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2022年2月18日金曜日

オミクロンは本当に弱毒性?

 さらっと書きたい気分なので短くまとめますが、デルタ株に成り代わり現在絶賛流行中のコロナのオミクロン株ですが、流行当初に「オミクロンは弱毒性」と各所で報じられていました。しかしコロナ感染後の治療法がある程度確立されてきているにもかかわらず重症者数は増えており、1日当たりの死者数も過去最高の271人を記録したと報じられていて、これで本当に弱毒性なのかと、専門家ではないもののちょっと疑問に感じます。

 単純に、感染力が強いためこれまでのタイプに比べ重症となりやすい高齢の既往症キャリアが感染する確率が高まり、その結果重傷者が増えたのかなと勝手に推測しています。その一方、そもそもオミクロンはハナから弱毒性ではなく、感染力も毒性も高いタイプだったのではないかとも勘繰っています。
 仮に後者だった場合、最近は本当に聞かなくなってきたけど流行当初に弱毒性だなどと報じられた、というより現場などから報告されたのかという話になってきます。これについてまた素人的な考えを述べると、流行前にワクチンがある程度接種され、そのワクチンの効果によって毒性が薄れていただけだったのではないかと適当に考えています。

 専門家などによると、ワクチンを打てば永遠に感染しなくなるわけではないものの、仮にその後に感染したとしても、身体への影響やダメージは顕著に落ちると報告されており、他の感染症のワクチンなどからもこの主張は正しいのではないかと思います。
 その上で、オミクロンが弱毒性だと判断されたのは、オミクロン自身の影響力が弱いからというより、ワクチン接種によってその影響が小さくなっただけで、逆を言えばワクチン打ってないとデルタとかそっち系にも負けないような毒性を持ってるのではないかという気が最近してきました。まぁ専門家じゃないので何とも言えませんが。

 なんか日本でも鎖国解禁などと言われ外国からの入国者数を緩和しようって話が出ていますが、恐らくこの流れは今後も続くと思います。というのも今のような状況を今後何年続けるかって話で、恐らくあと2年内には国境移動を解放しないといろんなものが持たなくなるのが目に見えているからです。ただ2年内にコロナがかつてのサーズみたく根絶されるかと言ったらそんなことはなく、世に言うウィズコロナが現実味を帯びてくるのではないかという気もします。
 ただウィズコロナで懸念を挙げると、夏場じゃないかという気がします。インフルエンザと違ってコロナは夏場でも容易に感染するため、この点でどういう風に割り切るのかが考えものです。それにしても今時分、内心で一番可哀想だと思うのは留学を目指していた学生で、彼らだけでもどうにかしてあげられないかなという気がします。

2022年2月16日水曜日

ずるいや兄ちゃん( ˘•ω•˘ )

ロッキンオン、古塔つみ描き下ろしグッズを一時販売停止と返品対応に すべての作品を調査を行うため(ガハろぐ)

 本題と関係ないけど今も検証が続けられているトレースレーターの報道とか見ていると、逆にオリジナル作品を見つけ出すことの方がハードなのではないかという気がしてきました。っていうか最後に書かれている「引用派の巨匠」という言葉が強すぎる。

 話は本題ですが先日も取り上げた「とはずがたり」では、後の南北朝の争乱のきっかけとなった後深草天皇と亀山天皇の兄弟二人が登場します。この二人は実の兄弟ながらどちらも天皇になっているものの、互いに頂点を極めた若貴兄弟と同様というか、その後継天皇をどちらの皇子にするかで対立が深まったと言われ、一般的には仲が悪い天皇兄弟のように認識されています。
 実際に私も長い間そんな風に見ていたのですが、両者の姿については「とはずがたり」でも描かれていて、それを読むと若干印象が変わってきます。

 具体的にはどう描かれているのかというと、ちょうど後深草天皇が自らの側近でもあり朝廷と鎌倉幕府のパイプ役である西園寺実兼を使った運動が効を奏し、自分の皇子(伏見天皇)を皇太子に立てたあたり、後深草天皇と亀山天皇が不仲であるという噂が出回っていたようです。
 これに対し両者は「そんなことないよ(・∀・)人(・∀・)ブラーザ」ということを世に示すため、一時期互いの屋敷を訪問し合ったりしました。訪問理由はいろいろ理由をつけていたのですが、途中からチームで弓の腕や和歌を競い合ったりして、勝った方をお祝いし合うみたいなイベントをやるようになりました。

