2026年4月30日木曜日

熊と戦ったプロレスラー

「いいお嫁さん」論が波紋...周庭さんが訴え「怖いですね」 「多様性」の意味「改めて考えて」(JCASTニュース)

 本題と関係ないですが上の記事見て確かに悪意はないんだろうけど時代の変化によって不快に感じる人もいる言葉だろうなと感じました。でもってじゃあどんな風に言ったら失礼にならないんだろうと考えて何故か、「いい半魚人になれますね」というフレーズが真っ先に浮かんできました。多分「パラノマサイト」を今遊んでいるせいでしょう。でも海女さん相手なら誉め言葉になるような気がする。


 それで本題ですが最近組長こと藤原喜明氏のコラムがよく見かけるようになりました。藤原氏はゲームの「龍が如く」にも初期から出演するなど露出の多い人で自分も昔から好きな人ですが、これらコラムを見るにつけ非常にユーモアがありプロレス関係なしに面白い人なんだろうなと密かに感じています。

 そんな藤原氏のエピソードの中でも特に出色のあるものとして、上のコラムにも書かれてある熊との対決でしょう。詳細は記事本文を読んでもらいたいのですが、昔テリー伊藤氏の企画でテレビ番組で熊と戦う羽目になったそうです。テリー伊藤氏には相手の熊は飼われていて人に慣れている安全な熊だと聞いていたそうですが、実際に現場に行ったら飼い主が血だらけで熊を連れてきており、話が違うじゃねーかと思ったそうです。
 そしていざ実際に対決するとやはり猛獣との力の差は歴然であり、数発タックルを食らって負傷し、続行不可能ということで終了しました。ただ藤原氏によると日本で再戦する予定だったそうですが、


 その舞台は、なんと千葉マリンスタジアム(現・ZOZOマリンスタジアム)。特番で話が進んでいたが、結局は企画自体がお蔵入りとなった。

 「日本でもう一度やるって決まったあと、準備を進めている途中で動物愛護団体からクレームが来てな。それで中止になったんだ。

 『クマをいじめちゃいけません』っていう抗議だったんだけど、馬鹿野郎、俺のほうが殺されかけてるんだよ!って(笑)。

 クマの心配だけして、人間の心配はしないんだからな。俺もなんとか死なずにすんだけど、クマとの闘いは、どんなプロレスラーとのケンカマッチより怖い。これだけは間違いないよ!(笑)」


 とのことで、昔も今もちょっとずれたこと言う愛護団体がいたということが示唆されています。っていうか藤原氏はマジキレていいと思う。
 なんてことを今日記事に書こうと思っていたら……



 なんと当時の映像がアップロードされていました。何気にこの対決、当時子供でしたが私も見ていて、藤原氏が「うおー!」っていうのをはっきり覚えていました。それだけに上のコラムも「あの時戦っていたプロレスラーは組長だったのか」という感慨を覚えていたのですが、改めてこの映像を見ると企画自体相当おかしいというかやばいとしか思えず、数百年後に「昔の人は人間とクマが戦うのを見せものにする気が狂ったことをやっていたんだよ」と語り継がれそうな映像に思えてきました。つうかマジでローマの剣闘士とか笑えない。

2026年4月28日火曜日

国旗損壊罪については岩屋氏の意見に完全賛成


 いま議論されている国旗損壊罪についてですが、結論から述べると上の記事で語られている岩谷氏の意見に自分も賛成で、日本国旗の損壊については一切の刑罰を設けず、外国の国旗損壊には設けるのが一番いいと考えています。余計な前置き抜きでその理由をつらつらと書いていくと以下の通りとなります。

 まず国旗というのはそもそも国籍の所属を示すマークの描かれた布に過ぎないというのが自分の根本的意見です。これが破かれようが燃やされようが誰かを物理的に傷つけるわけではなく、むしろこのような行為で国の埃や誉れが汚されたと考える方が逆におかしい気がします。言い方変えるとそう考える人はただの布に国体やらなんやら余計なものを勝手に重ねているように見え、ちょっと無駄に意識を高め過ぎているのではないかというのが私見です。
 さらに述べるとたかが旗如きにむやみやたらと感情を上乗せして過剰に反応するからこそ、実際に国旗損壊行為を行う人間たちの思う壺となっているのが現実でしょう。損壊行為を行う人たちはそうした行為にいちいち反応したり嫌がったりする人がいるからこそやるわけで、皮肉な言い方をすると国旗損壊行為に刑罰をつけようとする人がいればいるほど、そうした行為を助長させている節すらあります。

 逆にというか国旗が燃やされたりしても「だからなんやねん(´・ω・)」というような白けた態度をみんなで取っていれば、やってる方も馬鹿らしくなって段々損壊行為を続けなくなっていくと思います。大体こういうことする連中は怒ったり嫌がる反応する人間をわざと煽るためにやるわけで、刑罰なんてつけたりしたら逆に「俺は日本が禁止している行為を敢えてやるぜぇσ(゚∀゚ )オレ」みたいに余計にそういう連中を増やしてしまう気すらします。

 その上で外国の国旗に関しては、何らかの意図をもって日本国内で損壊行為が行われているのに日本人が誰も止めなければ、当事国の人の中には「なんやねん日本人は(# ゚Д゚)」と思う人も出てくると思います。そもそも他国の紛争とかを日本に持ち込ませるべきではないし、そういうことは第三国ではなく自国でやれという意味合いも込め、岩谷氏の言う通りこちらには罰則を設けてもいいと思います。
 中には前述の日本国旗との対応の違いに矛盾があるという人もいますが、日本国旗の場合には日本人は当事者となるのに対し、外国国旗の損壊ならば第三者という立場になります。その第三者の立場で外交や融和を推進するということを考慮するなら、やはりこっちには罰則を設けるべきでしょう。

 さらに話を進めるなら私は日本国旗の損壊を禁止する法律なんて作ったら、逆に日本の国家体制を弱めてしまうとすら考えています。これは何故かというと恐らく中国にいるからだと思いますが、自国に対する批判を制限する国というのは制限しない国に比べ国家体制が弱いことを逆に示すことになると考えているからです。

 先日、米国在住の中国人の方が「中国にも言論の自由はあるよ、但し一回だけどね」というブラックジョークを言っていましたが、あながち間違いではありません。中国は自国政府に対する批判は基本認めず、汚職が発表された者以外の政権幹部への批判はマジで収監するくらい平気でやってのけますし、国の制度や体制への批判にも敏感です。
 これは逆を言えば、こうした言論統制を取らなければ国家体制が維持できないことの顕れでもあります。逆に日本は政治家だろうと国家体制だろうと、果てには天皇制についても批判したところで罰されることはないし、そうした批判が表に出ても国家体制が揺らぐことはまずありません。こうした批判に対する日本と中国の態度を比べてみて、どっちの国家体制の方が盤石であるかと問われるなら答えは一目瞭然でしょう。

 今回話題の国旗損壊は民族ヘイトの手段として用いることが大半だと思いますが、国や政府に対する批判として行われることも考えられます。そうした政府批判とかの手段をいちいち刑罰つけて制限しようというのなら、そうした制限がない国と比べると国家体制が弱いのではと思えてしまうし、こうした法律を追加する時点で揺らいでいるのではと逆に思えてきます。むしろ国旗を燃やそうが破こうが「やりたいなら勝手にやれば、無駄なことが好きなんだねぇ(´・ω・)」という風に大衆が鷹揚に構えていられる国の方が、敵としてみたら国家体制が固くて手ごわいと相手国も覚えるように見えます。

 さらに言えば、戦前の軍部政権のように常に政府が正しい方針であり続けるとは限りません。そうした状況に至らぬためにも政権批判の手段を制限してはならないし、一定の批判手段の余地を残す方が国としてはより安定すると私は考えます。もちろん無関係の人を傷つけたり殺害するテロ行為のような批判手段は絶対に認めてはなりませんが、旗を燃やす程度なら失火に気を付ける規定さえ付けておけば認めておいてもいいんじゃないかと思います。まぁ下品だし全く生産的じゃないからやらない方がいいと思うけど。

 以上のような自分の考え方は岩谷氏に非常に近いと思え、実際上のインタビューを見て我が意を得たような感覚を持ちました。そのため日本国旗の損壊には刑罰なし、外国国旗の損壊には刑罰ありにすべきというのが私のこの議論における結論です。途中でも述べていますが、刑罰なんてつけると余計にやる連中を増やしてかえって逆効果にしかならないだろうし。

2026年4月27日月曜日

Meizuのスマホ市場撤退報道に触れて


 本題と関係ないですが上のイラン人が質問に答える動画で、

「日本での暮らしは辛くないですか?」
「この時期は花粉症が辛いんやで」

「イランの人たちは今何をしているんですか?」
「解体屋たちは自分たちが解体を請け負った建物を政府幹部の家だと嘘ついて米軍にリークし、米軍にミサイル撃たせて破壊させとるで」

 というやり取りが妙に面白かったです。


 本題に入りますが上の記事を見て、色々思うところがありました。というのもこの記事で特集されている中国スマートフォンブランドのMeizu(魅族)なのですが、自分も4年くらい使っていました。

 このMeizuは中国代表的な山塞メーカー、つまりiPhoneを模倣したスマートフォンを生産するメーカーから始まり、比較的お手頃な値段でそこそこの品質を保っていたことから中国市場で一定のシェアを獲得していました。確か2015年とか2016年くらいならアップル、サムスン、ファーウェイ、小米に続く形でシェアで4位とか5位とかに入っていた気がします。自分が使用していたのもまさにこの頃でした。
 使い心地は悪くなく、この記事でも触れられていますがOSが今使っているvivoよりも確実にわかりやすく、痒い所に手が届く使用でした。またメーカーが運営するサイトでは着信メロディとかでそこそこいいコンテンツが配信されており、多分ライセンス払ってないだろうけど何故か「恋愛サーキュレーション」とかも入手できました。まぁさすがに着メロにしなかったけど。

