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2019年2月20日水曜日

奴らは今どうなっているのか?

 今日またふと、あいつらは今どうなっているのかが突然気になってネットで調べ始めました。その「あいつら」とは誰かというと、こいつらです。

窓辺とおこ(twitter)

 この窓辺とおことは誰かというと、Windows10の非公式擬人化キャラクターです。ドスパラことDSPが作って自社+マイクロソフトの宣伝に使っているキャラクターですが、ここでは以前から「窓辺ななみ」などOSを擬人化したキャラクターを出しており、現在のWindows10でもやっぱりというかちゃんと作っていたようです。

 さっそくこのツイッターサイトを見たところ、Windows7がもうすぐサポートサービス終了ということもあってカウントダウンをやっていました。何気にこの窓辺ななみに関してはデビュー時からずっとおっており、声優も「ななみ」というので友人も大好きな水樹奈々氏が担当したりするなど熱が入ってて、何故だか知らないけど自分も一時期のPC壁紙はずっとこの子でした(四季に合わせて画像は変更)。そうした過去もあるだけに、折角だからとこのツイッターサイトトップのとおことななみが映っが壁紙をさっきセットしました。

 話は戻りますがこの窓辺とおこ、なにやら一部でヤンデレキャラとして認知されているようです。

日本人が描いた「Windows10強制アップグレードの擬人化」が面白いwww(台湾の反応 kaola.jp)

 詳しくは上のサイトを見てみればわかりますが、Windows10はその7、8から移行を促すため、2016年に無料でのアップデートサービスが行われました。これ自体はマイクロソフトにしては珍しいというか非常に親切だと思うサービスなのですが、やはりマイクロソフトだったというべきか、問題だったのはその強引さでした。
 とにもかくにも「早く更新しろ!」の連呼が激しく、PCを開けてネットに繋ぐたびに「今なら無料でWindows10にアップデートできます」と表示され続け、当時はそのしつこさに若干ノイローゼっぽい感情を覚えた人も少なくなかったと思います。

 そうした経緯もあってか、窓辺とおこはこの無料アップデートサービスが終了してから登場したと思うのですが、「しつこい」、「うざい」、「拒否を許さない」といったキャラクターが生まれながらにして備えられ、ヤンデレキャラとして認知されてしまったようです。
 実際そうした肉付けが上のサイトで紹介されている漫画に描かれており、具体的には、

「今なら無料でWindows10にアップデート!いつする?今する?後でする?」
「いえ、アップデートはしません」
「ハァ?今か後かって聞いてんのよ」

 実際にこんな感じで、か最初はアップデートを「する」「しない」という選択肢が「今する」「後でする」の二択で有無を言わさず迫ってこられたり、多分中には本人が気づかないうちにアップデート予約がなされて、PCを開けたらアップデートされていた(知らないうちに中に入り込まれていた)人もいたでしょう。
 そう考えると実際のエピソードからうまくキャラ付けされているような感じして、今日調べたのになんかすっごくこのキャラ好きになりました。やはり日本人というのはアニミズムというか擬人化こそがその精神性に最も合致した精神行動と思えるところがあり、こうした細かなエピソードから魂を込めるのが本当にうまいと思います。何気にこの前書いた中国ゲーム業界の記事の取材中も、やっぱキャラクター作りにかけては日本は未だ他国の追随を許さないと思えましたし。

2019年2月18日月曜日

今日のゲーム記事について

市場は10年で10倍に、一斉にゲームを始めた中国人(JBpress)

 春節休暇の間にコーエーテクモとケンカしながら書いた記事が今日ようやくアップされました。もっともこれ単体ではなくこの後も同じ中国ゲーム業界をテーマにした記事をこのあと2本用意していて既に提出もしていますが、今回のアクセスがあまり良くなかっただけに果たしてどうなることやら。

