ページ

2022年12月31日土曜日

ぼっちざろっく面白い(´・ω・`)

 アニメのスパイファミリーが見たかったため、数年前に契約切れてから更新してなかったビリビリ動画の年間契約、通称ビリホーダイ(ビリホ)を契約しなおしてスパイファミリー見てましたが、なんか今期のアニメはスパイファミリー以上にぼっちざろっくの好評価が相次いでいたので、興味があって無料公開されていた漫画版の1話を読んでみました。
 読んだ感想としては、けいおんフォロワー的な女子高生のバンド漫画かな、この先は分からないけど1話はを見た感じは無難、っていうか無難すぎるという感じでした。それがどうしてこれほどまでのアニメの好評価につながっているんだろうと思い、せっかくビリビリでも見られるんだからとアニメも見てみました。

 結果から言うと、今すごい勢いで話数消化しています。

 単純に面白いというか、バイトに行きたくなくて風邪ひくために氷風呂に入るなど、陰キャの行動特徴をよくとらえているなと感じました。また声優も主役の子を筆頭に非常によくあった人を選んでいて、主役の引き笑いとか妙にリアル感を感じます。もっとも今見ている段階だと、女子高生のバンド活動というより、陰キャの奇行を眺めるアニメ作品ですが。

 原作もよくできている以上に、単純にアニメ版はスタッフがこの作品の特性をよく理解して、うまいこと動画に落とし込んでいるがゆえに成功しているのではと密かに思います。先ほどの声優のキャスティングに限らず、主人公の顔面崩壊などをうまく映像化しており、原作漫画付きならアニメは見ずに原作を消化しようとする私ですらアニメ版で話を追いたいと感じるくらい見ていてよくできています。

 その逆というか、絶対ヒット間違いなしと言われた原作であったチェンソーマンのアニメは、なんか見ているとあまり評判よくないです。アニメの方はあんま見ておらず話題となったシーンとかアニメ画像を眺める程度ですが、単純にそれだけでも原作を見ている立場からするとアニメ版にはすごい違和感を感じます。
 具体的には色彩が明らかにあっていないと感じます。

 以前も、絶対ヒット間違いなしと言われた中間管理職トネガワもアニメ版は「違う、そうじゃない」的に酷評を受けまくって案の定評判よくなかったですが、なんかチェンソーマンの外部評価を見ていると、同じような空気を感じます。そういう意味では最初に挙げたスパイファミリー、ぼっちざろっくと比較すると、どれだけいい原作であってもアニメに落とし込むスタッフによっては、売れるものも売れなくなるのだなと改めて感じます。


2022年12月30日金曜日

技術革新不感症

 夕食食べ終えた段階で大家から作りすぎたというおかずもらって、食べて、若干胸焼け気味です。いやおいしいんだけどさ。

 話は本題ですが、かつて自分が子供だった頃、ゲームハードはファミコン、スーパーファミコン、サターン、プレステ2という具合にどんどん進化していきました。この間、ゲームのグラフィックは劇的に進化していき、技術が進化しているというの目の当たりにしたというかはっきりと感じることができました。
 体感的にはやはり3D表現がゲームで使われたころが一番インパクトが大きく、多分最初はスーパーファミコンのスターフォックスだったと思いますがこれはそこまで大きなインパクトはありませんでした。その後に出たバーチャファイターがやはりインパクトが大きく、ファイナルファンタジー7でこの流れが決定づけられたような感じします。

 こうした技術革新は当時、ゲームに限るものではありませんでした。音楽でも今は亡きミニディスクことMDが出たほか、パソコンなどでもそれ以前と比べ劇的に処理速度を増したマシンが出るようになり、具体的にはPentiamⅢが出たときなんかはクロック数にマジビビってました。今思うと、あれくらいでビビんなよと思いますが。
 もっともパソコン方面ではハードよりもソフトこと、インターネットの勃興がインパクトとして大きかったです。検索一つであらゆる単語を調べることができるのと、ジャンプなどの漫画雑誌の公式サイト行っていつでも好きな漫画の絵を見られる点などで、大きな技術革新を感じていました。

 そんな時代から月日のたった現在、90年代末とは比べ物にならないくらい現代の技術は発達しているものの、この5年間くらいで90年代末に感じたような技術革新のワクワク感は何一つありませんでした。