 そんなMeizuですが何故購入を続けなかったのかというと、単純にもうこれ以上買うことができなかったからです。確か2020年くらいだったと思いますが、上海市内の中心部から一切の販売店舗がなくなり、実質的にネットでしか購入できなくなりました。
 2018年くらいに機種交換した際はまだ専門店舗もあったのでそこで買い替えましたが、その際に店員に「景気はどうだい?」と尋ねたら「悪くない、と言わなきゃいけない」と正直な答え方してきたのをよく覚えてます。

 というのも2016年くらいから今も中国シェアで4位か5位くらいに常連のvivoやOPPOが猛烈なマーケティングを展開し、Meizuのシェアをどんどん奪い始めていたからです。よく覚えていますが、この両者はほんと街中のいたるところで販促活動を常に展開していて、それほどこの業界に興味なかった自分も一瞬でブランド名覚えるくらい激しくやっていました。
 またこの頃より中国の消費者でもコスパより品質、高級感を重視するトレンドが始まり、多くのスマホメーカーがそうしたやや値段高いモデルを用意していったのに対し、Meizuのみ安価なコスパモデルがラインナップの中心のままであり、明確に安っぽく見える存在となっていました。ここらへん、大体2018年ごろに勝負あった感があります。

 私自身も上海市内に店舗がマジでなくなりいざという時のサポートが受けられないという懸念からvivoに鞍替えし、現在も機種交換しつつ使い続けています。もしMeizuがまだ店舗を残していたら、レアなマイノリティブランド好きもあるため多分使い続けていた気がします。

 そんなMeizuについて上の記事では自動車ブランドの吉利傘下に入ったもののその後も経営は改善せず、スマホ事業から完全撤退が噂されていることを報じています。一時は愛着を持ったブランドだけに寂しい限りですが今後は車載OS事業に集中するとも書かれてあり、Yahooの記事ではそちらではそこそこ評価されているというコメントも見られるので、そっちの事業で今後も活躍し続けてほしいと密かに祈る次第です。
 Meizuを初めて使う前はサムスンの安いスマホを使ってましたが、決して悪くなかったものの、Meizuに切り替えたら電池がえらい長持ちだしOSも使い勝手よいことにビビり、中華スマホの威力を初めて体感した機種でした。その点に気づかせてくれた点でも深く感謝しており、値段も確か700元(当時で10500円くらい)と超安く、本当にいい思い出しかないブランドでした。

2026年4月25日土曜日

初等教育の重要性、特に国語

 昔友人が、「米国は初等教育に金をかけず、大学などの研究機関の高等教育に金をかける。何故なら世界から優秀な青年が米国の大学に留学するからだ。初等教育を外国政府に負担させ、自分たちはおいしいとこだけをいただいている」と評しましたが、実際その通りだと思いました。ただその結果として、今のトランプ政権が生まれたのではないかと思う節があります。
 偏見かもしれませんが、今「トランプに裏切られた」と言っている米国民はただのアホでしかないと内心思っています。トランプ大統領が耳障りのいいことを口先だけしか言わないことは彼の経歴からも明らかで、また単純に政治実務能力がなく、関税をはじめ余計なことばかりに実行力を発揮するのは目に見えていました。それでも彼を支持して投票したというのは単純に人を見る目、未来を見る目がなかったとしか言いようがなく、アホでしかない結論に至ります。

 まぁあの選挙当時、相手がカマラ・ハリス氏だったことから自分も米国民ならトランプに票入れたかもしれませんけど。

 そもそも彼のような人間が党内の予備選挙に勝つこと自体が色々あれだと思うのですが、その背景として米国の初等教育の低さがあるのではないかと勝手に思っています。初等教育に金をかけてこなかったからこそああした人を担ぎ上げてしまい、尚且つその結果がどうなるのかを見れなかったのではないかという気がします。
 少なくとも庶民層とエリート層の分断はかなり激しくなっていると聞き、この初等教育に金をかけず高等教育にのみ注力することで、米国は選挙方面でかなりおかしな状態に至ってきているように見えます。

 ただこれは米国だけを笑っていられるかというとそうでもない気がします。日本もこのところ闇バイトなどの犯罪犯した若者が「これで捕まるとは思わなかった」、「懲役期間は半年くらいだと思った」などというコメントをよく残しており、どことなく、何をしたらこうなるという想像力に欠けた人が増えているような気がしてきています。その想像力の減少ですが、突き詰めると初等教育、特に国語教育の劣化が原因ではと疑っています。

 昔の記事にも書きましたが、実際に現在の日本の小学校では英語などの科目を増やしたせいで国語の時間が減らされており、その影響から国語や日本語能力が劇的に落ちてきていることが各所より指摘されています。教育関係の仕事をしている友人も同じことを言っており、国語力の低下による想像力の低下が地味に大きくなっているように見え、米国みたく投票した結果がどうなるかがわからず勝手に「裏切られた」という人が今後出てくるのではないかと懸念しており、マジこの辺の初等教育をどうにかしてほしいと思っています。
 結論を言えば初等教育は大事で、高等教育のように目に見える国への恩恵はないものの、ベースラインを維持するためにももっと日本全体で初等教育の充実を図っていくべきな気がします。

アオシマの楽プラはマジいい




 例によってまたプラモの話ですが、このところ量産している接着剤不要のアオシマの楽プラにはまっています。価格が安く(大体2000円以下)1時間程度の空き時間でサクッと作れて、着色済みなので見栄えもいいし小さいので置き場所にも困らないというのもありがたいです。
 上の三枚の写真は先週作ったVWのビートルで、なんかやたら女性受けが良かったです。



 でこっちが今日作ったトヨタのC-HRです。先日誕生日を迎えたので自分へのご褒美としてサクッと買いました。まぁ誕生日関係なく買いまくってますが。
 このキットを買うきっかけにもなったのですが、リアのライト部分の表現は本当に見事だと思います。これ、二つのクリアパーツとシールだけでこの赤色の立体感を出しており、アオシマのこうした技術にはマジで舌を巻きます。また車の模型で白だとあまり映えないのですが、このC-HRはシールが就くとちょうど黒との対比が目立つようになるので、敢えてこの白色を選択して購入しました。

 真面目にプラモに興味ない人も楽プラは1回作ってみるのをお勧めします。安くて短時間で組み立ての達成感が得られるし、インテリアとしても部屋の中にこの手のプラモが1個だけあるとなかなか様になります。これが二桁行くとやばい奴の部屋になるのですが……。

2026年4月24日金曜日

自分が見た大人の発達障碍者

 多分今一番話題になっている漫画だと思う「みいちゃんと山田さん」ですが、先日発売された最新刊によると次巻で完結予定とのことで、フルスロットルのまま一気に幕引きまで突っ走る模様です。この漫画の内容は知ってる人には早いですが知的障碍者の女の子が普通平凡を目指すも叶わず、本人の特性以上に家族を含む周囲の人間に恵まれずに死んでいくというお話です。
 個人的にはこのあらすじ以上に作者の亜月ねね氏の漫画表現の上手さを自分は評価しており、主人公が前を向いて話す→振り向いて話す→また前を向いて話すというたった1ページ3コマのシーンながらキャラクターの動きをすごく感じ取れるシーンがあり、余計なコマを挟まず描写を描くのが本当に上手いと考えています。


 話を戻すと、そんなみいちゃんの中でも一番印象に残ったのが上のニナというキャラクターが出てくる話です。このキャラは大学を卒業して一般企業にも勤めたことがあったものの長続きせず、再び夜職ことキャバクラに戻ってくるのですがここでもうまくいかず、遅刻や忘れ物を繰り返し、最終的には店側に叱責されたことをきっかけに連絡もせず勝手に退職してしまうキャラクターです。
 このキャラについてははっきりと大人の発達障碍者であることが作中で語られており、知能こそ健常者並みにあるものの、他人の気持ちをうまく理解できなかったり、指示された行為を指示通りにできない、集中が続かない、ストレスにさらされるとすぐ逃げてしまう、部屋の片づけができないなどといった特徴を持たされています。本人も自分が並の人よりも劣っているという自覚があり、何もわからない人と比べ自分が無能であることが理解できてしまうことに悩むように描かれていました。

 ただ作中で10年後は一般企業に勤め、理解者にも恵まれ、相変わらずミスすることが多いもののおおむね幸せに生きている結末が描かれており、この作品の中では読後感の良い結末が用意されていました。

 この大人の発達障害ですが、ADHDや境界性知能などいくつか種類があるものの、作中でも言われている通り2012年頃はまだあまり認知が広がっておらず、自分の感覚でも2015年くらいから徐々に社会で認知されてきたように思います。逆を言えばそれまでこの手の人は迂闊だとか責任感がないなどと批判され、当事者たちも肩身の狭い思いしつつ自らの特徴とうまく付き合えない社会生活を送っていたと言われています。現在も世間の目は決してやさしくはないですが、以前と比べれば診断が下りていればその特性に合わせた働き方などを用意してくれる職場も出てきており、以前よりは改善していると思われます。

