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2020年3月31日火曜日

コロナショック記事追補

 昨日仕事中、何度も右目がビリっと痛くなるから家帰ってから目薬刺したけど効果なく、しばらくして右腕がパンパンに張っていることに気が付き、こっちマッサージしたらだいぶ良くなりました。腱鞘炎で目が痛くなるのはさすがに初めて(´∀`*)ウフフ
 腱鞘炎なのはもちろん仕事のし過ぎで、決してゲームのし過ぎではありません(´∀`*)ウフフ

コロナ経済危機がリーマンショックを超える理由(JBpress)

 というわけで今日配信されたこの記事ですが、このブログを見てたらわかるでしょうが前に書いた「その影響はリーマン以上」の記事の焼き直しです。あまりにも仕事が忙しく、JBpressの記事に余力を避けなかったこと、次回用の記事ネタが時期的にまだ手に入らなかったことから焼き直しましたが、元記事は「なにかこっかなー」から3分で考えた内容なだけに、こんなもんでも行けるのかという気にはなりました。

 とはいえ、最近になってリーマンショックとの比較記事がよく見られるようになりましたが、大体どれも「リーマンショックは金融だった」としか言わず、金融だから何?的な記事が多いように感じます。恐らく医いたことは私と同じでしょうが、一般読者には今回私が使った「川上と川下」というマネタリーベースの流れを使って説明しないとわからないという気持ちがあり、この言葉を使って例えただけでもこの記事は価値があるでしょう。この辺はやっぱり得意。
 一方、打撃を受けている第三次産業のことを記事中で「震源地」とも表現していますが、今から思うと「火元」の方がもっと直接的でよかったと考えています。この点は今回の反省点です。

 ヤフコメを見ると最近の自分の記事にしてはそこそこコメントが書かれていますが、それでもJBpressのアクセスランキングはトップテンにすら入っていません。PV数はそこまで悪くはないと思うのですが、最近のJBpressのアクセス数が相当すごい量になってるせいでしょう、多分。
 コメントを見ているといくつか批判コメントもありますが、そこそこ自分の言いたかったことをきちんと受け取ってくれているであろうコメントが見られます。具体的には、

「本当にその通り。
川下から川上に向かってるのに、現金投入と言う川上の対策は、沈む船の水を掻き出すだけで穴を塞がないのと同じ。効果は限定的でしかない。
だけど川下の対策コロナ拡散を防止するための人の移動制限を解除する事。コロナの治療方法が見つかっていない現在、これは難しい。
従って、今はひたすら市場から消えた金を、公金で補填しつつ、治療方法が開発されるのを待つと言うのが主要国の戦略になってると思う。
開発される前に公金が尽きると世界恐慌。
時間との勝負だ。」

 このようなコメントがもう一件ありますが、私が一番言いたかったことはこの点です。現金をばらまいても飲食店やホテルといった第三次産業系企業が経営を維持できるか、仮にばらまいてもその後すぐ破綻したら結局はムダ金になり、何の意味もない出費で終わってしまいます。この点が、救済対象が破綻がほとんどあり得ず、また経営が回復した後には注入した資金の回収も一定度見込める金融機関と大きく異なる点で、金を配る前にバケツの穴を塞ぐという行為が何よりも肝心です。

 ではどうすれば穴は塞がるのか。上のコメントにある通り、実はこれが一番難しく、コロナウイルスの治療法が確立されない限りは出血が続くと考えていいでしょう。そういう背景から、こちらもコメントのある通りに治療法が確立されるまで今はひたすら耐え続けなければならないというのが政策面の最大の課題だと私も考えています。
 またもう少し補足すると、日本一国がウイルスを克服してもほぼ無意味であるというのも大きな障害です。だからこそ世界全体で足並みをそろえた対策が必要なのですが、現実にはこれも難しいでしょう。

 逆に、最も意味の分からないコメントは以下のコメントです。

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単なる金融上の問題ではなくて、広く一般的な人まで巻き込んだ問題であるから超えるでしょう。
ライターの発信地からして、何処かの影響も受けてそう…
わざわざウイルス名に()つけるあたりに現れてる。

