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2019年10月7日月曜日

ぶれない姿勢

 連休最終日、自宅で冷や飯とラーメン食べてから午後一時より四時まで昼寝した良い日でした。何気にこのラスト三日間は自転車で70km走って、スーパー銭湯で一日過ごして、半日昼寝するフルコンボでした。あと「はんにちひるね」って打ったら「反日昼寝」って変換されてどうしようと思った。

 話は本題に移りますが、一見すると不敬な行為でも、特定人物であれば不敬とならない行為も世の中にはあります。それは何かというと、さかなくんさんの戴帽行為です。
 知ってる人には早いですが、さかなくんさんはあのハコフグの帽子を上皇の目の前でもかぶり続けたことがあり、この時の行為についてごく一部でなおも不敬だと揶揄する声があったものの、圧倒的多数派「さすがさかなくん」、「彼であれば問題ない」という具合に称賛するような声のほうが多かったです。仮に他の人が同じ戴帽行為を取っていればこうはならなかったと考えると、どれだけさかなくんさんがすごい人物であるのかが見て取れます。
 なお水木しげるの通夜には葬祭仕様の真っ黒なハコフグ帽子を被ってきており、「バリエーションあったんだ」とばかりに、このときも称賛の声が相次ぎました。

 このさかなくんさんの戴帽行為についてどうして誰も失礼だと咎めないのか。理由はごく簡単でこのスタイルをいつでもどこでも貫いてて姿勢にブレがないからでしょう。初めてTVチャンピオンに出てきた時はまだ被ってなかったそうですが、近年においては被っていない姿なんて幻の魚に出会えるくらいほぼなく、彼本人のキャラクターもあって「あの帽子こそが本体」と一部で言われ、公式にも「皮膚の一部みたいなもの」とまで言われています。
 仮に場所によって被ったり被らなかったりといった姿があれば、やはり人によって失礼と言われるでしょうが、さかなくんさんの場合は一切そういうことがなく、被っている時こそがフォーマルなんだと逆に認められている節があります。

 なにもこのさかなくんさんの例に限らず、その姿勢や考えにブレがなければ、一見失礼な行為であっても周囲に認められて問題とはならなくなるものだと私も考えます。きちんとした根拠や価値観に基づいて決まったスタイルを維持するということは自己主張においても肝要であり、何がなんでもそれを貫くという姿勢は時間とともに周囲にも認められ、やがて称賛に至ることでしょう。
 逆を言えば、近年の日本を見ているとこうした姿勢の一貫性において色々と問題が多く見られます。次々と流行に流されるというのはただみっともなく、それであればまだオールドスタイルを固守する方が私も見ていて評価できます。

 ましてや政治家の主張や価値観においては言うに及ばずですが、近年は野党の合衆離合が激しくなってきており、以前と比べると政治的思想や主張はずいぶん軽くなったもののように見えます。もっともそれは、石破氏をはじめ与党においても同様かもしれません。

 最後に自分が一貫して維持しているスタイルを上げるとすると、真冬に絶対にコート、ダウンジャケットを着ずに、暖房もつけないということくらいです。以前は短パンにTシャツを必ずインするというサマースタイルもありましたが、最近というか今年の夏は忙しくて休日に外出することが非常に稀だったため、なんかあまりこれをやったような記憶がありません。

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