 そんな交流戦が繰り広げられたある日、後深草天皇が逗留先の屋敷で横になって「とはずがたり」の作者である二条にマッサージしてもらっていたところ、亀山天皇が単身で部屋に入ってきて、こんなやりとりがあったそうです。

亀山天皇「今夜は御供がいなくて夜寂しいの。兄ちゃんの二条貸してよ(´・ω・`)」
二条(何言ってんだこいつ……(;´・ω・)モミモミ)
後深草天皇「二条は今、身重(妊娠中)だからまた今度ね(´-ω-`)マッサージキモチイイ」
亀山天皇「ずるいや兄ちゃん!うちの女房の中で気に入った娘がいたらいつでも言ってねと僕は言ってるのに、兄ちゃんは自分とこの娘を独占すんの?( ˘•ω•˘ )」
二条(ちょっ、待てよこの兄弟。なに勝手に交換条約結んでんだ(;゚Д゚)モミモミ)
後深草天皇「( ˘ω˘)スヤァ」
亀山天皇「兄ちゃん酔っぱらって寝ちゃったね。じゃ、君はこっちへ(´・ω・`)グイッ」
二条(ってオイィ、寝てんじゃねーよこのタイミングで:(;゙゚''ω゚''):)

 っていう感じで、亀山天皇に手籠めにされたといういきさつが描かれています。会話文はもちろん脚色していますが、ガチでこんな内容です

 これ見て当時の宮中の乱れ方とかそういう以前に、「案外仲いいじゃんこの兄弟(;´・ω・)」というのが私が感じた印象です。もちろん仲良くシェアとかしてたのはこの時期だけでその後は険悪だったのかもしれませんが、政治的にはともかく、プライベートでは上記の通り交流があったようです。どちらかというとこれ以降、皇統が分かれたまま時代が下るにつれて派閥間の抗争が激しくなっていったというのが実態かもしれません。

 なおこんな感じの話がガチで「とはずがたり」は多く、戦前とか発禁にならなかったのかなと前から思っていました。ただ先日のJBpressの記事を書いた際に調べたところ、実はこの「とはずがたり」は二次大戦中に古典資料館で初めて再発見され、皇室への社会の意識が強かったこともあり当時は公表されず、1950年くらいになって初めて世間に出されたそうです。

 それで合点がいったというか、他の古典と比べると「とはずがたり」はややマイナーな方に入りますが、それは恐らく古典マニアな明治、大正の文豪が一切触れていないこともあると思います。森鴎外や芥川龍之介を始め、この時期の文豪で古典マニアな人は少なくなく、彼らが小説に取り上げたことでメジャーとなった古典も多いです。しかし「とはずがたり」は彼ら文豪のいた時代には表に出ておらず、昭和になって初めてその存在が再確認されたこともあり、いわゆる源氏物語や更級日記などと比べるとやや知名度が低いのではないかと思います。この前亡くなった瀬戸内寂聴を始め、現代語訳している人はそこそこいますが。

 それにしても「とはずがたり」のエピソードはほんとに顔文字入れやすい。

2022年2月14日月曜日

粥杖事件記事の裏側

鎌倉時代の珍事件、「おケツ滅多打ち」の復讐に燃えた女官たち(JBpress)

 というわけで定例コンクラーベな自分の記事紹介ですが、この記事は大分前にこのブログでも紹介した粥杖事件の顛末を再びまとめた記事です、今回出したきっかけとしては、春節休暇中にまた粥杖事件の解説とか読みたくなって検索かけたところ、自分のブログ記事が一番上に表示されて、この事件がほとんど日の目を浴びていないということに気が付いたためです。