 まだ十年くらい前だったら外付けストレージの容量が劇的に増えて、こんなに保存できるのかとかといった感動がありましたが、最近はストレージ容量あんま増えなくなってきていて、この手の感動をあまり感じません。またゲームに関しても割と表現が天井見えてきており、メーカーはそれでも技術出そうと無理くりキャラクターとか動かそうとして逆に不自然になってしまうという蛇足をやらかすようになってきています。
 また端末でも、スマホの機能はこの5年くらいでほとんど進化がなく、そのせいか新型iPhoneも伸び悩むようになってきており、とにもかくにも技術革新がありません。また会ったとしても旧時代ほどの感動を感じられず、なんとなく技術革新について自分を含めみんな不感症となりつつあるなという気がします。

 その逆というか、技術が進みすぎて逆に感動が薄れるパターンが最近多いです。具体的には写真で、最近はみんな、っていうか大半は女性ですが画像加工ツールで自分の写真をいじくり、実態以上にきれいに見せてくることが多いです。それだけに芸能人をはじめ生のお姿や動画で見ると「あれ、写真と違う(;´・ω・)」といったがっかり感をくらわされることが多く、技術が発展しすぎたせいで逆に感動がなくなるという妙な現象が起きています。

 家電に関してもこれはという新規機能もなければイノベーションがなく、家電売場を見ていても心動かされることはありません。見えないところで技術革新はあるのかもしれませんが、少なくともそれを消費者レベルで実感することはあんまなく、そう考えると現代は技術に対する感動が本当にない時代になってきているように思えてきます。

 最後に、本当に内容と関係ないですが、ゲームの「アイドルマネージャー」はマジむずい(;´・ω・)

2022年12月29日木曜日

大人がしてはならない遊び

 マジで上海市民みんなコロナ感染済みとなったのか、このところ街に活気が戻ってきています。ただ外では咳の声がよく聞こえ、やっぱりまだ体調悪い人もいるようです。
 なお気温は一時期よりは上がって過ごしやすくなっていますが、コロナに罹ってた時にやたら体温下がって体あっためてたせいか、自分はやけに寒さに弱くなって外歩くと筋肉がやたらこわばります。一回マジで鍛えなおさないと。

 話は本題ですが学生時代に友人らと話しているとき、「もし今ドロケイとかやったらやばいよね」という話題で盛り上がったことがあります。ドロケイとは言うまでもなく泥棒と警察に分かれてやる戦略的鬼ごっこのことですが、このゲームは通常の鬼ごっこと比べてガチで追い掛け回されることから運動量が半端じゃありませんでした。
 それだけに、仮に大人の体で本気でこの遊びをやったら恐らく内臓破裂に追い込まれるのではないかと思え、そうしたことから「今やったらまずい遊び」として盛り上がりました。実際には内臓破裂とまでいかなくても、足の筋とかは簡単に痛めそうです。

 同じく子供の体ならまだしも大人の体でやったらまずい遊びとして、シーソーが自分の中で上がってきます。これも以前にふざけて大人の体でやったことありますが、子供の頃と比べ体重が大きくなっているためバウンドするごとにケツがマジ痛かったです。仮に大人同士でやるとしたら、どっちが先に相手のケツを破壊するかというデスマッチみたいな遊びになると思われ、いろんな意味で大人がやってはいけない遊びに入ってくると思います。
 同じ遊具系だと、ブランコや滑り台も大人がやるには危険です。前者は勢いがつきすぎてアルプスの少女ハイジみたくなるし、後者はケツが挟まるか、異様なスピードで滑り降りることになるかの二択になるでしょう。

 こんな感じで、子供の頃の遊びは案外子供のころ限定だったというか、大人になっては二度と遊べないものが案外多かったりします。単純なロープウェーでも、子供の頃は捕まるのが余裕だったのに、体がでかくなった大人バージョンだと結構自重がきつく手が離れそうになったりするし。
 ただそれでもたまに子供のようにアスレチックで遊んでみたいという欲求は誰もが持つかと思います。そういう大人のために最近またブームが再燃しつつあるSASUKEがあるのだと思え、あれ見てると自分もやってみてぇとか思ったりします。

