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2022年1月7日金曜日

中国の病院にある端末

 元旦から発症した扁桃腺は今日の問診で「もう大丈夫(多分)」と言われ通院も終わり、ようやく来週から通常勤務に戻れます。つっても仕事のストレスで今の時点でかなり鬱ですが。一応今週も午後は自宅勤務してましたが、改めて自分の仕事はかなりハードフルだなと今日やっててつくづく感じました。

 話は本題ですが今回自分は始めて中国の病院をまともに利用したのですが、かつてこの手の中国の施設では手際や効率が悪く、一事が万事というイメージを持っていたものの、IT化がかなり進んでて要領さえわかればかなり効率的になっていました。具体的には、診療カード(上海市民なら市民IDカード)を使えば病院内のあちこちに設置された専用端末からいつでも診察予約(翌日以降も含め)を行う事ができ、またそのまま診察料もスマホで決済することができます。
 といっても、同端末は病院以外だとまず使う機会のない端末なだけに、病院に来ている人の大半はその端末を最初から使うことはできず、ボランティアの介添えの元でみんな予約していました。自分は何度かボランティアに診察予約を入れてもらうのを横で見ていたので今朝は自分で直接操作して予約しましたが、「外国人でも使える奴いんじゃん(・∀・)」と横のボランティアたちが話してました。

 ただこの端末以上に恐ろしいかったのは、さっき出てきた診察券です。初診時に身分証見せて作ってもらいましたがこれがかなり便利な代物で、診察時に医師はこの診察券をリーダーで読み取ると過去の診察記録が一瞬で出てくるようになっており、カルテ情報も過去のものがすぐみられるようになっていました。でもってその診察時に追加すべき情報があったら、元のカルテにそのまま直接上書きするような形で書き足してました。


 地味に驚いたのが上の端末です。これは病院内で検査したデータを出力するための印刷装置なのですが、マジで右のリーダー部に診察券を通すだけで出てきました。そんなの当り前じゃんとか言われるかもしれませんが、今日自分は血液検査を受けており、この血液検査は通常の診察予約用端末を通して検査予約を行いました。
 その後、出された通し番号に従って指定された窓口で採血された後、1時間後にこの端末使うようにって書かれたレシートが渡され、1時間後にこの端末に診察券入れたら血液検査の結果が書かれた紙が印刷されてきたというわけです。

 その後、この血液検査の結果を検査を指示した医師のところに持って行ってOKもらって帰ったわけですが、実に合理的にできているなと非常に感心しました。なおこれ以外にも、処方箋なども医師が端末を通して指定した後、薬局側は患者が持ってきた診察券を読み込むだけでどの薬を渡せばいいかが分かるようになっているようでした。でもって一切合財の支払も、診察券一つで管理しているのでこれも読み取るだけで「じゃあこの金額で」と表示されます。

 最初でこそシステムに戸惑いこそするものの、同じ病院を何度も利用したりする人であればかなり効率的に使えるシステムになっていると正直に関s地ました。特に診察券一つで問診、検査、処方、支払をすべてカバーするというのは少なくとも日本で自分は経験したことなく、便利な世の中になったものだとも感じました。
 あとシステムの操作にまだ慣れていなかった時、周りのボランティアの方が次どこに行けばいいのかなどを含め、非常に熱心に教えてくれました。こういった対人マナー的なサービスもかつての中国からは想像もできないほどレベルが上がってきているのを今回感じたとともに、案外、「日本ならではのサービス精神」という言い訳も賞味期限が差し迫っているのかもという気にもさせられました。

 ただ、システムのIT方面に関しては非常に高い水準にあると感じた一方、中国ならではの問題から、未だ不便な点も見受けられます。それはズバリ言うと支払いで、知ってる人には早いですが中国の病院では何かするたびにお金を払う必要があります。具体的には、

診察を予約する
診察料を払う
診察を受けて検査が必要となる
検査料を払う
検査を受けて処方箋をもらう
薬代を払う

 こんな感じで、日本だったら最後に「診察料+検査料+薬代」をまとめて支払って終わりなところ、中国だといちいちお金を払わないと前に進みません。なんでこんなことするのかというと、治療だけ受けてお金払わずに逃げる人間がいるからです。そのため基本的に治療は前払い形式で、医療行為をするたびにお金を払う必要があるため何度も支払いを挟むこととなっています。この決済方式さえどっかで改善されたさらにシステムよくなるのに。
 恐らく、かつての中国の病院ではまさにこの決済部分がネックとなって面倒な場所になっていた気がします。ただ今はスマホ決済で決済にかかる一人当たりの時間がかなり省略されてきているので、いくらか面倒だなとは感じたものの支払窓口でめちゃくちゃ待たされるということは今回の自分にはありませんでした。


 上の写真は病院内の食堂で売っていたお菓子ですが、何故日本語が書かれたお菓子が売られていたのが不思議で写真撮りました。っていうか本当にこれどっから仕入れているんだ?

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