 なんでこんな大人の発達障害を急に語りだしたというかニナちゃんが気になったのかというと、見出しにも掲げている通り明らかに「きっとこれだったんだなぁ」という人間を自分が以前見たことがあったからです。具体的には同じ大学のゼミ仲間でしたが、そこそこいい大学に通ってはいるものの一番重要な授業であるゼミに何故か毎回遅刻してきて、最初は許していた講師もさすがに途中で怒り教室に入れなかったことがありました。それからは遅刻癖は少し収まったものの、その後も何度かやらかしていました。
 こんな具合なので大学卒業に必要な単位もかなりギリギリだったのですが無事卒業し、卒業直前に何とか得た内定先に就職もしたのですが、伝え聞く話によるとその後もかなりヤバかったそうです。自分も一度彼のSNSを見たのですが、何でも入社から1週間くらいで3回くらい遅刻したほか、勤務先が自動車部品メーカーだったので会社からお金を借りて車を買うもすぐに事故って廃車させ、その後なんと自ら借金してまたもう一台買っていたそうです。本人も借金で首が回らないと言っていたそうですが、なら何故買うと言いたくなります。

 それから数年して結局その勤務先を辞めるのですが、彼を支援する目的もあり簡単なデータ入力作業の仕事を私から回したことがあったのですが、最初はノリノリでやる気を見せる返事をしていたものの、何故か途中から一切連絡をせずに勝手に仕事を放棄していました。こちらが進捗を尋ねてもうんともすんとも言わず、学生時代を見ていただけに私も「まぁ彼だからな」と深く追求せずにそのままなかったことにして処理しました。
 その後何度かあったものの付き合いは薄れ、共通の知人から話を聞くに再就職した会社もすぐに辞め、その後うつ病になりなんか今は保育士をしているという噂を聞きました。何となくその仕事も大丈夫なのかなと思うと同時に、自分の特性を理解した上でそれとうまく付き合う生き方をもっと早く模索できなかったのかなという気持ちを覚えました。悪い奴ではないのですが、正直私も背中を預けられないというか一緒に仕事したくはない奴でした。

 はっきり言ってしまえば彼もニナちゃん同様、大人の発達障害を明確に抱えた人間だったと考えています。知能こそ平均水準より上であるものの、普通の人が「これ以上言ったらまずい」と考えるボーダーをあっさり超えてしまうというか、むしろ重要度が高くプレッシャーが上がると逆に放棄しようとする傾向が強くなり、言うなれば重要度の高いタスクほど実行、実現をあきらめる人間でした。でもってニナちゃん同様、本人も先ほどの遅刻を含めこうした逃避行為にいくらか負い目を感じてこういうことはよくないと自覚はしているものの、それを直そうとする実行力には乏しく、友達付き合いならともかく業務付き合いとなるとまるで信用がなくなるところがありました。

 私としてはあくまで友人関係で、前述の作業も代替がきくものだったために深く咎めませんでしたが、仮に雇用側や上司として接するとなるとどんな風な態度になったかわかりません。学生時代の時点で「ちょっとこの人は普通の人とは違う」とは感覚的に理解してはいたものの、正しい付き合い方となると正直今でもわかりません。
 などとグダグダ書いたうえで何が言いたいのかというと、冒頭のニナちゃんのような人間は決して漫画の中だけではなく普通に存在しているというのを自分自身、はっきり経験しているということです。だからこそニナちゃんの話が一番印象に残っているとともに、こうした人たちを社会でどう活用するか、付き合っていくかを少しは考えるべきだし、排除だけはしてならないという実感も持っています。

 もっともここでは綺麗事をいくらでも言えますが、いざその立場になったら私も良識的な行動を取れるか自信がないです。ぶっちゃけSNSマナーが病的に悪く、何度も拒否しているにもかかわらず不快なメッセージや画像を送り続けてくる友人に公衆の面前で罵倒したことが何度かあり、若干その友人にも何かしらの心理的起因があるのではないかと疑っています。中国だと街中で大声で怒鳴っても誰も気にしないからやってしまえるというのもありますが。

2026年4月23日木曜日

イラン戦争で完全に打つ手がなくなったトランプ政権

生かされた原点を見つめ糧に 最後の生存者と救った医師が再会 尼崎JR脱線事故21年(神戸新聞)

 本題とは関係ないですが上の記事で取り上げられている尼崎脱線事故の生存者の方については、事故当時の報道で見たのをはっきり覚えていました。ネタバレすると当時同じ大学に通っており、スポーツをしていたもののこの事故で両足を切断する羽目となった顛末に深い同情心を当時覚えていました。その方がこうして頑張っておられる近況をこうして見られたことは素直にうれしく感じます。

トランプ氏の威嚇発言が裏目に出てイラン優位に ボルトン元大統領補佐官の見解 停戦延長の背景(飯塚真紀子)

 それで本題ですが上の記事で飯塚氏などが指摘してる通り、もう完全にトランプ政権はイラン戦争について打つ手を失っているように見えます。これは言い換えるとイラン側からすれば粘れば粘るほど有利になる状況で、ホルムズ湾通過については今後妥協案が出てくるかもしれませんが、米国にとってはベトナムに次ぐ敗戦という結果になっていくのではないかと思えてきました。

 私自身、先日にトランプ大統領が「停戦延長はない」と発表したのを見て、「ああつまり停戦延長するってことね」と判断していました。というのもここ数週間の彼の発言は事実と真逆の結果にしかならず、具体的には、

・イラン軍は既に壊滅している
・米国は最良の結果を得ている
・ホルムズ湾はもう解放されている
・バンスは既にパキスタンへ出発している

 などと、どれも現実とは異なる発言を繰り返しています。こうした発言については飯塚氏の言う通り、有効な手段がないからこけおどしを言うより仕方ない状態だと私にも思え、今後も近い未来について彼が何か述べるとしたら現実には8割がた真逆の結果になると思っていい気がします。さらに言えばこんな風に現実から乖離した発言を繰り返していることから米政権内で方針が定まることはなく、対イラン交渉でも今後何度も話がひっくりかわり何もまとまらない状態が続くように思えます。
 イラン側もこうした米政権内の混乱、そして追加の攻撃を含め何ら有力な手段を持ち合わせていないことを見抜いているように見え、粘れば確実に有利になると見越していることから、ホルムズ湾でプレッシャーをかけつつ停戦を延長し続けたり、周辺国への攻撃を続けることでしょう。トランプだけにポーカーで言えば、何の役もないカードを常に見せているような状態です。

 皮肉なことを言えば、この戦争が終わるとしたらイラン側がイスラエル側に手痛い打撃を与えたときになるような気がしてきました。この戦争を始めて主導しているのはイスラエルであり、そのイスラエルがこれ以上の継戦を望まなくなった時に初めて終わるような気がするからです。そう考えると関係国は、イスラエルに圧力をかけることが一番この戦争を終わらせる手っ取り早い手段になる可能性があり、まじめにこの方針をもっと検討してもらいたいものです。

2026年4月22日水曜日

浅井長政は何故信長を裏切ったのか

 先日の朝倉義景の記事は最近の大河から浅井長政が何故信長を裏切ったのかという特集を見ることが増えたことで気になったため書きましたが、改めて長政は何で信長裏切ったのか気になり、ここ数日色々調べてました。これまでは単純に朝倉家との関係を重視したこと、特に長政の父である浅井久政の意思が大きいと思っていたのですが、今回改めて調べてみて少し考え方が変わりました。結論から言うと長政と信長の価値観の違い、言い換えれば戦国性のすれ違いが原因なんじゃないかと思えてきました。


 この考えに至るきっかけとなったのは上の記事なのですが、ちょっと長いですが織田家と浅井家の関係、特に浅井家の成り立ちについてかなり深くまとめられています。これを読んで一番感じた点としては、浅井家は領土拡大に対しあまり積極的ではなかったのではという疑念です。

 浅井家は元々近江にいた六角家から下克上するような形で独立した家なのですが、大名というよりかは有力国人という立場に近く、単独で生き残ることは難しいことから背後の朝倉家をよりどころにして独立していました。ただずっと六角家と対立していたわけではなく、浅井久政の代には従属的な立場を取ることで友好関係を結んだ時代もありました。ただこうした久政の態度は浅井家家臣の反発を受け、引きずり降ろされる形で長政に家督を譲る羽目となっていますが。

 異常のように浅井家は独立元である六角家とは対立していたものの、隣り合う朝倉家、あと美濃の斎藤家とは誼を結んでいましたが、その外交方針を見ると領地拡大よりもお家安泰、つまり自領の維持が最大目的であったように見えます。実際、浅井家の領土的野心が低かったと思える行動はほかにもあり、織田家と結んだあとの行動なんかかなり顕著な気がします。
 信長が足利義昭を奉じて上洛を開始した際、真っ先に敵対したのはほかならぬ六角家でした。しかし浅井家は信長の上洛作戦にあまり協力していたように見えず、進軍ルートこそ自国領を素通りさせたものの、徳川家などのように援軍を出すわけでもなく積極的に支援していません。自分の感覚ならこれまで対立してきた相手なだけに、織田家も出向いてくれるというのならアタックチャンスとばかりに一緒に出陣して領土拡大を図るものだと思うのですが、この時の浅井家を見るとそのような行動は見られません。

 ついでに書くと、浅井家は信長を裏切った後もその本拠地であり距離的にも近い岐阜に攻撃を仕掛ける素振りすら見せていません。さすがに国境の防衛は強化していますが、全体的に軍事行動に関しては朝倉家同様に鈍重である印象があります。

