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2016年2月12日金曜日

AELAのしょうもない派遣関連記事

嫁に愛してると言ったらガラスに突進→嫁父に「お前は鳩か!」と怒られるwwwww(気団まとめ)

 また本題と関係ありませんが今日初めて読んだコピペでしこたま笑ったので紹介することにします。「お前は鳩か」といった嫁父のようなツッコミ力がほしい。

増殖する「中高年派遣」34万人の悲鳴(AELA)

 でもって本題がこちら。先程友人が「読んでみろ」といって送ってきてくれましたが、既に私も読んだことのある記事でした。派遣問題を取り上げてるなどれどれと読んではみたものの、なんていかここで取り上げられている人は別に派遣だから解雇されるのかと言ったらちょっと違うように思え、パワハラとか年齢面とかの影響が大きいように思え、ぶっちゃけ派遣関係ないよねと当時思いました。っていうか正社員でも中高年なら同じような扱いされてクビ切られることだってあるのに、派遣というくくりでわざわざ語る必要があるのかと思える記事内容で、言ってしまえば中途半端な記事だなと思いました。

 友人としても同じような感想を持ったとのことで、「恐らくこの記者はマージン率の公開義務すら知らないだろう」と切って捨てていました。私としても真に切り込むべき論点はそこにあると思うだけに、派遣問題を取り上げながらマージン率の公開如何を無視しているということは単純に知らないのでしょう。前にも一回述べましたが、こういう記事は記者じゃなくて新聞社に来ている派遣社員自身に書かせるべきでしょう。

  おまけ
 さっき蘭州ラーメン屋行ったら韓国人に韓国語で声かけられました。前に親父から「韓流っぽい」と言われたシャツ着てたからかなぁ……。最近、マジで韓国人に間違えられる回数多くなってきて嫌なのですが、以前は中国人に間違えられてやたら早口の中国語でまくしたてたのでそれよりはマシかもしれません。

2016年2月11日木曜日

芋ようかんが食べたいε=ヽ( ゚Д゚)ノ

 ネット回線が2M/bpsしか選べないことから現在住んでいる部屋は明後日にも引き払い、明日明後日の二日間かけて近くの別の部屋に引っ越すこととなりました。新居のカギは明日にも大家から受け取る予定で、今度の部屋は大家の部屋の間借り(入り口から分かれてはいるが)ということもあるので何か挨拶の品でも持って行こうと昼寝から目覚めた後、欠伸を繰り返しながら地下鉄乗ってショッピングモールへと行ってきました。
 地下スーパー近くをぶらぶら歩いて眺めていたところ、あるコーナーの一角に「ちょうどいい」お菓子がショーウィンドーに飾られていました。飾られていたそのお菓子のラベルには「長崎ケーキ」と中国語で書かれてあるカステラで、お値段も118元(約2124円 1元=18円で計算、最近レートがややこしい)と100元前後という予算にもぴったり収まる金額です。一目で気に入ったのと、日本の歌詞を中国人に食べさせたらどうなのかという反応が知りたいという欲求もあり、大家と一連の引っ越しで親身になって支援してくれた不動産屋のおばちゃん向けにと二箱を注文して帰りました。
 どうでもいいけど私が注文した直後に別の客が来て、なんか店員の姉ちゃんが必死になって急いで包装してくれました。

 それにしても「長崎ケーキ(长崎蛋糕)」とはなかなかいったもんだなぁと感じさせられるネーミングです。よくカステラはポルトガル伝来のお菓子と言われながらも実はポルトガルにもスペインにも同じお菓子はなく長崎の完全オリジナルなお菓子というだけに、変に「カステラ」という音を入れるよりもこのネーミングの方がずっといい気がします。
 でもってカステラは棒状で売られていることが多く、単純にお土産として持ち運びしやすく、しかも相手先で切り分けやすいという特徴があります。ゼリーなど個放送されているお菓子も決して悪くはないですが、不特定多数の人間に配るお菓子としてはこうした棒状の方が有利というのは否めません。

 と、カステラについてあれこれ語りましたが、本音を言えば本当に欲しかった和菓子はこれではなく、ほかならぬ見出しに掲げている「芋ようかん」が出来ることなら欲しかったです。