 記事内容についてはそんな書くことも多くありませんが、正直言ってこんなに急拡大していたと走らずに驚くことが多かったです。ガチな話、日本で全く人気が出なくても、中国でちょっとヒットすれば十分元が取れるくらいな市場規模になってました。
 取材自体はマクロデータは簡単に集められ、またコーエーテクモと違ってDeNAさんは終始親切に取材に対応してくれ、あと超頼りになる業界関係者がいて非常に楽でした。特にその業界関係者は明かしてしまうと自分の元同僚で、ある日突然、「私の貯蓄残高は53万です」というメッセージを送ってくるくらい日本語に精通した中国人です。っていうか中国人なのに日本語の新聞記事を普通に書いててヤバイくらいの才能でした。現在ゲーム業界に身を置いており、元ニュースライターでもあるので着眼点やポイントも悪くなく、彼の証言が豊富だったことで当初2回だったこの連載は3回に膨れ上がることとなりました。

 ただ今回の記事、出す前の段階でやはりゲーム業界、それも中国という点で敬遠されるかもなという懸念はありました。比較的ゲームを嗜む私ですらこっちの業界事情については詳しくなく、日本にいる人からしたらゲーム業界に身を置く人ですらごく一部しか関わりを持っていない可能性があり、そういう意味ではアクセス面では次回のレトロゲームをてこにするしかないかもという予感を持ってました。
 とはいうものの、報道という面ではきちんとこうして記事にまとめて出したことに後悔はなく、また報道価値も確かにあると考えています。さっきも書いたとおりに市場規模がヤバイくらい拡大しており、なおかつ開発力も明らかにつけてきているため、ゲーム業界関係者じゃなくてもやはりその概要くらいは把握しておいたほうがいい市場であることに間違いありません。この情報がきちんと利用されるかどうかは別として。

 とはいえ、アクセスを稼がないことには意味はなく、その点は十分な反省点です。この連載の後の歴史記事は多分ヒットできると思うからまだ正気保てますが、その次の記事はまだ企画段階だけど取材が困難なところもあるから現時点ですでに不安です。

2019年2月17日日曜日

運動不足(ヽ´ω`)

 先程数年ぶりにSkypeのプロフィール画像を更新しました。更新前も更新後もデーモン閣下の写真に変わりはありませんが。

 今日、久しぶりに自転車で遠出して、自宅から片道22キロの場所まで往復してきました。はっきり言って距離的にそんなでもないのですが、本当にこのところ運動不足というかほとんど自転車に乗れなかったので今もフラフラです(;´Д`)ハァハァ

 一体何故自転車にそんなに乗らなかったのかというと、単純に天気が悪かったからです。今冬の上海は明らかに例年と比べて悪い天気が多く、友人ともほぼ毎日、「今日も太陽見れなかった」などと言い合うくらい曇りか雨天ばかりです。そのためいざ休日に自転車で遠出しようと思っても雨で家から出られないということも珍しくなく、正直言って運動不足もいいところでした。

 またこれは私個人の事情ですが、先週の春節休暇の最中に一回くらいは遠出しようと考えていたのですが、これができませんでした。何故かと言うと連休が始まって早々、自転車漕いでてなんか足に引っかかるなと思ってペダル付近をよく見たところ、前のギアと接続しているワイヤーが切れかかっており、それが右足にパシパシ当たっていたことに気が付きました。
 ワイヤー自体は完全には切れてはいなかったものの、仮にこれが切れたらギア操作は不可能となるばかりでなく、下手したら走行不能になる恐れすらありました。そのため近場はそのまま乗り続けていましたが、遠隔地で切れたらえらいことになると思って遠出は控え、その結果春節中も自転車で遠出することはできませんでした。

 このワイヤーの問題は既に解決しており、春節の終わり間際に馴染みの自転車屋に行ったところ店が開いていたので、そのまま店のおじさんにワイヤーをつなぎ直してもらいました。ついでに、ストッパーも破損していたので取り替え、またバーテープ(ハンドルのグリップに巻くテーピング用テープに近い分厚いテープ)も三年間同じものを巻いてていい加減汚れてきていたので、新しいのに巻き直してもらいました。
 新しいバーテープは店においてあった一番安いやつを何も考えなしに選びましたが、以前のバーテープと比べて非常に薄い素材となっており、強く握りしめられるので案外悪くなく気に入っています。前のバーテープは分厚くて握った際には柔らかく、あれはあれで良かったですが、薄いのもまた悪くありません。

