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2026年3月21日土曜日

認知症者には指紋登録を原則化すべきでは?

ニコニコレンタカー、極小の飛び石で8万8千円請求が炎上したので請求を取り止め(ガハろぐ)

 本題と関係ないですがこのセコセコレンタカーの事件は部外者ながら見ていてマジむかつきます。ビッグモーター同様に反社認定してもいいレベルでしょう。会社のプレスリリースも「慎重な判断を要する事案だった」と無駄に上から目線だし、まともとは思えません。こんな一目でわかる詐欺案件に慎重もくそもない。


 話は本題ですが先日出た上のニュースですが、夫婦と思しき男女二人がともに認知症で、自分が何者かもわからないそうです。記憶では千葉に関連する者が多いことから千葉に縁があるのではとこうして千葉日報も記事化しているわけですが、仮に親類縁者がいたとしたらお二人は行方が分からない状態にあることとなり、とても不幸な話であると思えます。


 今回の事件に限らず認知症となって徘徊し、行方不明となる人はかねてから多くなっています。上のFNNの記事でもそうですが、行方不明となって生きているかも死んでいるかもわからないまま親類は待たされることとなり、その心労は小さくはないでしょう。また仮に保護されたとしても、自身に関する情報を失っていた場合は施設に入ることとなり、生きているのに親類に会えないという不幸が重なります。

 こうした不幸を防ぐ上でも、この際だから認知症と診断された時点で即その人の指紋を登録する制度を設けたらどうかと先日思いました。指紋と身分情報を登録して警察の指紋照合システムに共有してさえおけば、徘徊後に保護さえすればすぐに本人情報を引き出し、親類と引き合わせることができるようになります。中には指紋登録を嫌がる人もいるでしょうが、そういう人には無理強いをせず、あくまで原則的には登録という形で今からでもやっておけば、親類のみならず社会の負担も激減させられるのではないかと思います。

 なお本音を言えば私はこの際、日本国民全員が指紋を登録し、マイナンバーカードとも紐づければいいと考えています。こうすることで空き巣などの犯罪が起きた場合も速攻で犯人を捕まえられるし、生体認証機能と結びつけることでいろんな確認作業も一瞬で不要となります。
 もっとも先ほどの空き巣の例で、たまたま過去にその家を訪れていた際につけた指紋が検出されて犯人扱いされる冤罪案件も過去にあり、すべてがすべてプラスになるとうぬぼれてはいません。それでも一般の国民にとってメリットがデメリット遥かに上回り、監視カメラも昔は抵抗があったものが今では歓迎されるようになっていることから、全国民指紋登録化をまじめに議論してもらいたいです。その嚆矢としてまず、認知症者の指紋登録から始めるべきというのが私の意見です。

2026年3月19日木曜日

科挙の史上最年少合格者

莫宣卿(百度百科)

 なんか日本語で「科挙 最年少合格者」と検索してもこの人の名前が日本語ページからは一切見つけられないので、自分が紹介することにします。この人がどういう人かというと、中国の科挙を史上最年少で合格した人で、しかも状元こと首席合格者だったりします。

 莫宣卿(日本語だったら「もせんげい」?)は唐末期の834年、日本だったら平安時代初期に広東省で生まれた人物です。父親はまじめな農民だったらしいですが莫宣卿が生まれる前に亡くなっており、いきなりシンママとなった母親は生活のため別の男性と再婚します。
 再婚相手の継父は比較的裕福な家の人物で、莫宣卿にも邪険にすることなく接していたようです。こうした家庭で育った莫宣卿ですが7歳にして早くも詩を詠み始め、その非凡さが早くから周囲に知られるようになります。継父も連れ子の底知れぬ才能に期待をかけ学問の師匠をつけて教育を施したところ、その期待に応え莫宣卿は12歳で科挙の地方試験に合格してのけました。 その後、莫宣卿が17歳となるこの年に、科挙の本試験が行われました。

