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2014年3月5日水曜日

このブログのアフィリエイト収入額

 前回日曜日の記事で予告した通り、休載期間を終え本日から更新再開です。とはいえ今も頭にもやがかかったような具合であまり調子が良くなく、今朝も電車の中で寝ていたら隣に座っていた高校生らしき男の子が肩で自分の眼鏡を当ててくる荒業によって起こされた際、「ぶっ殺すぞこのクソガキ」って激しい殺意を抱いたほど精神的に不安定な状態が続いています。にしても、寝ていて眼鏡に物当てられたのは生まれてこの方初めてだ。

 というわけで本題に入りますがよくこのブログを知り合いに紹介した際、「こんなに本格的なブログをほぼ毎日更新しているならアフィリエイト収入もすごいんじゃないの?」とよく言われます。アフィリエイトとはネット広告の一種で、実際にこの陽月秘話ではGoogle AdSenseが提供している広告と一部記事においてAmazonのバナー広告を載せておりますが、結論から述べるとほとんど大した収入になっておらず、ずばり金額を明かしてしまうと一ヶ月当たり大体700~800円程度しか収入はありません。この金額がどういう価値を持つのか、ブログのアフィリエイトについて興味を持っている方も多いと思いますので今日はこの辺について解説します。

 まずこのブログの現況について簡単に紹介しますが、 このブログの一日当たりのPV(訪問者)数は約350人で、個人で運営しているブログとしてはそこそこ誇れる人数だと思っております。こう思うのもブログ開設から一年くらいまでは一日20人くらいがやっとで、本当に毎日、「どうやったら一日100人くらいくるサイトにできるのだろうか」などということを考えてて三桁に乗るなんて夢物語だと思っていた時期があったからです。それだけに現在のPV数を支えてくれる固定読者の方々には本当に頭が下がり、記事の質も読者数の増加に伴って良くなっているとも思え文字通り読者に支えられているブログだと考えております。

 然るに、というのもちょっと妙ですが、毎日350人もアクセスしているにもかかわらず広告収入は一ヶ月当たり700~800円しかなく、見る人によっては少ないのではと思うかもしれません。なおこの金額はすべてGoogle AdSenseによる収入でAmazonの広告に関してはほぼ無きに等しく、今年1~3月の第1四半期は以前に私がレビューを書いた「実は私は」という漫画の1巻と2巻が1冊ずつ買われていっただけで、これによって私の懐に入ってくる紹介料は28円です。まぁAmazonの広告はそれほど頻繁にバナーを貼っていないというのもありますけどね。

 話はGoogle AdSenseに限定して進めますが、ほぼ毎日ブログを更新、しかも読んでて嫌になるくらいの長文で、なおかつ一日350人くらい来て700~800円の収入というのがこの陽月秘話です。なお私が通っている漫画喫茶の3時間パックがちょうど800円なので、感覚的には毎月漫画喫茶一回分の収入を自分はブログで稼いでいると豪語しています。もっとも漫画喫茶にはほぼ毎週行ってますが。
  その気になればですが、この広告収入は現在よりも増やせる自信があります。どうやって増やすのかというと広告バナーの位置をもっと上部、具体的にはトップページを開いた時すぐ目につく位置に置いたり、集客を意識した記事を連投するなどいくつかありますが、この陽月秘話ではそういった利益優先な行動はとらず自分の主張を思うがままに書きつづりたいとの考えから実行には移しません。Google AdSenseのバナーを置いているのも収入を得たいというよりも、これがどういう仕組みなのかを測りたいという興味から置いてみただけで本気でこれで稼ごうというような気持ちはありません。

 たまにネットを徘徊していると、「ブログでアフィリエイト収入をGET!」なんていうキャッチフレーズとともに、ブログを開設すればこづかい収入をアフィリエイトで稼げるというような宣伝文句を見かけます。しかし断言しますがよほど集客力の高いコンテンツや芸能人並の高い知名度がない限り、ブログでそこそこのアフィリエイト収入を得ることは不可能でしょう。それこそ、このブログ以上のコンテンツや更新頻度を作ることが出来るのかってとこです。
 ではどうすればそのような集客力の高いブログを作れるのか。いくつかキーワードを挙げるとペット系や芸能ネタはブログアクセスランキングで上位に入りやすいためこういったジャンルを手掛けるのがまだベターかなと思います。それらと共にもう一つ、これは以前に私が利用していたgooブログで顕著でしたが嫌韓嫌中のような排他的なブログもアクセス数が伸びやすい傾向があります。

