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2022年8月22日月曜日

岸田政権の余命

 ひとつ前の記事にも書きましたが、恐らく来年には岸田政権は終焉を迎えるのではないかともはや見ています。

 前回の参議院選挙で大勝しており、普通の常識なら政権が崩壊する要素なんて何一つないのですが、その大勝原因となった安倍元総理の殺害事件で統一教会問題が浮き彫りとなった挙句、あらゆる層の予想を超える統一教会と自民党議員の癒着ぶりから、支持率は文字通り急降下を見せています。
 そもそも内閣改造直後は支持率は上がるはずなのに、これだけ急降下させたのはある意味記録的です。岸田総理としては、恐らく夏休みを挟めばこの統一教会関連報道も収まるだろうと思って、身体検査もなぁなぁで、統一教会とずぶずぶのハギューダすらも閣外にだしたものの政調会長に置くなど楽観視していたようですが、明らかにこの見識は大外れだったと言いようがありません。


 そもそも岸田総理の人事に関しては、ハギューダ以前に上記の杉田水脈氏に対するものの方が理解できません。上のリンク先の北原みのり氏同様、特に思想的バックボーンなく、ただ周りの反感をわざと買ったのし上がってきたとしか思えない杉田氏を役につけた岸田総理の人事はその発表当時より、自分も激しく疑問に感じていました。それこそ、「自民党支持者以外は非国民」とまで言いそうなこんな人間を引き上げる辺り、根本的に岸田総理は人を見る目がないのではとすら疑います。

 この辺、元々総理大臣こと官邸の人事権は党内勢力に対する掌握、総理大臣の基盤強化を目的に橋本行革時にかなり強化されたのですが、実際にうまく運用できていたのは小泉元総理、安倍元総理くらいで、それ以外の総理大臣となると派閥に配慮した人事ばかり取り、その結果として自らの権力基盤を弱体化させている節があります。

 真面目にここから岸田総理が延命を図ろうとしても、党内の人間によって引き摺り下ろされるのが筋でしょう。またこの時代を打開する能力も、かなりやばい状態だってのに夏休み満喫してた岸田総理には残念ながらないでしょう。それこそ内閣改造を9月の国会開会前にしとけば、まだ状況は違ったでしょうが。

 この後の政局に関しては、個人的に気になっているのは菅元総理と河野大臣の動きです。割とこの二人は仲が良く、尚且つ省庁改革勢力が支持層についているだけに、次の国会の閉会後あたりでなにか動き出すかもしれません。官僚たちも今回の岸田の動きには辟易しているようですし、立場を変えてくるかもしれません。
 野党に関してはある意味で絶好のチャンスですが、そのチャンスを生かす人材がいないため、これまで通りフェードアウトするだけでしょう。統一教会問題では亡霊の如く長妻氏が再び主的に出てきていますが、この人は問題をピックアップするのは上手いけど、組織を率いるのは絶望的にダメな人だしなぁ。そういう意味では、誰をどう担ぎ出すか、どう取りつくかでしょう。

2022年8月20日土曜日

萩生田光一氏に対する私見

【動画】中国の女さん「うわ!水たまりで足が濡れちゃう...せや!」(ガハろぐ)

 本題と関係ないけど上の動画について、たまたま現場の洛陽市出身の知り合いいたから「洛陽の人ってみんなこんななの?」って聞いたところ、「そんなわけない(;´・ω・)」と返事されました。にしてもこの動画、希少動物の撮影に成功したような感じのシュール感がたまらない。

 話は本題ですが今も熱気冷めやらない統一教会問題について、今一番ホットな議員ときたら萩生田光一氏で間違いないでしょう。彼がいつから統一教会と関係を持ったかについてはまだ議論の余地がありますが、安倍元総理の腰巾着でもあったことからその延長でこうなったのかもしれません。

 結論から書くとかなり問題の多い人物とみています。既に報じられているように新人候補を統一教会の会合に連れて行き、ある意味で統一教会に絡めさせていることはもとより、昨今の報道でその距離感について注目が高まっているにもかかわらず「これからは少し気を付ける」という風に、意に介さない発言をはっきり残しています。
 やや言葉尻を取っているような自覚はありますが、なんとなくこの人の発言だと、本人がむしろ強調するような目的をはっきり持って「少し」と入れたようにしか見えません。というより、統一教会との決別は全くやる気は見えず、むしろ「(周り見つからないように)少し気を付ける」的な発言で、今後も関係を続ける宣言のようなものでしょう。