 なお今回の遠出の前に、かなり久しぶりに自転車のボディを拭いた上でチェーンに油をさして行きましたが、正直自分でもびっくりするくらいチェーンの回転がよく快適になり、これまでメンテナンスを怠っていたことを深く反省する羽目となりました。
 っていうかこの土日を過ごしてみて改めて、1月から先週の春節の間にかけて本当に体調悪かったんだなと痛感しました。というのも春節中は体調悪い自覚があって長めに寝ようと心がけたものの、昼寝とかすると夜全く眠れなくなって余計に体調悪くなってたりしたのですが、昨日は我慢できなくて原稿書いてる最中に仕事ほっぽりだして昼寝しましたが、夜もぐっすり眠れて1日で合計11時間眠れました。先週までは体を休めようとも休められないくらい体調悪かったようです。

 なお今日は昼寝とか一切していませんが、朝から原稿書いて書き上げた後に自転車をメンテしてそのまま遠出し、夕方に帰ってきてから部屋の掃除して夕食作ってこうやってブログ書く辺りは以前とは違って余裕がある気がします。
 あと関係ないけど「五等分の花嫁」8巻は超面白かった!

2019年2月16日土曜日

どれい契約

スーパートリック・ゲームズ株式会社 の求人情報詳細(ファミキャリ)

 先日、ゲーム業界の求人状況などを調べていたところ上記求人票を見つけ驚愕しました。何に驚愕したのかというと賃金待遇で、

想定年収20万円~45万円
給与形態:年俸制

 と書かれてあったからです。

 まぁ流石にひと目見て「年収」と「月収」を間違えて書いたんだろうということはわかるのですが、下に書いてある「年俸制」という言葉がジワジワきます。っていうかこんな賃金で応募する奴は流石にいないでしょう。奴隷契約もいいところだ。
 っていうかこの求人票、数日間このままの状態ですが、修正がずっと行われないのはちょっとどうかなという風に思えます。もっとも修正以前に、募集企業も人材サイトもアップ前に普通気が付かないものだろうか。

2019年2月14日木曜日

狂ったデザインオブ三菱

「会社を上げてシャブでもキメてんのか、それとも何かの罰を背負わされてるのか」

 今日はやる気がない、っていうか見えないところでめちゃくちゃ記事書いててもうあんま書きたくないのですぐ終わるネタを紹介しますが、冒頭のコメントは下のまとめ記事に入れられた一言ですが、私もすごく的確だと感じます。

 【画像】 新型の三菱ekワゴンがヤバすぎると話題に(痛いニュース)

 先日にもこのブログで三菱のデリカが信じがたいほどダサいデザインになっていると書きましたが、何をトチ狂ったかトールワゴンのekワゴンでも同じフロントマスクを採用しているようです。はっきり言ってキャプテン・アメリカの衣装よりダサいと感じるとともに、三菱の連中は何を考えているのか、わざと売れない車作ってどうするんだと不思議でしょうがありません。


なお上の記事で「外見だけ見て国産車でカッコいいのマツダくらいじゃん。あとは相変わらず、トヨタが狂気のようなデザインだった時に比べればマシになってきたくらい」というコメントがありますが、これにも割と同意します。
 現在の日系自動車業界においてデザイン面ではマツダが明らかに抜けており、中国でもやはりその外観が評価されてきていると感じます。っていうかポルシェやベンツと並んでもアテンザはあんまり見劣りしないのがすごいです。

 一方、トヨタとホンダも最近は大分マシと言うか、2010年代中盤の狂ったようにダサいデザインから脱却してきたように感じます。っていうかトヨタの社長ですら、「トヨタの車がダサいって現場にはいつも言ってるのに……」と発言してる辺りは自覚はあったようですが。
 そのトヨタですが、割と最近のデザインは好きです。特にカローラは大衆車ながら割と好みのデザインで、昔と比べて弾数も減ってるだけにいま日本で私が乗るとしたらこれかアクセラかだと思います。もっとも、レクサスのデザインは未だに好きになれないというかまだダサい気がしますが。

 ついでなので書くと、日産に関してはスカイラインのアピールが間違っている気がします。あの車、カラーが黒とシルバーだと全く映えませんが、それ以外の色だとものすごくかっこよく見え、どうも映像や画像の見せ方が悪い気がします。こう思うのもこのところ通勤途中でブルーのスカイラインの横を毎日通っており、生で見たらめちゃかっこよくてびっくりしました。

2019年2月13日水曜日

統計不正、修正はほんとに不可能?

