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2022年2月28日月曜日

中国人マフィア記事の裏側


 というわけで今日出したこの記事ですが、時期も時期なだけにウクライナ関連記事の方が注目されてアクセスは伸びないだろう、タイミングが悪かったなどと当初予想していたのですが、今日日中は並み居るウクライナ関連記事を抑えてJBpress内のアクセスランキングで1位を守り続け、恐らく日間ランキングでも首位だと思います。マジでこれは意外でした。

 記事内容についてはかつてこのブログでも取り上げた蛇頭はいずこという観点から、最近の歌舞伎町で中国人マフィアについて聞かなくなったことを書いています。ヤフコメでは「なに当たり前のこと書いてんの?」といったコメントも散見されますが、その一方で「不夜城もみていたし当時の中国人マフィア関連の話は聞いていたが、この記事を読むまでそのことはすっかり忘れていた。この記事で一気に思い出した」と書いてくれている人もいて、自分としてはまさに後者のような方へ娯楽を提供する目的で書いています。

 なお歌舞伎町を舞台にした中国人マフィア抗争を題材に撮った作品として今回、「不夜城」を例に挙げていますが、これはもっとも有名で代表的作品だと考えたためです。もし好きに選んでいいってんなら、ホスト漫画の「夜王」を入れたかったです。
 この「夜王」でも中国人マフィアとヤクザが抗争起こすのですが、いざ前面衝突というところで何故か無関係なホストである主人公が自分の顔に傷を入れて、「この俺の顔の傷に免じて手打ちにしろー」と叫んで実際に収まり、あるヤクザだけが、「何なんだこの展開は?」と全読者の気持ちを代弁してたのが印象的でした。

 話を戻すとこの記事、各直前まで中ロ関係の歴史みたいなのを書く予定でしたが、あまり専門家でもないのにその辺書くのもどうかと悩んでいた矢先、電子書籍サイトで無料キャンペーンが行われていたので購入して読んだヤクザ漫画の「ザ・ファブル」を見て、「せや、時代はこれから中国マフィアや」みたいにハッと気が付いて記事書くに至りました、マジで。人間、やはり追い詰められた時ほどいいネタが浮かぶ。

 この辺の中国人マフィア、というか歌舞伎町関連の話は高校生の頃によく溝口敦氏のルポを読んでおり、ある意味国際関係の縮図ともいう話にかなりのめり込んで読んでました。もっとも当時、まさかこんな中国とかかわりのある人生を歩むとは夢にも思っていませんでしたが。
 ただこの辺の外国マフィアが絡む裏社会の話は表社会も無縁ではなく、外国人の受け入れや多様性社会、そしてビジネスの国際化という観点からももっと深堀りできる分野じゃないかと思います。今回のこの中国人マフィアも今は大陸出身はすっかり減りましたが、日本育ちの「怒羅権」などは活発ですし、今後どういった対策を採るのかなどはもっと話題になってもいいと思います。海老蔵だけのネタにはせず。

 それにしても今回のこの記事で、裏社会系のネタというのは随分と求心力があるんだなと心底感じ入りました。JBpress編集部もこの記事にはかなり大喜びで、「反社ネタが他にもあったら( `・∀・´)ノヨロシク」と言われています。

2 件のコメント:

上海熊 さんのコメント...

歌舞伎町と言えば金城武主演の「不夜城」を思い出しました。あれから随分時間が経ったんですね。

安田峰敏氏が偶に書いてるベトナム人不良の記事を目にする度に「今後はベトナム人マフィアも台頭してくるかな」と思います。

花園祐 さんのコメント...

 今こうして中国人マフィアが少なくなった時代に振り替えると「不夜城」は当時の歌舞伎町を色濃く描いており、時代を象徴する作品だったのかもと思えてきます。まぁこう言いながら、小説も映画も実は見たことないんですが。
 この辺の話、社会学で言えばアウトサイダー、マイノリティ論というのがあり、特定の民族だから犯罪集団が生まれるというわけではないと自分は考えています。ベトナム人もいなくなったら、日本人を含め別の民族が犯罪集団化するだけだと思い、民族論ではなく疎外者を社会がどう拾うかという議論だと考えています。