 なんでCOVID-19付けただけでこんな反応来るのかが内心不思議です。こっちとしてもそんな大した意図はなく、会社で出すレポートにはつけているので習慣的にやっただけだというのに。

 このほかコメント欄を見ていて感じたことを挙げると、なんとなくですが、リーマンショックが過小評価されている一方、コロナショックが過度に怖がられているような気がします。

 この記事で私はコロナショックはリーマン超えすると主張していますが、感覚的にはリーマンの1.2~1.5倍程度と考え、来年冬も世界各地で大流行する最悪のシナリオでも2倍程度と見ています。一方、コメントしている人たちの感覚では恐らく、コロナショックはリーマンの10倍以上の規模を想定しているように見えます。

 何故こうなるのかというと前述の通り、コロナショックを過大に見ている一方、リーマンショックを過小評価しているからだと思います。さすがに10年以上経過していることもあってリーマンショック時にどれだけリストラが行われ、どれだけ企業業績をがた落ちさせたのか、特に世界規模でどれだけの混乱を生んだのかについて、その影響に対する記憶が薄れているのではいう印象を覚えました。もっとも日本人に関してはその3年後の東日本大震災の記憶があまりにも強すぎるため、リーマンショックの苦渋を東日本大震災の辛い記憶と重ねてみている節もあり、意外とリーマン当時の記憶が薄いのではと今回強く感じました。

 一方でコロナショックについては、三月に入ってから急に感染者が増えたり外出自粛が広まったせいで、過度に怖がっているように見えます。この辺の感覚ですが、二月時点で中国現地でその影響を見てきた私からするとやや慌てすぎの様にすら見えます。日本政府の対策は手ぬるいと感じますが。
 無論、流行の影響で大量の倒産や失業が生まれることは確実で、社会全体で大きな混乱に至ることは間違いないでしょうが、とはいええらいこっちゃと大騒ぎしている暇があるならもっと防疫に協力するなり、夏以降のシナリオなどをいろいろ練る方がより建設的でしょう。恐らく日本でいう人はあまりいないから言いますが、ウイルス流行に強い経済体制へのモデルチェンジを叫ぶ人間がどうして日本ではこんなに少ないのか不思議で仕方ありません。まぁベースの差と言えばそれまでですが。

 それにしても、改めて思うとリーマンショックが日本で経験した最後のビッグイベントでした。今回、コロナウイルス禍は中国で一番乗り的な体験こそ果たしましたが。

2020年3月28日土曜日

続・VIVOのスマホを購入


 最近、100日ワニやワンピースなどでステルスマーケティングが話題となっていますが、上記画像から察するに、ソニーもステマをやっているのではないかという疑惑が立ち込めています。ただ仮に本気でこれがステマだとしたら、ソニーのステマはイタリアの市長すら動かしているあたり、もはやステマという範疇を飛び越えた凄い影響力持っているとも言えるでしょう。
 少なくともいえることは、この市長はXboxやSwitchではなくプレステ派ということです。

 そういう冗談はさておき、先日「VIVOのスマホを購入」という記事で買ったばかりのVIVOのスマホ(Y7S)についてめちゃくちゃ酷評しましたが、その後しばらく使ってある程度問題も解決できたので、やっぱり捨てずに今後も使っていくこととしました。その上で各問題の進展と、改めて一週間使ってみた感想をまとめます。

 まず前回最初に上げたUIが悪いという問題ですが、これについては現在も評価は変わりません。前まで使っていたMEIZUの携帯が良かっただけなのかもしれませんが、やはり最初はSIMカードの設定もすぐにはわからず、また設定しているそばからAIが勝手に起動してあれこれ余計なヘルプメッセージを出してきたりと鬱陶しく、操作に慣れた今でも変えたい設定にすぐさまたどり着けない等の問題が存在しています。
 もちろん、複雑なだけ弄れる設定量も多いということですが、それこそ携帯を通話、GPS、サイト閲覧、インスタントメッセージくらいにしか使わない(音楽も聴かない)超シンプルイズムな自分からすると、余計な設定項目が多いように思え、もっとシンプル伊豆ベストな見やすい設定欄にしてほしかったという見解には替わりがありません。

