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2020年3月28日土曜日

続・VIVOのスマホを購入


 最近、100日ワニやワンピースなどでステルスマーケティングが話題となっていますが、上記画像から察するに、ソニーもステマをやっているのではないかという疑惑が立ち込めています。ただ仮に本気でこれがステマだとしたら、ソニーのステマはイタリアの市長すら動かしているあたり、もはやステマという範疇を飛び越えた凄い影響力持っているとも言えるでしょう。
 少なくともいえることは、この市長はXboxやSwitchではなくプレステ派ということです。

 そういう冗談はさておき、先日「VIVOのスマホを購入」という記事で買ったばかりのVIVOのスマホ(Y7S)についてめちゃくちゃ酷評しましたが、その後しばらく使ってある程度問題も解決できたので、やっぱり捨てずに今後も使っていくこととしました。その上で各問題の進展と、改めて一週間使ってみた感想をまとめます。

 まず前回最初に上げたUIが悪いという問題ですが、これについては現在も評価は変わりません。前まで使っていたMEIZUの携帯が良かっただけなのかもしれませんが、やはり最初はSIMカードの設定もすぐにはわからず、また設定しているそばからAIが勝手に起動してあれこれ余計なヘルプメッセージを出してきたりと鬱陶しく、操作に慣れた今でも変えたい設定にすぐさまたどり着けない等の問題が存在しています。
 もちろん、複雑なだけ弄れる設定量も多いということですが、それこそ携帯を通話、GPS、サイト閲覧、インスタントメッセージくらいにしか使わない(音楽も聴かない)超シンプルイズムな自分からすると、余計な設定項目が多いように思え、もっとシンプル伊豆ベストな見やすい設定欄にしてほしかったという見解には替わりがありません。

 次に、一般ユーザーは恐らく気にしないだろうけど、複数言語を使い分けなければならない外国人にとっては非常に重要な入力システムの切替えがうまくいかなかったという問題ですが、これは解決できました。今日先ほど友人と一緒にVIVOの携帯を弄ったところ、文字入力欄を長押しすることで入力システム切替えメニューがポップアップされることに気が付きました。言い訳がましいですが、電子マニュアル読んでもこんな機能書いていませんでした。
 これにより、入力中にわざわざ設定画面を開いて、入力システムを切り替えてという面倒くさい作業をせずとも切替えができることとなり、使用面での懸念は大きくなくなりました。それにしても事前にあれこれネットで対策探していたけど、こんな方法は一つたりとも見ませんでした。VIVOもVIVOで、余計な使い方通知をポップアップさせるくらいならこっちを紹介してくれればいいのに。

 最後、三番目の謎のボールこと、オフ画面中に出てくる指紋認証位置を示す変なボールのような画像は、オフ画面設定を弄って非表示とすることで消すことが出来ました。これは前回記事を書いた後割とすぐに気が付いたのですが、そもそもオフ画面の設定が最初よくわからず、使用方法とかもイメージできなかったため、最初は本当にどうすればいいのかお手上げでした。
 イメージ的にオフ画面も常に画像を表示させていると電池消費が増えるのではと思って最初は切っていましたが(真っ黒い画面にしておく)、試しに時間とインスタントメッセージなどの通知のみ表示するように設定したところ(画面タップしても何も動かない)、そこまで電池消費に差がなかったので、しばらくはこの形で継続する予定です。

 以上の通り、当初問題視した三つの問題はUIについて妥協することを除き、解決することが出来ました。その上で使ってて気になったというか感じたことを述べると、まず評価点としてはスペックに対するコストパフォーマンスは抜群にいいです。
 金額1600元(約24000円)にしてメモリは6GB、カメラ性能も程よく、後何より通話時の音声がMEIZUと比べてめちゃクリアです。画面も6.38インチで大き目で、同僚に見せたらやはり文字が見やすいと好評でした(上記問題が解決されなかったら同僚に売るために見せた)。

