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2020年8月9日日曜日

画面奥のマスク



 上の画像は中国のATMですが、何故画面奥の行員がマスク姿なのか、感染しないだろ普通とかいろいろツッコミどころが多いです。なお撮影はつい最近ですが、この画面への切替えはウイルス流行からすぐに行われており、なんでこういうところだけ仕事早いんだよとか当時思っていました。

 画像ネタのためこれ以外に特に書くことないのですが、先々月、先月と過労死ラップ(月80時間)で残業し続けているので早く休みが欲しいです。もっとも休みになっても日本いけないし、外暑いしで、あんまやることないのですが。

2020年8月8日土曜日

ねじピッチ違うじゃねーか( ゚Д゚)ゴルァ!!


 これまで使っていた左のPC用の椅子がボロボロになってきたのと、前から気に入らなかったので先週ニトリで右のオフィスチェアを購入し、本日届けられました。前の椅子がなんで気に入らなかったのかというと、座面の奥行きが長く(約55㎝)、普通に座ると膝の関節部分を縁に乗せると背中が背もたれにつかず、腰が非常に痛くなるためでした。何度か対策は試みており、クッションを置くなどして改善はできたものの、そしたらそのクッションから大量のダニが発生して腰回りを穴だらけにされたこともあり、最終的には膝を縁に乗せずに座面の上で胡坐をかくスタイルとなりました。
 なお胡坐をかくために、本来取り付けるアームレストはわざと外していました。まぁずっとキーボード叩くだけなので、なくてもそんなに困らなかったですが。

 そんなわけで新しく買う椅子は座面奥行きをはじめから重視し、今回500元(約7500円)で買った椅子は45㎝で、やはりこれくらいだとちょうど日本人の体形に合っている気がします。また背もたれも変にリラックス感覚で後ろに倒れた奴じゃなく、わざと直角の様に直立したものを選びました。
 これなんか知ってる人には早いけど、私は無駄に姿勢がいいというか座っていて背中がやけに直立していて猫背にならないため、背もたれは直角の方が楽だったりします。

 以上の要因から届くのが割と待ち遠しく今朝もワクワクドキドキしながら待っていたところ、ふとニトリの領収書兼荷物送達状を見たら、住所の部屋番号が間違っていました。きちんと確認していなかった自分も悪いですが、そもそも購入時の時点で受取人名も間違えて入力されており、「名前くらいいいよ」と言われそのまま受け取っていました。名前どころか住所も間違えてて、なんやねんって気になります。
 とはいえ中国の場合は運送業者が到着前にあらかじめ在宅かどうか電話で確認してくるので、その電話の際に住所が間違っていると伝え、正しい部屋番号を教えたので受取には問題ありませんでした。っていうか日本も到着前の在宅確認電話とかした方がいいと思う。

 そんでもって到着した椅子を早速組み立てたのですが、結論から言うとかなり苦戦しました。オフィスチェア自体はこれまで何度か組み立てたこともあり慣れたもののはずなのですが、説明書にあるねじの種類がねじA、ねじB、ねじIと書いてあるのに、実際のキットはねじG、ねじH、ねじIと分けられてて、この時点で「( ゚Д゚)ハァ?」となりました。幸い、ねじの長さが書いてあったのでそこから判別して組み立てていったのですが、アームレストと背もたれを繋ぐねじを止める際にトラブルがありました。
 具体的には、ねじが入りませんでした。どれだけ力入れても無意味にくるくる回るだけで、全く差し込んでくれない。仕方ないのでアームレストを一旦置いた上で、全力で背もたれに対しねじだけを差し込むことにしました。非常に長く格闘しましたが、どうにかねじを入れることには成功しました。