 ここで補足しておくと科挙の本試験は毎年実施されるわけではなく、天下一武闘会のように3年に1回しか行われず、このサイクルは最後の清代まで続きました。交通の発達していなかった時代ゆえに当時は本試験を受けるため首都(唐の時代なら長安)まで行くのも大変ですし、手紙などの通信をするのも一苦労でした。そうした地理的要因と3年に一度というペースから、本試験に落ちた学生は落第したことを隠すためその後も首都に残ってバイトしつつ、3年後の試験まで浪人生活を続ける人も多かったそうです。もっとも浪人生活が3年で済めばまだいい方で、そのまま死ぬまで受験し続けたという人も珍しくはありませんでした。

 話を戻すと17歳で科挙本試験に打って出た莫宣卿ですが、なんと一発合格、しかも冒頭で述べたように首席となる状元で通過してのけました。当時としてもこの年齢での合格は異例中の異例であり、しかも状元となったことから宮廷でも有望な人材が入ってきたと大いに期待されたそうです。その期待に応えるように莫宣卿は順調に勤務を続けましたが、34歳となった868年に故郷の母に尽くすため、郷里に近い南方での勤務を願い出ます。
 この転勤願いは問題なく受理されて早速任地に向け出発したのですが、その道中で莫宣卿は病気にかかり、そのまま亡くなってしまいました。その故郷では伝説的な人物とあって今も記念する碑文とかが残されているそうです。

 彼の一生を見て感じたこととしては、紛れもない天才であり天才らしい早世の仕方だと思いました。もしかすると34歳で郷里に帰るため地方勤務を願い出たのも、体調の悪化など自分の死期をすでに悟っていたからかもしれません。
 実際はどうなのかはわかりませんが、自分が中国のネットで見る限り科挙の史上最年少合格者は彼だとされています。実際、十代での合格者は自分も彼以外知らないし、16歳以下となるともはや受験資格的にも引っかかるような年齢である気がします。さらに状元という条件も含めるなら、間違いなく莫宣卿が最年少であるように思え、多分日本だったら合格祈願の神社が建てられているでしょう。

 なお日本では科挙のような採用試験は明治に至るまでとうとう実施されなかったものの、江戸時代の寛政の改革の時に学問吟味という旗本の知能試験が実施され、この試験の優秀成績者は出世の糸口をつかむことはありました。主な優秀成績者はリンク先にありますが、意外な人物としては遠山の金さんの父親である遠山景晋が首席として表彰されて遠山家の出世基盤を築いています。
 明治以降となると日本の学問エリートというと年齢を偽って東大最年少合格となった森鴎外、そして昭和の陸軍統制派を率いた永田鉄山(英語試験の前に中国語の本を読んでたが成績はトップ)が代表格と思いますが、平成以降でこれはという学問エリートが見られないというか目立たなくなったように思え、医師と弁護士両方の資格を取った米山隆一氏がまだそういうカテゴリかなと思うものの、この人見てると賢さと社会への貢献程度は一致しないと思えてきてしまうのがまた不思議です。

2026年3月18日水曜日

日本はホルムズ湾に艦隊を派遣すべきか?

 例によって結論から書くと自分は艦隊派遣に反対です。国際世論的にも拒否していいような雰囲気となっているので、どうせトランプ大統領はまたあとで要求しなおしてくるでしょうがこのまま無視するのが吉かと考えています。

 意に反して長期化してしまったイランへの攻撃でホルムズ湾の通行が制限されてしまったことで、トランプ大統領は日本を含む諸国に対し警備のための艦隊を派遣するようぬけぬけと要求してきました。しかしこの要請に英国、フランスは真っ先にノーを突き付け、中国なんか初めから相手にせず、日本と韓国は国内法から難しいとして誰も乗ってきませんでした。日本側も当初は相手が米国ということもあってはっきりノーとは言わず、恐らく米国の外交関係者を通して派遣不可能と伝えたこともあってか、昨日になってトランプ大統領は「頼りにならないからいらない」と要求を撤回するに至りました。

