上のリンク先のまとめ記事にあるように、過去にオンラインカジノに手を出していたことを理由に、お笑いコンビ令和ロマンの髙比良くるま氏が芸能活動を一時自粛すると発表したとのことです。結論から言えば、なかなか殊勝な対応であるように見え非常に好感が持てます。
報道を読む限りですが、髙比良氏がオンラインカジノをやっていた時期は結構前で、すでに刑事での時効は経過しているとのことです。一部の人が指摘されているように、今回彼のカジノ履歴が報じられるようになったのは警察の見せしめ的な意味合いが強いように思われ、倫理的にはともかくとして刑事的には罪を問われる理由はないように感じます。
とはいえ会社に言われたからかもしれませんが、こうして活動を自粛することでオンラインカジノはやってはならないものであり、手を出したら一定の制裁を受けることになるという啓発活動の一助となっているように見えます。違法ギャンブルに手を出しているので悪いっちゃ悪いですが、松本人志氏とは違って自分の非をすぐに認めて謝罪したうえ、こうしてきちんと自ら制裁を受け入れるという態度を示すのは模範的だと思えるし、反省を示している人間には社会も寛大な姿勢を持つことが後に続く人間を増やす上で価値を持つでしょう。
以上のような考えから、私個人としては今回初めて彼の名前を知りましたが、復帰した後は陰ながら応援したいという気持ちを持ちました。さすがに人殺したり怪我させたりしたという前科ならともかく、違法賭博くらいなら反省した人間を許してやるくらいの寛容さが社会にあった方がいいでしょう。
そんな髙比良氏とは正反対だと思うのが、上のニッポン放送の態度です。あくまでニッポン放送は「オンラインカジノのCMは流していない」と主張していますが、ベラジョンという同じブランド名で無料版と有料版で異なる業者だというのは無理があるでしょう。
第一、これまでオンラインカジノのCMを流したことがないというのなら、広告の考査基準を変える必要もなければ、過去のポストも削除する必要なんてありません。明らかに言動が一致しておらず、こんな無能な広報を抱えてて見ていてむしろかわいそうに思えてくるほどです。
そんなニッポン放送は言うまでもなくフジテレビと同じフジサンケイグループですが、やはり同じ穴の貉というべきか、誰に向かって言ってるんだといいたくなるようなしょうもない言い訳をする点で共通しているように感じます。何ならフジテレビも、「テレビに出ている中居正広と、報道に出ている中居正広が同一人物だとは思わなかった」と言い訳したらどうかと勧めたくなってきます。
2 件のコメント:
美容整形しかり仮想通貨しかりほんとに広告審査できてるのかと疑問に思います。
広告産業って最近表現の問題でsnsで叩かれるけど、ネット、テレビ関係なく大量に流されるので、広告自体の総量規制が必要ではないかと思うぐらい、ゆるゆるです。現に2024年にアップルでダウンロードアプリで1位を取ったのは広告ブロッカーでした(笑)
CMも面白いものがなくなり、不快なものが何度も同じものが流されるので、一種の公害になってるのが今の日本のテレビの現状です。
最近のCMは目立つこと、印象付けること優先で、誰からも好かれる内容よりも一部の人間が不快に感じるようなアピールの仕方をするなと、自分も前から感じています。特にウェブ広告なんかはそうでもないサイトでもアダルトな感じの広告も平気で表示してくるので、まじめに法規制が必要かと考えており、この辺また別で記事に書きます( ..)φメモメモ
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