 次に、一般ユーザーは恐らく気にしないだろうけど、複数言語を使い分けなければならない外国人にとっては非常に重要な入力システムの切替えがうまくいかなかったという問題ですが、これは解決できました。今日先ほど友人と一緒にVIVOの携帯を弄ったところ、文字入力欄を長押しすることで入力システム切替えメニューがポップアップされることに気が付きました。言い訳がましいですが、電子マニュアル読んでもこんな機能書いていませんでした。
 これにより、入力中にわざわざ設定画面を開いて、入力システムを切り替えてという面倒くさい作業をせずとも切替えができることとなり、使用面での懸念は大きくなくなりました。それにしても事前にあれこれネットで対策探していたけど、こんな方法は一つたりとも見ませんでした。VIVOもVIVOで、余計な使い方通知をポップアップさせるくらいならこっちを紹介してくれればいいのに。

 最後、三番目の謎のボールこと、オフ画面中に出てくる指紋認証位置を示す変なボールのような画像は、オフ画面設定を弄って非表示とすることで消すことが出来ました。これは前回記事を書いた後割とすぐに気が付いたのですが、そもそもオフ画面の設定が最初よくわからず、使用方法とかもイメージできなかったため、最初は本当にどうすればいいのかお手上げでした。
 イメージ的にオフ画面も常に画像を表示させていると電池消費が増えるのではと思って最初は切っていましたが(真っ黒い画面にしておく)、試しに時間とインスタントメッセージなどの通知のみ表示するように設定したところ(画面タップしても何も動かない)、そこまで電池消費に差がなかったので、しばらくはこの形で継続する予定です。

 以上の通り、当初問題視した三つの問題はUIについて妥協することを除き、解決することが出来ました。その上で使ってて気になったというか感じたことを述べると、まず評価点としてはスペックに対するコストパフォーマンスは抜群にいいです。
 金額1600元(約24000円)にしてメモリは6GB、カメラ性能も程よく、後何より通話時の音声がMEIZUと比べてめちゃクリアです。画面も6.38インチで大き目で、同僚に見せたらやはり文字が見やすいと好評でした(上記問題が解決されなかったら同僚に売るために見せた)。

 もっとも画面兼本体サイズに関しては、私個人としてもっと小さい方が好みです。このY7Sを選んだのも、「一番小っちゃくて安いやつ( ゚д゚)クレ」と店員に言ったことがきっかけでしたし。なお画面サイズは大きいのに、重量に関しては前まで使っていたMEIZUよりもわずかながら軽かったです。
 あと詳細スペックはこちらです。

 次に不満点というかMEIZUと比べて明らかに劣っている点としては、先ほどにも書いた通りUIがシンプルじゃなくややわかりづらい、あと搭載されているAIがデフォルトでオンになっており、いろいろ口うるさくあれこれ言ってくるという点です。
 MEIZUにもAIは搭載されていましたが、それでもこちらから呼び出さなければ何も口出しすることのないいい奴でした。一方、VIVOのAIは初めからオンでいろいろ設定している最中にもなんやかんや抜かしてくるので、最終的にはAIは完全オフという形で切りました。一応、翻訳機能とかあって、購入検討中に店員が説明内容を中国語で話して録音し、それを日本語に表示して見せる機能は使いようがあるかもと思いましたが、私個人としては今のところAIを活用する気はありません。

 将来的にはAIも、「優しいハートフルな性格」、「きつめだけど世話焼きな性格」、「心配性だけとやる時にはやる性格」、「普段は冷静だが時に狡猾な面を見せる性格」みたいにタイプを選んで設定する時代が来るのかなぁ。