 そもそも何故ねじが入らなかったのかですが、まず間違いなくねじピッチがねじ本体とねじ穴で一致していなかったためと思われます。ねじピッチとはねじの溝が一回転当たりでどれだけ沈むかというネジ山の高さを指しています。当然、ねじとねじ穴でこれが規格で一致していないとねじが入ることは通常あり得ません。
 何故このように判断したのかというと、前述の通り普通にやってもねじは入らなかったのに対し、かなり力を入れて無理やりねじ巻いたところ入ったからです。しかも一回ねじを留めて抜き出した後、ねじ本体が出来立てのカレーみたくめちゃくちゃアツアツになっており、金属部分が引き延ばされて熱を帯びたとみて間違いないでしょう。実際に一回ねじ込んだ後は、それでも固いけど前よりは断然楽にねじ込むことができるようになったし。

 正直な感想を述べると、ニトリは椅子一つまともに作れないのかと、ねじ記号と送り先住所を間違えていた件と相まって非常に呆れました。それこそねじピッチの件は普通気づくだろうって話だし、自分だから無理やり止めることできたけど、工作が苦手な女性だったらまず間違いなく取り付けは不可能だったと思います。

 とはいえ、椅子自体は前の椅子がいろいろ体に合っていなかったこともあって今の段階では気に入っています。前の椅子は高さ的にも結構微妙であったし。
 アームレストもまた胡坐で座り続けるからいらないかなとも思ってましたが、やはりあったらあったで使うし、アームレストあっても胡坐組めるのでしばらくはつけたままにしようと思います。まぁ気に入らなかったらあんだけ苦労したけどアームレストはまた外すことになりますが。

 なお届けられた椅子を梱包していたダンボールを捨てに行った際、「ちょっとあんた」とおばちゃんに呼び止められ、そのままダンボールを持ってかれました。資源となるのでどっかに売るのでしょう。
 そしてこれまで使っていた椅子も同じく捨てに行ったところ、粗大ごみを置くところにおいて一時間後にその場所へ戻ったら、もはやその姿はありませんでした。これも回収業者か誰かが持って行ったと思われ、こういうところのリサイクルは本当に中国は日本よりずっと進んでいるとよく思います。

2020年8月6日木曜日

中国からの謎の種騒動に関する中国の反応

 リクエストがあったのでさっそく今話題の中国から送られてくる謎の種騒動について、中国現地の報道を軽く洗ってみました。結論から言うと、日本や米国の報道をそのまま後追いして報じています。


 共産党系発行で私の記事も以前翻訳して掲載してくれた環球時報も、米国での謎の種騒動を上記リンク先記事の様にして報じています。またここだけでなく他の中国メディア、はたまた海外ニュースを取り上げる個人ブロガーなども多くこの話題に触れており、日本のテレビニュースなどの報道を引用も多数見かけました。中でも驚いたのは、今日日本で放送されたと思う内容(送付業者への電話インタビュー)も早くも取り上げている人がいたことです。仕事が早い。

 これらの報道は「神秘种子」や「不明种子」、日本語に訳すなら「神秘の種」とか「なぞのたね」などというキーワードで語られているのですが、これら報道を見て気が付いた点としては、中国国内でではこの謎の種が送られてくるケースはあまり起きていないのではないかと思います。仮に起きていたら「国内でも……」的な報道が少なくとも出ると思われますがそうした報道は一切なく、前述の通り米国と日本の報道が引用の形で報じられているだけです。

 その上で推理を進めると、やはり送り先は既に一部で指摘されているようにAmazon利用者だと考えられ、Amazonの住所情報か何かが流出したことからレビュー関連の何らかの不正を行うために送付した事実を作っていると私も思います。地味に重要な前知識をここで挙げておくと、以前はアクセスできましたが、中国国内からAmazonの日本語サイトにアクセスすることは現在できません。英語サイトは映るものの、日本語サイトはアクセスが遮断されており一切閲覧できないのですが、なんとなくこの辺も米国と並んで日本にばかり種が送り付けられてくる理由の一つになっているような気がします。
 あとタイミング的には、先月辺りからコロナ禍でサービスが中断していたEMS(国際宅配)が再開されたというのもあるでしょう。