 あと子供の頃の遊びながら大人になっても意外と楽しめるのは、ドッヂボールだと密かに考えています。ドッヂボールはボールの特性上、どんだけ力あっても案外スピードボールが投げられないようになっていて、大人になってもドッヂ弾平みたく死人が出そうなドッヂボールには発展しません。むしろいかによけたりするかが重要になってくるので、意外と楽しめる気がします。

2022年12月27日火曜日

コロナ大流行記事の裏側

狙いは集団免疫? 年末の中国を襲う「不思議」なコロナパンデミック(JBpress)

 本来の掲載ペースは来週月曜なのですが、今回は無理言って上の記事を今日配信してもらうこととしました。さすがに今の中国のコロナ大流行を見ぬふりして報じないという選択肢がなかったのと、誰も言わないからこの際自分の方で、今回の大流行はある程度中国政府が意図したものだとはっきり言おうと思ったからです。

 記事中にも書いていますが結論から言うと今回の大流行は中国政府の確信犯で、敢えて大流行しやすい真冬のシーズンにゼロコロナの完全解禁もやったと考えています。理由はこれまた記事にも書いてある通りに集団免疫の確率で、可能ならば来月下旬の春節までに都市部で90%超の住民に感染済み抗体を作らせ、次の春節を経て地方農村を含め全国津々浦々にまで流行させる腹積もりであると自分は、否、周りの中国人もみんな同じように考えています。

 もちろんこんな極端な政策にしわ寄せがないわけではなく、現在は医療機関に物凄い負担がかかっています。それだけに中国の医療関係者には今年1月もお世話になっているだけに本当に頭が下がる思いがするのですが、それ以上に負担がかかったというか政策のあおりを受けたのは既往症を抱えた、感染による重症化リスクの高い人たちでしょう。
 記事にも書いている通り、現在の中国では感染から免れることは個人の努力ではもはやどうにもならないものとなっています。いわば感染するかしないかで全く選択肢がないようなもので、自分のようにまだ体力のある人間ならまだしも、糖尿病などの既往症を抱えている人は、コロナに罹りたくなくても罹らざるを得ない状況に追い込まれているのは非常に可哀そうだと感じます。

 それこそワクチンがしっかりしていれば話はまだ別でしょうが、いまだに欧米産のワクチンを中国は拒否していて、効果の薄い中国製ワクチンで以って感染リスクに立ち向かわなければなりません。そのように考えると、感染で高いリスクがある人たちからすれば完全に命を政府に放り投げられているようなもので、この点に関して自分個人としては非常に納得いかないとともに、ロシア同様に本当に国の都合で人の命を軽視する連中だなと見損ないました。今更感はありますが。

 何でもかんでも人命が大事とは思っておらず、大きな成果のために小さな犠牲は必要とも自分は考えていますが、今回中国政府が起こした大流行は時期さえずらせば重症化リスクは確実に低減できるものでした。また医療機関への負担も、もっとペースを緩くやればいくらでもコントロールできたことを考えると、無駄に大きな犠牲を強いる政策判断だったという風に考えています。
 何より、今回の件で今年4月から2ヶ月間行われた上海ロックダウンは、本当に無意味な監禁行為になり下がったというのが体験者として我慢なりません。っていうかあの時に今のように政策緩和していれば、死なずに済んだ人間が数万人単位でいたとはっきり言えますし、日常生活上の不便もなかったはずです。それらを踏まえると、やはり納得できない感が満載です。

 そうした不満もあってか、記事末尾に書いていますがこの際変異株が新たに発生してご破算になってしまえばいいのにというやっかみめいた感情も覚えています。無論、出ないに越したことはありませんが、それにしたってこれまでの経緯は何だったんだと不満に思えて仕方ないです。

 あと昨日の記事で書きそびれてましたが、昨日朝の段階で自分は検査反応が陽性から陰性に戻りました。と言ってもずっと自宅で震えてたせいか体のキレがやや悪く、自転車乗っててもなんかいつもよりふわふわした感じました。
 それと一昨日に電気湯沸かし器が急に壊れて電源入んなくなりましたが、デザインが気に入らずしばらく使っていなかった別の電気湯沸かし器にシフトした翌日、どうも漏電したのか電源差すたびに停電発生するようになりすぐまた廃棄する羽目となりました。結局カルフールで新しい湯沸かし器買ったけど、なんか物がよく壊れる年末だ。

