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2026年4月12日日曜日

特定キャラへの肩入れはよくない

28年NHK大河ドラマは「ジョン万」 主演は山﨑賢人に決定 ジョン万次郎を描く(ガハろぐ)

 ちょっと日が経ちましたが先日、再来年の大河にジョン万次郎が採用されたことが発表されました。彼については自分も長年あまり把握していませんでしたが、その波乱万丈の人生に日本に対する大きな貢献ぶりにしてあまりにも世間の認知が低いと感じていただけに、今回の採用を歓迎するとともにこれをきっかけにもっと評価が高まればという期待があります。
 上のまとめ記事でもおおむねこうした見方というか歓迎する声が多いのですが、人目に泊まったコメントがありました。


◇ 94: 名無し 2026/04/09(木) 14:38:34.50 ID:IamTIIQY0
幕末は風雲児たち読めば大体把握できるわ
なお未完の模様

◇ 97: 名無し 2026/04/09(木) 14:40:39.05 ID:E/4jPaAE0
>>94
幕末編になるまで面白いけど龍馬でてくると糞なのは草なんだ


 これ見て、「ああ、俺以外もそう思う人いるんだな(;´・ω・)」という感想を持ちました。

 ご多分に漏れずというか、自分もジョン万次郎について詳しく知るしっかけは上のコメントに出てくる「風雲児たち」というみなもと太郎の漫画からでした。これまであまり触れられてこなかった江戸時代の数多くの人物たちにスポットを当てていて文字通り目からうろこの作品で、最上徳内をはじめとしてこれまであまり把握していなかった人物について自分が詳しく知るきっかけにもなりました。
 そうした経緯から個人的にも高く評価している作品なのですが、上のコメントと全く同感というか、何故か龍馬が出てくるシーンは毎回、ヤバいほどつまらなかったりします。作品冒頭でも登場させるなど、明らかに作者は龍馬を贔屓にしていて恐らく幕末の人物の中で最もお気に入りであったのだと感じるのですが、何故か龍馬がこの漫画に出てくるシーンはつまらないというか、正直に言えば吐き気すら催すほど読みたくなくなる仕上がりになっています。

 具体的に説明するのがちょっと難しいのですが、ほかの人物に関してはギャグを挟みつつもわかりやすくその行動や業績を描いているのに対し、何故か龍馬だけは子供向けストーリー漫画のように幼稚な演出とともにしょうもない描かれ方していて、龍馬が出てくるシーンだけまるで別マンガのように見えました。龍馬自身のキャラクターも無駄に、必要以上に幼稚な性格として描かれていてキャラクター的魅力は皆無に等しく、むしろ見ていてイラつくようなキャラとなっています。
 前述の通り、作者は龍馬が一番のお気に入りであるとことあるごとに言っているのですが、この漫画の描かれ方を見る限り、「むしろ、本当は龍馬が嫌いでわざと悪く書いてるんじゃねぇの?(;´・ω・)」とすら思えてきました。ただ実際はそんなことはなく、単純に好きすぎるが故の暴走の結果としてひどい描き方になってしまったのだと思います。

 この漫画に限らず、作者がお気に入りだと公言するキャラクターほど意外と人気が取れないというか読者に嫌われる例はほかにもたくさんあるように見えます。作者が明らかに贔屓に際立たせて描こうとしているのですが、逆にそれが透けて見え、「なんでこいつばかりよさそうに描こうとするんだよ」的に余計に読者から反感を買う結果となるようなパターンです。
 端的に言えば見出しに掲げたように、漫画家や小説家が特定キャラに肩入れすると逆にそのキャラは読者にとって見栄えが悪くなる確率は高くなるように思えます。古典的なメアリー・スーじゃないですがそうしたキャラが出てくると劇中の描写が狂うようになり、創作においてはほぼマイナスにしかならないでしょう。「風雲児たち」に関しては龍馬が完全にそんなキャラとなっており、自分もこの漫画を見返すときは龍馬が出てくるたびにページを飛ばすようになっており、もし生前に作者に会うことがあればこの点をはっきり伝えたかったなとすら思っています。

2026年4月9日木曜日

小学生の時の方が時間なかった(´;ω;`)

ラサール議員、議場を沸かせる「芸能界の人間は住宅ローンをなかなか組めません。だけど“どこでも断られたらスルガ銀行に行け”と言われておりました」(ABEMA TIMES)

 本題と関係ないもののラサール石井氏についてはあまり評価していませんでしたが、芸能界出身という出自から強い納得感のあるコメントだと思いました。これに限らずアベマタイムスは国会内の議論をわかりやすく切り取ってこのところ記事を出しており、政治への国民の関心を高めるうえでよく頑張っていると陰ながら評価しています。