 一応、中国政府は種の封筒に中国郵政のスタンプがあるがこれは偽造であると説明はしているものの、状況から考えると中国政府がやっているわけではないものの、中国の業者が種を送り付けているのはまず事実でしょう。あまり大事にしたくないだろうし、中国政府も内々に処理するかはわかりませんが、検疫的にもかなり逸脱した行為なのでしばらくしたらアクションが起こるとは思います。
 それにしても、中国の話題を、中国メディアが日本の報道を後追いするという形を見ていてかつての冷凍毒餃子事件を思い出します。あれから長い時間がたったけど、自分はその間どれだけ変わったのだろうかと妙なノスタルジー覚えます。

2020年8月5日水曜日

顔採用の時間経過による弊害

 今上海は絶賛台風接近中で、帰り道にバナナ買えなかったので明日の朝食は食パン(生)のみです。自分でも不思議だけど何故か中国では「食パンは焼かない」という妙なマイルールを徹底してもう10年近く経ちます。

【残当】某プログラマー「某メガベンチャーの顔採用女子が負債化してる。30過ぎたら退職してほしいが退職しない(アルファルファモザイク)

 先日たまたま上のまとめ記事を読んで、みんなが言っている「サイバーなんたらとかいう会社」ってどんな会社なんだろう、まぁでも確かに昔このブログに広告リンクつけさせろと言ってきておきながら、リンクがうまく機能しなくて問い合わせたら数年返事しなかったなぁあの会社はとか思ってました。
 そんなサイバーエージェントのことは置いといて、このまとめ記事読んでて面白いと感じたのは、当初は実力や将来性度外視で顔採用を行ったものの、年月が経つと顔採用した社員が負債化すると書かれている点です。

 顔採用については種々の検証や実験などからどの業界、というかどの世界においても存在するのが当然な慣習であり、サイバーなんとかという会社を始め容姿の良さを評価基準にすると堂々と公言している会社も実際存在します。しかしそうして顔採用した従業員はやはり業務能力などよりも容姿の良さを決め手として採用しているだけに、やはり顔でなく業務能力で採用された従業員との差があるというのは当然と言えば当然でしょう。
 無論、会社はそれを織り込み済みで採用しているのだから別にそれ自体を批判するつもりはないものの、加齢とともに容姿が落ちていった場合、冒頭で述べたように仕事もできずに存在し続ける負債のような従業員になるというのもよくわかります。っていうか実際そんなのよく見るからめっちゃわかる。

 自分の経験で述べると、やはり容姿がいい人は会社は言っても周りからちやほやされがちで、そのせいか叱責などへのストレスにめちゃ弱くなりがちです。また入社してからしっかり仕事を仕込まれず、周りもある程度フォローしてしまうため、業務能力も同期と比べあまり伸びてきません。まぁこの辺は容姿がいいからというのは実際あまり関係はなく、容姿で入ってしまったという事実の方が大きいでしょうが。
 それこそその手の従業員が男性だったらある意味始末に負えないですが、女性だったら寿退職してくれたらある意味負債の帳消しになりますが、まとめ記事でも書かれている通りに最近の日本は晩婚化が進んでいるから、負債は負債として残り続け、しかも有利子負債みたく年々でかくなっていくというのもよくわかる話です。

 マーケティングでよく使われるエピソードとして、米国の企業で面接を一切なしにして書類のみで採用選考を行ったら空前の大豊作になったという話がありますが、上記の顔採用の話と合わせて鑑みると、やはり従業員の採用は将来性、つまりその業務能力の成長度合いこそが一番の着眼点になるのかなという気がします。まぁそれがすぐわかるなら誰も苦労しませんが。


 同じ面接関連の話だと、上記ニュースもそこそこ気になって読んでいました。実際このやり方も興味深く、やはり意表を突く質問で相手の本音を引き出すのが効果的なのかもしれません。

2020年8月3日月曜日

休業要請をしない奈良の闇

奈良県知事「うちは休業要請しません、そもそも奈良に夜の街なんてないし」(ガハろぐ)

 上記リンク先に引用されている奈良県知事のコメントですが、ぐうの音が出ないほど正論な気がします。休業を養成しようにも、要請するお店自体が本当に奈良にはないのだから。