 そもそもこの人については、先の内閣改造で経産相を下ろされて政調会長に回された際の発言の方が気になっています。この閣外への配置について「自分なしでやれるもんならやってみろ」的に、やや岸田総理を下に見たような発言を確かしており、非常に傲岸不遜な人間であるという印象をはっきり覚えました。
 その上で上記の統一教会に関する発言を見ても、基本的に周りを見下しており、自分にしか特にならない政策であっても国家に資する政策になると本気で信じている節があります。多かれ少なかれ政治家というのはそうした価値観を持つ者ですが、それを露骨に外に出すのと出さないのとでは大違いであり、前者の様な人間には権力を持たせるべきではないと私は思います。

 正直彼を見ていると、戦前の辻正信や松岡洋右のような人間であるような印象を覚えます。こんな人間を重用したあたり、本当に安倍元総理は人を見る目がない、というより稲田といい、やばい人間しか見つけられない人間だったのだと思えてなりません。

 なおもう一つ先の岸田総理による内閣改造について触れると、タイミング的に大馬鹿この上ない所業に見えます。身体検査も終わらない段階で組閣に踏み切った結果、組閣が終わだった段階で統一教会との関係を明かした議員らはノーダメージで、先に明かしていた議員だけが割を食うような結果となっています。これで恐らく党内の求心力は下がるでしょうし、よっぽどしっかりした後ろ盾を見つけられない限りは、来年にもまた新たな組閣が必要になるでしょう。

2022年8月17日水曜日

未だ辞めない奈良県警本部長と警察庁長官

 見出しのまんまですがこいつらの神経は一体どうなっているんだと正直疑います。

 安倍元総理の殺害事件から既に1ヶ月超も経っているのに、この事件に関して未だ誰も責任を取っていません。そもそも事後検証なんてこの二人が出る幕ないんだし、いてもいなくても何も変わらないようなもんなのだから、事件発生即日に辞めても問題がない、っていうか辞めてなきゃおかしいと思えます。既に検証報告もあらかた済んでいる、というより「後方を全く警戒しなかったザル警備」以外の何物でもないだけに、検証の必要があったかとなるとそもそもなかったとすら私は思います。
 ぶっちゃけこの事件を検証するくらいなら、マリオのステージ攻略を検証する方が難しい気がする。

 無駄に奈良県警のホームページも見たりしましたが、事件に関するリリースが何もないのも正直どうかなっていう気がします。「安倍元総理が殺害されました」的なリリースでも出して、奈良県警に警備を頼む時は気を付けよう位の注意喚起は必要でしょう。まぁこれは冗談ですが、警備不備のお詫び的なリリースくらいは出しとくべきな気がします。

 一方、レイパーセーバーこと中村警察庁長官も一向に辞める気配を見せません。「国葬後に辞める」と言っていましたが、今回の事件と国葬は無関係であることを考えると、地味に延命策としての発言だったのかという気がします。責任忌避能力には抜きんでている気がしますし。
 その国葬も依然として反対論が多く、仮にこのまま流れたそのまま居座る気なのかもしれません。というより、これだけ時間たっても辞めないというのを、自分でおかしいと思えない時点でヤバイ人間であるように見えてなりません。さすがレーパーセーバー。逮捕状握りつぶす握力なだけある。

 それにしても奈良県警は銃弾紛失誤解冤罪事件を一つとっても本部長辞任案件だと思うのですが、面の皮の厚い奴を本部長にしてしまったもんです。将来奈良への移住を考えている自分もこうした捜査機関の無責任ぶりを見ると、果たして奈良に住んでいいものかと考えあぐねてしまいます。

2022年8月16日火曜日

ウクライナ報道で感じた違和感

 今日とか普通に定時で帰ってこれたけど、先週なんかずっとキーボード叩いていたせいか、左手を常にスペースキーの上に固定していたためか左手親指の付け根がずっと痛かったです。今も痛いけど前より緩和している。

