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2018年8月12日日曜日

スミスキー


 先週末、友人とお好み焼き屋に行った後に立ち寄ったショッピングモール内の地下にて、上の怪しく光る影ことスミスキーを見つけました。

スミスキー公式サイト

 上の公式サイトを見てもらえばわかりますが、このスミスキーというのは日本の会社が売っている玩具の一種です。すみっこにいるのが大好きというキャラ付けをされているのですがその特徴は何といっても暗闇で光るという点で、上記の私の写真のようにはっきりとスマホのカメラでも捉えられるくらい光ります。


 こちらが明かりのある状態で撮った写真です。構図や撮影位置など弄っていませんが、如何に真っ暗闇で他の物が映らない中でどれだけ光るかがわかるかと思います。
 このスミスキーが何故か上海市内のシティスーパーで売っていたので、「隅っこで光る!」という特徴が何故かやたら私の胸を打ち、66元(約1120円)にも関わらずその場で衝動買いしました。なおレジに持って行ったところ店員が隣の同僚に、「またこれ売れたよ」と耳打ちしてました。


 なおスミスキーの周りを映したのが上の写真です。何故かユーロファイターもすぐ近くにいます。

2018年8月11日土曜日

東京医科大の受験料返還範囲について

東京医大の差別減点、受験料6万円を女子は取り返せる?弁護士にきいてみた(女子SPA)

 日大に続き一躍ニュースの顔となっている東京医科大ですが、上記の受験料返還に関する報道を見て私は違和感を覚えました。結論からいうと、「男子については?」という点にあまり言及されておらず、女性差別問題とはいえこれはこれでまたどうなのと思います。

 概要については省略しますが、今回発覚した東京医科大の不正入試問題は主に女性受験生が原典対象となっていることは事実であるものの、女性受験生だけでなく多浪した受験生も含まれています。またそもそも、一部の縁故者に対して加点も行われており、私からすれば入試そのものが不公平であったという点からみて、メインターゲットの女性に限らず多浪受験生も受験料の返還対象に加えるべきではないかと思います。にもかかわらず今回デモした団体は女性のみを返還対象として叫んでおり、女性団体だからという言い訳をされるかもしれませんが、私に言わせれば女性団体だからこそ公平に、試験の不公平性に対して正当な要求を行うべき、つまり不公平対象となった女性、多浪受験生両方の受験料返還を求めるべきではないかと覚えました。

 と、以上までも一つの考えですが、実際には違います。
 仮に受験前にこうした不公平な入試システムが行われると公表されていた場合、果たして受験生が東京医科大を受験したのかというと、恐らく男性を含め大半の受験生が受験しなかった可能性があります。そのように考えるなら、不正が行われていたと立証できる期間内において、合格した受験生を含めた全受験生に受験料を返還するべきなのが筋なのではないかと考えます。なんかこうした結論出す人が少なくて、私にとっては逆に意外でした。

 最後に、裏口入学したとされる逮捕された文化省幹部の息子についてですが、東京医科大側は「加点しなくてもギリギリ合格圏内だった」と庇っていますが、問題はそこではないでしょう。ではどこにあるのかですが、本人が認識してたか否かで、本当に知らず親が勝手に行った始末であったのであればまだ同情の余地がありますが、自分に加点されるということを知った上で受験して入学していたのであれば、今ここで社会的制裁を受けなければ非常に問題があると感じます。
 一部報道では、受験前のSNSでの発言や、浪人生でありながら東京医科大にしか受験していない点などから本人も不正を認識していたという節が報じられています。実際はどうなのかわかりませんし立証などもやや難しいでしょうが、合格得点とか持ち出す一方でこの不正の認識について少なくとも自分が見る限り誰も指摘していないのが逆に不気味です。その上で言えば、これらの点については自分の判断基準の方が理に適っているという自信があります。

信長の野望風プロフィール

 昨日の記事について当事者である友人から、「信長の野望は?」と言われたので掲載します。

花園祐(198X~???)
代々メディア業に携わる家に生まれ、長じてメディア業界を目指すも果たせず、各地を転戦する。流れ着いた上海市にて仕官し、日々業務の傍ら社会批評を行った。せんべいを好む。

 知ってる人には早いですが、これは信長の野望というゲームの中にある武将紹介文のパロディです。学生時代にこの手の歴史シミュレーションゲームで友人の名前使った武将作るたびにこういうの作ってて、割と得意です。例えば岐阜県出身のある友人なんか、

