2017年12月28日木曜日

あまり報じられないC919の現状

中国でスマホを紛失したら、どれだけ恐ろしい事態になるか(ダイヤモンド)

 いつもは批判しかしないダイヤモンドの記事ですが、上の記事について決して他人ごとではなく身をつままされる話が書かれてあり、久々に興奮しながら読ませてもらいました。なおヤフコメでは「長すぎてだるい」とか書いている人いましたが、私の記事もよくそういうこと書かれますが感覚としては1000文字超えた時点でもうこの手の人は記事が読めなくなるんじゃないかと思うのと、長い記事読めないならいちいちコメントに書いて恥晒さなくてもいいのにとか考えています。

 さて本題ですが、C919と聞いてすぐに何か想像できる人は相当な中国マニアでしょう。

COMAC C919(Wikipedia)

 C919とは中国の国有というか実質国営企業が生産している中型ジェット旅客機です。日本の三菱重工が開発しているMRJと同クラスの中国製旅客機はARJ21なので、C919は競合機種というわけではないものの、割と順調なその開発ぶりにはどうしても目を奪われます。
 確か先週くらいだったと思いますが、このC919の顧客納入期の2機目が引き渡されたかなんかのニュースが出ていました。言うまでもなくこのC919は既に開発が完了しており、量産段階にも入りつつあります。またその市場規模から中国国内だけでもペイできる代物でしたが、米国市場の型式免許もなんか取れるんじゃないかと最近言われつつあり、仮に実現したらかなり大きな商品に化ける可能性があります。

 私は航空機市場はそんな詳しくないですが、それでも今のMRJの現状は憂慮せざるを得ません。ちょうど2年前にもMRJの現状というか先行きを懸念する記事を書いていますが、当時は開発が進んでいると日系メディアは盛んに報じては明るい見通しばかり書き綴っていたものの、現状においては「本当にこれ完成するのか?」という疑問形に近い報道のが多くなっているような気がします。実際、神戸製鋼や三菱マテリアルの不良品出荷問題などで揺らいでいる上、当初の計画がずるずると何度も延期され続けた上、とうとう注文キャンセルも出ているのだからこれで楽観視する方が頭おかしいでしょう。
 おまけに競合機種を持つエンブラエルがボーイングと統合交渉を始めたとのことで、仮に実現したら世界の航空市場に割って入るのは非常に苦しくなるでしょう。っていうか現時点で、MRJが成功する未来が私の中では描けず、三菱重工は客船でも失敗したばかりでこれからどうなるんだろうかとマジで心配になってきます。

 一方で中国の方は、話して細かいスペックとか故障率などは全く把握していませんが、一応こうやって形にして出しているだけでも十分立派だと思います。MRJの競合機種に当たるARJ21もさっき調べてみたら、今年だけで4機の試験機を作って順調に試験飛行を進めているとのことで、多分さは大分開いているんじゃないかと思います。
 MRJを応援するのはそりゃ日本だから当然でしょうが、こうした海外の競合機種に関する報道がやはり日本は少ない気がします。っていうか今書きながら思ったけど、この辺の事情はあまり報じられてないし、データ多くて書きやすそうだから次回のJBpressで使おうかな。

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