2026年9月16日水曜日

辺野古抗議団体の謝罪が何故このタイミング?

みゆちゃんはずっと友達(カドコミ)

 最近この漫画を描いている英貴氏の漫画をよく買って読んでます。正直に言うと「1年A組のモンスター」は表紙の絵が媚びた感じで目は引くけどどうなの的に疑問持ってましたが、読んでみたら意外というか面白くてはまりました。この人の作品全体に言えるけど、ちゃんと一貫した行動理由はあるんだけど一見して本心がわからず、何考えているのかわからないキャラクターを作るのがうまいと思います。


 さて大きくニュースになった沖縄知事選が冷めやらぬ中でこのニュース、一見して「なんでこのタイミングというかどんな力学?」という感想を覚えました。

 初めに沖縄知事選ですが、若干興味はあったものの詳しい現地事情も知らないし妙な主張も飛び交っていたのであんま関わらない方がいいと思ってこのブログでは敢えて取り上げませんでした。書くのがめんどかったとかそういうのはないです、多分。
 結果は現職のデニー知事が破れ自民党などが推す古謝氏が当選したのですが、その三日後になってこれまでどれだけメディアが「謝罪は?」と聞いても一切謝ろうとしなかった辺野古抗議団体が、上記報道の通りに急に謝罪を表明してきました。まぁなんやねんとみんなも思うのか、トレンドランキングでも急浮上してましたが。そもそも論でいうとあの同志社国際の高校生も亡くなった事故発生直後にきちんと謝罪を表明しない時点でおかしいのですが、それだけ頑なに謝罪を拒んでいたあの団体がこのタイミングで何故謝罪したのかがやはり疑問に覚えました。

 まず一番思い当たるのが、時期的にも近い沖縄知事選でこの団体が応援していたデニー氏が落選したことがきっかけではという推測です。デニー氏が謝罪するなと指示していたのではなどというつもりはありませんが、この知事選で団体における内部または外部の力関係の変動を受け軟化路線へと切り替わったのではないかという風にまずは思いました。


 もう一つ可能性を感じた出来事として、先週に上記リンク先の通りデイリー新潮が報じたあの事件のもう一つの当事者である同志社国際高校の教師による「刑事告訴中なので謝らない」発言です。最初この報道を見たときは私も猫みたいに開いた口が閉じず、一体何考えてるんだと他人事ながらこの学校に対して怒りを覚えました。
 決して法律や司法に詳しいわけではないですが、この事故の内容を鑑みると謝罪するかしないかが裁判にどうすれば影響するんだと逆に聞きたいほどです。強いて言えば、反省の態度が薄いとしてより刑罰が重くなる可能性しか浮かばないのですが。

 それこそ仮に私が辺野古抗議団体の人間だったら、上の同志社国際の姿勢を見たらこれはチャンスだと思い、知事選も終わったしこのタイミングで謝罪を出すのがまさに好機だと思って行動します。いち早く謝罪を表明することで、少なくとも同じ穴の狢だった同志社国際よりはかなりマシに見えるからです。そういう見方から、沖縄知事選よりも同志社国際の先の発言の方が、辺野古抗議団体の謝罪表明をより促したのではないかという風に見ています。
 逆を言えば同志社国際は孤立無援になったというか、謝罪しない発言によってますます立場を悪くしています。既に教師1名も自殺されたと報じられており、この期に及んで何故こんなわけのわからない態度をとるのか理解できず、私ですらこの際だからこの学校は廃校にした方がいいのではないかと思えてきました。

 なお実際に同志社国際出身の知り合いも、「あそこは人をダメにする」とよく言っていました。基本的に規律のない学校なため行動のおかしい人間が多く、その知り合いも高校時代までPC室のコピー用紙は盗んで当たり前だったと言っていました。私も貧乏だった学生時代は学校のトイレのトイレットペーパーを盗もうかという考えが一瞬よぎりましたが、さすがに盗んだところで節約できる金額があまりに少ないことに気づき実行には移しませんでしたが。

2026年9月14日月曜日

天津飯失踪事件

 書くネタがあんまないのにロボステップ向け記事も書いたりゲームもまだログインしてないというかなり切羽詰まった状況にあるので、今日は懐ゲーネタとしてファミコンの「ドラゴンボールZ 強襲サイヤ人」に関するある思い出を語ります。