 この自衛隊の派遣に関して、自分はかつてのアフガニスタン派遣では支持する立場でありました。理由は既にアフタにスタンで政権が崩壊していたことと、崩壊させた張本人の米国よりも第三国の日本が現地で治安維持する方がある意味公平な立場から行えるのではないかと思え、また給水活動など日本でも行える任務がありました。それ以上に、この派遣が現地住民の理に適うということが何よりも大きく、自衛隊員に負担をかけるとはいえ主義主張から離れて人道活動を行うことに価値があると考えていました。
 なおうちのソ連人民の敵である親父もえらく気に入ってましたが、派遣前の国会質疑で自衛隊を非武装地帯に派遣することについて「非武装地帯とはどこか?」という質問に対し、「自衛隊が行くところが非武装地帯だ」という当時の小泉首相の発言は平成国会議論の中でもかなりの名言である気がします。後に現地サマワの住民による自衛隊を慰労するデモが起きた際、「小泉首相の言う通り、自衛隊の行くところが非武装地帯だった」という人もいました。

 話を戻すと上記のアフガニスタンの例と比べると、今回のホルムズ湾派遣で得するのは誰かと言ったら、ぶっちゃけ米国しかいません。しかも日本が艦隊を派遣したところで完全に閉鎖が解除されるわけでもなく、それどころか日本の民間船舶が意趣返しとばかりに狙われる可能性が確実に高まります。また自衛隊員の危険度もサマワなどとは比べ物にならず、それこそ死傷者が出たら米国は補償するのかといったら絶対にしないでしょう。
 つまり日本としては派遣するだけ損しかしません。さらに言えば派遣したところで米国というかトランプ大統領が恩に感じることもまずなく、むしろ使い勝手がいい奴だと勝手に考え現地での戦闘にも勝手に参加させようとしてくる可能性すらあります。

 そもそも今回のイラン攻撃に関しては完全にトランプ大統領とイスラエルの私戦としか言いようがなく、国家としての大義もなければメリットもなく、イスラエル陣営についてもイスラエル以外はまず得しないでしょう。大方報道されている通り、ベネズエラがあまりにもうまく成功し過ぎたのと、ネタニヤフ首相の甘い口車に乗せられ何の展望もなくトランプ大統領が始めてしまったものと思います。まだイラク戦争の方が、展望がありました。
 石油の問題に関しても、楽観的予測に立つならばさすがに3ヶ月以上も続く可能性はないと思え、っていうかそうなったら別に日本に限らず世界中の経済が破綻するので、みんな揃って貧乏になるから日本だけ損するわけじゃありません。しばらくはガソリン代高騰が続くものの、この状況はコロナほどには長続きしないと思えるので、コロナ期間を思い出してみんなで我慢するのがベターでしょう。

 にしても関税吊り上げるだけ吊り上げておきながら、都合が悪くなるとこんな要請してくるあたり本当にトランプ大統領は取引相手として信用に足らないなと感じます。まぁ今回の失策でレームダックに陥りつつあるので、もう今後は日本もそんな相手したり機嫌取ったりする必要もなくなるでしょう。

2026年3月16日月曜日

これから待ち受ける値上げの嵐

 前略、米国とイスラエルのイラン攻撃に伴うホルムズ湾危機の影響ですでにガソリン代が急激に高騰していると聞きます。中国でも先週にかけて上昇が続いており先行きを懸念する報道も見られますがはっきり言ってこれは間違いで、懸念どころかほぼ確実に約束された値上げの未来しか待っていないでしょう。仮にトランプ大統領の思惑通りに4日でイランの体制転換ができていたら違ったでしょうが、世の中そんなに甘くないのはカイジの世界の通りです。

 希望的観測でい言えば、以前にも書いたように米国議会が4週間経過後の継戦を否決することでひと段落というか攻撃がいったん中断し、状況が落ち着く可能性があります。しかし何tのなく報道を見ている限りだと米国議会も継戦を取るような雰囲気に思えるのと、仮に議会が継戦を否決したとしても「じゃあ一旦攻撃やめて、明日からまた新たな攻撃を始める」とあの大統領なら言いかねません。こうした想定というか敢えて悲観的な予想に立つなら、4月以降も今のような状況が続く可能性が高いでしょう。