 話を戻すと、浅井家としては小谷城を中心としたこれまでの領土のみを維持さえできればそれでいいという方針だったのではないかというように見えます。自分たちの食い扶持を荒らされるには困るけど、かといってそこまで拡大意欲はなく、本領安堵さえされればそれで良し的な考えだったのではないかと思ったわけです。
 実際に近江こと滋賀県は戦国時代の当時においても物流などが盛り上がり、行商などでそこそこ豊かな地域だったそうです。領土を奪わなければ生きていけないような地域ではなく、現状維持の方に考えが傾くのも考えらえると思います。

 そもそも戦国時代を見ると、領土拡大よりもこうした現状維持を優先する大名の方がむしろ多かった気がします。信長や信玄、あと後年の伊達政宗のように領土拡大に積極的だった大名の方がむしろ異端で、現状で食っていけるのならそれでいいという大名の方が多数派であったと思います。そしてそんな考えだったからこそ、長政は異端な信長の行動についていけず裏切ったんじゃないかというわけです。

 浅井家からすれば織田家の領土拡大意欲と速度は理解を超えたものだったように思え、敢えて現代企業で例えるなら商売敵(六角家)を牽制るため提携したところ、その提携先(織田家)はあっという間に商売敵を追い込んで潰してしまったどころか、これまで共存共栄関係にあった別の提携先(朝倉家)も「生意気だから」という理由で潰しにかかってきたような感じなんじゃないかと思います。浅井家としては今の商売で十分食っていけるから商権さえ維持できればいいのに、織田家と組んでみたら拡大にやたら熱心で、周辺の商圏を全部取ってしまいそうで、このままだと浅井家も取り込まれるのではないかという風に懸念するのも無理ない気がします。
 そもそも六角家を下し、朝倉家も下したとなると、東は信長の本拠地である美濃にあたり、浅井家が領土拡大のために進出する方向は完全になくなります。となるとその後は大名とはいえ行動の自由はなくなり、信長にいいように使われてしまう可能性も高いわけで、この辺の懸念も影響したかもしれません。

 以上の通り、長政と信長で領土拡大に対する意識で大きな隔たりがあったからこそ、織田家の急激な躍進や軍事行動に懸念を覚えたというかついていけないと思い、あのタイミングで長政は裏切ったのではないかという結論に至りました。浅井家からすれば、あそこで朝倉家を見捨てたとしてもその後に口実をつけられて潰されるかもしれないという風に思ったかもしれず、実際この辺の浅井家側の懸念をほぐすような行動を信長は取っておらず、その危機感を煽っていた節があります。
 敢えて例えるなら、織田家は領土拡大に積極的な中国だとすると、現状維持できればいいけど中国が何してくるかわからないと懸念している日本の立場が浅井家に近かったように思えます。実際、浅井家の領土は安土や岐阜といった信長の本拠地に近過ぎており、あのまま織田家に従ったとしても最低でも転封で飛ばされていたでしょう。

 ただやはり腑に落ちないのは裏切り後の浅井家の行動で、もっと信長の本拠地の岐阜に迫るなど牽制してもよかったのではないかと思います。そう考えると軍事面でもあまり才能がなかったのかもしれません。

2026年4月21日火曜日

気になるはどっちの事故?

 今日はアクション対魔忍で新キャラ解禁なため時間が取られたことにより、短くまとめる記事ネタとして10式戦車の事故について簡単に触れます。この事故、やはり兵器の暴発事故ということで最初の報道から大きく注目されていますが、個人的には確かに気になるもののやや反応がデカすぎるという印象があります。確かに珍しい事故とはいえあまり公になっていないだけでこの手の事故はかねてより遭ったと思われるし、F-35の墜落事故も含めあり得ない事故という風には思えません。
 もっとも、こういう事故がロシアやウクライナでは今日常的に起きているということを考えると心が痛みますが。


 それよりも自分が気になるのはこちらの先日起きた川崎クレーン事故です。工法の問題性などが現在追求されていますが、そもそも一部報道によると、当日は強風で施工基準によると本来なら作業をストップしなければならない水準にもかかわらず、現場に風速計がないばかりか誰も管理しようとせず、作業を続行したことで事故が起きたともいわれています。
 上記の読売の報道のように今回行われた工法は初めて行うものだったということですが、それにもかかわらずあの風速環境で続行したということ一つとっても、まともな施工会社でなかったのではという疑念がもたげてなりません。そもそも5トンもする重りに重機を載せて作業していたという点も、素人ながら正気を疑う工法であるように思え、であれば海上に突き出した状態でカッターで切り落とす方がなんぼもマシだったのではと思えてなりません。

 この事故ではいまだに遺体が見つからない行方不明者もおりますが、事故内容から考えると遺体はバラバラになって海中で流された可能性が高いように思え、その不憫さにはこれまた心が痛みます。個人的にはこの事故の方が反省や対策すべき点が10式の事故より多いように思え、関係者側の次の発表を心待ちにしています。

2026年4月19日日曜日

急に朝倉義景が気になってきた



 先週遊びに行った天津の公園に何故か戦車が置かれていたので写真撮りましたが、二枚目の写真の看板には「軍用機械危険 立入禁止」と書いてますが大人も子供もガン無視していて誰もとがめません。This is 中国。

 話は本題ですが先日ふと、朝倉義景が気になりました。朝倉義景というと浅井長政とともに北陸方面で信長と長く戦った勢力の一角で、事実上、信長包囲網の最前線を担った人物であり、彼らの敗北によって信長は中部から近畿の覇権を確立して事実上天下を射止めたとも言えます。
 そんな朝倉義景ですが世間一般の評価は高くない、というよりほぼ無能という評価で一致しており、信長包囲網が失敗に終わったのは朝倉義景の戦略ミスや判断ミスに起因するとまで言われています。実際に武田信玄をはじめ、「なんでお前肝心な時にばかり撤退すんの?(# ゚Д゚)」と、冬が来るたびに越前こと福井県に引き返すことに詰問した大名は数知れません。そもそもそれ以前に信長が上洛するきっかけとなった足利義昭を最初に保護していたのは朝倉義景でありながら、上洛する意思を見せようとしなかったことから信長の元へ走らせてしまっており、信長と戦うきっかけはここに起因するというのもなかなか味なものがあります。

 どうして朝倉義景が気になったのかというと、少なくとも上記の通り足利義昭が最初に亡命先に選ぶなど、当時としては一定の勢力を持っていたという点です。実際、浅井長政も朝倉家との同盟関係を頼りに六角家と戦っていたともいわれ、当時の滋賀、福井においては大きな勢力を保っていたと考えられます。
 その上で、一体何故浅井長政が信長を裏切り朝倉家についたのかという点でも気になりました。従来は朝倉家寄りである長政の父親の久政によるゴリ押しという説が強かったものの、近年になって長政自身が旗印を変えたともいわれるようになり、この辺の外交というか浅井家にとって朝倉家はどんな存在だったのかという点でも興味を持ちました。

 改めて調べてみたところ前述の通り軍事行動については弁護の余地がなく、姉川の合戦をはじめ戦場ではさしたる戦績は見せず、また牽制として信長に圧力をかけるための軍事行動も本当に肝心な時で勝手に抜け出して包囲網の崩壊を招いています。ただ内政に関してはかなり評価されているようで、当時の敦賀市周辺は京都よりも栄えていたという声もあり、義昭が亡命してきた点からもその通りだったという気がします。
 また失敗の多い軍事行動に関しても、朝倉家家中があまり統一されていなかったという負い目もあったという分析がされています。従兄であり最後に裏切って義景に引導を渡している朝倉景鏡をはじめ、分家筋の勢力の独立心が強く命令にもあまり応じなかったり、義景自身に跡取りとなる息子が夭折しておらず、家中の統制が弱かったことが軍事面の弱点であったと指摘されています。まぁ同じ条件の上杉家では謙信ががっちり統制していたのと比較するとやっぱ義景は無能ってことになりますが。

 あともう一つ弁護するなら、義景の敵勢力であったのが一向一揆だったということでしょう。いまの福井県、石川県に跨るエリアには一向一揆の総本山である本願寺があり、そもそも一向一揆自体が越前から始まっています。この勢力には朝倉義景もかなり手を焼いており、上杉家と組んで挟撃を仕掛けたりもしていますが鎮静化できず、宿敵である信長同様にかなり手を焼いています。もっとも信長包囲網の時に足利義昭の仲介によって和睦していたそうですが。

 以上をまとめると、確かに軍事面での失敗が目に付くものの家中が統一されていなかったなど負い目もあり、また内政に関しては文句なしに大した指導者であった節があります。そう考えると乱世ではなく治世であればそこそこ功績を残せたかもしれない人物で、実際に義景自身も文化振興に対する意識の方が強かったそうです。そういう意味では生まれた時代をやや間違えてきてしまった不幸を彼に対して同情的に覚えます。
 最後に関係ないけど、同じクラスに浅井、朝倉という名字の二人がいたらいいコンビになるような気がしてなりません。音読み順でもかなり近いし。

2026年4月18日土曜日

ロボットに「顔」は必要か?