 それで本題ですが、上の記事見て最初に思ったのが「俺も……(´;ω;`)ウッ」でした。自分は小4から塾通いさせられましたが、小5では火曜木曜に授業があり、日曜日にはテストがあってこの時点で週三で塾でした。でもって小6になると月下水に授業、日曜日もテストで週四塾通いとなり、今更ながらまぁよく耐えたもんだという気がします。
 しかも夏休みとかGWなどの長期連休になると特別講習が組まれ、この間の休みの日もほとんど塾通いでした。マジで当時は自由に使える時間がなく、成人した今の方がガチで自由な時間が多いと断言できます。というより、自分の人生の中で最も自由な時間が少なかったのがこの時の小学生時代でした(´;ω;`)ウッ…

 なお今日は仕事少ないから有休使って休み、朝起きてゲームして昼ごはん食べた後は横になり、そのまま夕方まで眠り続ける贅沢な過ごし方しています。記事書こうと思ってたけど書けねぇじゃんこれじゃ(´;ω;`)ウッ…

 話を戻すとたまたまですが、この記事を読むちょっと前から上記の通り「意外と自分の自由時間が一番少なかったのは小学生時代だったのでは?」という疑問を持ち始めていました。そんな矢先に上の記事読んで「わかりみ」などとギャル用語使いながら相槌打ってたのですが、マジで一番問題なのはこの記事の見出しにあるように、「二度と戻ってこない小学生の時間を潰す」ということにある気がします。
 実際、私自身も小6の夏休みなんかほとんど塾通いで、合間合間に友達とも遊んでましたが、もし塾通いがなければもっといろいろできただろうなという後悔が募っています。自分が大学生の頃に金がなかったころ、親に「大学生の自由な時間はこの後ないんだから、金貸してやるから海外とか行け」と言われ、「だったら小学生の時間だってそうだろ、あの時間潰しといて何言ってんだ」という気持ちを当時覚えたりもしていました。

 あくまで自分の実感ですが、塾に通わせようが勉強する奴はするし、しない奴はしない気がします。する奴はほっといても中学などに進学すると自然と勉強するので、小学生の頃に無理強いしなくてもという気がしてなりません。っていうかいい大学に行こうというのなら、変にいい中学や高校に通わせずに浪人とかさせた方が効率いい気がします。
 単純に人生経験の観点でも、小学生の頃の時間を奪うくらいなら勉強を強制させない方がずっと実り多い気がします。小学生の頃にしかできない遊びや体験は意外と多く、逆に中学以降にしかできない体験はそれほどでもなく、成人したあとでもいくらでもできる気がします。極端な話、自分みたいに海外に行けば学歴なんて完全に意味をなさなくなるので、無理してつけなくてもどうとでも生きていけます。

 若干ひがみも入っていますが、受験業界情報で稼ぐAERAらしからぬ上の記事にはすごく共感するとともに、「過剰な自己投影はよくない」というセリフも出てくる「ジェイエム」の各ページがかなりちらつきました。

2026年4月8日水曜日

中国のガソリン価格情勢

 本日、米国とイランが一時停戦することに合意したことが双方より発表され、これを受けて高騰していた原油価格は一時下がり、日経平均株価も急回復しました。とはいえ情勢は落ち着いたとは言い切れず、今後の展開もまだ読めない状況です。

 報道で見る限り、日本国内の情勢は消費者方面に関してはまだ落ち着いているというかガソリン価格が高騰している程度で大きな混乱は見られません。最もB2B方面では燃料価格高騰の直撃をはじめ、メディアがあまり報じないだけで既に大きな混乱が起きて負担も強いられているのではと思うものの、それでもオイルショックの反省が生きてかまだマシな状況じゃないかというきがします。
 個人的に気になっているのはあまり備蓄をしていなかった東南アジア諸国の情勢なのですが、これがとんと情報が入ってこないというかあまり日系メディアは報じようとしていません。ベトナムとかカンボジアなんかかなり影響を受けているのではと思うもののその状況が見えず、またドイツをはじめとする欧州諸国もどうなっているのかわかりません。

 そうしたあまり報道が出ないせいか、先々週辺りに「中国ではガソリン価格が数倍に跳ね上がって混乱している」というデマを流しているメディアも見られました。結論から言うとこれは完全なデマで、地域情報を発信する「本地宝」というサイトで上海市内のレギュラーガソリンにあたる92号ガソリンの改選前と直近の価格を比較すると、


・上海市内の92号ガソリン価格(本地宝

2/24:7.04元/リットル(162.2円/リットル)
4/7:8.86元/リットル(204.2円/リットル)