 このゲームはドラゴンボールのRPGゲームとしては続編の「激神フリーザ」と並びシステムが程よく整備され、文句なしに名作と呼べるゲームでした。なお私はクリスマスに「激神フリーザ」を頼んでたのに親が間違えて「強襲サイヤ人」を買ってきてしまったため、しばらく「激神フリーザ」の方はしばらくお預け食らう羽目となりました。

 話を戻しますがこのゲームでは途中で悟飯とピッコロ、ヤムチャとクリリン、天津飯とチャオズの二人組でチームを組み、それぞれでピラフ一味と戦うステージに放り込まれます。難易度自体はそれほど凶悪ではないため普通にやれば問題なくクリアできるのですが、天津飯とチャオズのステージを勧めていたある日にゲームをコンテニューしたら、何故か天津飯がいなくなっていました。
 このゲームでは戦闘中に戦闘不能となったキャラは死亡扱いされ、シェンロンのイベントが起こるまでは使えなくなるシステムとなっていました。もしかしたらコンテニュー前に天津飯が戦闘で死亡していたことを子供だったので忘れていただけかもしれませんが、少なくとも当時の私の記憶ではコンテニュー時に「あれ何で、死んでなかったはずなのに!?」とめちゃくちゃ焦ったことしか覚えていません。

 さてこのステージ、言わなくてもわかるでしょうが二人一組で片方がなくなりゃまともに戦闘することすら厳しくなります。それ以前に天津飯とチャオズでは天津飯が絶対的な主力であり、彼無きチャオズではどうやってクリアすればいいんだよと思いたくなる状況です。
 しかしそこそこ話も進んでいる時期のため、また一からゲームをやりなおすとなると精神的にも来るものがあります。とはいえチャオズ一人ではどうしようもない。こんな厳しい状況に確か6歳くらいだったけど私は追い込まれていました。

 最終的に私が出した結論は、「チャオズを徹底的に鍛える」という、如何にも米国のマッシブ主義的な結論でした。チャオズ一人でもまだ勝てる相手とのエンカウントをひたすら狙って経験値を貯め続け、いつしか天津飯を超えるくらいの実力を身につけたチャオズを用いて見事そのステージのピラフ一味ボスを撃破することに成功しました。
 さらっと書いていますが当時かなり時間をかけて経験値稼ぎをしたのは覚えています。この頃から私は飽きっぽい癖になんか無駄なことにはやたら根気をもってやり続ける片鱗が見え隠れしていた気がします。

 そんな苦心を経て見事ストーリーを進めてサイヤ人との決戦前のシェンロン召喚イベントまでくることができました。このイベントでは悟空だけでなく途中で死んだキャラも復活すると聞いていたので天津飯もここで復活し、ようやくあの「ししんのけんきこうほう」も使えるなどとワクワク感でいっぱいでした。しかし……このイベント後に天津飯が入るべきだったキャラ枠にはなんかよくわかんないサイヤ人戦闘服を着た謎の敵キャラアイコンが入っていました。
 今思い返してもマジ意味わかんないですが、このゲームはバグが多いことも有名だったのと、まだ幼かったことから「こういうもんなんだろうな」と勝手に納得して、そのまま進めることにしました。ぶっちゃけ最終ステージのサイヤ人どもはチャオズの超能力で完封できるので途中よりも簡単だったし。

 なおそのわけわかんない敵キャラは確かちゃんと味方として使えた気がしましたが、強かったかどうかまでは覚えていません。

 この、負けたわけでもないのにある日突然天津飯が消え、シェンロンイベントの後に謎の敵キャラと入れ替わっていた失踪事件は未だに私の心の中で未解決事件として残っています。一体何故天津飯は消えたのか、そして何故敵キャラと入れ替わったのか、真実が明らかになる日は来るのでしょうか。

2026年9月12日土曜日

対中国外交としての災害対策ネットワーク


 上の曲は「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」のBGMですがこの1年くらいで聞いた曲の中では一番印象深く残っており、コラボゲームの「ヴァンパイアサバイバー」でもシャノア使ったらこの曲流れてきたときはかなり感動しました。こういう印象に残る曲が今やっている「崩壊スターレイル」には1曲たりともないというのが書いてて寂しい限りです。
 なおサムネ絵にある犬の首が飛び出す攻撃ですが、ビジュアル的には強そうなのに実際使ってみたらびっくりするくらい弱かったため、自分はこのゲームで鎌ばっか使ってました。このワンワン攻撃は弱いけどやっぱ印象に残るのかヴァンサバでも再現されててなんか色々複雑でした。