 実際にこのgooブログのアクセスランキングを見てもらえばわかりやすいですが、あまりこういう表現は好きではありませんが極右的な傾向が見えるブログが上位にたくさん入り込んでいます。勝手な言葉を述べると、これら極右的なブログのいくつかは自らの政治信条に基づいてブログを運営しているというよりも明らかに集客を狙って憎悪を煽りたてるような記事を載せているような気がします。言うまでもありませんが、このようなブログを私は好きではありません。
   ブログに限らなくてもこのところ中国や韓国に対して批判的な内容の書籍や週刊誌の記事が増えていますが、このような文章が単純に売れるから増えていると出版関係者も述べているそうです。韓国はどうか知りませんが中国の批判本に関しては明らかに常軌を逸しているというか事実と乖離した内容であるにもかかわらずさも自信たっぷりに、「中国はもうすぐ崩壊する」と書いているものが多く、確信犯ででたらめを書いて不必要に日本人の中国人に対する憎悪を煽るこの手の人間には強い怒りを覚えます。それこそシャドーバンキングが中国の大きな問題だと書いている本の作者は例外なく見当違いも甚だしいカスで、中国経済を十年勉強して来いと言ったって許されるでしょう。

 ちょっと話は脱線しましたが、アフィリエイトは正攻法じゃほとんど稼げず、本気で稼ごうとするのなら多少のズルというかテクニックが必要です。ですのでブログは基本稼げないものとして、稼ぐ目的で解説してみようという方は初めからやらないことをお勧めします。何も得られなくてもいいから主張したい、っていう人にはうってつけですけど。

 最後に自分が運営するもう一つのサイトこと「Comlocation 企業居点」についてですが、このサイトはさくらサーバーのレンタルサーバーを借り、独自ドメインを使っているので一ヶ月当たり750円(サーバー:500円 独自ドメイン:250円)の費用が掛かっています。こっちはコストをかけている分、ある程度広告収入を得ることを目的に設計しているためバナー広告もあざとい所に設置していますが、こちらの先月の広告収入は1771円で無事黒字化を達成しました。
 一日当たりのアクセス数は平日か土日かで大きく変動しますが、人が来る平日に限れば大体200人強でこの陽月秘話よりも少ないです。ただ閲覧する人は基本的にサラリーマンで、使用するパソコンはオフィスに置かれたものだと予想されることからクリック一つ当たりの広告収入がやっぱり大きい気がします。アクセス数はまだ右肩上がりが続いていますし載せるデータも一体いつまで続くんだっていうくらいあるのでまだ伸びていくと予想していますが、そろそろ陽月秘話と連動した企画記事も書いてかなきゃと思っているところです。

2 件のコメント:

潮風太子 さんのコメント...

体調のほど如何でしょうか?
だいぶ回復されたようで安心いたしました。
アフリエイトでの収益って意外と皆さん書きたがらない、
ある種のタブーネタみたいな印象があったんですが、
見事に書かれていて大変興味深く拝読させていただきました。
なるほどなと・・・。
極右的なモノがウケる最近の背景ですが、
完全に不満のハケ口になっちゃってますよね。
とてもじゃないがイデオロギーもクソもないというか(笑)
愛国心はそれなりに持っているので、
そういう意味でいうと自分は「右派」に属するのかもしれませんが、
最近において中国や、韓国を批判している人たちは、
その話だけに特化しすぎているというか、
それでいて「日の丸」を掲げて語る割にアメリカ批判や、
今やアメリカ政府はじめ世界を牛耳る状況の
多国籍企業の批判はしないみたいな・・・。
まぁ結局のところ「相手を見て」という印象がどうしても、
観察を続けていると否めなくて、
最近、理解不能でついていけないカンジなんですよね。

それにしてもノーベル平和賞もらった人が「空爆」を認めよ!
と日本政府に迫ったのに日本は、それに応じなかったと・・・
これを、どういうワケか日本政府の対応を批判する国内メディア。
オバマは別人になってしまったのか?と思える程に、
日本のマスメディア同様、
完全に正気の沙汰とは思えないですな。

では、これからも無理なさらない程度にやんわりと、
そしてときに「過激」な花園節、
これからも楽しみに拝読させていただきます(^^)

花園祐 さんのコメント...

 体調はまだ本調子ではなく、自分でもびっくりですがなんか突然左腕がしびれるという妙な症状に襲われています。ただ今週末はゆっくり休めそうなので、そのあたりで区切りが付けられるかと。
 排他的な記事についてですが、そりゃ自分も韓国や中国に対しては腹立つ内容も実際に多いものの、このところネットで出ている批判は的外れで明らかな誤解によるものが多く、近く記事を書こうと思っていますが右傾化と言えば右傾化かなという風にも見ています。そして潮風大使さんのおっしゃる通りに米国への反応は鈍く、特にこのところのオバマ政権の外交の混乱ぶりなどについて識者もコメントが少ない気がしてなんとなく腑に落ちません。あまり手を広げすぎるとまた疲労で動けなくなりますが、かける範囲で今後もこういう話題はおってこうと思います。