 でもって値上がりの範囲も、現在はガソリンがメインですが今後は物流費、日用品と徐々に範囲を広げ、あらゆる物品の価格が劇的に上昇する可能性があります。またここぞとばかりに電力会社も燃料価格高騰を口実に値上げしてくるとみられ、家計への負担はただでさえこれまでのインフレで打撃を受けてるのに、今後本当にシャレにならないレベルのものが来るのではないかと懸念しています。
 なお電力会社については、関西電力を私は旧ビッグモーターに負けないくらいの反社会的勢力だと思っており、多分今回もチャンスとばかりにコスト上昇分以上の値上げを呵責なく行ってくる気がします。前のカルテル事件と言いさぁここは。

 そんな値上がりする物品の中で特に影響がデカいのは、地味に電子製品ではないかと密かに睨んでいます。というのもここはただでさえメモリ高騰の影響を受けているのに、そこへきて石油供給の混乱による値上がりが加わると、マジシャレにならないくらいの上昇と化すのではないかと思っています。携帯電話なんて買い替えられるレベルじゃないだろうし、パソコンも新入生とかの負担がやばたにえんになるような気がします。まぁ自分は今のパソコンでまだまだ戦えるけど( ・´ー・`)

 以上のように今後あらゆる価格が上昇すると予想されますが、人件費がそれに伴いあがるわけではない、つまり給与などの収入は上昇しないため、先にも書いた通り家計への負担が非常に大きくなって全体経済にもかなりマイナスな影響が及ぶとみています。ただ何か対策を取ろうにも原因がイラン問題にあるだけに、日本がどう頑張っても改善策はほぼないと言っていいでしょう。
 日本政府としてやれることとしては家計支援対策くらいしかなく、既に石油備蓄放出などやっていますが電気代対策とかも夏を前に今のうちに検討しておいてほしいです。それこそ、電力会社に値上げを禁止する代わりに補助金を支給するなど。

 またこの件で野党はまた「与党のせいだ」と批判してくるのではないかと思うのですが、前述の通りイラン問題が原因なので与党には何の責任もありません。仮にそのような批判をしてきた場合、日本社会の不安とストレスがたまるだけなので、こういう批判は今の時点でもうやってほしくないと個人的に思います。仮に家系対策の動きが鈍かったり利権絡める場合は批判すべきでしょうが、これから来る値上げラッシュにはただ耐える以外の選択肢はないように思え、国民としての持久力が試される気がします。

2026年3月15日日曜日

気になっていたユーゴスラビア紛争

 子供の頃、見ていて全く背景がわからず非常に印象に残った出来事として、1999年に起きたドラガンん・ストイコビッチ氏(和名:須藤彦一)のシャツアピール事件があります。この事件はJリーグのピッチ上でストイコビッチ氏が「NATOは空爆を止めよ」という文字の書かれたシャツを見せ機構から厳重注意を受けた事件なのですが、NATOが何故空爆をしているのか、そしてストイコビッチ氏はどの国に対してこんなことをアピールしているのかが当時全く分かりませんでした。
 その後、ストイコビッチ氏はJリーグで監督としても活躍するなど長く携わり続けるのですが、彼の名前をニュースで見るたびにあの時の事件は何だったのかが常に頭で気になっていました。ユーゴスラビアが絡んでいるとはわかってはいたものの、それがどう関わっているのかに関してはちんぷんかんぷんでした。

 そのまま時を経た現在、ふとしたことからまたこの事件を思い出す機会ができました。それは傭兵の 子供の頃、見ていて全く背景がわからず非常に印象に残った出来事として、1999年に起きたドラガンん・ストイコビッチ氏(和名:須藤彦一)のシャツアピール事件があります。この事件はJリーグのピッチ上でストイコビッチ氏が「NATOは空爆を止めよ」という文字の書かれたシャツを見せ機構から厳重注意を受けた事件なのですが、NATOが何故空爆をしているのか、そしてストイコビッチ氏はどの国に対してこんなことをアピールしているのかが当時全く分かりませんでした。
 その後、ストイコビッチ氏はJリーグで監督としても活躍するなど長く携わり続けるのですが、彼の名前をニュースで見るたびにあの時の事件は何だったのかが常に頭で気になっていました。ユーゴスラビアが絡んでいるとはわかってはいたものの、それがどう関わっているのかに関してはちんぷんかんぷんでした。

