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2016年2月11日木曜日

芋ようかんが食べたいε=ヽ( ゚Д゚)ノ

 ネット回線が2M/bpsしか選べないことから現在住んでいる部屋は明後日にも引き払い、明日明後日の二日間かけて近くの別の部屋に引っ越すこととなりました。新居のカギは明日にも大家から受け取る予定で、今度の部屋は大家の部屋の間借り(入り口から分かれてはいるが)ということもあるので何か挨拶の品でも持って行こうと昼寝から目覚めた後、欠伸を繰り返しながら地下鉄乗ってショッピングモールへと行ってきました。
 地下スーパー近くをぶらぶら歩いて眺めていたところ、あるコーナーの一角に「ちょうどいい」お菓子がショーウィンドーに飾られていました。飾られていたそのお菓子のラベルには「長崎ケーキ」と中国語で書かれてあるカステラで、お値段も118元(約2124円 1元=18円で計算、最近レートがややこしい)と100元前後という予算にもぴったり収まる金額です。一目で気に入ったのと、日本の歌詞を中国人に食べさせたらどうなのかという反応が知りたいという欲求もあり、大家と一連の引っ越しで親身になって支援してくれた不動産屋のおばちゃん向けにと二箱を注文して帰りました。
 どうでもいいけど私が注文した直後に別の客が来て、なんか店員の姉ちゃんが必死になって急いで包装してくれました。

 それにしても「長崎ケーキ(长崎蛋糕)」とはなかなかいったもんだなぁと感じさせられるネーミングです。よくカステラはポルトガル伝来のお菓子と言われながらも実はポルトガルにもスペインにも同じお菓子はなく長崎の完全オリジナルなお菓子というだけに、変に「カステラ」という音を入れるよりもこのネーミングの方がずっといい気がします。
 でもってカステラは棒状で売られていることが多く、単純にお土産として持ち運びしやすく、しかも相手先で切り分けやすいという特徴があります。ゼリーなど個放送されているお菓子も決して悪くはないですが、不特定多数の人間に配るお菓子としてはこうした棒状の方が有利というのは否めません。

 と、カステラについてあれこれ語りましたが、本音を言えば本当に欲しかった和菓子はこれではなく、ほかならぬ見出しに掲げている「芋ようかん」が出来ることなら欲しかったです。

 芋ようかんもカステラ同様に棒状で、しかも切り目がないため不特定多数へのお土産としては非常にリーズナブルな形状をしております。また数ある和菓子の中でも屈指の甘さを誇り、練って作られるもんだから少ない量で半端なくお腹にたまるというかすぐ満腹感を味わえる上、濃いめの緑茶との相性も桁違いにいいです。
 中国でもさつまいもはスイーツ(死語)の材料としてよく使われていますが、どちらかというとぜんざいやかき氷に混ぜたりすることが多く、芋ようかんみたいに練って凝縮するようなことはありません。それだけに中国でもこれ売り出したら案外面白いんじゃないかな、もとい、自分が食いたいからどこか本格的に売り出してくれないかなと密かに考えていて和菓子を扱っているお店とかをちらちら見てはいるものの生憎まだ中国で目撃したことは一度もありません。勝手な想像ですが、日持ちしないというのが芋ようかんの弱点でその点から海外だと展開し辛いのかもしれません。

 ちなみになんで急にこんな芋ようかんに対する熱い情熱を語り出したのかというと、一つは中国人へのお土産として持って行ってみたらどうなのかと気になるお菓子であったということ、二つとして今かなり甘いものに私が餓えているせいだと思います。この一週間で二回も自転車で100km走行を行ったことからか体の代謝がおかしくなっており、やたら甘いものが食べたくてコーラの消費量が急激に増えていることはもとより、今日トイレにまたがった瞬間に実感しましたが尻の方の肉が明らかに増えてるというか体がでかくなっている気がします。実際ここ数日間、走って疲れて体だるいから食べてはぐーぐー寝る日々続いてるし、芋ようかんさえあればもっとパワーアップできたかもしれません。

1 件のコメント:

上海忍者 さんのコメント...

小生も食べたく、買って頂きませんか?