 話は本題ですが、この数日にわたりウクライナ南部でウクライナ軍がロシア軍相手に攻勢を強めているという報道が急激に増えています。中でも空港を爆破して軍用機を一挙9機も吹っ飛ばしたという大戦果については、詳しい攻撃手段をウクライナ側も明かしていないだけに非常に興味深く報じられています。
 しかしこれが1ヶ月前、7月の報道はまるで逆でした。7月の報道では東部ドネツク州でウクライナ側がロシア側にじりじりと後退され、最終的には拠点を放棄する形で退却までしています。この間、ウクライナ側は毎日膨大な死傷者が出ており、戦況は非常に厳しいとかなり後ろ向きな発表の仕方をしていました。

 この先月の報道に関して、正直に言って違和感を感じていました。

 現在の戦況好転は米軍などが供与したハイマースがかなり効いていると報じられていますが、それを推しても先月までの報道は異常なほどウクライナとにとって後ろ向きだった気がします。そもそも戦争中は自軍を鼓舞するため、ロシアほど露骨にすぐばれる嘘をつくならともかく、形だけは強気な姿勢を見せることが多いです。実際、ウクライナも首都キーウが攻撃されている最中も弱気な姿勢は見せず、首尾一貫して抗戦意思を強く見せていました。それが何故か先月のみはやたらと、敗北が続いているなど深刻な面持ちで芳しくない状況を発表していました。

 あくまで素人の勝手な推測として述べると、あの先月におけるウクライナの弱気な姿勢は意図的なものだったのではないかと密かに見ています。何故意図的に弱気な姿勢、というか態度を見せたのかというと考えられる理由はいくつかあり、一つは拠点撤退もやむなしという空気を醸成するためです。そしてもう一つは、ロシア側に対するブラフだったのではないかと疑っています。

 なんとなくあの時のウクライナの動きを見ていると、ロシア軍の油断を誘いながら、彼らの戦線を前に引っ張ろうとしているように感じました。仮にそうであれば、意図的に守り辛い地域にまでロシア軍を引っ張り、ハイマースの準備が整うなど万全を期した状態で、一気にせん滅する誘因戦術なのではないかとも考えました。もっともその後の戦線は中心が東部から南部に移っているのですが、東部に関してはロシア軍は完全に進軍が止まっているとされ、やはりウクライナ側が守りやすい地域まで後退したのは合っているのかなと勝手に考えています。
 今月に入ってからは、前述の通り景気のいい発表にウクライナは戻ったし。

 今後に関してですが、既にロシア軍は北朝鮮からも弾薬を調達しようとしていると報じられており、この情報が確かなら物資払底は相当なところまできていると推測されます。その上で次の大きなトピックとしては、やはり冬将軍の到来じゃないかと思います。
 現在のロシア軍においてはシリアから連れてきた兵員がかなり中心となってきているとされ、このシリア兵がウクライナの冬に直面した際にどうなるのかが、個人的に気になります。またシリア兵に限らずとも、ロシア兵も開戦当初の冬の寒さに相当やられたとされ、時期にして今年の10月くらいからこの気候の変化が両軍にどのような影響を及ぼすかが次の展開の大きなキーになるような気がします。

 その上で、早ければ年内にもこの戦争は決着がつくのかもという期待めいた予測を持っています。根拠としてはやはり冬で、欧州諸国は暖房用エネルギーをロシアに大きく依存しているだけに、ウクライナに対し停戦をこれまで以上に促す可能性が高いということと、先に挙げた冬要素が両軍に影響し、選挙区に変動が生じる可能性が高いとみているからです。無論、そのまま戦争続行も十分ありうるのですが、そうなったらエネルギー方面で世の中ちょっと面白いことになるかもしれません。

2022年8月15日月曜日

柴五郎記事の裏側

維新で辛苦をなめた「ある明治人」は、日本の敗戦をどんな思いで迎えたのか(JBpress)

 ほんとびっくりするくらい歴史記事でアクセス取れなくなりましたが、めげずに出しているのが今日のこの柴五郎記事です。彼については以前にもこのブログで取り上げましたが、記事書く直前まで土日を含め連日連夜仕事していてかなり限界に来ており、既存知識だけで書けるネタとして今回選びました。
 もっとも記事にも書いている通り、彼に対する印象は上海ロックダウンを経てかなり変わったというか、非常に大きくなりました。2ヶ月の軟禁は本当に筆舌に尽くしがたい。

