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2020年7月6日月曜日

明清一発目

明朝とガチンコ対決した「満州から来た男」(JBpress)

 というわけで今日配信の自分の記事ですが、既に毎年の恒例となっている3週連続歴史連載コラムです。去年は長州閥をテーマにしたところあんま評判良くなく、またネタも大分尽きてきたことから新規開拓とばかりに今年から中国史関連記事を増やし、その延長で明から清への易姓革命を今年のテーマに選びました。

 本格的に記事書く前に果たしてどれだけ中国史ネタで読者が得られるかを試すために、先月に宦官の記事(別名、「宦官行こうぜ!」)を出しましたが、これが日本史ネタに負けないほどアクセスを得られたことが自信につながりました。また中国史ネタ同士で、関連リンクのアクセスも伸びるのでそれも計算した上で前座代わりに出しています。

 そうした過程を経て出した今回の記事ですが、アクセスはそこそこ悪くなく、朝一でランキング確認した時も4位に入っており、その後6位付近をうろうろした後、現在また4位につけています。ただホッとした一方、この連載記事で多分読んでて一番面白いのはこの1回目だと思うだけに、この後の2回目と3回目に関しては不安が残ります。

 こうした一連の歴史過程を解説する記事での難点として、一番最初にやった戦国時代初期の関東紹介記事でもそうでしたが、人名を多く出してしまうと読者が混乱してしまうということがあります。そうした事態の回避策として各回の記事では主人公を決め、その主人公を中心に取り巻く状況を紹介していく手法を今回も取っています。

 1回目の今回では見てわかる通りみんな大好きヌルハチで、最初は明朝が万暦帝の頃に衰退したという背景説明の後、ヌルハチが躍進して明を打ち負かしたものの、そのヌルハチを明の袁崇煥が打ち負かすという流れで書いています。ヌルハチ自身の英雄性、そしてライバル袁崇煥の悲劇的な結末までの流れは物語性があり読み心地の悪くない展開なのですが、第2回以降はやや背景説明に終始しているところがあり、果たしてどこまで読まれるのかが不安なところです。
 第3回に至っては当初立てたプロット通りだったとはいえ、細かい解説とかやっても読者はついてこれないと考え、思い切って単独の人物に徹底的にスポット当てて書いてます。まぁその人物自体は嫌いじゃないし、面白みのある人物ですが。

 なおそうした細かい解説を省くため、万暦帝から崇禎帝に至るまでの明の皇帝継承もかなり省いています。ぶっちゃけ明末期を語る上ではこの二人だけ覚えていればいいという判断からです。
 一方、人物紹介を省いておきながら今でもきちんと解説するべきだったかもと思っているのは、知ってる人には早いでしょうがドルゴンです。知らない人は検索してほしいですが、ドルゴンに関してはこの時代である意味最も人気と知名度があり、よく中国のドラマでも主役になったりする人物だから、別の機会に単独で記事を設けてもいいかと考えていますが。

 ただこうした意図的な解説の省き方は、今回の連載記事の工夫として意図的に盛り込んだところがあります。第2回以降でも細かく紹介せずに敢えて名前だけ出している人物がおり、これは「興味があったら調べてみよう」的な出し方と、ヤフコメなどの議論で「こいつは~だよな」的な議論の種にするため放り込んでいます。
 何度も言いますが歴史記事で一番駄目なのは、ディープになり過ぎることです。そうした事態を回避しつつ歴史マニアを喜ばせるための手段として今回編み出しましたのがこの手法ですが、次回以降の反応を見て今後続けるかどうかを見極めようと考えています。

 このほか苦労話を書くと、この夏の歴史特集記事を毎年続けるているのは単純に、夏の時期に仕事がめちゃ忙しくなってJBpress向けに記事が書けないからです。そのためこの特集記事は4月ごろより構想を練って5月ごろから書き始めるのですが、今回は思ったより早く仕事のピークシーズンが6月に来て、提出が締め切りギリギリまで遅れてしまいました。なお締め切りは一度も破ったことはありません。
 そうしたこともあって先月はめちゃ忙しく、手首曲げるだけでも痛くなるほどリアルに辛かったです。先月1ヶ月に限って言えば、土日も普通に毎週仕事しながらJBpressの記事も夜に書き溜めるなど、真面目にワーカーホリックな月だった気がします。

 あと最後に、今回明清時代を取り上げたのは前からこの時代を調べなおして頭の中でまとめたいと考えていたためです。その甲斐あってこの時代の細かい事実などもしっかり覚えられたのですが、今回記事を書きながら何故か、「ヌルハチって麻雀強そうな顔してんな」ってずっと思っていました。麻雀が強そうだという印象を覚えたのは、ヌルハチが初めてです。

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