交換式がカギ?ロボット用マニピュレーターの将来価値

 最近アップロードされた自分の記事が上のリンク先ですが、そこそこロボット関連記事を書いて長くなってきたことでこの業界に対する知見も日経平均並みに上がってきました。とはいえ記事を書く上で意識しているのは素人臭さで、素人でも興味が持てるとか内容が理解できるようなロボット関連記事を書くようにしています。
 これはこの業界の記事がやたら専門的なのが多く、一般読者にとって敷居が高すぎると前から思っているからです。上の記事なんかもかなり素人臭く「手首取り換えられたらめっちゃ便利やん(´・ω・)」という発想から書いただけで、こういう視点が地味に自分の強みだなと感じています。

 それで話は本題に入りますが、人型ロボットなんかも大分出てきていますが現在のところその顔の造形はメカメカしいものばかりで、これはというくらい特徴があったり一発で覚えられるような顔のロボットはまだ見かけません。このロボットの顔ですが、そもそも必要なのかという意見もあるでしょうが、結論から言えばやはり必要だと私は考えます。その理由というのも、


 最近上の、ホビー用ロボットにトーマスの顔をつけた動画を見まくっているせいです。

 仮に戦場で、こんな顔した巨大ロボットに出くわしたら一発で戦意失う気がします。それほどまでに顔の造形というのは人間の心理に深く刻み込むものがあり、この顔のあるなしではロボットも性能以上に印象が変わってくるかと思います。
 なおこのシリーズで地味に好きなのは、


 この英国を代表するキャラクターのトーマスと、英国面を代表する兵器のパンジャンドラムのコラボした奴です。この造形といい発想といい、これ以上なく英国というものを表現した見事な逸品であるように思えてなりません。
 ちなみにマジになって書くと、二次大戦期と違って今では姿勢制御とか段違いに性能上がってきているから現代でパンジャンドラムを作ったら意外と活躍するのではという妙な期待が持ち上げてきています。まぁボビン状にするより、普通にカートに爆薬載せて走らせるほうがいいでしょうが。

2026年4月16日木曜日

再審における検察の抗告禁止案について

袴田さん姉「検察抗告なし、に」 再審制度見直し、修正案を批判(共同通信)

 現在改正案が審議されている再審における抗告の取り扱いについて上記リンクの通り、冤罪を負いながら無罪が認められ釈放された袴田さんの姉が抗告を完全禁止すべきという意見を出しました。自分も全く同感であり、このごに及んで抗告制度を残そうとする検察及び法務省には逆に不信感すら覚えます。

 抗告制度について自分の理解でかいつまんで説明すると、一度判決が確定した案件について冤罪や事実誤認があるという受刑者らの申請によって、三審後にも再び審理を開くことが再審制度であると考えています。この再審の請求に対し検察側は抗告をすることで、再審の開廷を止めることができます。最終的には裁判所側が判断することで抗告があったとしても再審を開くことは可能であるものの、抗告があることで開廷までのハードルは確実に引き上げられることとなり、実際に抗告が出されたことで袴田さんの事件をはじめ、再審開始まで何年もの月日を無為に浪費することとなった冤罪案件が数多く存在しています。

 そもそも検察としては自分たちが起訴した案件に再審、つまり疑義を呈されることから、そんな反論を認めるはずがなく再審請求があれば抗告を出すに決まっています。それこそ勝ち目が薄ければ尚のこと遅延戦術に出るだろうし、受刑者が寿命で死ぬことを期待して延々抗告を出し続けることも十分考えられます。こうした運用というか制度はどう見たって公平とは言えず、検察が自らの不正や失敗を覆い隠すのに有利な制度であるようにしか見えません。
 そもそもこの抗告が制度として、社会にプラスとなる恩恵をもたらした例があるのか疑問です。主だった冤罪案件にはほぼ確実にこの抗告が用いられており、自分が見る限りでは冤罪解明を遅らせるだけしか機能を果たしてないような気がします。今回法務省は抗告の審理期間を1年以内にするという妥協案を出してきていますが、こんなくそみたいな主張をする以前には抗告が社会に対しプラスとなった事例を出してみろと言いたいものです。

 さらに言えば大川原化工機事件や北海道ハンター免許剥奪事件をはじめ、近年の日本の検察に関しては明らかに判断がおかしく、国から与えられた権力を使って社会へ無為に混乱を招いているケースが目につきます。仕事舐めてるんじゃないかと思いたくなるような無能ぶりであり、この抗告制度の廃止を含めその権力を剥ぎ取る必要があると思えるのですが、どうも本人たちは反省がないのか、いまだにこうして抵抗しているのを見るとほとほと呆れてきます。
 以前にも主張しましたが、意図的であることがほぼ明らかな冤罪を引き起こした検察官らに対する刑事罰制度も必要であるように思え、抗告禁止にとどまらず検察に対する規制や制限をもっと増やしていくべきでしょう。

2026年4月15日水曜日

特定キャラに肩入れして台無しとなった作品

 先日「特定キャラへの肩入れはよくない」という見出しで、特定キャラを愛するあまり偏った贔屓とかを作品で見せると作品そのものの価値を損なってしまう危険性について触れました。そこで今回は、個人的にまさにそうなってしまった作品と、贔屓にされたキャラクターを具体的に挙げて冷笑じゃなく例証していきます。

高遠遥一(金田一少年の事件簿)
 このキャラは金田一少年の事件簿に出てくる犯人の一人なのですが、ほかの犯人は基本シリーズごとの使い捨てで、一回登場したら自決するか捕まるかしてその後は出てこないのが定番です。しかしこの高遠は数少ない例外で警察の捜査から逃れ、ほかのシリーズにも登場しては犯人となる人物を唆して殺人を行わせるトリックスター的なキャラクターにされています。
 数ヶ国語を扱う(言語舐めるな)上に犯罪トリックをいくらでも指導するなど滅茶苦茶な天才として描かれ、私に限らず多くの人から原作者などにやたら愛されていると指摘されています。ただその溺愛ぶりについては一読者である自分からみると正直白けるものがあり、話の展開に詰まったからとりあえずなんでもできる天才キャラを配置して、無理やり話し作ってるようにしか見えませんでした。

 それ以前に、この高遠というキャラクター個人に対して私は全く魅了を感じませんでした。いつもなんでもわかっているようなセリフを吐きながら悉く金田一に悪だくみを見抜かれ、警察には捕まるけどすぐ脱獄するなど展開がお決まり過ぎてざらであり、シリーズによっては過去と矛盾することを平気で口にするなど作者にとって「都合のいいキャラ」にしか見えませんでした。
 私の周りでも高遠を評価する人は見たことがなく、またシリーズもこいつが出てくると大体つまらなくなるように見え、むしろいない方がよかったキャラではと思っていました。


 こちらはゲームのキャラクターですが、一時はこのキャラの評価を巡って滅茶苦茶掲示板が荒れていました。詳細は上のゲーム解説に詳しく書かれていますがかいつまんで話すと、作中でこのキャラだけ異常に持ち上げられており、また人を殺そうとすると呪われるような世界観設定に反して殺し屋稼業を営みながら全く呪いを受けなかったり、とにもかくにも特別扱いが極端になされていたことから批判の的となっています。
 そもそもこのゲーム、明らかに当初の発表ではこのロゼではなく別のキャラがヒロインとして紹介されていたにもかかわらず、途中から過去の発表はなかったことにされ、ロゼが作中メインヒロインとしていつの間にか変更されていました。プロデューサーは頑なにこの事実を認めなかったもののさすがにそれを信じるには無理がある状況で、むしろ否定していることからこのロゼの異様なゴリ押しはプロデューサーの意向によるものだったとみられています。

 この見ていて不快に感じるほどの贔屓ぶりにゲームそのもの内容の拙さからゼスティリアの評判は非常に悪く、実際この作品以降、それまでは雨後の筍の如くシリーズ作品が連発されていたテイルズシリーズのリリースが急に止まるようになり、テイルズシリーズそのものに大きな打撃を与えてしまったようにすら見えます。かつてはドラクエ、FFに並ぶ日本三大RPGシリーズとも言われましたが、今やその地位はペルソナシリーズに完全に取って代わられているように見え、ゲームそのものではなくシリーズそのものを貶めたある意味凄いキャラでした。
 なおこのゼスティリア、ゲームは前述の通り評判は悪かったのですが、アニメ版は原作完全無視ともいうくらい内容改変が行われたそうなのですが、その結果がめちゃくちゃ高い評価となっており、「あのガタガタな原作をどうしてここまで立て直せるのか(;゚Д゚)」という妙な評価のされ方されていました。そのゼスティリアのアニメ版監督ってのが「鬼滅の刃」の監督というあたり、大ヒット作を作る片鱗をこの作品で見せていたと言えるでしょう。


 またゲームのキャラクターですが、この夜鳥子(ぬえこ)というキャラクターは「俺の屍を越えて行け2」に出てくるNPCキャラクターです。この作品はとがった作りしていてプレイヤーが使用するキャラクターはすぐ寿命で死んで、死ぬ前に作った子供のキャラクターを次々と切り替えて戦っていかなくてはならないのですが、夜鳥子だけは半永久的に登場し続け、しかも一部のボス戦で必ず使わなければならず、攻略する上で使いたくなくても使わなければならないキャラクターだったそうです。
 このようなゲームシステム面だけでなくシナリオにも食い込む、というかプレイヤーキャラクター以上にストーリーの中心に据えられており、発端となる事件からラスボスとの因縁も全部夜鳥子が担っており、エンディングにおいてはむしろ主人公であるはずのプレイヤーキャラが置いてきぼりで話が進められるような始末でした。

 それほど贔屓にされながらこの夜鳥子というキャラの人気はそれほど高いとは言えず、むしろ必ずしゃしゃりこんでくることからウザいとみられ、「このキャラがいい!」と評価する声はマジで一つも目にしない一方、「こいつさえいなければ……」という怨嗟の声はこのゲームのレビューで必ず入っていました。
 そもそもこのキャラ、このゲームのプロデューサーである桝田省治氏の小説に出てくる登場人物が元となっています。設定はいくらか変えられてはいるものの、自作の小説キャラクターを縁もゆかりもない別のゲーム作品に流用するのはさすがに無理があったのではと思え、またそんな無茶をやらかすくらいこのキャラに入れ込み過ぎた結果、桝田氏の思いとは裏腹に不評を買うだけのキャラとなったのは皮肉な結果でしょう。