 というデータとなっており、開戦前後の変動率では25.9%となっています。中国も数ヶ月分の石油備蓄を取ってあるだけに、さすがに高騰までは抑えられなかったもののそこまで日常生活が不安定化するほどには不足しておらず、比較的混乱を抑えている方でしょう。
 そもそも都市部では自動車はもはやEVの方が多数派となっていて電気価格がまだ引き上げられていないことから、電力会社は負担を被ってるものの一般自動車ユーザーは石油価格の高騰による影響をほぼ受けていないとも言えます。ここら辺は中国の戦略通りというか、石油依存から脱却して原子力やソーラー、風力発電などの電力でエネルギーを完結させる電力国家構想が比較的当たっていると評価してもいい気がします。もっとも化学系を中心に石油を消費する産業はいまだ多いだけに、産業界はかなりダメージを負っているのも間違いないでしょうが。

 敢えてここで長期的な観点に立つと、今回のホルムズ湾封鎖危機で最も大きな影響を述べるなら、将来の投資意欲の鈍化じゃないかという気がします。今回の結果を受けて多くの企業は将来投資よりも現状存在するリスクヘッジに意識が回り、今あるリスクへの対策によりお金をかけるようになる気がします。その結果、生産能力の拡大計画はストップされ、サプライチェーンの再編とかに動くようになり、結果的に世界経済の成長率も数年単位で鈍化させたのではないかと考えています。
 もちろんリスクヘッジをすることによって儲かる産業もあるでしょうが、基本的には攻めより守りに経営がシフトされ、全体消費はやや落ち込むような気がします。まぁ去年からずっと日本を含めやや景気が過熱気味だったので、冷ますにはかえって好都合という気もしないでもないですが。

2026年4月6日月曜日

春の上海植物園


 一昨日、時期も時期だったので上海植物園まで自転車で30分くらい乗って行って桜見てきました。


 ちょうど散り際というか花が落ち始めて見頃となっており、いいタイミングで行けた気がします。



 自分以外にもこのビッグウェーブに乗るしかないと思ったのか、ほかにもたくさんの人が来ていました。もっとも花見会場ではないため、酒盛りするような人はいませんでしたが。


 前回に上海植物園に来たのは去年の冬で、植物園というのに花一つ咲いていない寂しい状況であったことから、今度はちゃんとした時期に来ようと前から思っていました。案の定というか春なら無駄に寂しい思いもせず回ることができます。




 最後におまけというか、日系スーパー近くで撮った写真です。上の看板の文字を訳すと、「立ち入り禁止、観賞のみ。協力ありがとうございます」となっています。

そらしど


 今日は中国のお盆にあたる清明節でお休みなため、例によってソラシドエアーのプラモ作ってました。


 個人的にはこのところ荒れに荒れているボーイングよりエアバスのが好きですが、737-800の機体です。作ってみた感じ、やっぱりエアバスのがいいと感じます。


 スカイマークとこのソラシドのどちらを作ろうかときっと購入時に迷いましたが、黄緑色の塗装が珍しいと思いこっちにしました。



 これで民間旅客機作るのも3機目ですが、デカールの貼り方もかなり慣れた気がします。最初のANAでは苦戦しましたが、今回のソラシドはほぼパーフェクトに貼ることができてこの通り裏面もバッチリです。

 今回のこのキットはハセガワので全体としては不満がないものの、スタンドがついていながらそのスタンドを使うには上の写真の胴体中心部に錐で穴を空ける必要があります。過去に作ったANA機では初めからスタンド用の穴が開いていたのと比べると余計な手間を作ってるし、また錐を持ち合わせてないためスタンドは今回諦めました。こういうところのハセガワの謎ムーブはあまり好きじゃないです。

 なお肝心要の点というか、ソラシド機には一度も乗ったことがないです。今度機会があれば考えてみようかな。

2026年4月5日日曜日

ただただ気持ち悪かった

ヤクルトがスゲー!七回一挙7得点で大逆転に成功!1死も奪われない圧巻猛攻 池山監督がベンチで狂喜乱舞 神宮球場も大盛り上がりの大逆転勝利!(デイリースポーツ)

 開幕前の評論家の予測ではヤバすぎるくらい不動の6位だったヤクルトが、開幕よりこの1週間で八区の連勝と首位を維持しています。今日の試合も7回まで0-5から1アウトも取られずに一挙7-5へとひっくり返す展開で、打線の勢いというか負ける気がしない雰囲気が凄いです。
 ちなみに日ハムもそうですが、なんか今年はやけにホームランが出まくる試合が多い気がします。去年まで飛ばないボールとか言われてて私自身はそんな変わってないのではと思っていましたが、今年に関してはなんかボール変えたのではないかと思うくらいの変貌ぶりです。