 話は本題ですが、かねてから書いているように中国の外交を見ているとこっちが不安に感じるくらいにヘタな外交が展開されまくってます。先日の太平洋へのミサイル実験もオセアニア島嶼国の反発を無駄に招き、金で黙らすナオエロ以外の国々が非難決議を出すなど、日本が何もしてないのに中国は自ら中国包囲網を作っているのが逆に不思議です。
 こちらも以前から書いていますが領土問題でも普通は敵を絞るのが常道なのに、何故か日本、フィリピン、ベトナムと全方面でケンカ売っており、このおかげか日本とフィリピンでは防衛連携が進んできています。ざっと見た限りだとインドネシア以外とは東南アジア諸国との外交がうまくいっていないように見えるだけに、日本はもっと東南アジア諸国との連携を深めていくべきでしょう。

 こうした国々への外交アプローチですが、パッと浮かぶものだと災害対策としての国際連携組織みたいなのを立ち上げてみるといいかもしれません。具体的には自身や津波などの大規模災害が起きたら加盟国同士が連携してサポートし合うという枠組みを作り、この枠組みを通して中国包囲網を作るというものです。
 先のネパールでの土石流もあってか、国際河川などにおける中国への反発は関連国でも高まっていると聞きます。こうした災害情報の迅速な共有や対策の連携、発生後の救急体制などで中国をのけ者にしつつ太平洋島嶼国、東南アジア諸国と日本で地域連携組織を立ち上げるというのが狙いです。また中国が参加する場合は情報の透明化を強要し、これをてこに中国の怪しい動きも監視するという形にしてしまうのも手でしょう。

 まぁ中国をのけ者にしようってんなら、台湾を正式にメンバーに入れればそれだけでことが済みます。仮に中国が文句言ってきたら、災害対策の連携に文句言うとは何事だと言い返せばいいでしょう。

2026年9月11日金曜日

ソニー生命の金銭詐取事件をみて


 先日に顧客からお金をだまし取っていたことが発覚したソニー生命ですが、また新たに社員による詐取案件が発覚したようです。日経新聞の報道によるとこれで合計詐取金額は5640万円に上るそうで、ヤフコメとか見ると色々批判コメントが多いですが、実は密かに一連の発表を見て自分はソニー生命を評価しています。というのも、今も絶賛ソニー生命に加入してたりするからです。

 自分がソニー生命の保険商品を買ったのは新卒1年目で、この手の生命保険は何も病気しておらず、加入期間が長くなる若いうちに入っておくべきだと前から思っていたのと、当時居た会社に元従業員でソニー生命に転職した人が営業に来ていたので、渡りに船とばかりにすぐ加入しました。
 その後、一時無職になるなど魔女の宅急便のキキ並みに空元気を振り絞る時期もありましたが、今も安定した収入を保って保険金を支払い続けています。何気に自分が中国に渡ってからは担当社員との連絡がうまくつながらない時期もありましたが、こっちからメールアドレスや中国で働いていることなどを伝えてどうにかこうにか関係を維持しています。

 そんなわけで身内贔屓にも聞こえるかもしれませんが、一連のソニー生命の案件発覚についてはソニー生命の自主調査によるものだろうと推測しています。というのも案件が発覚する前、契約者である自分のところにソニー生命から、「担当社員に怪しい話を持ち掛けられていない?」という確認書が来ていたからです。
 恐らくこれは先のプルデンシャル生命の事件発覚を受け、ソニー生命が独自に調査を始めたものによるものだと考えています。でもって確認書には「何も問題なければ返信しなくてもいいよ」的に書いていたのですが、大体届いてから1週間くらいしてからソニー生命より電話があり、「確認書は届いていますでしょうか」とわざわざ電話でも確認されました。っていうか電話来るなら確認書は必ず返送してって書けばいいのにとちょっと思いましたが……。