 そうして書くに至りましたが、元々の内容の面白さもあり、書いている間はかなり楽しく書けました。本音を言えばもう少しアクセスとかコメントが増えればという気持ちもあるものの、ヤフコメのコメントはどれも「面白い(^ω^)」的なコメントが多くて、この点では書いてよかったと心底思える結果です。
 なかでも、「現代と変わらないね」というコメントもあるのですが、このコメントが地味にうれしいコメント内容です。というのもこの記事は裏テーマは設けていませんが、読者の方には1000年近く前の人であっても、意外とユーモア方面の感覚は現代人と大差ないということを意識してもらいたいと考えながら書いた記事だったからです。実際、この事件での後深草院は連座の話をわざと持ち出したりするなど、天皇という庶民から最も程遠い立場にありながらユーモアたっぷりに動いており、非常に親しみが持てます。

 このほかコメントでは、記事中の「力が欲しいか?」というセリフに着目するコメントもみられました。このコメントも非常にうれしく、このセリフはいくらか脚色して入れたものであるものの、内容的にも情景的にも非常にマッチしたセリフを上手く浮かんで入れられたと感じる会心のセリフでした。
 なお思いついたのは記事を一回全部書き終えた後で、シャワー浴びながらペルソナとか昔のゲームや漫画のセリフを思い出している最中にふと浮かんできて、あとから付け加えました。

 今回、この粥杖事件の記事を書くに当たっては参考文献に上げている佐々木和歌子氏の現代語訳された原典を読みましたが、高校時代に読んだ内容は一部だけかと思っていたら、案外ほとんどの内容を当時に読んでおり、また今でも記憶していたことに気が付きました。
 そんな「とはずがたり」の分量はちょうど小説一冊程度に収まるくらいですが、佐々木氏の現代語訳が非常に読みやすくできていることもあり、古典だからと言って敬遠されがちですが是非他の人にも読んでもらいたいと思い、記事の末尾はややプッシュが過ぎるかなというくらい推薦しています。

 よく古典というと読み辛そう、時代背景が分からないなどという理由から敬遠されがちですが、私が思うにそうした敬遠される主原因は、現代語訳が少なかったり、されていてもやや格式ってて読み辛くなっていることにあると思っています。実際にはこの「とはずがたり」のように昔の人の感覚は思われている以上に現代人に近く、ちゃんと中高生くらいが読めるような言葉で現代語訳さえすればもっと読まれるのではないかという気がします。
 こうした問題意識は大学時代から持っており、私自身で日本の古典を読みやすい形で現代語訳しまくってやろうと思い、わざわざ下宿に古語辞典を持ち込んでたりしました。ただ飽きっぽい性格は当時からのため、結局古語辞典を開くことなくこうした事業は手掛けず、ゲームと自転車と社会学に明け暮れることとなりましたが。

 ただ、真面目に今度暇が出来たらやってみようかなという意識がまた芽生えています。というのも中国で散々あらゆる文書を翻訳してきて、翻訳という作業に対してめちゃ強い耐性が出来た上にいろんなテクニックも身に着けたので、大学時代と比べても多分今の方が翻訳させたら古語であっても段違いにいいの作れる自信があるからです。まぁ言うだけなら誰でもできますが。

 というわけで今回のこのとはずがたりでちょっと鎌倉時代にマイブームが来ているので、しばらくこの方面の解説記事でも書いていこうと思います。

2022年2月13日日曜日

スーツが限界(;´Д`)

 最近北京五輪のせいか、ネットの回線が多いのが地味に面倒です。まぁ中国アルアルだけど。

 話は本題ですがさっきまでお裁縫をしていました。最近この手の裁縫をすることが多くダイソーで裁縫セットを買うにまで至っているのですが、一体何を縫っているのかというとスーツのズボンです。このところスーツのポケットや縫製部がほつれることが多く、ポケットに当て布したり、ほつれた箇所は縫い直したりとお裁縫仕事がやけに多いです。それもそのはずというか、今使っているスーツは旧ザク並に稼働期間が長期化しているためです。