 記事ネタを決めたものの、さすがになんも周辺資料を見ずに書くのは心もとないと思って「ある明治人の記録」をすぐ買って読んだものの、この柴五郎の遺稿は少年時代については詳細に描かれているものの、ハイライトの北京籠城戦については書かれていなかったため、すぐまた「守城の人」を買いました。こちらはほぼ柴五郎の伝記であるものの、時折小説めいた表現もみられることから参考文献には敢えて入れませんでした。もっとも、内容の深さで言えば「ある明治人の記録」よりずっと上ですが。

 ただこの「守城の人」、非常に長くてきっちり読んでたら記事書く時間が無くなると思い、結局籠城戦の下りだけ先行して読んで書くことにしました。結果的にはこの判断は当たりだったと思います。

 このほかもう少し書いておくと、一応中国語サイトでも柴五郎について言及する記事などはありますが、簡単な略歴程度を記すにとどめています。そして義和団事件に関しては、現代中国はどうもやや積極的な評価、具体的には「失敗に終わったものの、外国列強に対する勇敢な反抗運動」的に捉えており、言及がないわけじゃないですが北京での外国公使館包囲、というか大虐殺未遂についてはあまり大きく取り上げていません。
 まぁ外国公使館包囲事件については、日本国内でもほとんど知られていない点は同じですが。

 個人的な意見を言えば、柴五郎らが防衛に成功しなければ、歴史に残る大虐殺となって、その後の列強による分割も実際の歴史以上になっていなと考えています。ガチで2ヶ月軟禁された身からすると、本当にこの時の清朝政府の外国人に対する対応には不満しか覚えないです。

2022年8月14日日曜日

ドイツの敗戦は日本のせい?

 昨日壊れたエアコンは今日正午に大家が修理業者を呼んできてくれて無事直り、今も余裕の夜を過ごしています。途中から修理シーンを見たため詳しい故障原因は聞きかねましたが、ボンベからガスを入れていたのでガス抜けかと思っています。

 話は本題ですが一昨日友人に二次大戦における各国の参戦経緯という、また妙なトピックで講義をしてきました。なんでこんな話になったのかというと、戦車の話になって、ドイツとソ連がお互い戦っている最中にものすごく戦車を発展させ、同時代においてはこの二ヶ国が戦車技術で突き抜けたとかそういう話から何故か突入しました。具体的には、「そんな血で血を争った二ヶ国も、開戦当初は仲間同士だったんだけどね」っていう切り口からでした。

 これはどういうことかというと、わかる人には早いですが1939年のポーランド侵攻のことです。二次大戦はこのドイツによるポーランド侵攻から始まったと歴史上では定義されていますが、このポーランド侵攻は西からドイツが、東からソ連が攻め込み、両国がポーランドを文字通り分割しています。こうしてポーランドを落としたドイツはその後フランスへと襲い掛かり、英国を除く西ヨーロッパの大半を握るに至ります。
 その英国に対しても、ドイツは当初自らの戦果を誇示して講和を持ち掛けますが、英国はこれに対し拒否して抗戦する姿勢を見せ、その後のバトルオブブリテンへと至るのですが、ヒトラーとしては当初、英孝は講和に応じるはずだ、真の敵はソ連であってお互い仲良くなれるはずだと本気で信じてたようです。

 先のポーランド侵攻では共同で攻め込んだドイツとソ連ですが、そもそも政治信条的にはお互い真逆(国家社会主義VS共産主義)という立場であり、また国境も深く接し合う不倶戴天の敵同士です。ポーランドはあくまでお互いの利害が一致しただけの結果であり、両国ともその後、雌雄を決しなければならないと考え、開戦準備を進めていました。

 そんな独ソ戦開幕前夜、ドイツにやってきたのが我らが松岡洋右です。彼は若干しっくり来ていないように見えるドイツとソ連に対し「日本が仲立ちになろう」的なこと考えてたようです。というより、ドイツとソ連は既に仲間同士であって日本もその輪に入ればいい的に思ってた節もあります。
 当時既に日独伊三国軍事同盟を結んでいた日本でしたが、その表敬のためドイツを訪れた松岡はヒトラーから直々に「ソ連には気を付けた方がいいよ」と言われましたが、そんなのお構いなしに帰路にモスクワによって、日ソ中立条約を結んでしまいます。これによってドイツとの戦争時に日本側から背後を脅かされる懸念がなくなったことでスターリンは大喜びし、わざわざ駅まで松岡を見送りに来たほどでした。