 芋ようかんもカステラ同様に棒状で、しかも切り目がないため不特定多数へのお土産としては非常にリーズナブルな形状をしております。また数ある和菓子の中でも屈指の甘さを誇り、練って作られるもんだから少ない量で半端なくお腹にたまるというかすぐ満腹感を味わえる上、濃いめの緑茶との相性も桁違いにいいです。
 中国でもさつまいもはスイーツ(死語)の材料としてよく使われていますが、どちらかというとぜんざいやかき氷に混ぜたりすることが多く、芋ようかんみたいに練って凝縮するようなことはありません。それだけに中国でもこれ売り出したら案外面白いんじゃないかな、もとい、自分が食いたいからどこか本格的に売り出してくれないかなと密かに考えていて和菓子を扱っているお店とかをちらちら見てはいるものの生憎まだ中国で目撃したことは一度もありません。勝手な想像ですが、日持ちしないというのが芋ようかんの弱点でその点から海外だと展開し辛いのかもしれません。

 ちなみになんで急にこんな芋ようかんに対する熱い情熱を語り出したのかというと、一つは中国人へのお土産として持って行ってみたらどうなのかと気になるお菓子であったということ、二つとして今かなり甘いものに私が餓えているせいだと思います。この一週間で二回も自転車で100km走行を行ったことからか体の代謝がおかしくなっており、やたら甘いものが食べたくてコーラの消費量が急激に増えていることはもとより、今日トイレにまたがった瞬間に実感しましたが尻の方の肉が明らかに増えてるというか体がでかくなっている気がします。実際ここ数日間、走って疲れて体だるいから食べてはぐーぐー寝る日々続いてるし、芋ようかんさえあればもっとパワーアップできたかもしれません。

2016年2月10日水曜日

今日の自転車100km走行について

 三日前の日曜日に約100km走って体調悪くしたのに、懲りずに今日も約100km走ってきました。前回は虹橋空港付近から私が前住んでいた昆山市へ、実質西へ一直線に走るというルートでしたが今回は方角を南に向け、また虹橋空港付近から杭州湾こと海を目指して一直線に走りました。

 朝8時40分くらいに自宅を出発。三日前の走行が影響してまだお尻が痛みますがそこは我慢してサドルにまたがります。ルート的にはほぼ南へ一直線で道も聯華南路をひたすら走るだけ。域は割と好調でこの分なら早く終わるかなと思っていたところ、第一の関門に当たる黄浦江こと川が邪魔してきました。
地図を見るとフェリーがあるとのことなので早速フェリー乗り場へと向かったところ、チケット売り場で前にならんでいたおっさんがチケットを買いもしないのに窓口のおばさんと何故か長々と話し始めたので持ってたバナナを頭めがけて投げつけたくなりました。上海市内とは言えかなり南の郊外であるため、なんていうか中心部と比べると明らかに民度が落ちているのを感じました。

フェリーの中。ロードバイクが珍しいためか周りからやけにじろじろ見られた

 ひとまずそこをぐっとこらえてフェリーに乗りこみ川を渡るとと再び出発。地図にははっきり書かれていませんでしたがちょうど走ったあたりは上海化学工業区だったためあちこちに煙もくもくな煙突備えた工場がやたら見られるのと、工業地帯らしく中途半端な工事で放置されている道路や建物が散見されました。

 フェリー乗り場から下りてそこそこの距離を走り、化学工業区内の敷地にそのまま突っこみました。入り口ゲートに守衛立ってて入れるか心配でしたが無視したところ何も言われずに入れましたが、海までもう少しというところで再びゲートがあってそこは守衛に止められ突破が出来なかったものの、迂回すれば海の見える岸壁に行けると教えてもらい、その案内に従って再び走り出しました。
 教えてくれた道はどうも、砕石とか廃棄物を運ぶ道だったようで舗装もされておらずかなり凸凹で泥濘の多い道でしたが、その先にはきちんと岸壁があってようやく海を見ることが出来ました。もっとも中国の海は日本と違って茶色いからあんまきれいに感じないけど。

杭州湾が臨める岸壁から 

すぐ後ろはめっさ工業地帯 

 この時点で12時40分を回っていましたが、往路は真正面からの向かい風だった文復路は追い風になってきっと楽になるだろうと予想しており、その予想通りに往路の倍近くの速度で復路は走り続けることが出来ました。もっともまた疲労が出てきて、特に左膝が乗り始めから痛かったのにますます痛くなってちょっと情けない走り方となっていましたが。
 途中でケンタッキーによって昼食を取り、その近くでたこ焼きも売ってたので一緒に食べました。なおたこ焼きの値段は6個で15元(約300円)、8個で18元(約360円)でしたが、6個だけ頼んで堪能しました。

