週土曜こそ昼間に四時間くらい死んだように昼寝するなどして体力確保に努めましたが、それでも完全復調には至らず、月曜当たりは視界も悪く作業にも集中できませんでした。おまけにまた上海では雨が多くなってきてダニも出始めるし、漏水より虫のほうが悩まされます。

 とはいえ明日からはまた休日だし、DMMの電子書籍も半額還元セールやってるのでゆっくり過ごそうと思います。

 あ、書き忘れたけど今日スーツのズボンの右内腿外側部分がほつれてた、というより縫製部分が破れてたのに気が付きました。ちょっと前にも同じズボンの右内腿内側部分が同じように縫製部分が破れてたのですが、念の為に書いておくと体重は一切増えておらず、むしろ減少気味です。だけど自転車のせいか太もも部分が明らかにかつてより太くなっており、流行りに乗ってタイトなスーツ買ったもんだから、最近着ていてキツイとはっきり感じるようになりました。
 太もも部分だけでなく上半身もジャケットがきつく、昔安売りされていたゆったり気味のスーツを着るとなんかホッとするようになってきています。なお私がスーツを購入する際は、「ウエストが一番細いやつで(;゚∀゚)=3」と店員に言って、出されたのを試着すれば大体フィットするくらい異常なくらいウエストが細いです。

2019年4月29日月曜日

メーカーはどちら様?

中国の麺マニアが激推しする日本の即席麺は何か(JBpress)

 今日配信された記事ですが書いたのは先々週。というのも先週は日本に旅行していたため締切的に早めに書く必要があったためですが、仕事が忙しく、神経もやられており、なおかつその一週間前にも記事かきあげてたので、今回の記事を書いている最中はゲロ吐きそうなくらい辛かったです。まぁリサーチ込で脱稿まで半日とめっちゃ短時間で書き上げましたが。

 記事内容について解説すると当初は「中国人の即席麺離れ」と見出しをつけて、中国即席麺市場の動向を中心に据えようとしていたのですが、編集部からはおまけでつけた中国人の日本で食べるべき即席麺リストの方を見出しにもってきたほうがいいとの提案を受け、こっちの見出しになりました。結果から言えばこの試みは大成功だったと思え、アクセスランキングも現在2位に入っています。1位は昨日配信の「「旭日旗を拒否せぬ中国」に韓国メディアが大慌て」という記事で、このネタに叶うはずはないということを踏まえると十分アクセスを稼いでいるのではと思います。

 ただ今回の記事で知りましたが、ヤフコメを見ると「リストがない」、「見出し詐欺だ!」などとコメントを書き残している人間がやたら多いことに驚きました。ちゃんと読めば、っていうか一般常識的にYahoo配信記事上では画像やグラフが全部表示されないということは私の記事読んでもわかるというのに、どうしてわざわざそこまでちゃんと文章を読んでいないことを書き残していくのかがやや不思議です。黙ってりゃいいのにさ。

 ただこれだけ書き残す人が多いということは、私としては一般常識レベルだと思ってはいたものの、世間ではそうではなかったのだということに初めて気が付きました。個人的にはこれは自分にとっては前向きな材料というか、普段からグラフを大量に投入する記事を書いているだけに、Yahooで記事読んでいる人たちはこうしたグラフを一切見ていない、気づいていない可能性が高いという事実は意外と悪いものでは有りまえん。
 私個人の考え方として、経済記事というのは文章自体が蛇足で、知見を得るに足るグラフさえ出せばそれで十分だと考えています。それだけに経済記事のグラフは結構力入れて作っていますが、それが通常読まれていないということを考えると、今後Yahooでは見れないことがより周知されればもっとアクセスを高められる可能性があるとも考えられます。まぁ、そこまでしてアクセス稼ぐ必要はありませんが。

 で、ここで話は変わりますが、今回の記事はリサーチですぐアナリストの分析や動向、データ資料を集められ執筆事態も楽なものでした、一点だけ迷った箇所があります。その箇所というのも最後の日本で食べるべき即席麺リストで、この中にある「黒ごまたくさん担々麺」のメーカー名をどうするかでパソコンとしばらくにらみ合いました。
 というのもこの商品はセブンプレミアムのPB商品で、セブン&アイがメーカーポジションで売り出されている製品だったからです。ただメーカーポジションとはいえ実際にセブン&アイが製造しているわけではなく、生産機能に関してはサンヨー食品が実際に果たしています。

 今回子のリストには商品名とともにメーカー名も一緒に加えて紹介していますが(元のリストにはメーカー名は書かれていなかった)、この黒ごまたくさん担々麺に関してはどっちの会社名をメーカーとして書くべきかで悩んだわけです。最終的にサンヨー食品と書いた判断理由は、「造り手として敬意を払うべきはどちらか?」という自問自答からですが、何ていうかやっぱり紛らわしいからOEMを含めてこの辺のメーカー名の区別は必要なんじゃないかと内心思います。
 法的にはおそらく、この黒ごまたくさん担々麺の製造責任はセブン&アイがメーカーとして負うようになっているでしょうが、仮に何か問題が起きたときに最終的に詰め腹を切らされるのは生産機能を果たすサンヨー食品でしょう。セブン&アイはこの際、通報窓口としての役割を果たすだけで、損失に関してはおそらく最終的には負わないということを考えると、やっぱりメーカーと名乗るのに違和感があります。

 それこそゲーム業界のように、開発会社(メーカー)と販売会社(パブリッシャー)というように、OEMでも分けて呼んだほうがいい気がします。この辺、若干専門も入りますが、ブランド名をつけるだけでも対価を伴う機能を果たすわけですから、それ相応の役割名をつけて、実際に製造業務を担う側とは区別するべきでしょう。