 このほか細かい点を挙げると、アプリショップはMEIZUと比べて明らかに劣りました。壁紙やテーマの種類、あと着信音が種類こそ多いもののバリエーションは狭く、私の趣味に合ってないだけかもしれませんが、これはというものがあまり揃えられていませんでした。仕方ないので通知音などの音声は先ほどパソコンで探し、このあと携帯に入れて反映させるつもりです。

 あと書きそびれていたけど、システム言語を中国語、英語だけでなく、日本語も選択できるのはありがたいです。中国語でもわかるけど、やはり日本語の方が使用する上では気が楽です。そのほかまだ試していない期待点を挙げると、Google Playがダウンロードできたことです。
 中国のスマートフォンは中国国内ではGoogleサービスが禁止されていることもあって、AndroidなのにGoogle関連ソフトが一切インストールできないということが多いのですが、VIVOのスマホは恐らく日本を含めた中国国外でも販売されていることからか、Google日本語入力システム(入力システムだけなら他の中国製携帯でも使用可能)をダウンロードした際、一緒にGoogle Playもダウンロードできました。

 以前のMEIZUのスマホは上記問題から、日本国内でGoogleマップをはじめとするGoogle関連サービス(Gmailを除く)や、Googleのサービスと連動しているYahooマップなども使用できませんでした。細かく設定を弄ればできたのかもしれませんが、少なくとも自分が試行錯誤している段階ではどうにもなりませんでした。
 ただ今回のVIVOのスマホはGoogle Playは無事インストールでき、起動こそ中国国内のアクセス制限から叶わないものの、日本国内でGoogleと連動したサービスならいけるのではないかとちょっと期待しています。そうなった場合、特にGoogleマップは私も使う機会が多いので大いに助かるし、その他の展開もいろいろ考えられます。この点についてはまた次、いつになるかわかんないけど日本行ったときにでもこのブログで紹介します。

2020年3月25日水曜日

女性のハーレム願望

 最近書いてないけど、上海はみんなマスクしていることを除けばほとんど以前の状態に戻りつつあります。以前混雑していた飲食店は前ほどの混雑はないものの、それでも一時期と比べると日常感が大分戻ってきました。
 でもそんなことどうでもいいと思うくらい、最近仕事忙しい(´;ω;`)ウッ…

 話は本題ですが、忙しい最中に今日韓国ドラマが大好きな女性の同僚と食事する機会があり、いい機会なので韓国ドラマのどういうところが面白いのかいろいろ訪ねていました。同僚曰く、やはり女性目線で韓国ドラマは作られることが多く、俳優も高身長イケメンの演技上手をしっかり揃えてくるので、とにもかくにも完成度が高いというのがポイントだそうです。
 なお男性俳優については、近年の日本の俳優は中国や韓国の俳優と比べると明らかに身長が小柄な人が目立つようになっているそうです。ジャニーズの弊害かわからないけど、確かに中国、韓国の俳優は高身長で当たり前なところがあります。

 話を戻すと、では具体的にどういう点が女性の琴線に触れるのかと続けて尋ねたら、「基本恋愛は三角関係になるんだけど、一人の女性に対して複数のタイプの異なる男が言い寄るというのがたまらない」と教えてくれました。
 これを聞いてぱっと思いついたのが、前にも少し紹介したことのある「ハコヅメ」という漫画です、」この漫画の中で新人婦警がはまっている漫画が登場するのですが、その内容というのも年齢やタイプの違う複数の男から壁ドンされるという漫画で、その漫画を見た先輩婦警が、「何その女の願望をそのまま描いたような漫画」とツッコミを入れるシーンがあります。この「女の願望」というのを見て、「この漫画の作者(女性)は変わった願望の持主なんだな」と当初思っていましたが、今回同僚の話を聞いて、「割と一般的な女性の願望だったんだあれ(゚Д゚;)」と思い直すに至りました。