2022年12月26日月曜日

ヤフコメに現れ辛くなくなった海外情報

 本題と関係ないですが昨日にSteamで販売されている「ASTLIBRA REVISION」を追章を含めクリアしました。追加コンテンツの内容はフリー版のクオリティを一切落とさず、それでいて相変わらず高品質な背景とBGMで大いに満足する作品でした。
 中でも最終ダンジョンで流れるあるBGMで、なんかどっかで聞いたようなと思っていたら、フリーゲームの「魔法少女」にも使われているまんぼう二等兵氏の曲でした。「魔法少女」の中でも群を抜いて気に入っていた曲だっただけに、この曲を選曲したアストリブラのKEIZO氏は本当に音楽に関してすごいセンスをしていると改めて感じ入りました。

 さて話は本題ですが、相変わらずコロナ拡大が続いている中国ですが、この現状について日系メディアの報道を見ているとやや不満というか物足りなさを感じます。というのも拡大について何万人も感染しているなどと数字ばかり大きく取り扱い、肌に迫る切迫感がどの記事を読んでいても今自分が感じているものと一致しないものばかりです。


 唯一、上記記事をはじめFNNの報道のみ、末端の市民目線に立った報道が非常に多く、自分の感覚ともほぼ一致しています。これまであまり気にしてませんでしたが、意外と中国報道に関してはFNNはしっかりした報道体制を持っていると密かに目を見張っています。


 逆に今日ものすごい違和感を感じたのがこちらのロイターの記事です。自分も今朝の通勤時間帯に地下鉄に乗りましたが、普段と比べて乗客はまばらもいいところで、余裕で椅子にも座ることができるほどでした。オフィス街も人気がほとんどなく、10時くらいに窓の外を見降ろしてもマジで全く人が歩いておらず、同僚と「ロックダウンの時みたいやね」などと話したほどでした。
 もしかしたら偶々自分の勤務地や乗った路線がガラガラだったという可能性もありますが、上のロイターの記事は私の見る上海とは明らかに別の上海のことを報じています。断言してもいいですが先週以降の上海は、「ゼロコロナ」政策が徹底されていた11月までと比べれば同じ世界と思えないくらいの静けさで、「ウェイズコロナ」になってきたと感じる要素は私には見当たりません。

 それだけにヤフコメでも自分と同じような違和感持った人いないかなと眺めてみたのですが、画面切り替えた段階で「そんなんいるわけないか」とみる前にわかりました。というのも、以前と違って今のヤフコメは事実上、海外からはもう書き込めなくなっているからです。
 知ってる人に早いですがヤフコメは悪質コメント対策として先日よりコメントの書き込みに当たっては携帯電話番号の登録、並びにワンタイムパスワードへの応答を義務付けるようになりました。これに使用される携帯電話番号はもちろん日本国内のもので、仮に日本国内に番号があったとしても、海外ではショートメッセージを受け取れないため、事実上コメントを書き込むことはできなくなりました。

 確かに国内限定で見れば悪くない措置なのですが、海外報道をはじめ、海外現地にいる人のコメントがこうした措置により見れなくなるというのは自分にとっては残念だし、日本国内にいる閲覧者にとっても生の声が見られなくなるのはマイナスじゃないかという気がします。であれば携帯電話番号は登録のみ必須にして、コメント書き込み時はほかの認証でもいいんじゃないのと少し思うところがあります。

 案の定というか、このところの中国のコロナ関連ニュースのヤフコメ見てても、現場からの声は見えません。今後もこれが続くと思うと、本当に残念でなりません。

2022年12月25日日曜日

千葉のマッドシティ~わらそう跡地のマンション計画

松戸駅西口、PEN松戸市本町パーキングにマンションの建設計画が公開される、地上10階建ての45戸のマンションの予定(松戸つうしん)

 友人が暗に記事化しろというような感じで自分に送ってきたので紹介します。

 このマッドシティこと松戸ネタで過去にも何度も取り上げてきた松戸駅前の伝説のプラモやこと「わらそう」跡地は現在駐車場となっていますが、どうもそこでマンションの建設計画が経っているようです。ぶっちゃけあそこ線路が近くて少しうるさいんじゃないのかなという気はしますがそれはそれで駅前なので、建ったら建ったで売れはするでしょう。ただ道路は狭いのでめちゃ込みそうだけど。