???
美濃出身の国人。甲子園の強い県を優遇する差別政策をとり、冷蔵庫が買えなかった。アムロを尊敬している。

 この友人は実際のこの紹介の通り、無駄に優秀で甲子園の都道府県別勝率とかも暗記しており、でもって初対面の相手の出身地の勝率が高ければやたらテンションを挙げ、低ければなんか露骨に冷たい態度取る奴でした。あと学生時代に冷蔵庫を持たず、ガンダムはファーストしか認めない原理主義者です。

 こうした信長の野望風紹介文を書くコツとしては、末尾にワンポイント知識みたいなのを入れるのと、やはり五・七・五調の中膨れ三段で書くのがいいでしょう。地味に日本語の形としては理想的な形なので、文章の練習とかでこうしたパロディやるのはありかもしれません。

 なお最後に私の経歴についてですが、書いてある通りに代々のメディア一家ですが、どっちかっていうと営業畑であり、実際に記事書いたりしたのは突然変異の私だけで、メディアの家系であってもライターの家系ではありません。自分の場合は本当に腕一本でここまでのし上がったところがあり、我ながら幸運に恵まれたという気はします。

2018年8月10日金曜日

おれはももんじゃ

 従来バージョンを切るということからスカイプを新バージョンに更新しましたが、通知音がダサくなったり、UI画面が悪くなったりとファッキンな改悪になりすこぶる不満です。ただ唯一良くなったという点として、その場の状況や近況を書くプロフィールの一言欄が前より編集しやすくなり、その時の気分に応じてこのところ、

どすこい

Wasshoi

マヌーサ

さまようよろい

ももんじゃ

 という風に頻繁に変えています。そしたらこれを見た友人が、

「折角だからJBpressのプロフィール欄も変えたら?(;・∀・)」
「えっ、JBpressのプロフィール欄を『ももんじゃ』に?(;゚Д゚)」

花園祐(JBpress)

 上のリンクが件の私のプロフィール欄ですが、現在の表示はこうなっています。

花園 祐
(はなぞの・ゆう)中国・上海在住のブロガー。かつては通信社の記者。好きな食べ物はせんべい、カレー、サンドイッチ。

 なお当初私が出したテキストは、「上海在住のブロガー。好きな食べ物はせんべい」だけで、「これじゃ短すぎる」と言われたので「カレー、サンドイッチ」を付け足しました。「かつては通信社の記者」は編集の方で追加してくれたテキストです。
 他のコラムニストは立派な経歴とかみんな書いているのに、何故か自分だけ好きな食べ物アピールしかしておらず、自分で言うのもなんですがやばい奴にしか見えないプロフィールです。これを仮に友人のアドバイスに従うとしたら、

花園 祐
(はなぞの・ゆう)ももんじゃ。

 ぶっちゃけ悪くない気がします。
 なお友人曰く、なにもももんじゃに変えろっていうわけじゃなく、このところしょっちゅうスカイプのこの表示欄を弄っているから、変身願望でもあるんじゃないかと思ってテキストを変えてみたらと薦めたそうです。

「つまり、俺はももんじゃに今なりたいと考えているのか……( ゚Д゚)」

 と言ったらそれも違うと否定されましたが、私自身としては内心、そうなのかもしれないと深く納得しています。なれるものなら一回くらいはももんじゃになってみたいです。
 ちなみにそのひとつ前の「さまようよろい」については、自分の人生がリアルにさまようよろいっぽいので、今更改めてなるまでもないかなと思い、ももんじゃほどの変身欲求は感じません。

2018年8月8日水曜日

自分の理解者

 高校生くらいの頃、流れ星が見えたわけじゃないですが星空に向かって、「理解者が欲しい」とリアルで祈ったことがあります。それくらい当時、自分は自分の理解者を強く求めていました。

 現在振り返ってみても、やはり当時の自分の周りには親兄弟を含め理解者は誰もいないと言ってもいい状態でした。中学、高校時代に私の周りにいた人は私の言動を見て「おかしな奴」というくらいの評価しかせず、実際に後年になって「変な人としか思わなかった。当時からそれだけ勉強していたとは知らなかった」と言われたこともありました。
 親兄弟もほぼそんな状態で、中でも今でも忘れないのが学生時代にうちのおふくろが、「(姉が)早くあんたも公務員目指せばいいのにって言ってたよ」と言ってきたことです。この言葉の背景にはおふくろ自身もそう思っているという意味が込められていますが、このブログを見ていればわかる通り、自分以上に反権力志向を持った人間なんてほぼいないくらいなテロリスト気質な自分に向かって言うセリフではなく、実際に当時から(今でも)公務員のことは「公僕」と呼んでいます。そんな自分に公務員を目指せなんて言うこと自体おかしく、作っているわけではなく、上記のセリフを言われた時は唖然として言葉が出ず、「ああ俺のことを何も理解してくれていないんだな」とはっきり悟りました。