 いうなれば女性のハーレム願望というべきか、その同僚によると、もちろん好みのタイプというのはあるが、一つのタイプではなく年齢も年下、同年代、年上で、情熱的だったりクールだったり、ベビーフェイスだったり渋かったりと、各パターンそれぞれで味があるそうです。なお「金持ち」という特性はすべてをプラスにする要素だそうです。
 でもって、こういったタイプの異なる複数の男性らに同時に言い寄られるというのが、女性にとってはたまらなく幸福なんだそうです。どれか一つを選ぶとかそういうのじゃなく、複数の男性からちやほや求愛されるというのがとにかくいいらしく、なんかこの点は男性と違うなと正直に思いました。

 男にもハーレム願望というか複数の女性と付き合うのが好きだという人はもちろんいますが、それでも好みのタイプはある程度絞られ、ハーレム対象となる女性も大きくタイプが分かれることはない気がします。分かれるのはせいぜい言って年齢くらいなもので、しかもこれも若い方がとにもかくにもプラス的な要素として見られている気がします。ハーレムなんて経験したことないからいまいちわかんないけど。

 以上を踏まえると、女性は恋愛においてバラエティのレンジが男性より広いというか、各タイプの男性とそれぞれ楽しみたいという欲求があるのかもと推測するに至りました。男の側からの意見を言うと、もちろん好みのタイプが一つとは限らないものの、やはりある程度それは絞られてくる気がして、各タイプを同時に楽しみたいという欲求はあまり起こりません。

 また少し話を発展すると、こういった要素は不倫という行為の分析にもつながるかもしれません。男性の場合は先ほどにも言った通り、既存パートナーより若い相手との不倫に発展しやすいところがありますが、女性の場合はもしかしたらさにあらず、既存パートナーとは異なるタイプに対し不倫が発生するのかもしれません。なんとなく、昼ドラ見てるとそんな展開が多いような気もしないでもない。

 それにしても日本は「不倫は文化」だと言った人もいますが、ある意味それは間違いでもないのかもと最近思うようになります。芸能人の東出氏の話題(何故か中国人も知っていた)もあれだけ盛り上がったのは、不倫というのはいけないとわかっていつつ娯楽としては非常に親しまれているからこそじゃないかと内心思います。むしろ女性の側の心理を考えると、不倫に対する欲求は案外男性よりも高いのではという気もしないでもありません。だから不倫した芸能人にあれだけ厳しくなるのかもなぁ。
 ちなみに今日話を聞いた同僚が以前、激しい不倫系のドラマを家で見ていたら旦那がひどくうろたえていたそうです。こういう系のドラマは夫婦一緒に楽しむのはさすがに無理そうです(・´з`・)

2020年3月22日日曜日

VIVOのスマホを購入

 前々からスマホの買い替えを検討していましたが、諸般の事情で今日ようやくVIVOのスマホを1600元(約25000円)で購入しました。で、弄り始めて1時間後に捨てることを決めました。理由は以下の通り。

1、UIが悪すぎる
 これまで使っていたMEIZUのスマホと比べ、どこにどういう設定項目があるのかが最初さっぱりわからず、SIMカードの設定すらおぼつきませんでした。ある程度慣れた状態で見てみると、どうもAIなどの独自機能に関する設定が前面に出る一方、比較的重要と思われる主要設定項目は「その多機能」の中に入れられており、一見してわからない仕様となっていました。
 また通信状態やWIFIの設定ボタンも、なんかやたら変なところに格納されていて、かなり時間が立つまで存在するとは気づきませんでした。もちろんそんなところにあるもんだから、使ったりするうえで不便この上ありません。

2、入力システムを通知欄から切り替えられない
 日本国内にいる人からすれば全く実感できないでしょうが、中国でのスマホ使用においては、日本語入力システムと中国語入力システムの切替えは必須です。メールを打ったり検索かけたり地図入力するにしたりしてもこれら入力システムは頻繁に切り替えなければなりません。
 その入力システム変更ですが、これまで私が使用してきたスマホではすべて、フリックなりキーボードなりの入力画面を表示させると通知欄に入力システムが現れ、そこをタッチしてから別の入力システムを選択するとすぐ切り替えられました。でもVIVOのスマホはこれが出来ませんでした。