 そのまま時を経た現在、ふとしたことからまたこの事件を思い出す機会ができました。それは傭兵の高部正樹氏のインタビューマンガで、傭兵時代のユーゴスラビアで活動していた時のエピソード見たからでした。
 なお高部氏はクロアチアの傭兵部隊に所属していたようで、そのエピソードでは占領した村の井戸に鹿の死体が投げ込まれていて「ファッキン敵軍!(# ゚Д゚)」とみんな罵り合っていた中、知り合いのクロアチア正規兵が、「実はあの鹿、俺が投げ込んでたんだ(;´・ω・)ナイショダヨ」と話すという内容でした。


 この漫画を読んで改めて当時のユーゴスラビア内戦を学ぼうとみていたのが、上の動画です。ややハイテンポながら独裁者チトー亡き後にユーゴスラビアがどう分裂していき、どのような経緯でスロバキアやクロアチアなどの旧ユーゴ諸国が独立していったのかが解説されており、非常に参考になりました。

 恥ずかしながらこれまで「ユーゴスラビア」というのが「南のスラブ人連合」という意味の言葉であることすら知らずにいました。というか、あの地域の民族系統がスラブ系だったというのも初耳でした。音から察するに、「セルビア」も「スラブ人」という意味だろうし、「スロバキア」、「スレバニア」というのも「スラブの」といった意味の単語なのではないかと類推しています。
 またこのユーゴ紛争を主導した現セルビアの大統領であったミロシェビッチについても訴追、拘束されいたという事実も知りませんでした。またこれによりストイコビッチ氏はセルビア側に立ってああした主張行っていたということもようやく理解できました。

 最低限当時の段階で持っていた知識としては、コソボでは特に激しい虐殺が行われていたというものでした。これについても地理的要因からやや孤立無援な状況で、セルビアの激しい弾圧と攻撃を受けたこともやっと理解できました。当時、世界にほとんど戦争はないと誤解していましたが、この時代のユーゴはまさに内戦に次ぐ内戦でひどい状況にあったことをいまさらながら知りました。
 逆を言えば当時、あまり学校やニュースとかでこのユーゴの状況を詳しく解説したり教えてくれる人は皆無だったという気がします。日本からすれば遠くの地域の戦争でしかなかったのかもしれませんが、いま世界はこうなっているという一例としてもっと教えてくれる人がいてもよかったのではないかと思います。今のイラン情勢についても、教育現場なんか過去の経緯を含め、現代の子供たちにちゃんと教えてくれるのかが見ていて不安です。

2026年3月14日土曜日

石原家、長嶋家は大変だった?(;・∀・)

「伸晃、吐いた。宏高、吐いた。延啓、吐いた…」石原良純が明かす石原家の過酷すぎる一日(ダイヤモンド)

 先日、たまたま上の記事というか書籍「石原家の兄弟」の抜粋を読んだのですが、そのあまりの文章のきれいさに驚きました。誇張でなくここ数ヶ月で読んだ文章の中で一番いいと思う文章で、邪推するともしかしたらコピーライターが書いたのかもしれませんが、もし石原良純氏本人が書いていたら父親譲りの文才であると認めざるを得ません。っていうかなんでこんなきれいな文章書けるのに天気予報士やってんの?