 ちなみに自分は前作の1は非常にやりこんでいて2も遊ぼうとしていたものの、あまりの不評ぶりから手を出すのを控え、中古で安くなっているのをみて(確か千円)ようやく手に取りましたが、オープニングを一目見て「あ、これ違うな」と思ってそこで遊ぶのを止めてしまいました。何となく、ゲーム内の美術が前作と根本的に入れ替わっており、趣味の悪いものになってしまっていると直感で感じました。


  番外編
 以上までで特定キャラを贔屓にし過ぎて失敗した作品を紹介してきましたが、それらとは真逆の結果となったのがこのライナー・ブラウンが出てくる「進撃の巨人」じゃないかと思います。

 このライナーは超人気作の「進撃の巨人」で裏主人公ともいえるほど序盤から終盤まで常に登場し続け、物語の核心に居続けたキャラクターです。作者自身も一番のお気に入りキャラクターであることを公言しており、自分が尊敬する先輩をモデルにしていることをはじめ、インタビューで聞かれてもないのにライナーについて語りだす(しかも延々と……)など、ライナーに対する入れ込みぶりは常軌を逸するほどのものとなっています。
 しかしそんな作者の入れ込みようとは裏腹に、作中におけるライナーの扱いは悲惨そのものとしか言いようがありません。蹴ったり殴られたりするのは当たり前なうえ、時折発するストーカーじみたセリフから作中のキャラクターはおろか読者からも気味悪がられるほか、しょっちゅう手足を切られたり拷問されたり殺されかけたりしています。挙句には良心の呵責に悩まされて深刻な精神分裂症らしき症状を起こしたり、自殺を図ったりするなど精神的にも作中で追い詰められています。なお自殺未遂シーンに関して作者は、そのコマを拡大印刷して壁に貼っていたそうです。

 こうしたひどい扱われようから、ライナーについてネットでも「サディスト(作者)に愛された」、「悲しきラブドール」など、その愛着に反した仕打ちぶりに同情する声が非常に根強いです。ただ読者からの評価は決して引くなく、むしろ明らかに人気キャラ(ネタ的な意味でも)に入っており、実際私もこの作品の中で一番好きなキャラクターだったりします。
 前述の良心の呵責に悩むシーンは強いリアリティを感じられ、虐殺と戦争の渦中にある人物の姿を非常に良く描いているとすら感じました。やってることは確実にクズな行為ですが、そのクズぶりを自ら自覚して悩む姿はこの作品のテーマに深く合致するものである気がします。

 何が言いたいのかというと、突き詰めると作者が特定キャラに入れ込むかどうかではなく、明らかに不自然に感じられるほど持ち上げてしまうことの方が作品を損なってしまう行為なのでしょう。作者のライナーへの溺愛ぶりはかなり異常な部類ですが、決してライナーを作中で持ち上げることはなく、その行為の肯定や否定といった評価は理に適っており、読者の共感を得るものだったからこそ彼は人気キャラになったのだと思います。これがきちんとできなかったのが最初の3キャラクターで、単純に作り手の腕が未熟だったゆえに入れ込むキャラクターどころか作品そのものも不人気にさせてしまったと言えるでしょう。
 まぁそれはそうとして、改めてライナーの扱い見ているとマジ泣けてくる。普通に早く死ねた方が多分幸せだったろうな(´;ω;`)ウッ…

2026年4月14日火曜日

北海道のハンター猟銃の検察による廃棄事件

勝訴ハンターの猟銃、返還されず 検察「適正に廃棄」(時事通信)

 他人事ながら見ていて本気でむかっ腹が立つニュースです。詳細はリンク先の記事にありますが、かねてから各方面で注目されていた熊猟に駆り出されたら違法な発砲だったとして猟銃免許を取り上げられたハンターの方が、この度最高裁で処分が違法ということで猟銃の返還を求めたところ、検察が勝手に廃棄していたそうです。
 証拠品として押収しておきながら勝手に廃棄するというこの行為は理解しがたい上に、本来なら最高裁判決後にすぐ持っていく、または廃棄してたなら謝罪に行くべきものを、今日この日まで黙っていつつ、「適正に廃棄した」というこの言い分はなんだ、人を馬鹿にし過ぎじゃないかと思えてなりません。自分が当事者だったら間違いなく椅子で検察殴ってると思うくらい失礼な対応だと思え、勝訴されたハンターの方はよく堪えたものだと感心します。

 というか証拠品として押収していたものを勝手に処分していたとなれば、法律には詳しくないですが証拠の隠滅行為に当たるのではないかと素人目に思います。そもそもこの事件で猟銃の押収が必要だったのかという時点で怪しく、また指摘されているようにこの事件で全国の熊猟ハンターが委縮することとなり、熊対策の上でも大いにマイナスとなっていて、あらゆる方面で北海道の公安、検察はみんなの足を引っ張っているようにしか見えません。

 なお証拠の偽造や隠蔽に定評のある前田恒彦は京都の小学生行方不明事件の記事にはせっせとコメント残しておきながら、本来の自分の専門分野であるこの件に関してはなんもコメント残さないのが見ていて苛つきます。お前の専門性を生かすとしたらまさにここだろと思うのに、一体何をやっているんだか。まぁそういう期待を無視できるくらいずぶとい奴だから、あんな事件起こしておきながら偉そうに法律語ってるんだろうが( ゚д゚)、ペッ

2026年4月12日日曜日

特定キャラへの肩入れはよくない

28年NHK大河ドラマは「ジョン万」 主演は山﨑賢人に決定 ジョン万次郎を描く(ガハろぐ)

 ちょっと日が経ちましたが先日、再来年の大河にジョン万次郎が採用されたことが発表されました。彼については自分も長年あまり把握していませんでしたが、その波乱万丈の人生に日本に対する大きな貢献ぶりにしてあまりにも世間の認知が低いと感じていただけに、今回の採用を歓迎するとともにこれをきっかけにもっと評価が高まればという期待があります。
 上のまとめ記事でもおおむねこうした見方というか歓迎する声が多いのですが、人目に泊まったコメントがありました。


◇ 94: 名無し 2026/04/09(木) 14:38:34.50 ID:IamTIIQY0
幕末は風雲児たち読めば大体把握できるわ
なお未完の模様

◇ 97: 名無し 2026/04/09(木) 14:40:39.05 ID:E/4jPaAE0
>>94
幕末編になるまで面白いけど龍馬でてくると糞なのは草なんだ


 これ見て、「ああ、俺以外もそう思う人いるんだな(;´・ω・)」という感想を持ちました。

 ご多分に漏れずというか、自分もジョン万次郎について詳しく知るしっかけは上のコメントに出てくる「風雲児たち」というみなもと太郎の漫画からでした。これまであまり触れられてこなかった江戸時代の数多くの人物たちにスポットを当てていて文字通り目からうろこの作品で、最上徳内をはじめとしてこれまであまり把握していなかった人物について自分が詳しく知るきっかけにもなりました。
 そうした経緯から個人的にも高く評価している作品なのですが、上のコメントと全く同感というか、何故か龍馬が出てくるシーンは毎回、ヤバいほどつまらなかったりします。作品冒頭でも登場させるなど、明らかに作者は龍馬を贔屓にしていて恐らく幕末の人物の中で最もお気に入りであったのだと感じるのですが、何故か龍馬がこの漫画に出てくるシーンはつまらないというか、正直に言えば吐き気すら催すほど読みたくなくなる仕上がりになっています。

 具体的に説明するのがちょっと難しいのですが、ほかの人物に関してはギャグを挟みつつもわかりやすくその行動や業績を描いているのに対し、何故か龍馬だけは子供向けストーリー漫画のように幼稚な演出とともにしょうもない描かれ方していて、龍馬が出てくるシーンだけまるで別マンガのように見えました。龍馬自身のキャラクターも無駄に、必要以上に幼稚な性格として描かれていてキャラクター的魅力は皆無に等しく、むしろ見ていてイラつくようなキャラとなっています。
 前述の通り、作者は龍馬が一番のお気に入りであるとことあるごとに言っているのですが、この漫画の描かれ方を見る限り、「むしろ、本当は龍馬が嫌いでわざと悪く書いてるんじゃねぇの?(;´・ω・)」とすら思えてきました。ただ実際はそんなことはなく、単純に好きすぎるが故の暴走の結果としてひどい描き方になってしまったのだと思います。

 この漫画に限らず、作者がお気に入りだと公言するキャラクターほど意外と人気が取れないというか読者に嫌われる例はほかにもたくさんあるように見えます。作者が明らかに贔屓に際立たせて描こうとしているのですが、逆にそれが透けて見え、「なんでこいつばかりよさそうに描こうとするんだよ」的に余計に読者から反感を買う結果となるようなパターンです。
 端的に言えば見出しに掲げたように、漫画家や小説家が特定キャラに肩入れすると逆にそのキャラは読者にとって見栄えが悪くなる確率は高くなるように思えます。古典的なメアリー・スーじゃないですがそうしたキャラが出てくると劇中の描写が狂うようになり、創作においてはほぼマイナスにしかならないでしょう。「風雲児たち」に関しては龍馬が完全にそんなキャラとなっており、自分もこの漫画を見返すときは龍馬が出てくるたびにページを飛ばすようになっており、もし生前に作者に会うことがあればこの点をはっきり伝えたかったなとすら思っています。

2026年4月9日木曜日

小学生の時の方が時間なかった(´;ω;`)

