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2025年11月12日水曜日

中国上映を控え現地で盛り上がってきた鬼滅の刃

 本題と関係ないですが刑事容疑で告発された兵庫県知事の多くの疑惑について今日まとめて起訴を見送ることが発表されました。考えすぎかもしれませんが立花孝志氏の逮捕とあまりにもタイミングが良いいように思え、何かしら関係者に思惑あってのことではとちょっと勘繰りたくなります。もっとも告発された容疑に関しては確かに証拠が多いとは言えないし、起訴しても有罪に持ち込めるかと言ったら微妙な案件であるため、起訴見送りについてはそこまで不自然だとは感じません。


 というわけで本題ですが、中国でまだ公開されていなかった鬼滅の刃の映画が明後日11/14から公開される予定となっており、既に前売券の売り上げが約1.2億元(約25億円)となっており、以前に外国映画として記録を作った「スラムダンク」の記録をすでに追い抜いていると報じられています。

 詳しく追っていたわけじゃないですが以前聞いたところによると、今回の鬼滅の刃の映画は中国では当初、公開されないという風に観測されていました。理由は内容が暴力的であることが指摘されており、実際に以前に公開された無限列車に関しても中国では映画館公開はされませんでした。そのためこの作品のファンは本土での観劇は無理と考え、わざわざ香港まで見に行ってたほどです。
 ちなみに映画館では公開されていないものの、動画配信サイトでは鬼滅の刃はちゃんと正規ライセンス版が配信されているので、中国のファンはテレビ公開シリーズを含め作品を視聴することはできました。

 話を戻すと当初は上映に乗り気じゃなかった中国が何故ここで公開にこぎつけたのか。敢えて憶測で話すと、それだけ中国映画界が困っていたからじゃないかと私は見ています。
 去年ごろから中国は映画業界が不況であることが度々報じられており、期待の反日映画も「南京照相館」はヒットしましたが、もう一つの「731」に至っては初動で大顰蹙かってそっと消える始末でした。なお「731」は既に公開終わってますが、「南京照相館」の方はまだ公開しているところがあります。

 何となく米国のマーブル作品もかつてほどの勢いがなく、また中国国産映画も全然振るわなないことから、中国の映画館はこのところどこも客が入らず、難儀しているというのを映画好きの友人などからもかねてから聞いています。またニュース報道でもそうした映画界の苦境がよく報じられており、そのような窮状だけに、かつては上映を拒否したものの中国でもファンは多く、公開しさえすれば観客を確実に大量動員できる見込みが高いことから、今回ジョーカー的に鬼滅の刃がこうして公開に至ったんじゃないかと推測しています。少なくとも前売り段階でその目論見は当たっており、私自身も実際に公開されれば大ヒットとなり、文字通り中国の各映画館を救うことになる可能性が高いとみています。

 映画館側も気合入っているというか、自分が普段通っている自宅近くの映画館では明日の24時、つまり明後日の0時きっかりから初回の上映を予定しています。座席予約も半分くらい既に埋まっており、この時間帯の上映でこれだけ来るのなら土日とかマジヤバい事態になる気がします。多分今週末辺りから日系メディアも取り上げて、「中国で鬼滅が大ヒット!」みたいな言葉を連呼するでしょう。同じく中国で今公開されている「小林さんちのメイドラゴン」はスルーして。

 なお私は鬼滅の刃は漫画は全部読んでますアニメにはそこまで興味がないため、今のところ見に行く予定はないです。先週はプレデターを見たけど、今週末は「グランドイリュージョン3」でも見に行こうかと検討中です(´・ω・)

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