 昼食を取る以外は一切休憩せずに走り続け、最終的には3時45分に帰宅できました。帰宅してから2時間半ほど横になって睡眠を取り、その後ふらふらと起きてから近くの喫茶店で晩御飯食べて、シャワー浴びて、軽く背中を揉みつつ今この記事書いています。
 走り切った感想を述べると、川を越える辺りまでは距離的にも全然余裕だし途中途中でいくらでも補給が利くルートでしたが、川を越えて工業地帯へ入る辺りからは殺伐とした風景が延々と広がり続けるなど、心理的にも体力的にも急にハードさを増しました。もし上海市内からサイクリングで行くなら川越えの直前あたりでやめておき、虹梅路の先にある「浜江公園」当たりを目指す方が分なんじゃないかなという気がしました。人いないし平坦だしで工業地帯は自転車で走ってて楽っちゃ楽ですが、昆山の工業地帯と比べるとやけに今回の工業地帯は殺伐とした印象を覚えました。


 携帯のカメラ性能が悪いためやや移りが悪いですが、この写真の靴は私の靴で、見ての通り右足側だけがやけに真っ白です。これは岸壁目指して泥濘の多い道を自転車下りて歩いていたところ、突然「バシャッ」っという音と共に一瞬で靴が泥まみれになってしまったためです。このところ全く雨降ってないのに何であんなにぬかるんでいたのかミステリーですが、おかげでアウトレットで買ったこの靴がえらいことになってしまいました。
 これでも一応、泥かかってすぐティッシュで泥をぬぐっているのですがそれでもきれいにならず、結局さっき軽く水洗いしました。あとズボンと靴下も靴ほどではないものの少し泥がかかり、一応水で流したけどあした洗濯しないといけません。これさえなければ完勝ムードだったのになぁ。

産経の「魅せる」政治記事

 昨夜久しぶりに友人と会話した際、向こうから以下のニュースについて話しを振られました。

【政界ゲス不倫疑惑】イクメン装いつつ身重の妻を裏切った宮崎謙介議員の自覚なき言動の数々… 政府・自民党も怒り心頭(産経新聞)

 このニュースについて私は一応耳にしていたものの詳しい内容は把握していなかったので、「ほんと今年はニュースが多い年だね。SMAP解散で大騒ぎしたのが遠い昔に思える」と、すぐ話題を切り替えてしまいました。でもって上記の記事を読んでみて改めて内容を知ったのですが、中々この産経の記事はよく書かれていると唸らされました。
 まず事件の内容について簡潔に書かれてあり、概要をすぐに理解できました。日本の政治部記者というのは記者としての文章力や取材力以前に議員や官僚といった交友関係、言うなれば人脈で評価されることが多いため、はっきり言ってしまえば記事文章が非常に読み辛い上に見当違いな内容を主題に置いて書く記者が多かったりします。なおこれは余談ですが、関係会社に転籍した政治部記者が、「俺は絶対に頭を下げない!」と言い出して客先とトラブル起こしたということを以前に知り合いから聞いたことがあります。

 なもんだから私は政治部出身の記者をそれほど評価しておらず、真に実力がある記者は一に科学部記者、二に経済記者で、取材力だけなら芸能記者という風に勝手なランクをつけています。しかしこの記事を書いた水内茂幸氏という記者はなかなかにポップな文体で記事を書いており、内容が内容だからってのもありますが政治記事というよりはもはや完全に芸能記事みたいに仕上げています。夫側である宮崎議員の経歴や過去のトラブルをまとめているだけでなく妻側の金子議員についてもその人となりを紹介しており、一記事で全体像が把握できるうえに読んでて楽しませられることもあって、「産経の政治部にはこんな記者もいたのか」とつくづく思ったわけです
 とりわけ、末尾のこの一文は秀逸です。

「しかも身長168cm、バスト90cmの巨乳タレントと…。なめてんじゃね〜ゾ。」

 あくまで個人的な意見ですが、このニュースで何が一番重要かって言ったらこの不倫相手となる女性の特徴でしょう。他社のお堅い政治記事にはまず書かれることない情報でしょうが、それを外さずに書き切っているのは見事の一言に尽きます。