ラサール議員、議場を沸かせる「芸能界の人間は住宅ローンをなかなか組めません。だけど“どこでも断られたらスルガ銀行に行け”と言われておりました」(ABEMA TIMES)

 本題と関係ないもののラサール石井氏についてはあまり評価していませんでしたが、芸能界出身という出自から強い納得感のあるコメントだと思いました。これに限らずアベマタイムスは国会内の議論をわかりやすく切り取ってこのところ記事を出しており、政治への国民の関心を高めるうえでよく頑張っていると陰ながら評価しています。


 それで本題ですが、上の記事見て最初に思ったのが「俺も……(´;ω;`)ウッ」でした。自分は小4から塾通いさせられましたが、小5では火曜木曜に授業があり、日曜日にはテストがあってこの時点で週三で塾でした。でもって小6になると月下水に授業、日曜日もテストで週四塾通いとなり、今更ながらまぁよく耐えたもんだという気がします。
 しかも夏休みとかGWなどの長期連休になると特別講習が組まれ、この間の休みの日もほとんど塾通いでした。マジで当時は自由に使える時間がなく、成人した今の方がガチで自由な時間が多いと断言できます。というより、自分の人生の中で最も自由な時間が少なかったのがこの時の小学生時代でした(´;ω;`)ウッ…

 なお今日は仕事少ないから有休使って休み、朝起きてゲームして昼ごはん食べた後は横になり、そのまま夕方まで眠り続ける贅沢な過ごし方しています。記事書こうと思ってたけど書けねぇじゃんこれじゃ(´;ω;`)ウッ…

 話を戻すとたまたまですが、この記事を読むちょっと前から上記の通り「意外と自分の自由時間が一番少なかったのは小学生時代だったのでは?」という疑問を持ち始めていました。そんな矢先に上の記事読んで「わかりみ」などとギャル用語使いながら相槌打ってたのですが、マジで一番問題なのはこの記事の見出しにあるように、「二度と戻ってこない小学生の時間を潰す」ということにある気がします。
 実際、私自身も小6の夏休みなんかほとんど塾通いで、合間合間に友達とも遊んでましたが、もし塾通いがなければもっといろいろできただろうなという後悔が募っています。自分が大学生の頃に金がなかったころ、親に「大学生の自由な時間はこの後ないんだから、金貸してやるから海外とか行け」と言われ、「だったら小学生の時間だってそうだろ、あの時間潰しといて何言ってんだ」という気持ちを当時覚えたりもしていました。

 あくまで自分の実感ですが、塾に通わせようが勉強する奴はするし、しない奴はしない気がします。する奴はほっといても中学などに進学すると自然と勉強するので、小学生の頃に無理強いしなくてもという気がしてなりません。っていうかいい大学に行こうというのなら、変にいい中学や高校に通わせずに浪人とかさせた方が効率いい気がします。
 単純に人生経験の観点でも、小学生の頃の時間を奪うくらいなら勉強を強制させない方がずっと実り多い気がします。小学生の頃にしかできない遊びや体験は意外と多く、逆に中学以降にしかできない体験はそれほどでもなく、成人したあとでもいくらでもできる気がします。極端な話、自分みたいに海外に行けば学歴なんて完全に意味をなさなくなるので、無理してつけなくてもどうとでも生きていけます。

 若干ひがみも入っていますが、受験業界情報で稼ぐAERAらしからぬ上の記事にはすごく共感するとともに、「過剰な自己投影はよくない」というセリフも出てくる「ジェイエム」の各ページがかなりちらつきました。

2026年4月8日水曜日

中国のガソリン価格情勢

 本日、米国とイランが一時停戦することに合意したことが双方より発表され、これを受けて高騰していた原油価格は一時下がり、日経平均株価も急回復しました。とはいえ情勢は落ち着いたとは言い切れず、今後の展開もまだ読めない状況です。

 報道で見る限り、日本国内の情勢は消費者方面に関してはまだ落ち着いているというかガソリン価格が高騰している程度で大きな混乱は見られません。最もB2B方面では燃料価格高騰の直撃をはじめ、メディアがあまり報じないだけで既に大きな混乱が起きて負担も強いられているのではと思うものの、それでもオイルショックの反省が生きてかまだマシな状況じゃないかというきがします。
 個人的に気になっているのはあまり備蓄をしていなかった東南アジア諸国の情勢なのですが、これがとんと情報が入ってこないというかあまり日系メディアは報じようとしていません。ベトナムとかカンボジアなんかかなり影響を受けているのではと思うもののその状況が見えず、またドイツをはじめとする欧州諸国もどうなっているのかわかりません。

 そうしたあまり報道が出ないせいか、先々週辺りに「中国ではガソリン価格が数倍に跳ね上がって混乱している」というデマを流しているメディアも見られました。結論から言うとこれは完全なデマで、地域情報を発信する「本地宝」というサイトで上海市内のレギュラーガソリンにあたる92号ガソリンの改選前と直近の価格を比較すると、


・上海市内の92号ガソリン価格(本地宝

2/24:7.04元/リットル(162.2円/リットル)
4/7:8.86元/リットル(204.2円/リットル)


 というデータとなっており、開戦前後の変動率では25.9%となっています。中国も数ヶ月分の石油備蓄を取ってあるだけに、さすがに高騰までは抑えられなかったもののそこまで日常生活が不安定化するほどには不足しておらず、比較的混乱を抑えている方でしょう。
 そもそも都市部では自動車はもはやEVの方が多数派となっていて電気価格がまだ引き上げられていないことから、電力会社は負担を被ってるものの一般自動車ユーザーは石油価格の高騰による影響をほぼ受けていないとも言えます。ここら辺は中国の戦略通りというか、石油依存から脱却して原子力やソーラー、風力発電などの電力でエネルギーを完結させる電力国家構想が比較的当たっていると評価してもいい気がします。もっとも化学系を中心に石油を消費する産業はいまだ多いだけに、産業界はかなりダメージを負っているのも間違いないでしょうが。

 敢えてここで長期的な観点に立つと、今回のホルムズ湾封鎖危機で最も大きな影響を述べるなら、将来の投資意欲の鈍化じゃないかという気がします。今回の結果を受けて多くの企業は将来投資よりも現状存在するリスクヘッジに意識が回り、今あるリスクへの対策によりお金をかけるようになる気がします。その結果、生産能力の拡大計画はストップされ、サプライチェーンの再編とかに動くようになり、結果的に世界経済の成長率も数年単位で鈍化させたのではないかと考えています。
 もちろんリスクヘッジをすることによって儲かる産業もあるでしょうが、基本的には攻めより守りに経営がシフトされ、全体消費はやや落ち込むような気がします。まぁ去年からずっと日本を含めやや景気が過熱気味だったので、冷ますにはかえって好都合という気もしないでもないですが。

2026年4月6日月曜日

春の上海植物園


 一昨日、時期も時期だったので上海植物園まで自転車で30分くらい乗って行って桜見てきました。


 ちょうど散り際というか花が落ち始めて見頃となっており、いいタイミングで行けた気がします。



 自分以外にもこのビッグウェーブに乗るしかないと思ったのか、ほかにもたくさんの人が来ていました。もっとも花見会場ではないため、酒盛りするような人はいませんでしたが。


 前回に上海植物園に来たのは去年の冬で、植物園というのに花一つ咲いていない寂しい状況であったことから、今度はちゃんとした時期に来ようと前から思っていました。案の定というか春なら無駄に寂しい思いもせず回ることができます。




 最後におまけというか、日系スーパー近くで撮った写真です。上の看板の文字を訳すと、「立ち入り禁止、観賞のみ。協力ありがとうございます」となっています。

そらしど


 今日は中国のお盆にあたる清明節でお休みなため、例によってソラシドエアーのプラモ作ってました。


 個人的にはこのところ荒れに荒れているボーイングよりエアバスのが好きですが、737-800の機体です。作ってみた感じ、やっぱりエアバスのがいいと感じます。


 スカイマークとこのソラシドのどちらを作ろうかときっと購入時に迷いましたが、黄緑色の塗装が珍しいと思いこっちにしました。



 これで民間旅客機作るのも3機目ですが、デカールの貼り方もかなり慣れた気がします。最初のANAでは苦戦しましたが、今回のソラシドはほぼパーフェクトに貼ることができてこの通り裏面もバッチリです。

 今回のこのキットはハセガワので全体としては不満がないものの、スタンドがついていながらそのスタンドを使うには上の写真の胴体中心部に錐で穴を空ける必要があります。過去に作ったANA機では初めからスタンド用の穴が開いていたのと比べると余計な手間を作ってるし、また錐を持ち合わせてないためスタンドは今回諦めました。こういうところのハセガワの謎ムーブはあまり好きじゃないです。

 なお肝心要の点というか、ソラシド機には一度も乗ったことがないです。今度機会があれば考えてみようかな。

2026年4月5日日曜日

ただただ気持ち悪かった

ヤクルトがスゲー!七回一挙7得点で大逆転に成功!1死も奪われない圧巻猛攻 池山監督がベンチで狂喜乱舞 神宮球場も大盛り上がりの大逆転勝利!(デイリースポーツ)

 開幕前の評論家の予測ではヤバすぎるくらい不動の6位だったヤクルトが、開幕よりこの1週間で八区の連勝と首位を維持しています。今日の試合も7回まで0-5から1アウトも取られずに一挙7-5へとひっくり返す展開で、打線の勢いというか負ける気がしない雰囲気が凄いです。
 ちなみに日ハムもそうですが、なんか今年はやけにホームランが出まくる試合が多い気がします。去年まで飛ばないボールとか言われてて私自身はそんな変わってないのではと思っていましたが、今年に関してはなんかボール変えたのではないかと思うくらいの変貌ぶりです。