 っていうか結構思い当たる節のあるコメントも多く、

107: 風吹けば名無し 2020/08/02(日) 16:17:16.34 ID:60kohp1Jd
新大宮辺りにくっそしょぼい歓楽街あるやろ

113: 風吹けば名無し 2020/08/02(日) 16:17:49.79 ID:XmxT+UEr0
>>107 
あれを歓楽街言うのは無理がある 
よくて村や

 上記やり取りに出てくる新大宮なんて私の現在の移住先候補ナンバーワンのところで暇さえあれば不動産情報を見るくらいマークしている地域ですが、実際に上記コメントの通りです。千葉で言うなら、津田沼の全体ではなく一角をしょぼくしたような感じというべきか。



 また同じく上記まとめ記事に引用されている上の地図も、前にも取り上げた奈良南部の闇を垣間見せるインパクトがあります。

 このほかまとめ記事内で、京都と奈良の県境の真上に立つ高の原イオンについての言及もありますが、これは今まで全く知らなかった事実で、租税管理の観点からも非常に面白いケースだと思います。それにしてもウィキペディアの中にある、「県境マニアの間では『日本で唯一の府県境をまたぐ大型ショッピングセンターとして有名であり、県境マニアの主な出没スポットとなっている」という記述はほんと意味わかんない(;´Д`)

テスラ記事の裏側

立ち直る中国自動車市場、テスラの独壇場に(JBpress)

 というわけで今日出た記事ですがアクセスはそんな芳しくありません。まぁ定期記事だし、内容的には価値があるからわかる人だけ読んでくれればいいとは思ってますが。
 この記事で冒頭に使っているテスラのモデル3の写真は我ながら結構気に入っており、仕事帰りのフラフラなゾンビ状態で撮影した割には上手く取れたと個人的に悦に乗っています。なおそのほかの角度だと一応下のような写真も撮ってました。


 このモデル3ですが、記事中にも書いてある通り中国で今バカ売れしています。街中で見かける回数は日を追うごとに増えており、記事では書きませんでしたが他の中国系メーカーのEVの客を明らかに奪っており、今後対抗馬はウェイライだけになってくるかもしれません。
 実際にそのコストパフォーマンスを見ると、500万~600万円で連続航続距離500㎞のEVが買えるなんて破格もいいところで、EVの市場販売の敷居がモデル3によって一気に引き上げられた感があります。なんか日本だとモデル3を取り上げる記事をあんま見ないような気がしますが、自分に言わせればかつてのランエボやインプが300万円以下であんな化物性能の車が買えたくらい反則な車だとモデル3についても思います。

 こんな風に書くくらいだから私もモデル3を割と贔屓にして好んでいるのですが、性能だけでなく外観も割と好みだったりします。単純に洗練されていることもさることながら、最近の車は馬鹿みたいに大口開けたようなでっかいグリルが付いた車ばかりで、そんなグリルが全くないという一点をとってもこのモデル3のデザインは良いとすら思います。
 ガチな話、ネットでも90年代の日本のスポーツカーが最近若い世代の間でも持て囃されていますが、地味にそれはグリルのあるなしも関係してんじゃないかと本気で思っています。グリルのないスマートさのある車をもっと他も出せばいいのに。

 これ以外で今回の記事について書くことはあんまないのですが、昨日友人とも話しましたが、自粛期間中の反動需要で、去年の実績もよくなかったからベース数も低いこともあって4月、5月は前年同月比プラス成長を予想していましたが、6月もプラス成長を記録したのは正直意外でした。反動需要はもっと早くに終息すると考えていたのですが、なんとなくの肌実感で7月もなんか好調そうな雰囲気が感じられ、もしかすると7月以降もプラス成長を決めてくるかもしれません。

 なお車に限らず、商店を歩いているとこのところ人出の多さにマジビビります。明らかに一般市民の消費意欲は反動需要のためか旺盛であるように感じます。気になるので先ほど小売消費額をさっと調べてみたら、全国では上半期において前年比マイナスであったものの、一部都市では6月の時点ですでに前年比プラス成長を遂げているところも出ていました。日本なんかはこうした社会統計ものの内容をほとんど記事にしないのと比べると、中国の経済記者は優秀だなとマジで思います。