 2年前まではスーツ3着を1ヶ月ごとに着まわしていたのですが、このうち2015年に買った1着は去年にズボンが太腿のあたりで破け大破し、2017年に買った1着は何度もズボンがほつれてその度に縫い直してましたがポケットに割と大きな穴が空いてこの前当て布しました。でもって一番損傷が少ないのは2009年にヨーカドーで5000円のところを半額セールで2500円で買ったスーツですが、先の二つのスーツと比べてぴっちりサイズじゃないこともあってこれまで破れたりすることはなかったものの、今回ポケット入口付近がほつれたので縫い直しました。もっともこの2500円スーツ、さすがに稼働期間が半端じゃないこともあって裾のあたりがかなり擦り切れています。

 なんでそんな古いスーツを延々と着続けるのか不思議に思われるでしょうが、理由は単純に買い換えられないからです。というもの中国では、青山とかコナカといった吊るしでスーツを売る店がなく、テーラーメードでしかスーツを買えないからです。
 自分も何気に最近知ったのですが、日本のような紳士服量販店は基本皆無であり、スーツを手に入れようものならその手のテーラーメードに行って、お店に作ってもらうしか選択肢がありません。無論、その分値段はかさむとのことで、日本と比べるとスーツは割高だと友人から聞いています。

 別にテーラーメードで作ってもいいっちゃいいですが、吊るしで安くで買えるならそれで済ませたいし、また日本に行ったときにでも買って持ち帰ればいいやと思っていたらこのコロナで日本に行けなくなり、そこへちょうど追い打ちかけるように手持ちのスーツが次々とダメージが深刻化するようになって、マジで今のスーツが切れなくなったらどうすんだ的な状況に陥ったわけです。
 ズボンが破けたスーツはジャケットは無事なので似たような柄のスラックスでもあればと探してみたものの、ストライプ入りのスーツであるためそんな都合よくなく、結局今のところ2着で着まわしています。ただその分この2着に負担がかかっているようにも見え、早くもう1着が欲しいところです。

 もっとも中国ではドレスコードが緩いこともあって、必ずしもスーツ着て仕事する必要はないため、完全にスーツ駄目になったら同僚みたくポロシャツみたく出勤しようかとも考えています。なおその日本人の同僚は、11月くらいまで半そでのポロシャツで出勤してました。
 また、一応今の職場はちゃんと会社規定のドレスコードがあって、男はYシャツネクタイ、女性もスーツを着るよう規定しているのですが、中国人スタッフは誰も守らず、夏場はTシャツや短パンで来る人も珍しくないです。ただ自分も服装に関してはもっと自由であるべきだと思うので、こうした中国の雰囲気の方がどちらかというと好きです。

2022年2月12日土曜日

賃貸の部屋に浴槽は必要か?

【悲報】若者の「新しい価値観」、貧困をごまかしてるだけだと批判されてしまう(ぶる速)

 上の記事でも触れられていますが、このところ「浴槽なし賃貸ルーム」の話題をよく見ます。
 確か最初に話題となったのは実際の物件で、浴槽がなく、シャワールームしか備え付けられていない部屋が取り上げられたのに対し、「空間の有効活用」、「賃料安くなるならいいかも」などと好意的に取り上げられていたのを観ました。上のまとめ記事で取り上げられている人はこうした好意的な反応に対しツイートしたようですが、多分、実際にそういう部屋に住んだことないからこういうこと言うんだろうなって気がします。

 では実際に浴槽がなくシャワールームだけの部屋に住んでいる人間はどう言うのかですが、中国ではまさにこうした形態が一般的な住宅で、私に至ってはかれこれ10年くらいそういう部屋で起居しています。そんな私に言わせると、広い部屋ならともかく、狭い部屋ならぶっちゃけ浴槽は邪魔でしかなく、ない方がむしろいいとはっきり思います。

 例えば一般的な安めのワンルームの部屋だと、バス・トイレが分かれておらず、浴槽から出てシャンプーとかしようものならトイレ周辺がびしょびしょになることは確実です。そのため私なんかは浴槽の中で石鹸やシャンプーを使って洗ってましたが、浴槽の構造的に足元は滑りやすく、且つシャワーカーテンに挟まれ自由に体を動かすこともできず、大学生の頃なんか一回滑って腰を強打したことあります。あんま痛くなかったけど。