 最近またずっと雨ばっかで寒くて辛いです。寒さには明らかに強い私ですが、脂肪が極端に少ないせいか(体脂肪率は恐らく生涯15%を超えたことない)やはり湿気が高まると途端に寒いと感じます。

 話は本題に入りますがなんか国会では悪夢論争という、文字だけでみるとなんかの宗教論争みたいな議論とか、クソどうでもいい五輪相の発言ばかりが取り上げられててなんやねんって感じします。やはり今真剣に議論すべきは間近に迫った消費税増税とそのポイント還元問題、そして次に先日明らかになった厚生労働省の勤労統計の不正調査であり、頼むから議論を早く戻してくれと見ていて思います。
 なおポイント還元問題についてはそもそも軽減税率を設けることに私は反対で、一律16%くらいにすべきでしょう。何故16%かというと、中国は日本の消費税に当たる増値税の一般的な税率がこれまで17%だったのが去年から16%に引き下げられたからです。なお運送サービスなど一部業種はもっと低く設定されています。

 話は戻しますが、勤労統計不正についてあまり取り上げられないけど実は腑に落ちない点があります。

データ廃棄で、統計の修正不可能 不正調査、野党が関係省庁を聴取(共同通信)

 今回統計不正がバレた調査について2004年から2011年までのデータについては既に廃棄しているのでもう再集計、分析できないと厚生労働省は言っていますが、はっきり言えば疑っています。というのも賃金に関するデータであれば税金や年金など様々なデータに結びついており、これらのデータから当時に調査対象がどれだけの賃金水準だったのかを測定することは不可能ではないのではないかと考えるからです。
 それこそ、大半のサラリーマンに適用される源泉所得税の過去データを追えば、流石に10円単位は難しいかもしれませんが100円単位くらいの誤差でいいなら算出できるでしょう。こんな漢字で一人一人探っていけば、労力はかかるかもしれませんが当時の正しいデータを得て再分析することができるように思えます。労力が足りないってんなら、前に年金機構の下請けがやってたように中国の業者とかに投げたらどうだとも言いたいですし。

 何故こんな事を言うのかというと、多分やろうと思えばできるけどやりたくない、このまま隠しておきたいというサボタージュのために厚生労働省が「できる」とは口にしないように見えるからです。この統計不正がバレた際、原因や問題点や責任者が明らかになるより早く再集計が不可能だといち早く発表しており、正直見ていて再集計の可能性を探った素振りは全く見られませんでした。
 でもってもっと突っ込んだこと言うと、廃棄したというデーも実際にはまだ残っているのではと疑っています。森友問題の際もそうでしたが、ないと言った書類やデータが後から次々と出てくるなど近年の官僚機構ではあるデータも「ない」と言い切る事があり、うかつに信用することができません。

 というか、本音を言えばデータが廃棄されていたという方が実はもっと問題が深刻な気がします。たかだか20年も経過していない、直近においてはわずか8年前のデータすら廃棄するなど、記録という行為についていくらなんでも疎かすぎて逆に不安になります。これも先程の森友問題もそうでしたが、記録が残らない、改竄されるほど国家にとって害のある官僚行為はありません。真面目に記録を廃棄した担当者に関しては見せしめを兼ねてきつい処分を下す必要があるとすら思えます。
 まぁ多分、この勤労統計については上記のように過去の税金データから洗い直せと指示すれば、「実はありました!」みたいに出てくる気がしますが。あともっと言えば、多分他にも統計不正は探せばでてくるでしょう。日本は統計を軽んじていることが原因だという人もいますが私はそれ以前に、不正しても誰も何も処罰されないし不完全でもあっても目を引く統計が尊ばれる社会であることのほうが根深いと見ています。

