この揚州商人に限らずとも、やや古い私の日本での金銭感覚における想定を、どの外食店でも上回ってきています。石油だけじゃなくお米やキャベツの値段も上がっているというのだから当然ですが、改めて日本の物価高騰を実感します。
ちなみに中国では一人当たりのランチセット金額は大体50元(約2000円)前後が多く、それにシェアするおかずを頼むとしたら20~25元(約400~500円)位追加となり、二人で異常を合算すると125元(約2500円)位というのが相場です。そのためなんとなく今の日本は上海よりも外食費用が大きいと感じるほどで、これは過去10年間にはなかった感覚です。むしろ日本は外食費用が安く、スーパーやコンビニでお弁当買ったら比較にならないくらい安いとすらかつては思えただけに、ようやくこの手の価格が上海を追い抜いたのではとも見ています。
なお外食費用以外についても少し触れると、去年も似たようなこと買いた気がしますが電化製品、特にPC周辺機器の値段が日本は異常に高い気がします。電子レンジとかだと中国では500元(約10000円)超えるのはあんま見ないのですが日本はそんなのがたくさんあります。また私も大好きなUSBハブとかが5000円とかで売られていますが、中国では同等の製品が大体150元(約3000円)位で売られています。
恐らくですがUSBハブなんかはバッファローやエレコムは自社で生産せず、OEMメーカーに委託した作ってもらった製品を自社ブランドつけて売ってるはずです。生産元は中国のUGREE(绿联)とかじゃないと思え、実際にパッケージ見ても生産元とか原産地は書いてありませんでした。
ぶっちゃけこの手のUSBハブの原価なんてたかが知れてて、それらを踏まえるとなんで日系企業はこんな大したことのない製品にこれほどまでの高い金額で売れるのかが疑問に思えてなりません。マジで中国から輸入したほうが運送費込みでも安くつくと思えるような値段設定で、自分がこの手の輸入販売業者やろうかなとすら思えるほどです。
買う人あんまいないからかもしれないけど、なんか日本はPCサプライパーツ市場がゆがんでいるように思えてなりません。中国企業とかもっと直販してくれないだろうか。
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