 ただ、大学に入ってからは理解者に恵まれました。具体的には友人たちですが、ある日うそぶいて「世が世なら自分はとっくにどこかの知事をやってるだろう」と言ったら、「急拡大するか破滅するかのどっちかやな」とすぐにツッコミを入れてくれました。
 少し解説をすると、自分はそうでもないと思うのですがどうも周りからはおとなしそうな外見しているようで、親兄弟に限らず「如何にも公務員になりそうな顔やな」とか結構あちこちから言われてました。しかし実際の性格はむしろ真逆で、特にハイリスク・ハイリターンを好む山っ気が強いことが特徴であり、この点がよく真逆に現在進行形で誤解され続けています。上記のセリフを言った友人はまさにこの点を理解してくれていたからこそ「急拡大か破滅か」と評し、また進路についても、「君は絶対に公務員にはなってはならない。雇う側にも、君にとっても不幸な結果にしかならない」とまで言ってきました。

 この友人とはまた別の友人ですが、そちらも私のことをよく理解してくれていました。特に今でも忘れられないのが、「君の言うことや考えは正しいが世間はそれを理解しない。能力は高いのだからほんの少し君が妥協するだけで楽になるのだし、もっと抑えた方がいい」と、念仏の如く一時期言われ続けました。またそのほか、「僕自身は君のことを理解しているつもりだ。僕という理解者がいるだけではまだ満足できないのか?」と、20代後半で突っ張ってた時期にこうやって言葉をかけてくれました。
 正直に言って、この友人らは自分の親兄弟よりも自分のことをよく理解してくれていたと思います。同時に、最初に星空に願った自分の祈りは無事成就したのだと思え、上の友人のセリフを受けてからは、これ以上の理解者を求めるのは確かに贅沢だと思え、誤解する人に無理して理解してもらう必要はないという割り切りを持つに至りました。多分昔のままなら、自分の記事に就くヤフコメに対して一つ一つコメントを返して反論していたでしょう。

 なによりこの二人の友人はともに、「もっと自分の幸せを考えろ」と、自分に対してよく言ってきていました。この辺、当初私自身もピンとこなかったのですが、やはり今この段階で考えてみても自分のホスピタリティは異常者レベルと言っていいほど高く、どこか自分を投げ捨ててまで周囲に捧げようとするところがあります。
 その精神自体は崇高ではあるがやはり危険だと何度も友人から警告を受けながら現在に至っても直っていないのですが、大学在学中というかなり早い段階でこの点に気付いて私に警告してきたという点は最も早期に自分を理解してくれていたという証左でもあると考えています。だったら言われた通りにすりゃいいんですが。

  おまけ
 友人と共通の後輩の進路についてある日友人と話していたところ、友人がおもむろに、「彼は君に似て、生き方が不器用だからね」と口にしたことがありました。これ聞いた時最初、「こいつ、俺のことそんな風に思ってやがったのか……(゚Д゚;)」と思いましたが、すぐ「けど反論できない」ということに気が付き特に言い返したりしませんでしたが、ちょっとその夜は寂しさを感じました。

2018年8月7日火曜日

セールがやばい(;´・ω・)

 最近、中継ぎだった頃の藤川球児投手みたいに働き過ぎじゃんじゃないかと思います。普通に平日の仕事が忙しく先週はほぼずっと残業して土曜も出勤し、日曜は日曜で一日中グラフを書いて、昨日と今日は帰宅後に黙々と記事書いていました。その甲斐あってさっき出来上がった統計ものの記事は内容的にはかなり恐ろしいものに仕上がっています。

 仕事自体はやりがいもあるしストレスではないのですが、やはりこうやってバリバリ仕事しているとなんだか無性にお金使いたくなってきます。しかもJBpressの仕事は原稿一本ごとに原稿料が得られる(源泉徴収されるが)仕組みなので、記事を一つ書きあげたら「どうせお小遣いはいるんだし……」と思って、無駄にネットでゲームとか電子書籍を大してほしくもないのに買ってしまいます。
 とはいえ、最近はパワプロ2016で何故かオリックスの金子投手とマブダチになる(マイライフモード)など、娯楽がないわけじゃないから無駄遣いせずともと抑止力が働いていたのですが、何故かここにきて、やたらオンラインショップで安売り攻勢がかけられて欲望を刺激されています。