 そうしたことがあってからすぐ、ソニー生命から最初の詐取案件の存在が発表されました。時期的にもあの自主調査を経て発覚した案件とみて間違いないとみています。そして今回の新たな案件も、こうした調査の末に至ったものだとみています。
 もちろんこうした事件なんてないに越したことがないですが、金融機関では多かれ少なかれこうした社員の不祥事案件はつきものです。銀行なんかは社員に1週間休みくれてやり、その間に机や口座などを徹底的に調べるという制度があるそうですが、これくらいやっても例の貸金庫事件をはじめ行員による顧客に対する詐欺事件とかはたまに報じられます。

 そうした実態を踏まえると若干身内贔屓であることは自覚していますが、プルデンシャルの事件を受けて自主調査を始めてこうして自ら事件を調べ当て、きちんと内容を発表している点をソニー生命についてはまだ評価してもいいのではないかと思います。


 そもそもプルデンシャル生命のケースでは最初の発表で約31億円、その後の調査で約8億円の詐取が発覚しており、ソニー生命とは金額が文字通り桁違いのレベルです。五千万というと高いように見えますがプルデンシャルの前ではまだまだ小さい金額で、この金額レベルで事件の拡大を防いだ点を自分はまだある程度評価しています。
 まぁプルデンシャルがヤバすぎてあんま比較対象になってない気もしますが……。

2026年9月10日木曜日

ロマサガ3のフルリメイク!

 一昨日は知人と飲み会があり、昨日はまた知人にテープ文字起こしを頼まれあんまゲームする時間がありませんでした。スターレイルでキャストリスがメインのシーンに差し掛かってたのに。
 なお文字起こしは今回初めてやってみましたが、タイピング早いから余裕と思っていたところ約50分の録音に対し5時間かかりました。文字数では13000字くらいいったのでそれでもほかの人よりは早い気はしますが、もうちょいタイム短くしてみたいものです。

 デモって話は本題ですが、前々から噂が出ていたロマサガ3についてついに今日フルリメイクが発表されたようです。

「ロマサガ3」フルリメイクが発表!(ガハろぐ)

 先にフルリメイクされたロマサガ2はスーファミ時代に遊んだ古参も新規も大絶賛する出来でセールスもよかったことから、今回の3もかねてよりリメイクの期待が寄せられていました。そこへきて先日ロマサガ3の新たな商標登録が報じられていたためとうとう来るのかと見守ってきましたが、来年2月の発売と想像以上に早いリリースでマジで予約しようかとちょっと自分も興奮してきました。
 なおロマサガ2のフルリメイクはまだ遊んでいませんが、これを機にまとめて買おうかなとも思っています。

 なんだかんだ言いつつ、ロマサガの2と3はかなりやりこみ、1に関してはミンストレルソングで5周くらいしました。ロマサガの良い所は仲間キャラや武器がたくさんあるので繰り返しプレイしやすい点だと思うのですが、2に関しては年代を継承していく関係から(主にルドン高原)ほかのシリーズと比べるとやや再プレイがしづらくありました。まぁ2は2でいいのですが。
 それに対し3は効率的にプレイすれば割と1周が短く、また2以上に最初からどこでも行ける自由度が高いため、実際にスーファミ時代に私もやりこみました。相変わらずラスボスが異常に強いのと、ほかのゲームの魔法に当たる術がクソ弱いのが不満でしたが、それでもプレイの仕方に幅があったのでかなり入れ込み、当時カレンダーも何故か購入するほどでした。なので2のフルリメイクを見た時も3だったら即買うのにと思っていました。

 あとこのフルリメイクが何故待ち遠しかったのかというと、3はほかのロマサガシリーズと比べても没要素が多いと言われていたからです。実際、ストーリーでキーとなるキャラに聖王がいますが、このキャラの性別が女性だと分かったのは発売から20年近く経過してからで、このほかにも裏設定があるキャラがかなり多く、リメイクでそこら辺のシナリオが補填されるだけでもかなり楽しみだったりします。なおYoutubeのコメント欄には、

「ついにあのキドラントの町長を美麗画面で叩きのめせるのか」
「逃さん……貴様だけは……」

 という書き込みもありました。

 また今回発表されたPVでは主人公キャラの声優も入っていますが、多分屈指の人気キャラであるエレンには女性声優の中でもいま一番の出世頭ともいえる長谷川育美氏が入っており、力入っているなと感じました。長谷川氏の演技は自分もうまいと思っているから主人公に選ぶとしたらやっぱりエレンかなと思っていたらカタリナ役が瀬戸麻沙美氏で、こっちの方が実は好みなだけにやっぱカタリナでやり逃げダイナミックし気合で髪伸ばすことになりそうです。