2016年2月9日火曜日

政策金利のマイナス金利導入についての解説

<長期金利>初めてマイナスに 一時-0.010%(毎日新聞)

 今日も日経平均が900円超も下がるなど大幅下落となりましたが、なんかこのところこういう乱高下が普通に多いからもうなんか慌てる気持ちにすらならなくなりました。一応今日の下ぶれについて理由を追うと上記リンク先記事に書いている通りに長期金利、言い換えれば日本国債の金利が史上初めてマイナスに突入したことが主因で、後は欧州の株安と北朝鮮のミサイル発射が副因ではないかとみています。

 ほかの記事にも書いていますが長期金利がマイナスになるとはどういう事なのかというと、日本政府が発行している国債を投資目的で1万円で購入したところ償還期限を迎えると9900円になって、増えるどころか減ってしまう金利状況の事を指します。実際にはそうはならないでしょうが短期で取引している分には買えば買うだけお金が目減りする状態なのでまぁ異次元っちゃ異次元です。

 今回何故長期金利がマイナスへと突入したのかというと、その背景は間違いなく日銀が先週にマイナス金利政策を導入すると発表したことにあるでしょう。日銀がマイナス金利を導入する先は政策金利(公定歩合)で、これは「民間銀行が日銀から日本円を借りる際の金利」を指しています。ほかにもっといい解説サイトがあるでしょうが一応簡単に説明すると、UFJとかみずほなどみんなにお馴染みの民間銀行はどこも日銀から日本円を借りて、借りた日本円を民間に貸すことで業務を回しています。そのため民間銀行は日銀からお金を借りるかわりに日銀へ金利分の利息を支払わなくてはならず、この民間銀行から日銀への金利のことを政策金利と呼びます。
 仮に政策金利が5%だったら、民間銀行は5%より高い利率で他の人に日本円を課さないと儲からなくて潰れてしまいます。しかし政策金利が1%だったら民間銀行は利率が2%でも3%でも儲かるため、実質この政策金利が動くことによって民間銀行のローン利率も変動してくわけです。

 これまで日本はゼロ金利政策と言ってこの政策金利が、0.5%とか0.25%に設定されており、民間銀行からしたらタダでお金が借りられるので低い金利で他の人にも貸せて利ざやを得ることが出来ました。しかしこの政策金利が仮にマイナス、それこそマイナス0.5%にでも設定されたら、民間銀行としては日銀からお金を借りれば借りるほどお金(資産)が増えていくことになりますし、その上で他の人に貸す際に金利を取ればさらに儲けられることになります。
 道義的な問題は置いといて日銀は何故マイナス金利にしてまで民間銀行に日本円を借りさせようとするのかというと、市場にお金を流通させ、だぶつかせ、デフレ(物価が下がる状態)から脱却してインフレ(物価が上がる状態)に持ち込みたいからです。人間お金が有り余ると必要のない物でも高くで買っちゃうみたいに、流通するお金の量を増やすことでバナナの値段もプレイステーションの値段も給料の値段も揃って引き上げたいというのが日銀の狙いです。

 とはいえ、政策金利にマイナス金利を入れるというのはG8の先進国では日本が初めてで、他にやっている国と言ったらスイスくらいしかありません。そのスイスは日本より先にマイナス金利を導入していますが導入してからどうなったのかという報道が日本でなされないのが非常に不満ですが、どちらにしろ前例のない世界なので前例を捜したり、セオリーを無理に適用しようとすること自体がナンセンスでしょう。
 私としては現在の日銀の姿勢を支持する立場にあり、そもそも今の世界金融を取り巻く状況は過去に例のない事態と言ってもよく、従来の方法を適用するのではなく手探りで新しい手段を対症療法的にぶつけていくしかない状態です。そういう意味ではこのマイナス金利導入も思い切った手段であるものの何もしないよりかはやってみる価値があると思うだけに、たとえ株価が乱高下しようとも私が日銀を支持する立場を変えることはありません。

 ほんとは今日の株価についてだけ書こうかなと思ったら、随分とまた変な方向に記事が流れていきました。ま、でも、たまにこういうどうでもいい金融記事書いてみたくなるのですが。

2016年2月8日月曜日

昨日の自転車100km走行について


 先月、マジ頑張り過ぎな自分へのご褒美として新しい自転車を購入しました。
 前に昆山で乗っていた自転車は購入から一年乗り続けましたが引越しの際に持って行くのがやや面倒だったのと、別の自転車にも乗ってみたかったことから知人へと譲ったので、上海市内で今後使っていくようにと新たに自転車を購入したわけです。