 この直後、独ソ戦が開始され、慌てた松岡は日ソ中立条約を破棄してソ連を攻めるべきだと主張します。しかし外交ミスの原因を作った張本人が何を言うかと大顰蹙を買い、松岡は間もなく罷免されますが、その後の歴史は言うまでもなく、日ソ中立条約は日本の終戦間際にソ連によって一方的に破られ多くの悲劇を生むこととなります。

 以上は日本側の視点に立った流れですが、これをドイツ側の目で見ると、本当に日本はうざいことしてんなって思えてなりません。というのも、ドイツが日本と軍事同盟を結んだ最大の目的はほかならぬ、ソ連に対する牽制以外何物でもありません。それを日本が日ソ中立条約を結んだことで、軍事的には三国同盟は何のメリットを持たなくなりました。それどころか、ソ連側は極東の防衛兵力を西側に移動させることができるようになり、ドイツに対する防衛力を高めたことは間違いありません。仮に中立条約を結ばず、日本がソ連に対して牽制だけでもしていたら、独ソ戦はどうなっていたのかという議論はできるかと思います。

 またその後についても、日本が真珠湾攻撃によって米国と開戦したことで、ヨーロッパ戦線における対独米国参戦も招いています。この直前まで英国は非常に厳しい立場に置かれていたとされ、米国の参戦が遅れていれば英国も陥落していたのではないかという説もあります。それだけに米国も国内世論が反対する中にもかかわらず政府は参戦を急いでいたとされ、日本側から攻撃させて世論を参戦に持ち込むよう挑発していたという陰謀論が出てくるわけです。 
 まぁこの陰謀論は実際そうですが、真珠湾攻撃を知ってたってのは嘘だと考えています、米国はどうも、日本は最初フィリピンなどを奇襲すると予想していたようで、地理的にもそう思うのが自然でしょう。

 話は戻しますが、日米開戦によって米国が参戦したことで、ドイツは東のソ連と西の米英という二面作戦に追い込まれます。正確には北アフリカ戦線もあるのでほぼ三面作戦でしたが、仮に米国の参戦が遅れていたらもっと序盤に対ソ連戦に集中できたと思え、そうだったらまた結果も違ったんじゃないかなと思う節もあります。
 この辺まで話し終えて私も、「ぶっちゃけ、ドイツの目から見たら日本が悉く敵を増やしており、なんか日本のせいで敗戦したと思われても仕方ないような……」という一声が喉から出てきました。それ以前に、日独伊三国軍事同盟は軍事的なメリットは一切運ばず、デメリットのみ締結国にもたらしているように見えてきます。

 この辺、空気を読むことに命を懸けている民族の癖に、日本は国際社会の空気を悉く読み違え、結果的に自国の亡国を招いたばかりか、なんかドイツさんにやたらと負担をかけていたような気がします。自分も今回、時系列で解説している最中にこの構造に初めて気が付いたのですが、ネットで検索してみるとこうした主張をしている人はあまり見かけません。
 それだけに気になるのが、ドイツ人はこの辺をどう思っているのか。日本のせいで二次大戦負けたとか彼らは思ってないのかが若干、というかかなり気になります。内心、ドイツ人にそう思われても仕方ないような気がします。

2022年8月13日土曜日

エアコン壊れた(´・ω・)

 夕食のそうめん食べた後でエアコン起動させたら「ウオォン」と室外機が言って、なんか壊れたっぽいです。正確な診断こそしていないものの、室内機からは冷たい風が出てこないので、無理やり動かすのもよくないと思って停止させましたが、ちょうど最高気温40度真っ盛りのこの時期とはなかなか運がないです。まぁこの時期だからこそ、壊れやすいのですが。

 大家にはWeChatで連絡したもののまだ返事はなく、また仮に交換や修理を手配しようにも繁忙期のこの時期だとすぐにとはいかないかもしれません。夜は扇風機のみでいつも寝ているのでまぁ大丈夫でしょうが、明日の昼間辺りはやばそうです。やることないけど、会社にでも行こうかなぁ( ´Д`)=3 フゥ