2026年9月7日月曜日

「それでもボクはやってない」のプロデューサーが巻き込まれた冤罪解雇

 周防正行氏が監督した映画の「それでもボクはやっていない」を自分は公開時に映画館で見ていました。このところ盛り上がりを見せている邦画は当時は氷河期そのもので、ハリウッド映画に完全に負けていたこともさることながらテレビ局主導で有名事務所のタレントを入れるキャスティングありきの駄作が目白押しだったこともあり、私自身も邦画という時点でその映画を見るのをやめていたほどでした。
 そんな中、この映画に関しては当時痴漢冤罪が問題になっており、私自身もその他の冤罪事件への関心を持っていたことから興味を持ったため確か友人と一緒に見に行ったのですが、映画として単純に面白い作品であるとともに社会的啓発内容も多く、ああこうして映画でここまで打ち出せるのかと強く感心したのを覚えています。辛口で評点が80点を超えることがほとんどない超映画批評の前田有一氏もこの映画に対しては98点という好評価をつけており、その評論コメントは私も見ていて納得するまとめ方となっています。


 そんなこの映画、並びに「Shall we ダンス?」などでプロデューサーを果たした関口大輔氏が冤罪事件に巻き込まれて解雇され、あのワーナーブラザーズ相手に裁判をしていたという事実は目を疑うものでした。

 事件の詳細は上のフラッシュの記事リンク先を見てくれる方が手っ取り早いですが簡単にまとめると、関口氏は根も葉もない経費流用の疑いをかけられて問答無用で解雇されたのですが、その後に解雇事由となった事実がそもそも存在しなかったにもかかわらず解雇が取り消されなかったどころか、業界関係者にワーナー関係者自らが悪評を振りまいていたため裁判を起こし、2年の歳月を経て不当解雇が認められたことが報じられています。本人も語っていますが、冤罪がテーマの映画のプロデューサーがまさか冤罪に巻き込まれたという冗談のような出来事があったようです。

 この記事を見るまでこんな事件が起きていたとは全く把握しておらず、また結審を経て寄せられた周防監督などのコメントからも本来このような冤罪と関口氏は無縁のような人物に見えるのですが、こんな人ですらこのような災難がふりかかるという事実に驚きを覚えました。同時に、これほど悪意に満ちた濡れ衣にすらワーナーはまともな対応もできないのかと呆れ、だからパラマウントに買収されるほど落ちぶれたのだという妙な納得感を覚えました。

 以前私はある友人に、「こっちが何もしなければ絶対に殴られたりしないとか思ってないよな?」ということを口にしたことがあります。何が言いたかったのかというと、たとえこちらが手出しせず、敵対的態度をとらなくてもトラブルに巻き込まれることがあり、そうならないためにも、というよりそうなったときには好むと好まざるになく闘わなければならず、そうした覚悟を常日頃より持っておけと伝えたかったためです。
 今回の関口氏の例はまさにこの典型で、どれだけ善人であろうとこのような無用な騒動に巻き込まれるものかと改めて感じました。ただ報道内容が事実なら、そのような不幸に屈さず戦い抜いた関口氏には敬意を覚えるとともに、本当に排除すべき人間は誰なのかを問うためにこそこの記事がもっと読まれることを望んでいます。フラッシュの人もいい取材するなぁ。

2026年9月6日日曜日

神殺しの手段

 昨日今日は雨模様の天気でありほとんど外出せず、今日親父と車で松戸市内のプラモ屋を開拓しただけでした。土日に処理しなきゃならない仕事もないため家でゲームばかりしていましたが、相変わらず「崩壊スターレイル」を続けています。

 このスタレで私は現在第4部に相当するオンパロス編をプレイしています。第3部のピノコニー編がほかのレビューとかでも「ストーリーが超クソ」と書かれていて私も深く同意していただけに、比較対象となる前編が悪すぎただけにこのオンパロス編はまだ楽しめて遊ぶことができます。
 なお何故ピノコニー編が超クソなのかはいくらでも理由を挙げられますが、敢えて端的に述べればそれまで登場してきた主人公一味キャラをほとんど使わず、ストーリー展開をほぼ全て新キャラで行おうとしたのが主因じゃないかとみています。決して魅力がないわけではないもののぽっと出の新キャラにストーリーを牽引させ従来から登場していたキャラをほぼガン無視するあの展開だとプレイヤーがついて行けるわけなく、開発者がストーリーテーリングの基本を如何に理解していないかが伺える内容でした。