2020年8月1日土曜日

タイヤメーカーの特殊性


 本題とは関係ないですが上記画像はベトナムでの初のコロナ死者を伝えるニュース記事に使われたものであるものの、一見してすぐ「ドラえもん?」という単語が浮かんできました。全身ブルーに黄色のシャツの組み合わせは、なんかいろいろと反則であるような気がしてなりません。

 話は本題ですが最近いろんな人に話していてそこそこ受けのいい話として、タイヤメーカーに関する特殊性の話があります。一体これはどんな話かというと、「自動車部品サプライヤーのうち、タイヤメーカーのみが完成車メーカーも従えることができない」という内容です。

 自動車部品サプライヤーは完成車メーカーの奴隷、などとよく言われますが、実際にそれは大きな意味では外れていません。年次コストダウンという慣習があるのも私が知る限り自動車部品業界くらいだし、その他カンバン方式の押しつけやゴーンカッターによる利益圧縮などなど、完成車メーカー直結のティア1サプライヤーを除けば多かれ少なかれ自動車部品サプライヤーは完成車メーカーの奴隷というくらい逆らうことができません。
 しかし知り合いのホイールメーカー関係者によると、「唯一タイヤメーカーのみ完成車メーカーに意見することができる」そうです。それは一体何故かというと、タイヤメーカーの売上げはアフターマーケットの方が大きいからです。

 自動車部品というのはサスペンションからハンドルやブレーキ、そのほかネジやボルトに至るまで、基本的には完成車メーカーにしか納入されることはなく、それ以外の売り先はごく一部の修理交換部品程度でしょう。一方、タイヤに関してはタイヤマルゼンホイールマルゼンを始め、市井の自動車部品屋、果てにはタイヤ専門店で年中販売されており、特に雪国の人はシーズンごとにタイヤの交換が必要で、その分頻繁に消費されます。そのためタイヤメーカーにとっては、完成車メーカーに納入する分よりもこうしたアフターマーケット、市場の小売店を介した売上げの方が実は大きく、尚且つ利幅も完成車メーカー向けよりも高いそうです。
 そのため完成車メーカーが他のサプライヤーのようにタイヤメーカーにもコストダウンを要求したところで、「わかりました。ならもうお宅には売りません( ´Д`)ノ~バイバイ」と言われかねず、力関係的に従わせることができないそうです。

 こうした背景を頭に入れた上で改めてタイヤ業界を見ると、日本だけでもブリヂストン、東洋ゴム、横浜ゴム、住友ゴムなど単独の部品に対し力のある巨大メーカーが何社もあり、また世界を見渡すとミシュラン、コンチネンタル、ピレリ、ハンコックなどこれまた世界大手がたくさんあったりします。しかもこいつらタイヤメーカー、本業以外にも結構手広く商売をしており、資本力だけでなく政財界に強い影響力を持つ企業も少なくありません。つまりはまぁ、それだけ儲かるってことでしょうが。

 やはり何よりも大きいのはタイヤは自動車部品の中でもある意味最も交換される回数が多い部品であり、尚且つ安全性能等への要求も高いため価格も落ちづらい商品であることが大きいと思われます。ついでに言うと、原材料の天然ゴムも比較的安価だし。
 そうした、自動車部品としてはかなり特殊な部類にある商品であることから、中国が自動車部品で世界的な企業を育てたいというのであれば、もっとタイヤ企業を支援するべきだろうとよく話しているのですが、聞いた人からは「まさにその通り(σ・∀・)σゲッツ!!」とよく言われます。もっとも、ガチな自動車業界関係者には話してないから、彼らからするとどのように見るか気になるところではありますが。

 なおホイールメーカーの人によると、タイヤメーカーの人と技術的なすり合わせは一切しないそうです。タイヤとホイールってまさにタイヤマルゼンホイールマルゼンの如く、二つで一つなセットだから協力とかいろいろしてんのかと思ったら全然そんなことはないそうです。その辺のところは完成車メーカーがやってるのかもしれませんが。