 ぶっちゃけこれは中国でのスマホ使用において最重要機能の一つです。ただ通知欄での入力システム切替えはAndroidの標準機能であるのと、購入前に展示スマホに日本語入力システムをわざわざ入れてまで試す必要はあるのかという点から試しませんでしたが、見事に運悪いのに当たってしまいました。一度だけ、知人のスマホでこの通知欄での切り替えができないスマホは見たことがありましたが、まさか今こんなスマホがあるっていうこと自体なんか信じられません。
 なお通知欄で入力システムを切り替えられない場合、「設定→言語→入力システム→デフォルトの入力システム」みたいな感じで七面倒くさい処理を経る必要があります。こんなのいちいちやってられません。

3、謎のボール
 一通り弄ってからスリープ画面にしたところ、何故だか画面下部に謎のボールらしきものが常に表示されていました。しばらくすると消えるけど、ほんのちょっと画面に触れるとまたすぐ現れ、ポケットの中に入れて置いたらほぼ確実に延々と出続けている謎のボールでした。
 実はこれ、画面における指紋認識位置を示すためだけの画像です。指紋認識を切れば表示されなくなるのですが、実際には指紋認識は頻繁に使います。しかし使うとなると、この無駄に自己主張の激しい謎のボールが延々と出続けるということになり、無駄に神経を逆なでします。

 真面目にこのボール問題が決定打となって、すぐ捨てようと決意しました。他の人は知りませんが、自分のあずかり知らないところで機械が勝手に動作するということが私には我慢ならず、切ろうと思っても切れないし、画面上に表示されるためいやでも意識されることから、この謎のボールに対し強い憎悪を覚えました。


 このほか細かい点を挙げると、AIがやたら勝手に「上海のおすすめスポット」などを通知に入れてくるのも、機械の分際で自分に口出ししてくることに腹立ちました。アプリの管理権限では毎回位置情報とか取っていいのかを尋ねてくるくせに、こういう無駄な情報を了解なしに何故送り付けてくるのかで不満です。

 自分はMEIZUのスマホを買った際、こんな安くで性能のいいスマホを中国は出してくるのかと非常に関心したし、使用においてはほとんど不満は感じませんでした。唯一、ロック画面の壁紙を季節ごとに勝手に入れ替え、しかも元に戻す際に恐らくバグのせいか上手く表示できず真っ黒な画面になることが強い不満を覚えますが、それ以外に関しては概ね満足しています。
 それが今回のVIVOのスマホは何から何まで不満しかなく、出費的にかなり痛いですが、こんなスマホはとても使いたくないと思って切ることにしました。仕方ないから、今度はHUAWEIのスマホを買いなおす。

 それにしても今月は買い物に運がないというか、やたらはずれの買い物ばかりします。もちろん自業自得な面はありますが、こういう風に重なるとさすがにしょげてきます。


  追記
 続編を書きました。この記事では散々酷評していますが、結局捨てずに使い続けることにしました。

100日後に死ぬワニと電通まつり

 突然のひらめきでそのまま書いたけど、すごい見出しにしたと我ながら思う(;´・ω・)

 さて昨日完結したとされる「100日後に死ぬワニ」という漫画ですが、まるで死ぬのを待っていたかのように関連グッズの発売やメディアミックスが一斉に発表され始め、その露骨なマーケティングぶりに眉をひそめる人が多いようです。特に我が家にとって不倶戴天の敵である電通が協賛に絡んでいたことから、そもそもこの漫画自体が仕組まれたステルスマーケティングだったのではないかという疑念の目が向けられ、かえって祭り(この表現ももう古いか)というか炎上を起こしています。