 話を戻すとオンパロス編は前の話がひどすぎたためすっごくマシに見え、またキャラクターの作り方はこれまで通りよく、個性も魅力もきちんと兼ね備えている気がします。中でも現在ゲーム内でも最強キャラの呼び声高いキャストリスに関しては、演じている声優がベテランの斎藤千和氏ですが明らかにほかのキャラと演技のレベルが段違いで、声の面でも最強キャラではと思えてきます。以前から評価してましたがやっぱりうまい。
 以上、いくつか感想を述べていますが、このオンパロス編のストーリーの主軸は神殺しとなっています。大まかに述べると、危機に瀕した世界で死にかけている神を人が殺して新たな神となって世界を救う的なあらすじで展開されます。神様をたくさん登場させる関係もあってか美術はギリシャ、ローマ風の衣装や建築で統一されており、登場キャラもそれにちなんだ名前や役割を持たせられています。

 この神殺しですが、実はかなり昔に一人で色々考えたことがあります。基本的にどの世界の神話においても神殺しは同じ神性を持った別の神によって行われることが多く、人の手による神殺しは神話の中ではほぼ見られません。フィクション作品では昔あった「エデンズボゥイ」という作品で主人公の少年が神殺しの一族としてテーマにしてましたが、ぶっちゃけ読んでて詰まらなかったので結末とか知らないです。

 それでその神殺しの方法ですが、例えば相手が悪魔というかイシュタルをはじめとする別宗教の神だったら自分とこの宗教が調伏したとか得意技の火とか雷で倒した敵に描かれます。ただ同族の神となると結構手の込んだ殺し方をすることが多く、パッと浮かぶのだと北欧神話のバルドルの例があります。

バルドル(Wikpedia)

 このバルドルは不死の神様である日の宴会で不死なのをいいことにみんなでいろんな凶器をバルドルに投げようって遊びをしていたところ、盲目の神であるヘズがロキにたぶらかされて、バルドルの不死性が唯一通じないヤドリギを投げつけられて直撃して死ぬという話になっています。
 なおこのエピソードからデビサバってゲームでバルドルにはマジでヤドリギを装備したキャラしかダメージを与えられなくなっててめちゃ辛かった。

 このバルドルのエピソードというか、不死身だけど致命的な弱点が実は存在する系はほかの神話にも見られます。代表的なのはギリシャ神話のアキレウスで、生まれたときに不死身となる泉につけられて不死身となったものの、その際に足首を掴んで泉につけていたことからかかと部分は浸っておらず、俗に言うアキレス腱とよばれる部分だけは不死身でなくそこを射られて死んでいます。
 こんな具合に、基本的に神様は不死だけど致命的な弱点を突けば一発で死ぬ的な話がやっぱり面白がられるためかよくあります。現実的な宗教における神の死とは議員同様に信仰を失うことであり、信仰者を失い語られなくなった宗教の神こそ死んだ神だと思いますが、信仰途中で死んでく神となるなと何かしら条件を付けて死んでいます。

 個人的にはこの神殺しの手段のあたりが創作において人間の創意工夫が生かされる場面だと思うのですが、これはという王道パターンはいまだ確立されていないように見えます。魔王の倒し方はたくさんあるけど神殺しの手段は少なく、個人的にはもっといろいろ出てきてほしいというか以前に考えた疑似神話の中でも実はあれこれ悩んでいました。
 なおその疑似神話の中では、神を殺そうとする研究者が神殺しの手段を必死で研究するが、神からしたらそんなの認めるわけじゃなくこの研究者を殺そうとするような話を練ってましたが、絶対的な存在に立ち向かうという意味ではある意味ヒロイックかもと当時思っていました。なおなんでそんな疑似神話を作ろうとしたのかというと、クトゥルフ以降はこれという神話が生まれておらず、何かしたら新しい概念を取り込んだ神話話が読みたいな、なら自分で作ろうかと思ったためです。