 話は本題ですが、ちょっと日が経ってはいるものの2月に漫画の「だんドーン」10巻が発売されました。購読していることから自分もすぐ買って読んだのですが、読み終わった後にすぐデータを消去しました。なんでかというと見出しにも書いている通り、読んだ後にただただ気持ち悪く感じたからです。
 この間では薩英戦争の場面が描かれているのですが、これの何が気に入らなかったのかというと主人公の奥さんを含め何故か女性キャラをやたら前面に出してヒロイックに書いていたからです。これらの女性キャラの場面は作者の創作で史実ではないもの、明らかに誇張されて描かれており、その誇張ぶりが異常だとはっきり感じました。

 歴史物の作品だからと言って必ずしも史実通りに書く必要はないし、合間合間に創作を入れることもどんどんやるべきだと普段から思っているのですが、そんな自分からしてもこの「だんドーン」10巻に関しては度し難いものを覚えました。明らかに作者の贔屓というか好みで特定の女性キャラをさも英雄っぽく描こうとしているように見え、なんでそこまでして目立たせようとするのか意図が全く読み取れませんでした。しかもその度を超えた扱い方から史実部分も捻じ曲げるようなものすら感じられ、これまでそんな風に思ったことはなかったものの、なんかこの作者は女性の立場とかそういうものを強く引き立てたいと思っているのという疑問を覚えました。
 そもそも根本的なところを突っ込めば、そうまでして描かれた女性キャラの活躍ぶりが単純に読んでてつまらないというか白ける内容でした。「だからなんなの?」と言いたくなるような展開ぶりで、重しさを感じるわけもなく、意図の読めない描き方に吐き気を感じるだけでした。

 これまで私はだんドーンを発売前に予約して買ってはいましたが、ちょっとこの10巻読んでものすごい気持ち悪さを覚えたことから、今後はもう購読を止めようと思っています。一つ前の巻でも若干そういう気配を感じていましたが、徐々に贔屓のキャラを史実を捻じ曲げてでも際立たせたい、活躍させたいというような描き方になってきており、多分今後読み続けても面白いと感じられないと思うからです。こんな感情覚えたの、マジで今までなかったかもしれないともくらいこの10巻は別な意味で衝撃的でした。

2026年4月4日土曜日

評価の逆転した徳川親子

 昨日書いた記事と内容が重なるのでついでに書くと、この20年間で徳川秀忠とと徳川家光の評価も大きく逆転してきている気がします。

 徳川秀忠は昔、大体90年代くらいまでは関ケ原の遅参などの影響もあり「典型的に無能な二台目」、「親の意向で将軍になれただけ」という評価が非常に強かった気がします。特に春日局が家康に直訴して家光を後継者に据えたという偽エピソードがまだ真実だと根強く認識されていたこともあり、後継車もまともに選べない人物のようにも描かれていました。また「影武者徳川家康」や「あずみ」をはじめ、権力奪取のために実の父である家康すらも暗殺しようとするギレン・ザビみたいな描かれ方も多くなされていました。

 しかし00年代に入ってきた辺りから、それまで家光の功績とされてきた事業のほとんどが秀忠時代に確立されていたという見方が広がり、その治世能力、特に幕藩体制を固めた点について評価が当たるようになってきます。反対に家光に関してはその業績が実は秀忠のものであり、家光自身はそれほど何か主導して達成した業績はほとんどないばかりか、あるとしてもそれは当時の幕閣がなしたもので家光としてのリーダーシップはあまりなかったという評価へとどんどん下がっていきました。
 また家光時代の幕閣に関しても、土井利勝をはじめ秀忠時代に育てられた遺臣が多く、知恵伊豆こと島原の乱を鎮圧した松平信綱こそ家光の小姓出身ですが、家光時代の側近に関しても秀忠の功績とみる向きが広がっています。

 逆を言えば後藤新平じゃないですが、人材を残したという点で秀忠の功績は素晴らしいと私自身も感じます。

 こんな感じで株が下がりっぱなしの家光ですが、この10年くらいに別な意味で評価が高まってきています。

兎図(Wikipedia)

 近年公開され始めてきましたが、家光自身は意外と絵が趣味で結構残しているものの、その公開される絵がどれも「(;´・ω・)?」というようなものが多かったりします。いわゆる「ヘタウマ」系と評価されており、このところ呼ばれるあだ名も「画伯」で、将軍としてよりもヘタウマ画家としてなんか評価が爆上がりしています。
 っていうか「画伯」って最近、もはや蔑称として使われることのが多い……。

 自分の目から見ると、何となくヘタウマ系の代表とされる吉田戦車氏っぽい雰囲気を感じます。カワウソの絵とか残っていたらめっちゃそっくりかもしれません。