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2022年2月10日木曜日

中国の羽生フィーバー

センバツ落選の聖隷クリストファーに大会主催者「これ以上の説明差し控えたい」署名提出待たず“幕引き”強調(スポーツ報知)

 上の記事については「なに勝手に話し終わらせようとしてんだ?」という気がします。っていうかこの際だからもう春の甲子園は金輪際やらず、夏の大会だけにすればいいんじゃないのかと思えてなりません。夏の大会もスケジュールを調整し、5月くらいから地方大会を行い、7月から8月にかけて余裕ある日程で開けばこの際いいんじゃないかと思います。
 可能ならば6月くらいから本大会やるべきだと思うけど、6月だと梅雨でなかなか開催できない可能性が高いです。まぁ大阪ドームでやりゃいいだけだと思うのですが。

 というわけで今日フリーの演技が行われた北京五輪の男子フィギュアですが、二大会連続金メダルのレジェンドである羽生選手はSPのアクシデントが響き4位に終わりました。とはいえ8位から順位を伸ばしており、よくあのアクシデントを引きずらずにフリーで巻き返したなと思うととに、4回転半にも挑戦するなど、スポーツ選手の中でもやはりひときわ輝く存在に見えます。

 そんな羽生選手についてこのところ日系メディアでは中国でのフィーバーぶりがよく報じられていますが、報道内容を見る限りあまり実態に則しているという感じはしません。というのも、実際はもっとフィーバーしており、ガチで今大会で一番人気のある選手なんじゃないかとすら私も思います。

 羽生選手についてはその人柄、実力ともに非常に優れていることもさることながら、女性っぽい顔立ちの細マッチョという中国人女性にとって一番ドストライクなキャラクターが人気の原動力だと思います。まぁ日本でも同じっちゃ同じですが、ガチムチマッチョに対する見方が日中だと日本の方が人気であるのに対し、中国はややそうでもないってのもあって、羽生選手の中国での盛り上がりを過熱させている気がします。
 もっとも室伏氏のようなガチムチマッチョについてこの前知り合いの中国人女性に聞いたところ、「中国でも決して人気がないわけじゃない。っていうか私だって好みだ」と言われました。今度、中国で人気のあるガチムチマッチョとかまとめてみようかな。

 話を戻すと羽生選手のフィーバーぶりについてですが、大会中に選手の中からコロナ感染者が何人か出ているのですが、この報道が出た時に中国メディアでは「羽生選手は大丈夫だろうか?」などと、中国人選手そっちのけで羽生選手を心配する声が多く寄せられました。実際に中国の空気としてはガチこんな感じで、自国の選手以上に羽生選手の動向が大きく注目されています。

 それにしても今回のフィギュア、金メダルこそネイサン選手が見事得たものの、2~4位を日本人3人が独占するという、地味に凄い快挙であったと思えます。浅田真央氏が現役だった頃は女子フィギュアばかり注目されて男子はやや一段下の人気であったものの、今やこの差は逆転しており、男子の方が大きく注目されるようになって、それとともに実力もどんどん上がっていったという風に見えます。

 なお今回の大会で羽生選手は、その代名詞ともいえるプーさんのぬいぐるみティッシュ箱を持ってこなかったそうです。オリンピックの版権キャラ出すのがいろいろとアウトっぽいためですが、ネットでは「プーさん出すと、ペーさんにいろいろ差しさわりがあるからでは?」と書かれててなんか笑えました。ペーさんって愛称は悪くない気がします。

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