 私に言わせるなら、この漫画のブームがステルスマーケティングかどうかを判断するはっきりした証拠は現在ないものの、最終回直前の作者テレビ出演を始め、ステルスマーケティングと疑われてもしょうがない状況ではあると思います。故意にしろ不故意にしろステルスマーケティングと思われないように振舞うことはマーケティングでは重要であり、その点で言えば電通は未だこうした初歩的なことにすら気づけられないのかと少し呆れます。
 少なくともこちらはネットの掲示板でみた意見ですが、「もっと連載終了の余韻に浸りたかった」という言葉は真実でしょう。最終回が出てみんなでワイワイ作品の評価や議論を展開するなどして楽しみたかった読者は多かったと思いますが、そんな議論など吹き飛ばすかのように、「映画化決定!」、「追加ページ付き書籍発売!」、「グッズ転売」などという文句が並べ立てられると気が萎えるのは当然で、せめて一週間程度の間を置くことすらできなかったのかとはなはだ疑問です。

「100日後に死ぬワニ」最終回直後に“炎上” 突然のメディア展開発表あだに(河村鳴紘)

 こちらの方の意見は自分と同意見で、やはり各種メディアミックス発表はもっと間を置くべきだったと書かれています。またコラボするアーティストの「いきものがかり」が電通との係わりを否定していることにも触れられていますが、私個人としては必死過ぎて逆に怪しいと思えます。この人も電通同様、無駄にこんなことしなくてよかったという気がしてなりません。

 ちなみにいきものがかりについては、「ブルーバード」って曲をアイマスカバーで声優の今井麻美氏が歌ったものをYoutubeで見て、「ええ曲やん」と思って原曲を聞いてみたら、「なんじゃこりゃー!」とその落差にガチで驚いたことがあります。このことをバンドやってた友人に聞いたら、「あいつら、ボーカルがめちゃくちゃ下手で有名ですよ」と言われ、厳しいようだけど実際その通りだと私も思います。
 まぁミンゴスが元から歌上手いってのもあるだろうけど。ただ「あんなに一緒だったのに」はやっぱり原曲の方が上。

「100日後に死ぬワニ」から考えたい「電通案件」と2015年過労自殺事件(藤田孝典)

 続いてこちらのコメントですが、自分としてはこれが非常にしっくりきました。このコメントに書かれてある通り、ステマかどうか以上に過去にパワハラ自殺事件を起こした電通が係っているからという点が一番反感を買っているという指摘で、実際にその通りだと私も思います。特に漫画のタイトルが「100日後に死ぬ~」であることから否が応でもパワハラ自殺事件を連想させるだけに、電通はもう少し裏方に回って自社の名前を画すなりといった努力が必要だったかもしれません。
 またこちらのコメントの末尾付近の文章を引用すると、

「『100日後に死ぬワニ』という作品に罪はない。日常を振り返る良い作品である。しかし、その日常を無惨に奪っていき、さらに反省が全く足りない企業に対して、私たちは厳しい批判をし続ける必要があるだろう。」

 結局はこの言葉に尽きることでしょう。他社のイメージアップやマーケティングPRを業務として手掛けるのが電通ですが、皮肉にも自社の悪いくなったイメージがそれら業務の足を大きく引っ張っているというのが実態でしょう。そういう意味では、ワニは死んだけどパワハラ自殺事件の呪縛は見事に甦ったなというのが私の見方です。

2020年3月18日水曜日

その影響はリーマン以上

 昨日の報道で確かみたつもりですが、今回のコロナウイルスが与える経済影響は2008年のリーマンショック(世界的には「金融危機」と表記。「リーマン」とつくのは日本だけ)ほどではないと麻生財務大臣が言ったことですが、まぁ所詮は麻生の言うことで何の意味もないでしょう。結論から言えば、リーマン以上の影響になると私自身は思っています。こう考える根拠はただ一つ、リーマンと違って現実の人や物の移動がウイルス流行によって完全にストップしたからです。