 それに対し今のチャイナ部屋ですが、こちらもバス・トイレは分かれておらず同じ部屋の中にまとめて収納されていますが、トイレとの間は今日重曹でめちゃ綺麗にしたガラスの引き戸で区切られており、シャワー中にトイレに水滴が飛ぶことはまずありません。また浴槽と違って平面の床の上に直立することができ、両腕を自由に動かすこともできるので、単純に体を洗う上ではこっちのがずっと使いやすいです。

 とはいえ浴槽がないと風呂に浸かることが出来ないのが嫌だという人もいるでしょうが、私なんかそういう時は外の銭湯に入りに行ってました。銭湯の方が広いし、且つ浴槽を洗う手間も省け、ガス代や水代も考えるとこっちのが効率的かなとすら思います。こうした生活スタイルは、スーパー銭湯の増えてきた上海でもやっています。

 以上のような実体験を踏まえると、面積の限られた安い賃貸部屋であれば、無理して浴槽入れるくらいならシャワー1本に割り切った部屋の方がかえって住み心地はいいのではないかと思います。少なくとも、家賃などが同じ条件だったら私は迷わず浴槽なしを選びます。
 どうしても浴槽が欲しい場合は、少なくともバス・トイレが分離した部屋じゃないと嫌です。また分離していても、体洗うスペースが極端に狭い部屋も嫌です。だったらシャワーだけにして洗うスペースを広く取ってくれた方がありがたいです。

 ただ、浴槽なしでシャワーだけでいいとさっきから言っていますが、まさにそのようなシャワールームだけの部屋であったものの、マジ辛いと思った部屋が一つあります。もったいぶらずに言うとそれは香港にいた頃に会社に割り当てられた部屋で、そこも浴槽なしシャワーのみの部屋だったのですが、そのシャワールームは極端に狭かったです。具体的にはガラスで四方が覆われているのですが、電話ボックスよりもやや狭かった気がします。
 最初見た時、「こんな狭い空間に人間が入り込めるのか(;゚Д゚)」と思ったくらい狭かったのですが、試しに入ってみたら案外入ることができ、体も洗うことができて、人間って案外凄いんだなと当時思いました。でもさすがにあの狭さはもうあまり体験したくない。

もう戦って決めたらと思う甲子園選抜

 週一で洗っているものの、長い年月を経たことによりシャワールームのガラスが水垢が汚れ、付着した水滴が下に流れなくなったことが前から気になっており、ネットでガラスの水垢には重曹が効くと聞いて、半信半疑で試してみたらやばいくらい水垢落ちてガチで感動しました。今年は抗生剤といい、人類の英知に感動する機会が多い。

 話を本題に移すと問題発生からもう結構立ちますが、未だに春の選抜甲子園において聖隷クリストファーが選ばれなかった問題が燻っています。案外日本人というのは「平等、公正」に関して他国と比べてもかなり厳格な民族ということもあるでしょうが、堂々と不可解な選び方して、明らかに齟齬のある決断理由を高野連が説明するという火に油を注ぐ行為もあって、多分この問題は実際の甲子園開幕後もまた炎上するでしょう。
 聞くところによると、聖隷クリストファーを特別枠として選抜するよう求める署名も集められているそうですが、この不可解な選抜経緯からすればこうした活動が行われることも自然だと思います。しかし高野連側はこうした署名を無視する気満々で、ぶっちゃけ襲撃事件とか起こらない辺りは日本は平和な国だなと思います。

 私個人としても明らかに人口の多い東海三県から1校を無理やり出すために聖隷クリストファーが犠牲になったとしか思えず、この高野連の決定には到底納得がいきません。その一方、発表された後でやっぱなしということになったら、今度は選ばれた大垣日大の生徒が不憫になってきます。ではどうすればいいのかですが、この際だからもう戦って決めたらいいのではと思うようになってきました。
 つまり、聖隷クリストファーと大垣日大がこれから試合を行い、勝った方が甲子園に出場するというエキストラマッチを行うということです。