 友人はこのマンション1階部にプラモ屋を建てるべきだと主張していますが、自分もこれに異存ありません。っていうか建てろ。

 なお本題とは関係ないですが、日本に行ってた間にコロナ前まで定期的に通っていた松戸市内の床屋を訪れたところ、店の奥さんが2年半ぶりにもかかわらず自分のことを覚えていてくれて密かに感動しました。あまりに感動したもんだから奈良土産を後で持っていったりもしましたが、話に聞くと昔から続けているお店がこのところどんどんなくなっているなどということを話しており、松戸もなんとなく90年代からの連続性が途切れつつある気がします。

 何気に松戸、柏、流山の千葉県北西部のいわゆる東葛エリアは近年、つくばエクスプレスのおかげで流山が猛烈に発展しており、松戸と柏はどちらもフェードアウト気味です。柏市内もつくばが走ってはいますが、中心部から外れたところに駅があるため、柏市中心部が逆にさびれてきているとも聞きます。
 日本滞在中、この三市を自転車で改めて眺めてみたのですが、地味に松戸が最も区画が整備されているというか、工業地帯や住宅地帯をきれいに分けており、道路も余計な小道を作っていないためよくできている印象を受けました。流山はつくば沿線沿いが現在開発中とあり、道路がどんどん作られており、まだ改善の見込みがあります。

 一方、批判になりますが柏市の区画はやばいと感じました。細い道が結構重要な動線になっていたりするうえ、柏市中心部は巨大な国道と線路で完全に街が分断されており、正直言って住みたくないなと感じました。松戸市の行政スタッフとの差を区画を見るだけではっきり感じます。

F-8クルセイダーのプラモ


 今日も今日で陽性反応が出ているため、体はすっかり元気になったけど拡散させないために外へ出られないまんまです。仕方ないので家でずっとゲームしてましたが疲れたので、先週末に作ったこちらのF-8クルセイダーの紹介をします。


 このF-8は米海軍初の音速艦載機です。作ったのは二次大戦末期の名機ことF4Uコルセアを作ってたチャンスボート社で、F-8のバリエーション期にはコルセアⅡという名称の機体もあります。
 この機体の特徴はなんといっても上付き羽で、主翼が機体上部に傘のように付けられています。その分、真横から見たらボディがすんなり伸びているように見え、非常にスマートな印象する機体です。


 なんでF-8作ろうと思ったのかというと、たまたまいつも買う店に置いてあって、なかなか中国では手に入らないだろうなぁと思ったのと、地味に日本では有名な機体だからです。知ってる人には早いですが、漫画「エリア88」で主人公が最初に乗っているのがまさにこのクルセイダーで、作者的にも贔屓の機体だったのでしょう。


 ちなみに同時代の同じ海軍機のF-4ファントムと比べたのが上の写真です。ファントムが当時としてはかなり大柄な機体だと聞いていたのでF-8はもっと小さく見えるかと思ったら、確かにファントムよりは大きくないもののそこまで見劣りするほど小さくはありませんでした。

 作ってみた感想としては非常にシンプルながら個性の強い機体で、作ってて楽しさを十分感じました。逆を言えば現行の戦闘機はステルス性の追求のためにどれもかなり形が似通ってきているため、なんか作ってても新鮮味を覚えません。

 そういう意味では先ほどの「エリア88」はまさに航空機が百花繚乱ともいうべき時代に連載されており、登場させる機体候補がたくさんあって、時代に恵まれた作品であったと思えます。「頭文字D」にも同じことが言え、あれも90年代でなければある意味連載できなかった作品でしょう。00年代のスポーツカーでバトルしようにも、本当に限られた車同士でバトルするしかないしな。
 仮に00年代スポーツカーで主役機を選ぶとしたら、順当に行くならホンダのS2000あたりでしょう。個人的にはMR-Sとか好きだけど。ランエボやインプはパワーありすぎて主役にならないし、R-34に至ってはあれで勝っても弱い者いじめにしかならない。