 話は本題ですが、ちょっと日が経ってはいるものの2月に漫画の「だんドーン」10巻が発売されました。購読していることから自分もすぐ買って読んだのですが、読み終わった後にすぐデータを消去しました。なんでかというと見出しにも書いている通り、読んだ後にただただ気持ち悪く感じたからです。
 この間では薩英戦争の場面が描かれているのですが、これの何が気に入らなかったのかというと主人公の奥さんを含め何故か女性キャラをやたら前面に出してヒロイックに書いていたからです。これらの女性キャラの場面は作者の創作で史実ではないもの、明らかに誇張されて描かれており、その誇張ぶりが異常だとはっきり感じました。

 歴史物の作品だからと言って必ずしも史実通りに書く必要はないし、合間合間に創作を入れることもどんどんやるべきだと普段から思っているのですが、そんな自分からしてもこの「だんドーン」10巻に関しては度し難いものを覚えました。明らかに作者の贔屓というか好みで特定の女性キャラをさも英雄っぽく描こうとしているように見え、なんでそこまでして目立たせようとするのか意図が全く読み取れませんでした。しかもその度を超えた扱い方から史実部分も捻じ曲げるようなものすら感じられ、これまでそんな風に思ったことはなかったものの、なんかこの作者は女性の立場とかそういうものを強く引き立てたいと思っているのという疑問を覚えました。
 そもそも根本的なところを突っ込めば、そうまでして描かれた女性キャラの活躍ぶりが単純に読んでてつまらないというか白ける内容でした。「だからなんなの?」と言いたくなるような展開ぶりで、重しさを感じるわけもなく、意図の読めない描き方に吐き気を感じるだけでした。

 これまで私はだんドーンを発売前に予約して買ってはいましたが、ちょっとこの10巻読んでものすごい気持ち悪さを覚えたことから、今後はもう購読を止めようと思っています。一つ前の巻でも若干そういう気配を感じていましたが、徐々に贔屓のキャラを史実を捻じ曲げてでも際立たせたい、活躍させたいというような描き方になってきており、多分今後読み続けても面白いと感じられないと思うからです。こんな感情覚えたの、マジで今までなかったかもしれないともくらいこの10巻は別な意味で衝撃的でした。

2026年4月4日土曜日

評価の逆転した徳川親子

 昨日書いた記事と内容が重なるのでついでに書くと、この20年間で徳川秀忠とと徳川家光の評価も大きく逆転してきている気がします。

 徳川秀忠は昔、大体90年代くらいまでは関ケ原の遅参などの影響もあり「典型的に無能な二台目」、「親の意向で将軍になれただけ」という評価が非常に強かった気がします。特に春日局が家康に直訴して家光を後継者に据えたという偽エピソードがまだ真実だと根強く認識されていたこともあり、後継車もまともに選べない人物のようにも描かれていました。また「影武者徳川家康」や「あずみ」をはじめ、権力奪取のために実の父である家康すらも暗殺しようとするギレン・ザビみたいな描かれ方も多くなされていました。

 しかし00年代に入ってきた辺りから、それまで家光の功績とされてきた事業のほとんどが秀忠時代に確立されていたという見方が広がり、その治世能力、特に幕藩体制を固めた点について評価が当たるようになってきます。反対に家光に関してはその業績が実は秀忠のものであり、家光自身はそれほど何か主導して達成した業績はほとんどないばかりか、あるとしてもそれは当時の幕閣がなしたもので家光としてのリーダーシップはあまりなかったという評価へとどんどん下がっていきました。
 また家光時代の幕閣に関しても、土井利勝をはじめ秀忠時代に育てられた遺臣が多く、知恵伊豆こと島原の乱を鎮圧した松平信綱こそ家光の小姓出身ですが、家光時代の側近に関しても秀忠の功績とみる向きが広がっています。

 逆を言えば後藤新平じゃないですが、人材を残したという点で秀忠の功績は素晴らしいと私自身も感じます。

 こんな感じで株が下がりっぱなしの家光ですが、この10年くらいに別な意味で評価が高まってきています。

兎図(Wikipedia)

 近年公開され始めてきましたが、家光自身は意外と絵が趣味で結構残しているものの、その公開される絵がどれも「(;´・ω・)?」というようなものが多かったりします。いわゆる「ヘタウマ」系と評価されており、このところ呼ばれるあだ名も「画伯」で、将軍としてよりもヘタウマ画家としてなんか評価が爆上がりしています。
 っていうか「画伯」って最近、もはや蔑称として使われることのが多い……。

 自分の目から見ると、何となくヘタウマ系の代表とされる吉田戦車氏っぽい雰囲気を感じます。カワウソの絵とか残っていたらめっちゃそっくりかもしれません。

2026年4月3日金曜日

三国志で最も評価が逆転した武将

 以前JBpressで、石田三成や田沼意次など昔と今とで評価が逆転した人物をまとめた特集記事を出したことがあり、そこそここう評価を得ていた気がします。この時は評価がマイナスからプラスに転じた人物をまとめていたのですが次は反対にプラスからマイナスに転じた人でもまとめようと思っていたら連載が終わり、その機会を失ったままとなっています。
 ただ仮にこのネタで三国志をやるとしたら、恐らく真っ先に描いていたのは馬超になるかと思います。

馬超(アニヲタWiki)

 馬超というと父や兄弟などの家族をみんな殺されたことから近隣の豪族らとともに反乱を起こして、曹操を大いに苦しめるも敗北し、落ち延びた先で劉備の軍門に下った悲劇の猛将として知られていると思います。ゲームの三国無双では何かと正義、正義と叫ぶので、いかにもバカっぽいキャラになっていますが実際知力はどのゲームでも低く設定されています。
 上記のようなバックグラウンド、そしてあの張飛とも互角に渡り合う強さから非常に人気のある武将なのですが、以上の話は創作の演義での話であり、実際の馬超の姿は実はこれとはかけ離れています。

 上のアニヲタWikiのページなんかその実態をかなり細かく書いているのですがここでも簡単に説明すると、まず馬超が反乱を起こしたのは都(洛陽)で父や兄弟が殺された後ではなく、実はその前だったりします。家族が都に居るというのになぜか地方で突然馬超が反乱を起こしたため、都にいた父や兄弟はそのまま都で殺されることとなり、家族が死ぬ原因を作ったのはほかでもなく馬超本人だったりします。

 その後は演義同様に曹操と一戦を交えるも敗北して落ち延びますが、行き着く先で自分をかばってくれたり支援してくれた人たちをしょっちゅう裏切っては殺し、挙句には占領した都市で虐殺を行って恨みを買ったりと、なんかやることが滅茶苦茶野蛮だったりします。最終的に匿ってくれた漢中の張魯も、「むむむ」と言うような説得なんか受けず、「あっちの方がなんかよさそう」という口実で劉備の勢力へ入るため裏切っています。
 なおこの時、漢中には馬超の家族やその股肱の臣であるホウ徳らが残されていたのですが、こうした親類縁者のことを丸まんま無視して劉備の元へ走っています。こうしたムーブを繰り返しているから上のページでも「呂布にも劣らぬ不義理ぶり」という風に書かれていますが、実際その通りだったりします。しかも劉備軍に入ってからはさして活躍もしておらず、そのままフェードアウトしてしまいます。

 私の見解ですが、史実の馬超は上記の通り不義理極まる悪漢そのものです。そんな彼が何故現代では人気あるのかというと、最後に劉備側に着いたことから劉備人気の影響を受ける形で脚色され、演義で復讐に燃える貴公子として描かれるようになったからだと思います。もし仮に劉備の元に走らなかったらきっと呂布や袁術みたいな恩知らずの暴れん坊みたいな感じで描かれていたと思え、そういう意味では最後の彼の決断は間違いじゃなかったのかもしれません。

 以上のような馬超の本当の姿は大体20年くらい前辺りから徐々に知られ、10年前くらいからは一般にも大分浸透するようになってきた気がします。現在においては結構知られるようになり、少なくとも以前のように悲劇の貴公子として同情されることはかなり減ってきており、その評価の逆転ぶりでは三国一の武将と言えるのではないかと思います。

 なおもう一人評価が逆転というか乱高下が激しい人物を挙げると、徐栄が当てはまるのだと思います。徐栄は知名度こそ低いもののの董卓軍の武将で、反董卓連合が攻め寄せたときには曹操と孫堅を完膚なきまで撃破しており、呂布と並ぶ董卓軍随一の猛将だったりします。

 ですが演義とかだと彼の活躍は呂布や華雄に取られ、また董卓死後にあっさり戦死していることから地味な扱いとなっていました。それでも曹操を撃破していることからコーエーの初代三国志ではかなり高い能力値に設定されていたものの、シリーズを経るごとに何故かどんどんとナーフされて凡将扱いされてくようになり、「董卓と使えない武将たち」として扱われるようになっていきました。
 それが近年はやたら再評価が進み、コーエー製を含む三国志関連のゲームでは再び高い能力値に設定されていき、史実通り董卓軍を代表する猛将という扱いへと戻されてきています。その評価の乱高下ぶりは最近の原油価格相場のようです。

 なお私が昔三国志のゲームで遊んでいた際、ドラクエの王様キャラがよく死に際に「ぎょえーー」ということから、徐栄が死ぬ時は「じょえーー」っていうのだろうかと思いながらよく徐栄を処刑してました。同じような理由で、王平を使ったり出くわしたりした時は「横柄な奴め(ΦωΦ)ククク…」というセリフをほぼ毎回口にしてました。