 リーマンの時は金融が大きな負債を抱えて金の巡りが悪くなり、それにより資金繰りが悪化してそれまで黒字だった資産を売却するようになって、また中小企業が潰れていったりして生産消費活動が滞っていくようにして、徐々にその影響が広がっていきました。
 一方、今回のコロナでは金融から現実経済へ徐々に影響が波及していったのではなく、いきなり現実の経済活動がストップしました。最初に影響を受けたのは旅行や観光業、次に客が来なくなった飲食や小売業、その後工場の生産稼働が止まってサプライチェーンが寸断された製造業と物流業という感じで影響が広がっていきました。この後は言わずもがなですが、現在は巡り巡って金融業が大打撃を受けており、この流れは見てわかる通り、リーマンとはまるで逆です。リーマンの時は金融という、ある意味川上の最上部から影響が広がりましたが、今回のコロナはそれとは真逆に川下も川下の、最末端の現場から遡上するように川上へと影響が広がっていきました。

 この川上と川下の流れですが、どちらがその影響を食い止めやすいかと言ったら私の見方としては断然川上です。というのも川上であれば、そのまま水の流れで例えるとしたら水量が減ったとたとえられ、減った分だけ水をどっかから汲んで流すことで川下への影響を減らすことができます。この水汲みはそのまま政府などによる財政出動で、実際にあちこちの国でゼロ金利政策が取られるなどして資金を市場に大量に流通させることでリーマンの影響を克服しました。
 中国なんかその典型で、すぐさま100兆円くらいボンと放り込んでましたし。

 一方、今回の場合は何度も言う通り川下からの影響です。楽観的シナリオで言えばこのウイルス禍は今年だけで夏には終息するという見方ですが、個人的な見方で言うと、ワクチンなどの完成、量産といった治療法の確立まで一程度の時間を要することから、最低でも来年冬も一部地域で一定度流行するのではと私は見ています。仮にそうであれば来年冬も世界各地で防疫対策のために外出抑制や隔離措置等が取られることを意味し、今年ほどでなくても同じようなインパクトが来ると言えます。
 このように実際の現場での経済活動がストップすることによって、例え融資が保障されていたとしても飲食店などでは客が来なければ売り上げは増えず、そのほかの運営コストだけがどんどん嵩んでいく行く一方です。融資によって運営を維持したとしてもその後客が戻ってきて返済するほどの売上げが立てられるかと言ったら可能性は高くなく、前述の通り来年にも同じようなインパクトが来ると予想するなら、経営を維持したところで借金が増えるだけで終わる可能性もあります。

 何が言いたいのかというと、財政出動や金利抑制によって融資を増やしたところで、川下からの経済活動ストップにはそこまで効果を発揮できないのではということです。じゃあどうすればいいのかって、外出しなくても経済活動が回るようライフスタイルそのものを変えるしかないのではというのが正直な見方です。具体的には食品ケータリング、オンライン教育、リモートオフィスの普及促進ですが、まぁどうなることやら。

 そもそも財政出動しようにも金融にも影響が広がっている中ではファンドなどの融資機関も資金がショートし始めるわけで、恐らく日本では今後、完全な意味での国有企業が増えてく気がします。まぁそれも時代の趨勢かなと思って、いちいち批判とかする気もしませんが。

2020年3月16日月曜日

忙しいし読まれないし

 別にそんな長時間っていうわけじゃないけど、先週末も自宅で数時間ずつ作業していました。それでも全然仕事が終わらないし、むしろ溜まっていく一方だし。

忠臣蔵の真相、抑えのきかない30代がキレたのか(JBpress)

 そんな中で出た今日の記事ですが、案の定というかコロナの波にやられてあまりアクセスは伸びてないようです。ショックはないというか、そんなの感じられるほどの体力すらない状態で、正直早く寝たいです。

 記事内容について少し言及すると、西郷隆盛の下りはあまり知られていないけど、実は実像がほとんどはっきりしないかなり特殊な人物であることを紹介できたのはなかなか良かったのではと考えています。そのほかはありきたりなネタばかりですが、真珠湾ネタに関してはそろそろ掘り起こしの時期かなと思いつつ言及しました。

 夕方くらいまでは意識もはっきりしてたけど、さっきから急に調子悪くなってきたのでこれからゼノブレイド2してから寝ます。