 そもそも高野連が今回大垣日大を選んだ理由として「甲子園で勝てるチームを選んだ」と話してます。だったらなおのこと、聖隷クリストファーと大垣日大のどっちのチームが本当に強いのかを直接対決ではっきりさせるべきでしょう。勝った方を選ぶことによって、文字通り強いチームを選ぶことができるだけに、非常に合理的だと思います。というよりむしろ、現時点においてまだこのエキストラマッチを行っていないという時点でナンセンスもいいところです。
 ベッケンバウアーじゃないですが、「強い奴が勝つのではなく、勝った奴が強い」のです。勝者がすべてに頂くという世界共通ルールこそ今持ち出すべきであり、これによって妙な後腐れなくこの問題にケリをつければいいと思います。なのでさっきの署名の人たちも、「聖隷クリストファーと大垣日大を戦わせろ!」という要求に変えるのも一つの手だと思います。

2022年2月10日木曜日

中国の羽生フィーバー

センバツ落選の聖隷クリストファーに大会主催者「これ以上の説明差し控えたい」署名提出待たず“幕引き”強調(スポーツ報知)

 上の記事については「なに勝手に話し終わらせようとしてんだ?」という気がします。っていうかこの際だからもう春の甲子園は金輪際やらず、夏の大会だけにすればいいんじゃないのかと思えてなりません。夏の大会もスケジュールを調整し、5月くらいから地方大会を行い、7月から8月にかけて余裕ある日程で開けばこの際いいんじゃないかと思います。
 可能ならば6月くらいから本大会やるべきだと思うけど、6月だと梅雨でなかなか開催できない可能性が高いです。まぁ大阪ドームでやりゃいいだけだと思うのですが。

 というわけで今日フリーの演技が行われた北京五輪の男子フィギュアですが、二大会連続金メダルのレジェンドである羽生選手はSPのアクシデントが響き4位に終わりました。とはいえ8位から順位を伸ばしており、よくあのアクシデントを引きずらずにフリーで巻き返したなと思うととに、4回転半にも挑戦するなど、スポーツ選手の中でもやはりひときわ輝く存在に見えます。

 そんな羽生選手についてこのところ日系メディアでは中国でのフィーバーぶりがよく報じられていますが、報道内容を見る限りあまり実態に則しているという感じはしません。というのも、実際はもっとフィーバーしており、ガチで今大会で一番人気のある選手なんじゃないかとすら私も思います。

 羽生選手についてはその人柄、実力ともに非常に優れていることもさることながら、女性っぽい顔立ちの細マッチョという中国人女性にとって一番ドストライクなキャラクターが人気の原動力だと思います。まぁ日本でも同じっちゃ同じですが、ガチムチマッチョに対する見方が日中だと日本の方が人気であるのに対し、中国はややそうでもないってのもあって、羽生選手の中国での盛り上がりを過熱させている気がします。
 もっとも室伏氏のようなガチムチマッチョについてこの前知り合いの中国人女性に聞いたところ、「中国でも決して人気がないわけじゃない。っていうか私だって好みだ」と言われました。今度、中国で人気のあるガチムチマッチョとかまとめてみようかな。

 話を戻すと羽生選手のフィーバーぶりについてですが、大会中に選手の中からコロナ感染者が何人か出ているのですが、この報道が出た時に中国メディアでは「羽生選手は大丈夫だろうか?」などと、中国人選手そっちのけで羽生選手を心配する声が多く寄せられました。実際に中国の空気としてはガチこんな感じで、自国の選手以上に羽生選手の動向が大きく注目されています。

 それにしても今回のフィギュア、金メダルこそネイサン選手が見事得たものの、2~4位を日本人3人が独占するという、地味に凄い快挙であったと思えます。浅田真央氏が現役だった頃は女子フィギュアばかり注目されて男子はやや一段下の人気であったものの、今やこの差は逆転しており、男子の方が大きく注目されるようになって、それとともに実力もどんどん上がっていったという風に見えます。

 なお今回の大会で羽生選手は、その代名詞ともいえるプーさんのぬいぐるみティッシュ箱を持ってこなかったそうです。オリンピックの版権キャラ出すのがいろいろとアウトっぽいためですが、ネットでは「プーさん出すと、ペーさんにいろいろ差しさわりがあるからでは?」と書かれててなんか笑えました。ペーさんって愛称は悪くない気がします。