 もっとも画面兼本体サイズに関しては、私個人としてもっと小さい方が好みです。このY7Sを選んだのも、「一番小っちゃくて安いやつ( ゚д゚)クレ」と店員に言ったことがきっかけでしたし。なお画面サイズは大きいのに、重量に関しては前まで使っていたMEIZUよりもわずかながら軽かったです。
 あと詳細スペックはこちらです。

 次に不満点というかMEIZUと比べて明らかに劣っている点としては、先ほどにも書いた通りUIがシンプルじゃなくややわかりづらい、あと搭載されているAIがデフォルトでオンになっており、いろいろ口うるさくあれこれ言ってくるという点です。
 MEIZUにもAIは搭載されていましたが、それでもこちらから呼び出さなければ何も口出しすることのないいい奴でした。一方、VIVOのAIは初めからオンでいろいろ設定している最中にもなんやかんや抜かしてくるので、最終的にはAIは完全オフという形で切りました。一応、翻訳機能とかあって、購入検討中に店員が説明内容を中国語で話して録音し、それを日本語に表示して見せる機能は使いようがあるかもと思いましたが、私個人としては今のところAIを活用する気はありません。

 将来的にはAIも、「優しいハートフルな性格」、「きつめだけど世話焼きな性格」、「心配性だけとやる時にはやる性格」、「普段は冷静だが時に狡猾な面を見せる性格」みたいにタイプを選んで設定する時代が来るのかなぁ。

 このほか細かい点を挙げると、アプリショップはMEIZUと比べて明らかに劣りました。壁紙やテーマの種類、あと着信音が種類こそ多いもののバリエーションは狭く、私の趣味に合ってないだけかもしれませんが、これはというものがあまり揃えられていませんでした。仕方ないので通知音などの音声は先ほどパソコンで探し、このあと携帯に入れて反映させるつもりです。

 あと書きそびれていたけど、システム言語を中国語、英語だけでなく、日本語も選択できるのはありがたいです。中国語でもわかるけど、やはり日本語の方が使用する上では気が楽です。そのほかまだ試していない期待点を挙げると、Google Playがダウンロードできたことです。
 中国のスマートフォンは中国国内ではGoogleサービスが禁止されていることもあって、AndroidなのにGoogle関連ソフトが一切インストールできないということが多いのですが、VIVOのスマホは恐らく日本を含めた中国国外でも販売されていることからか、Google日本語入力システム(入力システムだけなら他の中国製携帯でも使用可能)をダウンロードした際、一緒にGoogle Playもダウンロードできました。

 以前のMEIZUのスマホは上記問題から、日本国内でGoogleマップをはじめとするGoogle関連サービス(Gmailを除く)や、Googleのサービスと連動しているYahooマップなども使用できませんでした。細かく設定を弄ればできたのかもしれませんが、少なくとも自分が試行錯誤している段階ではどうにもなりませんでした。
 ただ今回のVIVOのスマホはGoogle Playは無事インストールでき、起動こそ中国国内のアクセス制限から叶わないものの、日本国内でGoogleと連動したサービスならいけるのではないかとちょっと期待しています。そうなった場合、特にGoogleマップは私も使う機会が多いので大いに助かるし、その他の展開もいろいろ考えられます。この点についてはまた次、いつになるかわかんないけど日本行ったときにでもこのブログで紹介します。

2 件のコメント:

ルロイ さんのコメント...

OPPOは日本に進出してますが、vivoは進出してないのです。だから気になっていたんですが、他にも国内未発売の端末は中国に多くあるので、どうしても欲しい端末が出たらお願いするかもしれません。
とりあえず使えるようになってよかったです。

花園祐 さんのコメント...

 今回はいろいろとお騒がせしました。中国のスマホについて言えば、やはりユーザー嗜好に合わせてカメラ性能を非常に重視した設計が多い気がします。それ以外では独自アプリによる既存顧客の囲い込みなどがありますが、通信会社との紐づけがない分、競争環境は日本より厳しいだけに各メーカーも努力してるように見えます。
 今度日本帰った時、今回勝ったvivoのスマホで日本のアプリにも対応するかなどを調べて、このブログに載せますね。