 今回購入した自転車のメーカーは前とおなじくGIANTです。ほかのメーカーも試していようと思い最初にスペシャライズドのお店へ訪れましたが、「明後日この店閉めるんだ」と、セールをしている理由を店員が教えてくれましたが、いくら安いからって今後のメンテナンスを考えると購入に踏み切れず、結局すぐ隣のGIANTに行きました。ちなみにそのお店の周辺は上海市内でも自転車乗りが多いとのことで、すぐ近くにはMERIDAの店もありました。行かなかったけど。



 でもって買ったのが上の自転車、あんまり名前チェックしてないけど多分「GIANT DEFY3」。パーツ諸々と合わせて5000元(約100000円)の所を4200元(約84000円)に値下げしてもらって即日購入しました。なんでこれにしたのかというと以前に昆山で乗っていた「GIANT OCR3300」が3400元くらいで買ったので、これより値段的にワンランクアップさせた物に乗りたくて、予算的に4000~5000元のラインにこれがあったからです。値段の差ってのがどれくらいなのかを確かめたいのがむしろ大きかったかも。

 そんなわけで試乗とばかりに今回、上海市の虹橋空港周辺から昆山市内中心部まで片道約50km、往復100kmの走行へと繰り出したわけです。最初の写真は昆山に入ったばかりの所、具体的に言えば昆山経済技術開発区内の道路で見事なくらい地平線まで人も車も何もない光景でしたが、こんな感じの道路を延々と走っていました。もっとも写真じゃ見え辛いけど真ん中のあたりにある赤い点は赤い服着た女性で、バス停で一人ぽつんと待っていましたが無事にバスに乗れたのかなあの後。

 話はサイクリングに戻りますが朝9時過ぎに出発してまずは境界線付近にある安亭という場所を目指しました。逆ルートというか昆山市内から安亭まではサイクリング部と共に何度も行ったことあったのですが上海市内からのルートはこれが初めてで、地図であらかじめチェックした通りのルートを沿って全く迷うことなくたどり着けました。
 ただ、思ったより時間がかかったというか安亭に着いたのは11時前でした。てっきり1時間くらいで来れてそこから昆山市内の方が遠いのかなと思っていましたが、実際は逆で安亭までの道のりの方が長かった感じがします。なお安亭付近には地下鉄もあればショッピングモールもあり、上海市内のはずれとはいえなかなか栄えているというか郊外型の住宅地という印象を覚えました。

 そっから境界を越えて昆山へ侵入。そっからはひたすら工業地帯を抜けるというルートでところどころ、「ああ、ここ前に通ったな」と思いつつ無心で漕ぎ続けました。ただ市内中心部に近づいてきた辺りで、その日の朝は食パン一枚(生)しか食べてなかったこともあって急激にお腹すいてヤバくなってきました。安亭で休憩取ろうかなとも思ったけどそしたらお昼ご飯の時間に昆山市内へつけないと無駄に焦ってノンストップで来たツケがここにきて、ふらふらしながらもどうにか12時半ごろに昆山市内中心部にたどり着けました。

 昼食は春節休暇中にも開いていた日本料理屋で、しょうゆラーメン大盛り+ギョーザ+半チャーハンを残さず食べて飢えからようやく解放されました。餓える度に思いますが二次大戦で兵隊に補給なしで戦わせた日本軍の指揮官はマジアホだと思うし、その中で戦っていた兵隊に強い同情心を覚えます。本当に餓えると、体力は体感で十分の一くらいしかでません。

 昼食を食べ終えると休憩もそこそこに再び自転車にまたがり復路へと出発。往路が強風ではなかったものの向かい風だった分、復路は追い風で楽になるかなという期待がありましたが、確かに往路よりは速度が出たもののあんまり速度アップにはつながりませんでした。往路でスタミナ切れした反省からギアは低めで割かしのんびりと走り続けましたが、乗り始めとあって低速ギアの調整がやや悪く、具体的には二速を入れるとチェーンが上手くはまらず異音を鳴らし続け、また口から「ファックファック」と呟くながら二速を避けつつ三~四速で走り続けました。逆に上の高速ギアの噛み合わせは抜群に良く、びっくりする位がちっとはまってたのは爽快でした。