2019年2月11日月曜日

家に火をつけるぞと実際言われた人

 先日の明石市市長の暴言事件において、「立退き先の家に火をつけてこい!」的な発言が話題になったのは記憶にも新しいと思います。今日ふとネットである記事を読んでたところ、「そういえば実際にこういうこと言われた人がいたっけ」と思い出しました。正確には言われたというより言った人というか、自分の叔父です。

 叔父は大手新聞社に勤めていましたが、記者ではなく営業畑でした。自分の一族は戦前から代々メディア業に従事する一族でしたがどれも営業・管理畑しかおらず、メディア業とはいえ書く側に回ったのは突然変異の自分だけでした。
 さてその叔父ですが大分昔、自分の部下に対して「お前の家に火つけるぞ!」と怒鳴ったことがあったそうです。このエピソードは叔父が結構過激な性格をしているという一端として親に聞かされたのですが、今考えてみると果たしてそうだったのかなという疑問が芽生えてきました。

 先に書いておきますが甥である私に対して叔父は優しく接してくれて、学生時代には鳥取への旅行に連れてってもらうなどいろいろと恩を感じています。ただ他の人には当たりがきつい性格だと聞いていたのですが、前述の通り明石市の市長(何気に叔父の居住地に近いし)も「火つけてこい!」と発言していて、これがちょっと自分の中で妙なリンクを結びました。
 前にも書きましたがメディア業界というのは世間の見方とは異なり、業界の中ではパワハラ・セクハラ発言なんて当たり前、ついてこれないやつは早く死ねというのが常識みたいな世界です。女性に対するセクハラ発言なんてガチ過ぎて、仮にこのブログに書いたら自分が通報されるレベルの際どいを通り越してきっついものが普通に飛び交っており、報道されないだけで見る人が見たら卒倒するような世界が広がっています。私自身もそんなメディア業界で毎朝の挨拶みたいに「殺すぞ!」言われ続けていました。

 それで今回、「火つけるぞ!」と発言した明石市長ですがもともとはNHK出身でメディア業従事者です。でもって叔父も営業畑とはいえ大手メディアの新聞社で勤務していました。何が言いたいのかというと、明石市長も叔父も、傍から見たらそりゃ危ないおっさんに見えるでしょうが彼らとしては出身業界基準でごく普通の当たり前な感じで話をしているだけで、「火をつける」という自分の発言がどれだけ相手にきつく聞こえるとか全く感じていなかったのかもしれません。
 っていうか関西地域のメディア業界では、「家に火つけるぞ!」は挨拶みたいな言葉だったのかもしれません。私の通信社時代の上司は東日本で勤務してたから、「火つける」とは口にしなかったけど。

 本音を話すと、やはり叔父はメディア業界にいたから周りに少し誤解されていたのかなと今になって思います。私自身がメディア業界に一時身を置いたからその異常性についてもやや理解できるようになりましたが、逆を言えばメディア業界を知らない人間からしたらいつも危ない発言ばかりしているヤバい人のように映っていたのかもしれません。現実に一般常識からすれば間違いなくヤバい人の部類に入ることは認めるものの、それはメディア業界に身を置いたがゆえのことで、本人にはそこまでの悪気はなかったと思うし、挨拶程度の言葉のように言ってたのかもしれません。

 なおその叔父に「家に火をつけるぞ!」と怒鳴られた叔父の部下だった人ですが、その後新聞社をやめて何故か坊さんになり、逝去した叔父の葬式や一周忌で念仏唱えてくれました。火葬場で何かしたわけじゃないけど、火をつけるぞと言われた相手が言った相手を荼毘に付す作業に関わったことについて、なんか運命的なものを今更ながら感じます。っていうかマジでよく叔父の葬式に来てくれたなこの人。
 それで冒頭に話は戻りますが、なんでこの話を今更思い出したのかというと今日坊さんが出てくるなんかの記事読んで、叔父の部下だったこの人と「火つけるぞ」発言を思い出しました。

 最後に、自分は東日本育ち故か「火つけるぞ!」と脅したことはありません。「腕か指の一本でも二本でもへし折ってこい!」くらいならありますが。