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2019年9月29日日曜日

深夜の格闘

 一昨日の出来事を書いた昨日の記事について後輩から「おぞましい」という論評を受けましたが、一昨日ほどじゃないけど昨夜も一波乱ありました。

 それは私がシャワー浴びようと服脱いで浴室に入った時でした。シャワー室を隔てるガラス戸を引いたところ突然「ガタンッ!」と大きな音がして、何かと思ったらなんかガラス戸が引きづらくなりました。ガラス自体はひび割れとか一切なく割れたわけではないのになんでとか思っていたら、ガラス戸をレールに吊る金具が外れていることに気が付きました。

 日本の浴室におけるガラス戸は底部に滑車のついた引き戸、若しくは同じく底部滑車で折れ曲がりながらスライドするものが一般的だと思いますが、中国だとガラス戸の上部を金具でレールにつなぎ、底部がやや浮いたガラス戸が多い気がします。今まで住んだ家は大体これだったし。
 上部を金具で吊るとはどういうことかと言うと、頭よりやや高い位置にレールがあり、このレールの上を滑る滑車が備えられています。この滑車に対応しガラス戸の上部両端にもボルトを通す穴が空けられており、この穴にボルトを通して、90度に折り曲げられた鉤括弧型(「のような形)の鉄でできた金具を介して滑車とつなぎます。接続方法を図持すると以下の通りです。

       滑車(レールの上)
          ↑
ガラス戸(下に吊る)→「

 滑車と金具はネジで繋がれており、このネジをどれだけ巻くかで吊る高さが変わってきます。今回はこの滑車をつなぐネジが緩み、ガラス戸片側で金具から外れたことが原因で外れた事がわかりました。となるともう一度金具と滑車をネジでつなげればいいわけですが、ネジの位置上、一旦ガラス戸から金具を外さないと繋げられなさそうでした。
 仕方ないのでまずガラス戸からボルトを抜いて金具を鉤括弧上の金具を外すことにしましたが、よく見るとボルトはナットによって固定されており、これを外すためにはどうみてもレンチが必要です。しかしレンチなんて自宅に置いておらず、何かで代替効かないかと思って探したところ、ハサミの柄をとりあえず使うことにしました。意外といけた。

 こうしてナット、ボルトを外してガラス戸の片側から一旦金具を外し、緩んだネジを金具で滑車につなぎ直してまたガラス戸を金具につけようとしましたが、先ほどから書いているようにガラス戸は金具によって吊られます。つまり、金具につけるに当たってはガラス戸を持ち上げて浮かせながら繋げる必要があるわけです

 ガラス戸は両サイドで金具に繋ぎ止められるため、片側は外れているもののもう片側は固定されているため重さは半分です。とは言え、ガラス戸を持ち上げつつボルトを挿してナットをつけなければならないため必然的に、片腕でガラス戸を持ち上げつつボルトを回してナットを取り付けるという作業が要求されました。片側で固定されているとは言えガラス戸は結構重量あり、それを持ち上げつつボルトを正確に通してナットを付けるなんて、普通二人がかりでやる作業です。しょうがないからやったけど。

 ちなみにこの間、既に服を脱いでいたので全裸で30分くらい格闘し続けました。ガラス戸は案の定重たくて片手で持っててプルプル震えてボルト通らないから、床側にスポンジ置くことで高さを固定し、片腕で微調整しながらボルト通しました。でもって滑車につなぐネジも割とすんなり固定できて、前と比べても安定性増した気がします。
 なおその夜、左脇の背中部分がなんか痛みだしてきました。多分左手一本でガラス戸を持ち上げたりしたせいで、普段使わない筋肉使ったなと思いながら夜寝ました。

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