 プレイステーションネットワークでは夏休みということからVita用のゲームでセールが行われている真っ最中です。みると「閃乱カグラ」ってゲームが数百円で買えるので、今まで全く興味なかったけど、声優の原由実氏も出てるしこのままいくと来週あたり買ってそうです。
 またKindleから切り替えたDMMの電子書籍も、今月は半額分のポイントがつく、実質的に半額セールが展開されており、既にこのビッグウェーブに乗っかって「神々の山嶺」の漫画版を一気にそろえてしまいました。谷口ジローの漫画は「坊ちゃんの時代」や「孤独のグルメ」を過去に買っていたものの、こちらの「神々の山嶺」も非常に面白かったです。

 今バーッと見てますけど、前からちょこっと買っていた「へうげもの」を全巻揃えてしまいそうで怖いです。って、今みたら「サタノファニ」の6巻が昨日発売したのでさっそく購入することにします。
 なんかこう言うの書いているとさも上海で遊び歩いているように見えますが、ちゃんと普段は真面目に仕事していますし、こうやってブログもきちんと書いています。というよりも今ふと気が付きましたが、このところ毎日10時間以上はキーボード叩き続けています。前世はキーボードの妖精だったのかもしれません。いやでも昔から10時間以上は常に叩いているか。

2018年8月5日日曜日

統計に関する考え


 今日自宅で仕事(頼まれてもいない自動車統計記事執筆)しながら上のアイドルマスターの「待ち受けプリンス」聞いていたら、テンション上がり過ぎたのか猛烈な頭痛きてダウンしました。なおこの曲聞いて声優の原由実氏(四条貴音役)が好きになりました。

 話は本題に入って統計についてですが、ライターとしてみた場合、私はかなり統計データの処理に長けたライターに入ると思います。自分でも意識的に統計関連記事を書いていますが、やはりこれまでの同僚の中にはデータの収集や編集が苦手なことからあからさまにこうした記事を避ける傾向があり、どちらかと言えば経済記事でもインタビューを重視する記者の方が多かったです。
 私が何故統計に強くなったのかと言えば、一つはExcelの処理に長けていたことからそれほど苦手意識を持たなかったことと、学部生時代にこうした統計処理について専門ソフトを使った講義を受けるなどして訓練(と言っても初歩的)を受けていたからだと考えています。

 なお一部で、「統計学こそ最強の学問」と主張する人がいますが、統計学は手段であって学問としての目的や思想が全くないことからむしろ低い部類だと私は考えています。従って、最強はやはり社会学……とか言いたいですが、内心すげぇなと思うのはやっぱ天文学です。

 話は戻りますが中国だと統計をベースにした記事が非常に多く出るため、最近世界統計データを得ようとする場合は日本語よりも中国語で検索することが多いです。例えば新エネ車の世界販売台数なんて日本語じゃ全くヒットしませんが、中国語だったらすぐに整理されたデータを手に入れウェヒヒヒできます。これが何を意味するかというと、どうも統計方面の人材や考え方でもこのところ、中国に日本は抜かれつつあるのではないかとまたいつものジャパンバッシングになりそうなのでこの辺でやめておきます。

 ただ経済記事に限れば、先ほどにも述べた理由からか明らかに日系メディアは弱いと思うところがあります。だから私みたいなのが適当な統計出すだけで成立する記事を出せるのでありがたいっちゃありがたいのですが、この辺の教育とか最近はどうなってんのかなと思うところもあります。私に関しては一応統計処理について簡単に大学で学びましたが、その後の実際のExcel処理から分析、収集などはほぼ我流で磨けたものの、きちんとそういうのを教えられる人材が自分意外にいるのかとか気になります。特にメディアの中で。
 先ほどにも書いた通り、どうも日系経済メディアの記者たちは重要人物らへのインタビューを重視するような傾向があり、データ方面への意識が低いです。財務諸表すらきちんと読み取れない人も珍しくなく、メディア講座とかで教育機関がこの辺教えてあげるべきとも考えています。なお財務諸表の読み取りに関しては、自分はライターとしてはトップクラスです。

 もっとも、こう言いながらもこれまた先に述べた通り統計というのは手段であり、その統計からどんな結論や知見を見出せるかが一番重要なので、ただ統計処理ができる、グラフを作れる程度ではなんも意味がなく無価値もいいところです。分析が如何にできるかが重要で、地味に全く意味のないデータを無価値だと見抜く力なんか誰も言いませんが実は最も重要だと思います。真面目にそういう意味ないデータって少なくないし。
 繰り返しますが統計はあくまで手段であり目的でも思想でもありません。使いようによっては大きな武器になるのでできるに越したことはありませんが、「統計こそ最強」みたいに過大に強く見せようとする考えや動きには賛同できず、分をわきまえるべきでしょう。その上でこの統計の活用法なり処理方法、特に一般の方についてはその「読み取り方」についてもっと啓もうしてく必要があるのではというのが私の見方です。