 そうした文章批評は一旦置くとして、上の記事の中ではあまり家族サービスに興味のなかった石原慎太郎が、自分の好きなボートのこととなると家族を巻き込み、良くも悪くも色々ハプニングを起こしていたことが描かれています。これ読んで改めて石原慎太郎は特殊な人だったのだなと思うと同時に、良純氏が言っていたアレは間違いではないのだろうなと思えてきました。

 その「アレ」とは何かというと、たまたま日本にいた際に見たテレビ番組、恐らく「ザワつく!金曜日」じゃないかと思うのですが、この番組内でも良純氏が父がどれだけ特殊だったのかというエピソードを紹介していました。なんでも良純氏の奥さんが近くの公園を訪れた際、たまたま同じ公園に慎太郎がやってきて歩いている最中にぶつかってしまったそうです。奥さんはすぐ相手が義父だとわかり体勢を直すとすぐに「申し訳ありません」と謝ったそうなのですが、その時すでに慎太郎氏はまるでテレポートをしたかのように10メートルくらい先を歩いていたそうです。
 こんな具合で一般人からすると全く理解できない動きや発言をする人だったと良純氏は紹介していたのですが、これを横で聞いていた長嶋一茂氏が「凄いわかる」などとやおら口を開いて会話に入ってきました。その上で、

「あのさ、ちょっとここで言いたいんだけど。偉そうに聞こえるかもしれないけど、俺たちの家って普通じゃないんだよ。だから一般家庭の常識とか言われてもわからないし、頼むから押し付けないでほしい」

 実際、石原家に負けず劣らず往年の長嶋家もぶっとんだエピソードの多い家庭であったのは周知の通りでしょう。ほかの家庭と常識や価値観が大きく異なっていたというのも私も理解でき、だからこそ良純氏も一茂氏もテレビ番組でほかの人とは異なる妙な意見を口にするというキャラクターで需要があるのだと思います。でもって、一般常識を求められても応えられないというのもよくわかる話です。

 こんな風に思っていたところまたちょっと思い出したことがあり、水木しげるの「コケカキイキイ」という漫画作品で、女性の妖怪を懐柔するために当代随一の色男を送るとして、漫画内で長嶋茂雄と石原裕次郎が送り込まれる話がありました。たまたまかもしれませんが長嶋家と石原家の後裔がこのように同じ番組に出て、二人とも予想だにしない発言をするキャラクターで共通しているのは何かしら運命めいたものがあったのかもという気がします。
 っていうかぶっ飛んでるのは本人以上に家庭の影響が実際大きいように思え、本人らも若年期は世間とのずれで結構苦労していたのかもしれません。そう思うと、二人とも苦労してきたんだろうなぁと、一茂氏の発言の背景について感じ入るところがありました。


 なお同じ番組で一茂氏は上記のような発言をしています。まぁこれ見て自分は、いまだに両親の誕生日覚えてないけど、「それって珍しいことなの?」と思ったのですが。

中国人はキャンプ文化と相性いい?


 最近習慣となっている近所の公園に行ったら、春めいた陽気もあってか多くの家族連れがテント張って盛り上がっていました。この日はスポーツイベントも開催されていて人で賑わっており、先週までまだ寒く静かだったのと比べると大きく様変わりした感じです。
 なお春と聞くと「ヤマザキ、春のパン祭り」がすぐ浮かび、その後脳内ですぐ「ヤマザキ、ハゲのパン祭り」へ自動変換されます。どんな祭りか知らないけれどなんか楽しそう(´・ω・)

 話を戻すと、上の後継を見てまた私は何故か「クリルタイ」という単語を思い浮かべました。クリルタイというのはモンゴル民族がリーダーを決める大集会を指し、今もこのような大規模な集会をする際は一か所に多くの人が集まり、テントを張ってしばらく生活すると聞きます。
 地味に中国人は北方騎馬民族も含まれていてこうした文化や慣習を持っていることを考えると、地味にテントを使ったキャンプアウトドア活動と相性いいのではと思うようになってきました。さすがに江南に住んでいる人で日ごろからテント張って暮らしている人はいないでしょうが、北の草原で暮らしている人なんかマジでまだそういう生活している人もいるかと思え、そうしたバックグラウンドを含めると今後中国でキャンプ文化とか一気に広がるんじゃないかという気がしてきました。

 ちなみに自分は週末はひたすら自宅で軍事研究(戦闘機や戦車模型の製作)に勤しむため、こうしたアウトドア文化はあまり興味がなく無縁です。自転車にはよく乗っているから同年代の聖人と比べたら運動量は多い方だと思いますが、あんまり外でどうこうするのは相性よくなさそうです。