 3時半くらいに安亭に着き、「無駄に焦るな」と自分に言い聞かせてバーガーキングで休憩。ポテトとコーヒーだけ頼んで30分くらい休憩して再びレッツゴー。往路と同じく、昆山~安亭よりも安亭~虹橋までの方が明らかに長く感じ、「おうちはまだかいな?」と呟きつつ5時20分に無事帰宅しました。そのままどこかに夕食でも行こうかと考えましたが、昼に大盛りラーメン食べたことからお腹がすかず、結局コンビニ弁当だけ買って夜9時にレンジでチンしてそれ食って終いにしました。

 明けて今日、めっちゃ体がだるかったです。足の筋肉痛は全くなく、O脚だからかやや膝の外側が少し痛みましたが正午にはその痛みも抜けたものの、右側頭部がずっと痛くて昼過ぎに昼寝を取るなどしましたがこっちはなかなか治りませんでした。
 昼寝を終えた後に「一体何故なんだ?」と少し考えてみて、自分は利き足が左であるため自転車走行中は通常やや左側に重心が傾いており、それをバランスとるためハンドルを握る右腕で支えた状態が続くのではと思い、もしかした右肩から右腕の疲労が原因ではと閃いてこの箇所にマッサージした所、大分調子戻して元気になってブログ書けるようになりました。いやまぁ、頭痛薬飲んだのも大きいのかもしんないけど。

 最後に今回新しく買った自転車について感想を述べると、車重は明らかに前の自転車と比べて軽く、軽く障害物に当たった際などふわっと浮かぶ感覚があって「車体ごと飛ぶのでは?」と最初感じたほどでした。しかし走行に関して述べるとそれほど極端な差はなく、長距離を走っていて特段速いとか加速がいいとか、前の自転車との差はそれほど感じませんでした。もう少し短い距離とかなら加速や速度の持ちの良さが感じられたかもしれませんが、長距離走行なら少なくとも大きく性能が変わるってほどではないような気がします。
 ただちょっと今回の自転車でミスったなと思ったのは、自転車を駐輪時に立たせるためのサイドスタンドです。普通ロードバイクにはこんなの付けないのですが私は付けないと気が済まないというか不便に感じるのでつけてもらいましたが、これがペダルの回転中に何度も左足かかとに当たって邪魔くさいのなんの。前の自転車では一回もそんなことなかったので多分取り付け位置が悪いか、スタンド自体のでっぱり部が大きいせい(前のと比べて明らかにでかい)であることが原因だと思え、休み明けにでも自転車屋に行って相談しようかなと思います。順回転する際はそんな当たることはないんだけど、逆回転したり停車する際などはほんとよく当たり、前ほどアクロバティックな乗り方はできないのがやや苦痛でした。

 それにしても100km程度でこんなに疲れるとは思いませんでした。なんか体感的には140km位走ったような気がするのですが、中国の地図だから縮尺おかしいのではと勝手に疑ってます。

2016年2月7日日曜日

北朝鮮のミサイル発射が早まった理由

 今日は自転車で約100km走って疲れてるので短くまとめます。

 報道されている通りに北朝鮮がまたミサイルを発射し、沖縄上空を越えて太平洋にまで飛んだそうです。このミサイルの性能については専門家に聞くしかないでしょうが発射時期について私の方から述べると十中八九、中国への遠慮から今日になったと思います。
 というのも中国は明日から春節に入るため、言うなれば明日は中国にとって元旦に当たります。人間誰しもお祝いムードの時に水差されたらカチンと来るでしょうし、直前に中国の公館が北朝鮮を訪問して「言うべきことを全て言ってきた」とコメントしたそうですが、私が考えるに恐らく、ミサイル発射の抑止と共に撃つのだったら春節期間を外せと言ったのではないかと思います。それにこたえる形で大晦日の今日に発射を実行したのかなと思いました。

 とはいえ、中国側としてもやっぱり楽しくはないでしょう。一応、大晦日の今日から長期連休に入っていますがこんな時期にミサイル飛ばされたらクリントンでなくても頭に来るはずです。中国人としても近年は北朝鮮に対して、「余計なトラブルを起こす国」という印象が国民にまで広がっていますが、それでも各国の制裁協議において中国はまだ北朝鮮を擁護するのではないかと思うものの、果たしてそれがいつまで続くかは私にもわかりません。

 っていうか100km位余裕と思ったのに、なんでこんなに時間食ったんだろう。地図の縮尺とかおかしくね?